完全遮光の日傘のおすすめは？遮光率100％で肌が焼けない人気商品まとめ！

特にここ数年、日本は記録的な暑さの日が多くなって、同時に日差しが強くなったので、紫外線の強い太陽光による日焼け防止のために日傘をさして街を歩く人がずいぶんと増えました。女性だけでなく男性も日傘を差しているのをよく見かけます。

日傘を差す人が増えるに伴って、日傘にも従来以上に太陽光を遮ることのできるものが増えてきました。それがいわゆる「完全遮光日傘」です。名前の通り、完全に遮光できる日傘です。

さまざまなブランドメーカーが機能性の高い完全遮光の日傘を販売しています。遮光率が高いばかりでなく、おしゃれなものから折りたたみ式で収納の便利さ、さらには晴雨兼用傘の傘まで、いろいろな特徴があるので、それぞれの特徴をチェックします。

ここではおすすめの完全遮光日傘を紹介します。それらの中でお気に入りの完全遮光の日傘を見つけたら、紫外線の強い季節に使ってみませんか。

日傘の使い方の一番の目的は、日光をどれだけ遮り、お肌を紫外線から守ることです。「完全遮光」の日傘なら差していればお肌を守れると大半の人が考えているようですが、それは間違いです。

結論から言うと、完全遮光、遮光率100%カットの日傘でも完全に紫外線を防ぐことはできないのです。その理由は日傘そのもの、あるいは使い方などいくつかの原因がありますが、一番影響を受けるのはその他の要因である「照り返し」です。

特に都会のアスファルト舗装やビルのコンクリートは日光を反射するので、紫外線は下から、あるいは横からも浴びることになります。また、朝夕の太陽が上がり切っていない時間帯は直接横から日光を浴びることになります。上からの紫外線を防ぐ日傘では防ぎきれません。

完全遮光といっても紫外線を全く浴びないのではないということを理解し、肌に日焼け対策をした上で完全遮光の日傘を正しい使い方で使って効果的にお肌を守りましょう。

完全遮光の日傘でも完全遮光できないということが理解できたところで、完全遮光の日傘をどのような使い方をすればよいのか、また、これはユーザーには直接関係はありませんが、完全遮光の日傘を選ぶ際の、ひとつの着眼点となります。

日傘は無地のものもありますが、おしゃれを意識するために刺繍を施したりします。そうすると生地自体は遮光率100%カットでも、刺繍の部分は紫外線が漏れる可能性があります。

おしゃれな傘は欲しいけど、遮光率が下がるのはちょっとという方、そんなときには裏生地に遮光率100%カットのものを2重に重ねた日傘があります。2重にすることで遮光性が悪くなった表地を裏生地がサポートする形になるので、完全遮光はキープできます。

完全遮光の日傘では100%紫外線をカットできないため、外出の際にはやはりUV対策として日焼け止めを塗るなどするのが日傘の使い方としては適切です。

日傘は完全遮光性能が最も重要な役割ですが、ただ太陽光からお肌を守ればよいという訳ではありません。携帯に邪魔にならないサイズや重さであることの他にも、特に女性の場合はブランドやおしゃれなデザインは日傘を選ぶときの重要なポイントになります。

街中を歩くときは特におしゃれな日傘をさしていると、気分も楽しくなって、さらに暑さを紛らわすことができるでしょう。そんな機能とおしゃれなデザインを兼ね備えた完全遮光のおしゃれ日傘4選を紹介します。

白と黒のモノトーンのストライプ柄はカジュアルから上品な服装まで、さまざまな服装にマッチする、人気の完全遮光の日傘です。柄の部分は天然の竹を用いているので一つ一つに若干の違いがあって、自分だけの日傘として個性を主張することができます。

紫外線遮光率100%だけでなく、肌や服に当たると熱に変化する赤外線、可視光線も100%カットしてくれるので、日焼け防止を目的とした日傘の使い方だけでなく、暑さからも解放してくれる、完全遮光日傘です。

このすごいところは、生地自体の構造によって完全遮光しているので、生地が破れない限り遮光率が低下することがなく、耐久性に優れていて長く使えるのがうれしい日傘です。サイズは親骨55cm・全長80cm・直径91cm・重量345gで、強い日差しを遮るには十分なサイズです。

雨傘、日傘に限らず傘というのは使わないときには全く用事がない道具です。使わない傘を手に持つことは、片手がふさがってしまうことになります。できれば使わないときには手に持たず、バッグにでも入れておきたいものです。

そんな方には長傘ではなく折りたたみの傘がおすすめです。ただし、折りたたみの傘は重さがあったり長さが長かったり、折りたたみ方が悪いと膨らんでしまったりして、バッグに入りづらかったり、入れても重い、などの問題が残ります。

そのような折りたたみ日傘の問題を解決してくれる、おすすめの完全遮光の日傘3選を紹介します。紹介する折りたたみ日傘は完全遮光の性能の良さはもちろん、日傘として使っているときも楽しくなる、おしゃれなものです。

アースケア・美白日傘はOggiや@DIMEなどいろいろなメディアや雑誌で紹介されるほどの人気の完全遮光の折りたたみ日傘です。もちろん人気の理由はおしゃれなデザインだけでなく、日傘として遮光率・遮熱効果などの性能も優れているためです。

美白日傘のもう一つの特徴は超軽量です。一般的なおりたたみ日傘の重さは軽いものでも300gはするのが普通ですが、このアースケア・美白日傘は何と150gという超軽量を実現しました。

その理由は骨組みにスチールの約4分の1の重さのカーボンファイバーを使用しているからです。カーボンファイバーを使用したことで、軽量化だけでなく、丈夫さもアップしています。サイズは親骨50cm・全長50cm・直径88cm・重量150gで、強い日差しを遮るには十分なサイズです。

おしゃれを主体とした日傘や折りたたみができる、コンパクトで携帯に便利な折りたたみ日傘を紹介してきましたが、完全遮光の日傘にはまだまだ機能的でおしゃれな日傘がたくさんあります。

特に傘の有名ブランドでは、その実績を活かしてさまざまな長所を活かした日傘を提供しています。そんな有名ブランドの中から、まだ紹介していない完全遮光の日傘5選を紹介します。

以上、人気の完全遮光日傘の一部を紹介しましたが、上で紹介しきれなかった完全遮光の日傘がまだまだあります。ここではその中でもおすすめの有名ブランドを特に紹介し、それら有名ブランドの特徴などを紹介します。

各有名ブランドの特徴を見て、お気に入りのブランドの商品の中から選ぶというのも良い完全遮光日傘をを探すための良い方法かもしれません。

Wpcは傘メーカーとして有名なワールドパーティーが2004年に立ち上げたオリジナルブランドです。Wpcは傘だけでなく、いろいろなレインアイテムを取り扱っており、憂鬱になりがちな雨の日でも気分が明るくなるようなアイテムがたくさんあります。

もちろんもともと傘メーカーからスタートしたWpcだけあって、傘の種類は豊富でおしゃれなものからシックなデザインのものまでさまざまです。日傘についても完全遮光の高い機能性を持った傘が数多くあります。ぜひ一度Wpcのサイトを訪れてみてください。

東京日本橋にある小宮商店は1930年創業の傘専門店の老舗ブランドです。日本の職人さんが1本1本手作りした日傘は品質も良く、テレビでもいろいろな番組で職人さんが紹介されたりしています。

もちろん使用する生地も一級遮光のものを使った、遮光率の高い日傘が作られています。完全遮光と落ち着いたデザインの両方が揃った小宮商店ブランドの日傘はぜひおすすめです。

Rose Blanc（ロサブラン）はこれまで紹介したブランドの中で最も多く完全遮光の商品が揃っています。その中の一つが日傘で、完全遮光の商品を作るプロとして、日傘にも完全遮光性能抜群の機能を持たせています。

また、Rose Blancブランドの完全遮光日傘の中には、他のブランド日傘が完全遮光の効果が経年劣化するのに対して、破れない限り生地の遮光性は衰えないという優れたものがあります。

完全遮光というだけでなく、女性向けの商品を数多く提供しているRose Blancのブランド日傘は女性に嬉しいおしゃれなデザインのものも多く、機能性とデザイン性の両方を兼ね備えた、使い方の幅が広い、優れた商品を提供しています。

いくら完全遮光の日傘といっても、完全に遮光できるのではないことはすでに解説しました。さらに性能の高い完全遮光の日傘も正しい使い方をしなければ、余計に紫外線を浴びることになって、お肌にダメージを与えてしまいます。

また、完全遮光の日傘を選ぶ際にもいくつかの注意点があります。ここでは完全遮光の日傘の正しい選び方と、正しい使い方について解説します。

これを知っておけば、誤った日傘を選んで失敗したり、誤った使い方によってせっかくの完全遮光の効果が半減したりということを避けることができます。

すでに完全遮光の日傘が遮光率100%カットできないということには触れましたが、いざ購入する際にチェックしておくべき注意点があります。

それは、日傘に使われている生地そのものが完全遮光で遮光率が100%であっても、製造の段階で行う裁断や刺繍、プリント柄などによって傘自体の遮光率は100%カットではなくなる場合があるということです。

これはどの傘にでも言えることですが、中には生地そのものの遮光率が100%であることをあたかも傘の遮光率と表示しているものがあるかもしれないので、よく確認することが必要です。

確実なのは、表地に模様や刺繍が施されていても、裏地に遮光率100%カットの素材が使われているような2枚重ねの構造になっているような日傘を選ぶことです。これなら表地のおしゃれな柄と、裏地の完全遮光による紫外線の防止効果の両方が期待できます。

黒色は熱を吸収しやすいので、夏に使う日傘には不向きと考えられるかもしれませんが、日傘の内側には黒色が適しています。

日傘は上からの紫外線は防ぐことができても、地面や壁で反射した下からくる紫外線は防ぐことができません。この紫外線が傘の内側で乱反射し、傘のパラボラアンテナのような形状から顔に集中してしまいます。

また、白色や明るい色が内側に使われていると光そのものも反射してしまうので、まぶしさの原因にもなってしまいます。なので、日傘の内側の色は黒色が適しているのです。

遮光効果が上がるようにと、傘を深く差している人を見かけますが、この使い方は間違っています。この使い方をすると、視界を遮ってしまうので歩くには危険です。傘は顔から30cmを目安に離して指すようにしましょう。

しかし、30cmも離すと、紫外線を浴びてしまうのではないかと心配される方もいるかもしれませんが、日傘の形状は先にいくにつれて傾斜がついているので、遮光効果が落ちる心配はありません。正しい使い方で遮光だけでなく、安全にも心掛けましょう。

見た目にもあまり深く差すよりも、30cmほど離して差す方がおしゃれに見えます。ついついいままで深く差していた方は、30cmを意識して差すことをおすすめします。

紫外線が強い季節に欠かせないUV対策、そのひとつである完全遮光の日傘について、機能性、デザイン性などの特徴を上げていろいろな商品や傘ブランドを紹介しました。

完全遮光の日傘だけでは遮光率が100%でも完全にお肌を紫外線から守ることができませんが、少なくとも完全遮光の日傘を差すことによって、大半の紫外線は防ぐことができるばかりか、直射日光からも避けることができて、熱中症の予防にもなります。

お気に入りの完全遮光の日傘で、他のUV対策と併せて紫外線を防ぐことができれば、もう外に出るのも怖くありません。