ネクタイリングってどうつければいいの?
近年、男性用のファッションアイテムとして、「ネクタイリング」が注目されています。このネクタイリングは、名前の通りネクタイを結ぶ際に使うアイテムで、首元をオシャレに見せることが出来ます。
この記事では、ネクタイリングの使い方やおしゃれな付け方、おすすめのネクタイリングのブランドいついてご紹介します。ビジネスやパーティーシーンや結婚式等、社会人になると普段スーツを着ない方でもネクタイが必要な場面が増えてきます。
そんな時におしゃれに高見えするようなネクタイリングを使えば、周りよりもワンランク上のおしゃれをすることが出来ます。ネクタイリングを使いこなしておしゃれさに磨きをかけましょう。
ネクタイリングとは
そもそもネクタイリングというアイテム自体が割と新しいアイテムなので、ネクタイリングを知らないという方もいることでしょう。まずはネクタイリングとは一体どんなアイテムで、どんなシーンで使うのがおすすめなのかをご紹介します。
ネクタイリングはネクタイを結ぶという工程を必要とせずにネクタイを結ぶことが出来るアイテムでもあるので、普段ネクタイを使うことが少なく、不慣れな方にもとてもおすすめのアイテムです。
ネクタイに付けるアクセサリー
ネクタイリングとは、名前の通りネクタイを結ぶ際に付ける金属製のアクセサリーです。基本的にネクタイの結び目の下に付けるアクセサリーで、ネクタイをネクタイリングに通して使います。
首元におしゃれさとアクセントをつけることが出来、ネクタイリング自体のバリエーションも豊富なので、ネクタイの柄と合わせてあげることでより一層おしゃれに見せることが出来ます。
ネクタイリングは、ネクタイを結んだ後に使う使い方と、ネクタイリングを使ってネクタイを結ぶ使い方があります。それぞれで合わせる服装が変わってくるので、ビジネスかパーティーか、シーンと服装によって適した使い方をするようにしましょう。
紳士のおしゃれのひとつ
ネクタイは、基本的に男性が頻繁に使うアイテムです。ビシッと決まったネクタイはそれだけでも十分おしゃれですが、ネクタイリングはネクタイに輝きとアクセントを加えてくれるので、ビジネス以外にも結婚式二次会等のパーティーシーン等の服装に良く合います。
紳士服との相性もとても良く、高貴な紳士姿を演出するのにもとてもおすすめです。結婚式の披露宴やビジネスシーンでは使えない時もありますが、パーティーや結婚式二次会等では華やかな雰囲気でおしゃれを決めることが出来ます。
ビジネスシーンでは注意
ネクタイリングは結婚式やパーティー、ビジネスシーン等、スーツやジャケットの服装でネクタイを使うシーンでは幅広く使うことが出来ますが、ビジネスシーンでは使う場面に注意しなければなりません。
ネクタイリングをビジネスシーンで使ってはいけない、という訳ではありません。しかし、フォーマルなシーンではやはりネクタイをしっかり締めている方が印象が良くなりやすいということもあり、ネクタイリングを敬遠している方がまだ多いのも事実です。
なので現在では、ネクタイリングを使うのは招待された結婚式の二次会やパーティーシーンで使うのが無難な選択と言えるでしょう。
また、ビジネスシーンでネクタイリングを使うかどうかは、周りの上司や同僚等の服装にネクタイリングを使っている人が多いかで決めるのも良いでしょう。使ったが故に集団から浮いてしまうという事態は出来るだけ避けるのがビジネス的にもおすすめです。
ネクタイリングが有効な場面
前章までで、ネクタイリングはおしゃれで服装にアクセントを加えるのにおすすめである一方、使うシーンには気を付ける必要があるということを説明しました。ではネクタイリングを付けても問題ないシーンにはどんな場面があるのでしょうか。
ここでは、ネクタイリングが有効な場面や、シーン別でどんなネクタイリングを選べばよいか、どんな使い方をすればよいのかをご紹介します。服装と同じく、ネクタイリングもシーンにフィットした物を選ぶのが大切なポイントです。
パーティ
ネクタイリングを使うのに一番適したシーンは華やかな雰囲気のパーティーシーンです。ネクタイリングはいつものネクタイよりもおしゃれに見せることが出来、金属の光沢によって紳士的な締まった印象を与えることが出来ます。
ネクタイリングはシンプルなデザインから、独特なデザインをした物まで様々なバリエーションがありますが、パーティーシーンであれば服装と合ってさえいれば選べるデザインの幅が広いのが特徴です。
また、パーティーシーンでのネクタイリングは立体感のあるアスコットタイに付けるとより一層華やかでおしゃれです。
ネクタイの結び方であるアスコットタイはスカーフのようボリューム感のある結び方なのでワンポイントで魅せることが出来るネクタイリングととても相性が良いです。
結婚式
呼ばれた場合の結婚式の場合は、披露宴でのネクタイリングの使用は避けて、二次会以降にネクタイリングを使うのがおすすめです。
結婚式では自分ではなく結婚する新郎新婦が主役なので、あまり主張の激しいネクタイの柄やネクタイリングの使用は避ける人が多いです。
ネクタイリングを使用する場合は、周りの人の服装を見てから判断するのが無難でしょう。二次会では披露宴程カッチリしてはいないことがほとんどなのでネクタイリングを使っても問題はありません。
最近人気が上がってきてはいるものの、年齢層が高い人が多い場面だとネクタイリング自体が浸透しておらず、マナーがなってないと思われる可能性もあります。
結婚式等のお祝いの場では場の雰囲気に合わせるのがマナーです。もしネクタイリングを使って周りから浮くような場面であれば付けないようにするのが無難でしょう。付ければおしゃれに見せられますが、何も必ずつけなければならないという訳ではありません。
ネクタイリングの付け方
では実際にネクタイリングを使ったネクタイの締め方をご紹介します。ネクタイリングを使ったネクタイの結び方はたくさんあり、使い方によっては普通にネクタイを結ぶよりもおしゃれに見せることが出来ます。
ここでは一般的なネクタイリングの使い方とネクタイを結ばずに済むネクタイリングの使い方、おしゃれなアスコットタイと合わせる使い方の3通りをご紹介します。
ネクタイリングとネクタイ自体の柄やデザインによってベストな合わせ方が変わってきますが、そこは使うシーンによって使い分けしましょう。
一般的な付け方
ネクタイリングの一般的な付け方は、通常通りのネクタイを結んで、その結び目の下にネクタイリングを通すという使い方です。シンプルなスッキリとした見た目でどんなシーンにも合わせられる万能な使い方です。
付け方を説明します。まずは通常通りにネクタイを結びます。結び方の種類はここではどんな形でも大丈夫です。結び終えたら大剣と小剣の両方をネクタイリングに通して完成です。
ネクタイリングは直径が小さいので通した際にネクタイに変な折り目がつかないように気を付けましょう。ネクタイ自体もよく見え、ネクタイリングも前面に出てよく見えるので、ネクタイとリング両方をよく見せることが出来ます。
ネクタイを結ばない付け方
中には普段の仕事でネクタイを使うことがほとんどないためネクタイを結ぶのが苦手、という方もいることでしょう。そんな方にもネクタイリングはとてもおすすめです。ネクタイリングにはネクタイを結ばずに形を整えることが出来る使い方があります。
付け方はとても簡単です。ネクタイを首に掛け、大剣を上、小剣を下にしてネクタイリングに通すだけです。後は大剣小剣の長さと形を整えれば完成です。誰でも簡単に出来てとてもおしゃれなのでネクタイ慣れしてない方にはとてもおすすめです。
ただし、通常よりもネクタイが長くなりやすい点には注意が必要です。そんな時はジャケットを一緒に着てやると長さが気にならないのでおすすめです。もしくはタイリング用の短めのネクタイを選ぶのが良いでしょう。
アスコットタイにつける方法
より紳士的で華やかな雰囲気のおしゃれをしたい時はアスコットタイと合わせる使い方がとてもおすすめです。「アスコットタイ」とはスカーフ調のネクタイのことで、通常のネクタイよりもボリュームを持たせやすいという特徴を持っています。
アスコットタイとネクタイリングは相性が抜群で、ネクタイリングの魅力を引き出すのに打ってつけです。華やかでありながら紳士的な印象でパーティーシーンや結婚式の二次会にぴったりです。
付け方は先ほどのネクタイを結ばない付け方と同じで、大剣と小剣をネクタイリングに通すだけです。アスコットタイの場合は襟外で通す方法と襟内で通す方法があります。
ネクタイを結ぶ前に通す付け方
ちょっと一風変わったネクタイリングの付け方もご紹介します。それはネクタイを結ぶ前に小剣の方にネクタイリングを通しておく付け方です。
この付け方をしてネクタイを結ぶと、ネクタイの片側にネクタイリングが付いておりちょっとしたアクセントのアイテムとして使うことが出来ます。
ネクタイリングのおすすめショップ
近年では、ネクタイリングのバリエーションがとても増えており、シンプルなデザインの物からカジュアルで遊び心のあるデザインの物まで販売されています。
ここでは、おしゃれなデザインのネクタイリングを取り扱っているスーツブランドのショップをご紹介します。専門店で売っているネクタイリングはデザインが洗練されており、高品質なので大事な日のためのアイテムとしてとてもおすすめです。
その分価格も高いのでチョイスは慎重になってしまいますが、結婚式やパーティーシーン、記念日デート等の大事なシーンで活躍すること間違いなしです。
giraffe
「giraffe(ジラフ)」は、「世界一キュートなネクタイブランド」がコンセプトの紳士ネクタイ専門店です。このブランドの特徴はコンセプトにある通りカジュアルでバリエーションに富んだネクタイにあります。
他では見られないような個性的なデザインや200種類もの柄から自分の好きな柄を選んでネクタイを注文出来る「オーダーネクタイ」というシステムがあり、とても高い人気があります。
そんなgiraffeで取り扱っているネクタイリングは、ネクタイと同様に個性的なデザインの物が数多くあります。カジュアル感がありながら高級感のある派手過ぎないデザインなのでパーティーシーンにも打ってつけです。
TAKEO KIKUCHI
「TAKEOKIKUCHI」は、紳士服ブランドとして幅広い世代から人気のあるブランドで、製品をハンドメイドで作っているのが特徴です。ネクタイも大人な雰囲気で高級感のある高品質な作りでビジネスやパーティー等の大事なシーンに使うブランドとして信頼と実績があります。
ネクタイリングもポップなデザインから紳士な雰囲気のある高貴さを感じられるデザイン物まで幅広く取り扱っています。
Brooks Brothers
「BrooksBrothers」は、ニューヨーク発祥の衣料品ブランドで、落ち着いたデザインの服が多いのが特徴です。ネクタイはシルク生地を使った触り心地の良い上品質を取り揃えており、ネクタイリングは落ち着いた雰囲気のデザインの物が多いです。
Paul Smith
「PaulSmit(ポールスミス)」は、世界的に有名な衣料品ブランドで、紳士服もたくさん取り扱っています。高いデザイン性と素材へのこだわりから日本でも人気が高く、大事なシーンに使うブランドとして利用されていることが多いです。
そんなポールスミスのネクタイリングは、胸元を輝かせてくれるエレガントさがあるのが特徴です。ネクタイも他と違うクールなデザインなので、服装をかっこよく引き締めてくれます。
TIE YOUR TIE
「TIEYOURTIE(タイユアタイ)」は、シンプルなデザインと高品質を売りにした紳士服の高級セレクトショップです。このブランドのネクタイは伝統的な製法で作られており、大人な雰囲気のシンプルなデザインなのでビジネスシーンでよく使われます。
ネクタイリングも高品質な金属を使用しており、シンプルなデザインながらも、高級感を漂わせた洗練された物となっています。
ネクタイリングをつけてみよう!
ネクタイリングは、いつものネクタイにアクセントを持たせられるおしゃれなアイテムとしてどんどんその人気を上げてきています。付け方次第で地味目なデザインのネクタイもおしゃれに見せることが出来るので1つだけでも持っておくととても便利です。
使うシーンはTPOをわきまえておく必要がありますが、有効な場面では周りよりもおしゃれに見せられるアイテムになるのでネクタイの結び方とは別にネクタイリングを使った着こなしも覚えておくとコーデの幅も広がります。