重曹洗顔の効果・やり方を紹介!
重曹といえば料理やお掃除に使う方が多く、100均やスーパーなどでもお手頃に買えるアイテムの一つです。実は重曹ですが、料理やお掃除以外にも洗顔に使えることをご存知でしたか。重曹洗顔には嬉しいメリットが多くあるようなので、詳しくご紹介していきます。
重曹洗顔の効果や重曹洗顔のやり方を知って、いつもの洗顔に重曹を取り入れてみましょう。重曹洗顔をする際の注意点もあるので、正しい重曹洗顔の方法も知っていきましょう。重曹洗顔で嬉しい効果を実感してみて下さい。
重曹洗顔の効果
様々な用途に使える重曹は、なんと洗顔にも使えて嬉しい効果もあるようです。コスパも良いので、簡単に重曹洗顔を取り入れることができます。では、そんな重曹洗顔には一体どんなメリットがあるのでしょう。ここでは、重曹洗顔の効果4選を詳しくご紹介していきます。
毛穴の汚れ・黒ずみを落とす
重曹洗顔には毛穴の汚れ・黒ずみを落とす効果が高いため、とても注目されています。私達がいつも使っている洗顔は皮脂汚れや埃などを落とすことができますが、毛穴に詰まった汚れを落とすことはできません。もちろんクレンジングでもメイクは落とせても、毛穴汚れは落とせません。
なぜ通常の洗顔で毛穴汚れを落とすことができないとかと言うと、私達がよく使う洗顔料は肌の負担を考えて弱酸性で作られています。毛穴に詰まる汚れはタンパク質系の汚れになるので、弱アルカリ性の重曹は毛穴汚れや黒ずみを分解してくれる効果を持っています。
古い角質を除去
重曹には古い角質を除去してくれる効果があり、重曹洗顔のメリットとも言われるターンオーバーを促してくれる効果も持っています。ターンオーバーが乱れてしまうと古くなった角質が残りやすくなってしまい、肌のくすみや肌トラブルが起きやすい原因となってしまいます。
ですから、重曹洗顔を行うことで肌のターンオーバーを促し正常にしてあげましょう。ターンオーバーは約6週間ほどのサイクルで起こり、新しい肌へ入れ替わっていきます。ターンオーバーが乱れているなと感じたら、重曹洗顔を取り入れてみましょう。
シワを目立たなくする
重曹洗顔はターンオーバーを促すことができると上記でご紹介しましたが、やはり肌のターンオーバーが乱れることで肌トラブルの原因としてシワも挙げられます。もちろん年齢を重ねればシワができてしまうのは防ぐことができませんが、目立たないようにすることは可能です。
ターンオーバーが正常であれば、肌の状態が良いのでスキンケアをしっかりすればシワを目立たないようにすることができます。ただ重曹洗顔は洗浄力が強いので、乾燥が原因のシワには使用する回数を減らすことをおすすめします。しっかりと保湿をすることも大切です。
シミ・そばかすの改善
シミやそばかすができるのは色素沈着が原因と言われています。日焼けをすると肌が黒くなるのは、メラニン色素が影響されています。もちろんターンオーバーが正常に起こっていれば、シミやそばかすがあっても自然に排出されていきます。
やはりターンオーバーが乱れると、シミやそばかすができてしまうので重曹洗顔でターンオーバーを促していきましょう。重曹洗顔はシミやそばかすの原因でもあるメラニン色素を排出してくれるので、目立たなくすることができるのでおすすめです。
重曹洗顔のやり方【重曹の選び方】
重曹洗顔を取り入れてみたいけど、重曹と言ってもどれを選んだら良いのでしょうか。ここでは、重曹洗顔の重曹の選び方・重曹洗顔に使う洗顔料について詳しくご紹介していきます。正しい重曹や洗顔料の選び方を知って、まずは重曹と洗顔料選びについて知っていきましょう。
食用の重曹を選ぶ
重曹はお掃除アイテムや料理で使われることが多いですが、重曹洗顔の重曹は食用の重曹を選びましょう。食用の重曹とお掃除用の重曹の違いは、粒の荒さが違ってきます。食用の重曹は粒がキメ細やかで、食用だけあって不純物もあまり配合されていません。
お掃除用の重曹だと食用に比べて粒も荒めで、不純物もあるため洗顔には向いていません。衛生的な面でも安全なのが食用の重曹ですから、重曹を選ぶ際には間違わないように注意しましょう。お掃除用の重曹に比べると食用の方が価格も少し上になってきます。
洗顔料は泡立ちの良いものを
重曹洗顔を行う際には、重曹に洗顔料を混ぜます。その際に洗顔料は泡立ちが良いタイプを選ぶことで、肌への負担を減らすことができます。食用の重曹は粒が細かいとご紹介しましたが、多少なりとも肌には負担がかかってしまいます。
少しでも肌への負担を軽減させるためにも、洗顔料は泡立ちの良いタイプを選ぶのがおすすめです。今はモコモコの泡になるタイプが多く出ていますので、手に乗せてひっくり返しても落ちないような濃密な泡ができる洗顔料がおすすめです。
重曹洗顔のやり方【洗顔方法】
重曹と洗顔料を選べたら、いよいよ重曹洗顔のやり方について知っていきましょう。重曹洗顔を簡単に説明すると、洗顔料と重曹を混ぜて洗顔をしていくというやり方です。ここでは、正しい基本的な重曹洗顔について詳しくご紹介していきますので参考にしてみましょう。
①洗顔料に重曹を混ぜる
重曹洗顔は、重曹と洗顔料を混ぜることから始めます。まずは洗顔料をネットで泡立て、重曹を小さじ1程度加えて混ぜていきます。とても簡単なやり方ですが、洗顔料をよく泡立てることがポイントです。メイクをしている時はクレンジングをしっかり行ってから洗顔を行いましょう。
②良く泡立てて洗う
上記でもご紹介したように、洗顔料は良く泡立てることが大切です。濃密な泡が出来上がったら、泡を顔全体に広げていきましょう。なるべく泡を壊さないように、円を描くようにクルクルと優しく顔を洗っていきます。鼻の黒ずみや汚れが気になる部分から洗っていくと良いでしょう。
泡の中には重曹の粒子が入っていますので、ゴシゴシ擦ると肌に刺激を与えてしまうので注意して洗って下さい。とにかく優しく洗い、濃密な泡で洗顔してあげることがポイントです。ふわふわな泡を作り上げて洗っていきましょう。
③ぬるま湯でしっかり洗い流す
洗顔は水で洗う方が多くいますが、重曹洗顔だけではなく洗顔はぬるま湯で洗うのが基本です。熱すぎても冷たすぎでもNGで、30〜40度弱の温度が適温です。お湯が熱すぎると肌の潤いを維持する皮脂までを落としてしまうため、乾燥の原因となってしまいます。
逆に冷たい水では汚れがしっかり落ちてくれない上に、顔が冷え切ってしまい血行不良になってしまいます。32度程度のお湯で洗うのがベストですので、汚れも落ちやすく冷えることもありません。顔をお湯に浸すような感じで、しっかりと泡を洗い流してあげましょう。
④たっぷりの化粧水で保湿
重曹洗顔は洗浄効果が高いですが、乾燥しやすくなっている状態になっています。重曹洗顔後はしっかりと保湿することが大切です。洗顔後はすぐに化粧水を付けて時間を空けないように注意しましょう。しっかり浸透させるためコットンにたっぷりと化粧水を含ませて保湿をしましょう。
重曹洗顔をする際の注意点
重曹洗顔は毛穴の汚れや黒ずみを落とす洗浄効果が高いことがわかりましたが、重曹洗顔をする際に注意点があるのでご紹介します。重曹洗顔は洗浄効果が高いからこそ注意点があるので、正しい方法と注意点を知っておくことが大切です。
洗顔前にパッチテストをする
重曹洗顔を初めて行う際の注意点は、事前にパッチテストを行うことです。毛穴汚れや黒ずみ角質を落としてくれる効果が高いですが、肌への負担も少なくはありません。パッチテストをしても洗顔をしてみると反応が出てしまう場合もあるので注意が必要です。
初めて重曹洗顔を行う際には、重曹の量を少なめからスタートして下さい。特に女性は生理前などホルモンバランスが崩れやすい時や、体調不良の時には重曹洗顔をお休みすることをおすすめします。また、肌が弱い方も必ずパッチテストを行いましょう。
肌トラブルがある人は使用しない
重曹洗顔を行う際の注意点は、肌トラブルが起こっている場合は行わないことです。ニキビや乾燥などの炎症が肌に起こっていると、より肌を悪化させてしまう可能性があります。重曹洗顔は肌のコンディションが正常な場合に行うことが大切です。
重曹洗顔は週1度程度
重曹洗顔は汚れや角質を落とす効果が高いからといって、毎日行ってはいけません。重曹洗顔を毎日行ってしまうと、肌への負担が大きので注意しましょう。重曹洗顔は角質を取ってくれるピーリングと同様で、週1回程度に行うピーリングと同じ目安です。
洗浄効果が高い重曹洗顔も、週1回のペースで行うのがベストです。肌の乾燥が気になる場合は、間隔を空けたり、重曹の量を調整したやり方で行うと良いでしょう。重曹洗顔は洗浄効果が高いからといえ、重曹の量を増やすこともNGなので注意して下さい。
他のスペシャルケアとの併用はNG
重曹洗顔の注意点として、他のスペシャルケアとの併用はNGになります。スペシャルケアとは、重曹洗顔と同じような効果がある洗顔になります。ピーリングやスクラブ洗顔、ゴマージュや酵素洗顔などを重曹洗顔と併用することで、肌トラブルが起こってしまいます。
正常な角質までも落としてしまったり、皮脂までも取りすぎるなどの逆効果が生まれます。せっかく毛穴汚れや黒ずみ、角質をキレイにしたのに併用することで逆効果になってしまっては意味がありません。重曹洗顔を行う際には、他のスペシャルケアは使用しないようにしましょう。
正しいやり方で重曹洗顔をしてみよう!
重曹洗顔は洗顔料と混ぜるだけと簡単な方法なので、毛穴の汚れや黒ずみが気になる際には行ってみましょう。簡単に行える重曹洗顔ですが、洗浄力が高いからこそ注意点もありました。正しい重曹洗顔のやり方と注意点を知って、簡単スペシャルケアをしてあげましょう。