正しい洗顔の仕方・方法って知ってる?
洗顔とは、洗顔料で顔を洗い、汚れを落とすことです。洗顔料を使えば、適当に洗っても汚れが落ちると思っていませんか?大人ニキビが何度もできる、毛穴の汚れが取れない、肌がザラザラするなどの肌トラブルの悩みは、正しい洗顔の仕方で解決する可能性があります。
間違った洗顔の仕方は、毛穴が開きや乾燥などの肌トラブルの原因となり、ニキビやしみ、たるみなどを引き起こしてしまいます。
この記事では正しい洗顔の仕方・方法の手順やメリット&ポイント、NGな洗顔の仕方・方法を紹介します。美肌を手に入れるためには、日々の正しい洗顔の仕方・方法が欠かせません。
毎日洗顔を頑張っても毛穴の黒ずみがきれいにならない、どの洗顔を使っても満足できない、大人ニキビが治らないなどの悩みがある場合は、洗顔の仕方を見直してみることをおすすめします。
正しい洗顔の仕方・方法のメリット
正しい洗顔の仕方・方法のメリットとして、この記事では「肌トラブルを回避・改善できる」と「毛穴を目立たなくさせる」、「綺麗で触り心地のいい肌になる」の3つの項目をピックアップしました。ここからは、正しい洗顔の仕方・方法のメリットについて紹介します。
肌トラブルを回避・改善できる
1つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法のメリットは「肌トラブルを回避・改善できる」です。現在悩んでいるにきびやしみ、しわなどの肌トラブルは、間違った洗顔の仕方・方法が原因の可能性があります。
正しい洗顔の仕方・方法を取り入れれば、悩んでいる肌トラブルが改善するだけでなく、今後の肌トラブルを回避することもできるでしょう。
毛穴を目立たなくさせる
2つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法のメリットは「毛穴を目立たなくさせる」です。毛穴の大きさは生まれながらのものなので小さくすることはできません。毛穴はくぼんでいるため、光の加減で影になり目立つことがあります。
また、毛穴から生えている産毛が濃いため、黒ずみのように見えることもあります。毛穴は肌の潤いに必要な皮脂腺の出口であり、なくなることはありません。
毛穴が目立つ原因は、黒ずみやしみ、たるみなどでしょう。洗顔で落としきれなかった汚れは酸化し、黒ずみやしみの原因となります。たるみは老化もありますが、乾燥が原因になることもあります。
正しい洗顔の仕方・方法を取り入れることで、汚れをしっかり落とし乾燥を防ぎ、毛穴を目立たなくさせることができます。
綺麗で触り心地のいい肌になる
3つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法のメリットは「綺麗で触り心地のいい肌になる」です。正しい洗顔の仕方・方法をマスターして続ければ、肌トラブルがなくなり、結果的に綺麗で触り心地のいい美肌を手に入れることができるでしょう。
正しい洗顔の仕方・方法のポイント
正しい洗顔の仕方・方法のポイントとして、この記事では「きめ細やかな泡で行う」と「30秒で終わらせる」、「32度前後のお湯でやるのが正しいやり方」、「朝と夜の2回で十分」の4つの項目をピックアップしました。
正しい洗顔の仕方・方法のポイントを押さえて、美肌を目指しましょう。ここからは、正しい洗顔の仕方・方法のポイントについて紹介します。
きめ細やかな泡で行う
1つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法のポイントは「きめ細やかな泡で行う」です。洗顔をするとき、すぐにヘタってしまうような泡では、手で肌をこすることになり摩擦が起きてしまいます。
摩擦を起こさないために、手を下に向けても落ちないくらいきめ細やかな泡を作り洗顔しましょう。きめ細やかな泡は吸着力が高くなり、毛穴に詰まった汚れや古い角質を吸い取ってくれます。また、肌に必要な水分や皮脂を残し、汚れだけを落とすことができます。
30秒で終わらせる
2つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法のポイントは「30秒で終わらせる」です。洗顔には適した時間があります。洗顔の時間が短ければ汚れが落としきれず、時間が長すぎると肌への負担が大きくなります。いずれの場合も、肌トラブルの原因となります。
洗顔に適した時間は「およそ30秒」といわれています。もう少し細かく朝と夜で分けると、朝の洗顔時間は「15~30秒」、夜は「30~60秒」を目安に洗顔しましょう。
メイク落としをした後の洗顔や肌の汚れ具合にもよりますが、基本的には30秒を目安に丁寧な洗顔を心がけましょう。
32度前後のお湯でやるのが正しいやり方
3つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法のポイントは「32度前後のお湯でやるのが正しいやり方」です。洗顔を洗い流すときは、冷水ではなくぬるま湯を使いましょう。
シャワーのお湯をそのまま肌に当ててしまうと肌にダメージを与えてしまいます。手ですくい、20~30回程度すすぎましょう。すすぐ回数は、年齢以上ともいわれています。
お湯の適正温度は、32度前後のぬるま湯です。低い温度ですすぐと余分な角質が剥がれにくく、高い温度ですすぐと肌が乾燥してキメが荒くなってしまいます。
朝と夜の2回で十分
4つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法のポイントは「朝と夜の2回で十分」です。1日の洗顔回数は、基本的に朝と夜の2回で十分です。毛穴の黒ずみや汚れが気になるからと洗顔の回数を増やすのは、肌トラブルの原因となります。
洗顔の回数を多くすると、肌の潤いを保つために必要な皮脂まで洗い流してしまいます。肌乾燥を招くだけでなく、潤いを取り戻すために過剰な皮脂分泌が活性され、毛穴に余分な皮脂が詰まりやすくなってしまいます。
朝は睡眠中に溜まった皮脂汚れ、夜は起きているあいだに溜まったメイクや皮脂汚れなどを落とすために洗顔します。夜は、帰宅後なるべく早めにメイクを落とすことをおすすめします。
NGな洗顔の仕方・方法
NGな洗顔の仕方・方法として、この記事では「泡を立てないやり方」と「肌をこするやり方」、「保湿までに時間があくやり方」、「すすぎが足りないやり方」の4つの項目をピックアップしました。ここからは、NGな洗顔の仕方・方法について紹介します。
泡を立てないやり方
1つ目に紹介するNGな洗顔の仕方・方法は「泡を立てないやり方」です。洗顔を泡立てるのは面倒な作業かもしれません。しかし、きめ細やかな泡で顔を洗わないと、手が直接肌に当たりこすってしまいます。肌へのダメージが大きくなり、肌トラブルの原因となります。
手で泡立てるのが面倒・上手くできない場合は、泡立てネットや泡立てポンプなどを使うと手軽にきめ細やかな泡を作ることができます。美肌のためには、きめ細やかな泡を作る時間も大切です。
ただし、水分が少なく固めに作った泡は、洗浄力が高くなり肌への刺激が強すぎる場合があります。使用している洗顔料に記載されている使用方法を守りましょう
肌をこするやり方
2つ目に紹介するNGな洗顔の仕方・方法は「肌をこするやり方」です。せっかくきめ細やかな泡を作っても、肌をこするやり方では摩擦が起きてしまいます。肌はデリケートなので、摩擦により角質層が傷ついてしまいます。肌をこするやり方は、肌にダメージを与えるだけで毛穴の汚れは落とせません。
保湿までに時間があくやり方
3つ目に紹介するNGな洗顔の仕方・方法は「保湿までに時間があくやり方」です。洗顔をして水分を拭き取った肌は、水分が飛びやすく乾燥してしまいます。
一般的には、3分以上放置すると乾燥する速度が急上昇するといわれています。タオルで拭いたあとですぐに保湿ができるように、化粧水などは近くに用意しておきましょう。
すすぎが足りないやり方
4つ目に紹介するNGな洗顔の仕方・方法は「すすぎが足りないやり方」です。すすぎの回数が足りないと、汚れを落としきれずに顔に泡が残った状態になってしまいます。また、髪の生え際やあご周りなどは、すすぎ残しが多い部分です。
洗顔のすすぎ残しは、黒ずみやくすみの原因となります。すすぐ回数も重要ですが、顔全体に泡が残っていないか、よくすすぎ残しがある部分もしっかりチェックしましょう。
正しい洗顔の仕方・方法の手順
正しい洗顔の仕方・方法の手順として、この記事では「十分に泡立てる」、「皮脂が多い部分から順番に洗う」、「丁寧にすすぐ」の3ステップに分けてまとめました。
きれいな毛穴の状態を保ち美肌美人になるためには、毎日正しい洗顔の仕方でその日の汚れを落とすことがポイントです。洗顔の手順だけでなく正しい順番も覚えて美肌を目指しましょう。ここからは、正しい洗顔の仕方・方法の手順について紹介します。
化粧を落としてから洗顔する
1つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法の手順は「化粧を落としてから洗顔する」です。洗顔は、メイクを落とすことができません。洗顔をする前に、専用のメイク落としで化粧をしっかり落としましょう。
濃いメイクやウォータープルーフマスカラなど、メイク落としだけでは落としきれないこともあります。専用のリムーバーを併用しましょう。
①十分に泡立てる
2つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法の手順は「十分に泡立てる」です。まず、正しい洗顔の仕方に重要な泡を作りましょう。
顔についた汚れをしっかり落とすためには、十分に泡立てたきめ細やかな泡で洗うことがポイントです。きめ細やかな泡は吸着力が高く、毛穴に詰まった汚れや古い角質、ほこりなどを吸い取ってくれます。
泡立てのやり方
手のひらの中心に洗顔を乗せ、水分を適量含ませて反対の指先で泡立てましょう。手のひらを下にしても落ちないくらい、きめ細やかな弾力のある泡を作りましょう。
水分が多すぎるときめが粗くなりすぐにヘタってしまいます。慣れるまでは様子を見ながら足していきましょう。
手のひらで泡立てるのが難しい・時間がかかる・面倒という場合は、泡立てネットや泡立てポンプを使いましょう。数十秒でもこもこの泡を作ることができます。100均などでも購入できるので、試してみてください。
泡立てネットや泡立てポンプを使う場合は、清潔に保管することもポイントです。湿気の多いお風呂場などに置きっぱなしにすると、カビが生えてしまう可能性があります。カビが生えてしまった泡立てネットや泡立てポンプで作った泡で顔を洗うことがないように気を付けましょう。
②皮脂が多い部分から順番に洗う
3つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法の手順は「皮脂が多い部分から順番に洗う」です。きめ細やかな泡を作ったら、次は、正しい順番で洗顔します。顔は皮脂の多い部分と少ない部分があるので、洗う順番もポイントです。
顔の中で一番皮脂分泌が活発で、毛穴に汚れが詰まりやすい場所から順番に洗いましょう。ここからは、正しい洗顔の順番について紹介します。
Tゾーン
1つ目に紹介する正しい洗顔の順番は「Tゾーン」です。顔の中で一番皮脂分泌が活発で、毛穴に汚れが詰まりやすい場所は、額や小鼻周辺のTゾーンといわれる部分です。
手が直接肌に触れないように泡を伸ばし、指の腹でそっとなでるように、小さく円を描きながらクルクル動かしましょう。
小鼻の脇はくぼんでいるため、特に毛穴に汚れが溜まりやすく洗いにくい部分です。反対の指で鼻の頭を横に押し倒すと、皮膚が平らになり洗いやすくなります。
Uゾーン
2つ目に紹介する正しい洗顔の順番は「Uゾーン」です。Tゾーンを洗い終えたら、あごからこめかみにかけてのフェイスラインのUゾーンといわれる部分を洗いましょう。次に頬を洗い、乾燥しやすい目元・口元は最後に洗います。
正しい洗顔の順番は、Tゾーン、Uゾーン、頬、目元・口元と皮脂の多い部分からです。この順番をしっかり守り、肌に泡をのせてから洗い終わるまで30秒を目安に洗顔を終えましょう。肌をこすらず、やさしくなでることを心がけましょう。
③丁寧にすすぐ
4つ目に紹介する正しい洗顔の仕方・方法の手順は「丁寧にすすぐ」です。最後に、顔を洗った泡を丁寧にすすぎます。シャワーを肌に直接当てるのではなく、手ですくってすすぎましょう。
すすぐ回数は20~30回程度、年齢を重ねるごとに必要回数は多くなる場合があります。髪の生え際やフェイスラインは、すすぎ残しが多い部分です。鏡でチェックし、日頃からすすぎ残しが多い部分は気を付けましょう。
すすぐお湯の温度は32度前後のぬるま湯です。低い温度ですすぐと余分な角質が剥がれにくく、高い温度ですすぐと肌が乾燥してキメが荒くなってしまいます。
また、顔の水分を拭き取るときも気を付けるポイントがあります。タオルを上下に動かすと、肌のたるみやしわの原因となります。タオルに水分を吸収させるように、やさしく抑えましょう。清潔なタオルを用意し、使用後は洗濯しましょう。水分を拭き取ったあとは、しっかり保湿しましょう。
正しい洗顔の仕方・方法をマスターしよう!
洗顔の仕方・方法ひとつで、肌トラブルを引き起こす原因にもなり、改善・回避することもできます。正しい洗顔の仕方・方法をマスターし、現在悩んでいる肌トラブルを解決し、美肌を手に入れましょう。