おすすめのシールエクステについて徹底解説!
ヘアアレンジの一つの方法として、エクステが人気を集めました。そのエクステの種類の一つ「シールエクステ」について知っていますか。この記事では、シールエクステとはどういうものなのかについて、メリットやデメリット、そしてセルフで付け方や扱い方の注意点と併せて紹介します。
シールエクステとは?
ではまず、シールエクステとはどのようなものなのか見ていきましょう。ちなみにエクステは、ヘアーエクステを略した言葉で付け毛のことを指します。自分に元々生えている地毛に編み込む形で付けます。カラフルな色を指し色として入れたり、髪の毛の長さを変えたりして楽しみます。
シート状のシールを使ってエクステを接着
シールエクステは地毛に編み込む通常のエクステとは違い、地毛にシールのように貼り付けるタイプのエクステです。エクステの端がシール状になっている為、そのシール部分を地毛に貼り付ける形で付けます。通常のエクステと違い、難しい編み込みの必要がない為、付け方も簡単でおすすめです。
シールエクステのメリット
ではそのシールエクステのメリットについて見ていきましょう。今回シールエクステをおすすめする理由は、これから紹介するような様々なメリットがあるからです。紹介するシールエクステのメリットを通して、更にシールエクステの魅力に迫っていきましょう。
自然な仕上がり
シールエクステの一つ目のメリットは、自然な仕上がりになるという点です。通常のエクステは、地毛に編み込む形で付けていく為、仕上がりがぼこぼこと不自然になりがちです。
しかし、シールエクステの場合はシール部分を地毛に貼るだけの為、通常のエクステと違い仕上がりがぼこぼこせず、自然な仕上がりになります。ただシールを貼るだけの状態の為、不自然な髪の毛の盛り上がり等もありません。付けている感を周りに感じさせない点は、大きなおすすめポイントです。
細い髪質・前髪にも使える
シールエクステの二つ目のメリットは、細い髪質の人でも使えるという点です。又、通常のエクステではやりにくい前髪にも簡単にできます。髪質が細い人は、通常のエクステをすると不自然に見えやすくなります。又、前髪や顔周りは髪の量が多い部分ではありません。
その為同様に通常のエクステをすると、こちらもまた不自然に見えやすくなってしまいます。しかしシールエクステはシール状の為、細い髪質でも、前髪や顔周り等の髪の量が少ない部分でも違和感なく付けることができます。今まで諦めていた方でも、シールエクステは楽しめる為おすすめです。
接着時間が短い
シールエクステの三つ目のメリットは、装着にかかる時間が短いという点です。通常のエクステは編み込みをする分、時間がかなりかかってしまいます。
それに比べシールエクステはシールを髪の毛に付けるだけの為、シールエクステを1本付けるのに、数秒しかかからない場合もあります。何十本、何百本付けることを考えると、1本あたりの接着にかかる時間が短いという点はメリットであり、通常のエクステとの大きな違いと言えます。
痛みがない
シールエクステの四つ目のメリットは、痛みがないという点です。通常のエクステは編み込みをしている分、付けている時や付けた後にも痛みを感じることがあります。酷い場合は寝ている時でさえもその痛みを感じてしまうこともあります。その点、シールエクステにはその痛みがありません。
シールエクステはシールのように貼るだけの為、付ける際はもちろん、付けた後も痛みを感じません。接着部分に違和感や痛みを感じて眠れない、ということももちろんありません。痛みがあるということは、それだけ負担をかけているということの為、これは嬉しいおすすめポイントです。
シャンプーがしやすい
シールエクステの五つ目のメリットは、シャンプーがしやすいという点です。これは、シールエクステは付ける時に隣のエクステとの間が空きやすいからです。エクステ同士が密着していない為、シャンプーがしやすくなり、シャンプー後に髪の毛を乾かす際も乾きやすくなります。
シールエクステのデメリット
通常のエクステと比べても、たくさんのメリットがあるシールエクステですが、デメリットもあります。シールエクステのメリットでもある部分が、デメリットとして大きく影響を及ぼしてしまっています。では、シールエクステのデメリットについて見ていきましょう。
強度が弱め
シールエクステの一つ目のデメリットは、強度が弱いという点です。通常のエクステは、編み込む分強度は強くなりそう簡単に取れてしまうことはありません。
しかし、シールエクステはその名の通りシールの為、少し強く引っ張ってしまうとすぐに取れてしまいます。通常のエクステのように編み込まない分、髪への負担は少なくなりますが、扱い方一つで簡単に外れてしまうのは、シールエクステのメリットを逆手に取られたデメリットと言えます。
外れにくくする為にペンチ処理をする
この強度の問題から外れやすいというデメリットを解消する一つの方法として、ペンチ処理という方法があります。シールエクステを髪の毛に付けた後に、専用のペンチでシールの粘着部分を圧着させます。そうすることで、シールエクステの強度を上げ、持ちを良くしてくれます。
この時に使うペンチは、もちろん工具のペンチではありません。シールエクステ専用のペンチが販売されている為、セルフで行う際はその専用の物を使いましょう。力が弱くても均一に圧をかけて、シールエクステのシールを圧着できるような商品もある為、是非試してみましょう。
シャンプー・ドライヤーに弱い
シールエクステの二つ目のデメリットは、シャンプーやドライヤーに弱いという点です。先程メリットを紹介した所で、シャンプーのしやすさ、乾かしやすさを挙げましたが、それとは違いシャンプーやトリートメント等の成分がシールエクステに付着すると、シールの粘着力を下げてしまいます。
又、シールエクステのシール部分は熱にも弱い為、ドライヤーやヘアアイロン、コテ等の熱を受けてしまうと、シールの粘着力を落とし、取れやすくなります。洗いやすさ、乾かしやすさのメリットとは裏腹に、シールエクステのウィークポイントがデメリットに繋がっています。
シールエクステの中には費用の安い物も当然あり、そうした費用が安価な物は、時に悪い製品も混じっています。そうした悪いシールエクステの場合、根元部分にトリートメント等の成分やべたつきが残りやすくなる為、その分取れやすくなります。費用の安いシールエクステは特に注意しましょう。
シャンプーやトリートメントのやり方
シャンプー等に弱いとは言え、地毛もある為、髪を洗わない訳にはいきません。そこで、シールエクステを使用した際のシャンプーの仕方について紹介します。紹介する方法でシャンプー、そしてトリートメント等をすれば、シールエクステの持ちの心配も軽減される為、おすすめです。
まずはシャンプーの方法からです。シャンプーをする前にはブラシ等を使い、髪を必ずとかしておきます。シールエクステが取れてしまわないように優しくするのがポイントです。
そして、シャンプーをする時は頭を下げずに、頭の斜め上からシャワーをあてます。この時点でエクステに絡みを感じる場合は、シャンプーを付ける前にエクステの毛先に少量のリンスを付けておきます。シャンプーは手に取ったら、まずは髪の毛のシールエクステを付けていない部分で泡立てます。
次に地毛と地肌を重点的に洗い、シール部分の周りは指先でゆっくり優しく洗います。エクステそのものの毛は指で優しくとかすように洗い、絡まる場合は絡まりの部分にリンスを付けてほどきます。そしてシャンプーを流す時は、最初と同様に頭を下げず、頭の斜め上からシャワーをあて流します。
次にリンスやトリートメントは、リンスやトリートメントを500円玉大に取り、地毛とシールエクステの毛先を中心に優しくもむように洗います。その後もう一度同じようにリンスやトリートメントを取り、エクステの毛を中心に、シール部分に付かないように気をつけながら洗います。
シールエクステのシール部分にリンスやトリートメントが残ってしまっては、シールエクステの持ちが悪くなったり、そのまま取れてしまう可能性が高くなる為、気をつけましょう。リンスやトリートメントを流す際は、シャンプーのときと同様に、頭の斜め上からシャワーをあて、流します。
ボリュームが出にくい
シールエクステの三つ目のデメリットは、ボリュームを出しにくいという点です。シールエクステは、平らなシートのようになったシールを貼るエクステです。
それにより付け方は簡単ですが、ボリュームを出すのは難しくなります。シールエクステでボリュームを出したい場合は、何個ものシールエクステを使用しなければならず、その分費用もかかってしまいます。費用だけではなく、例えシールであっても何個も付ければ髪に負担がかかります。
その他のシールエクステのデメリットとして、髪質の細い人が上の方にシールエクステを付けた場合、シール部分が見えてしまうというデメリットもあります。
シールエクステのメリットを紹介した所で、髪質の細い方でも楽しめるという点を挙げましたが、髪質の細さ故にそうしたデメリットがある為、接着の際には注意しなければいけません。このようなデメリットに注意した上で、例え髪質が細くてもシールエクステを楽しんでください。
セルフでのシールエクステの付け方・外し方
ではここからは、シールエクステのセルフでの付け方について紹介します。シールエクステは付け方も簡単で、時間もかからず付けられる為、通常の編み込みタイプのエクステとは違い、セルフでも付けやすいエクステです。又、費用面でもセルフで付ければ安く済む為、おすすめです。
シールエクステの取り付け手順
まずは、シールエクステの取り付け方です。好きなシールエクステを用意して、まずは髪の毛を2〜5程度横にブロック分けしておきます。
シールエクステを付け方で大事なポイントが、貼り付けた後にシール部分が見えないように、シールエクステを貼った上に髪の毛が被るように付けるということです。シール部分が見えたままになると、せっかくおしゃれにシールエクステを付けても台無しになってしまいます。
ブロック分けができたら、シールエクステを付けたい部分の髪の毛から横幅約8mm分程取ります。髪の毛の厚みは約2mm程度の薄さに抑えましょう。シールエクステを付ける部分の髪の毛の厚みは、全て均一にしましょう。これも綺麗にシールエクステを貼るポイントの一つです。
そしてここからシールエクステを貼っていきます。用意するシールエクステの毛束は、先程取った地毛の毛束の幅の倍の長さの物を用意してください。
地毛の倍の長さのシールエクステを用意する理由は、シールエクステの付け方が地毛に挟み込んでシールを貼り付けるからです。まずは、地毛の裏からシールエクステを貼ります。そしてシールエクステを折りたたみ、地毛を包み込むような形で地毛の表部分に貼り付けていきます。
貼れたらシール部分をぎゅっと揉んで完成です。地毛を包み込みシールを貼り付ける際に、地毛がシールからはみ出していると取れやすさに繋がる為、注意しましょう。この工程をシールエクステを貼りたい部分に繰り返し、全て貼り終えたらシール部分が見えないように髪の毛をおろし、完成です。
シールエクステの取り外し手順
シールエクステのセルフでの付け方が分かった所で、セルフで外す方法についても知っておきましょう。セルフでシールエクステを外す場合は、アセトン入のネイルリムーバー、つまりネイルを落とす時に使う除光液か、ベビーオイル、若しくはクレンジングに加え、リングコームを用意しましょう。
ネイルリムーバーとベビーオイルとクレンジングでは、ネイルリムーバーが1番シールエクステを外しやすい為、おすすめです。ちなみにアセトンとは、油に溶けやすい物質をよく落としてくれる成分で、ネイルリムーバーを使った時にするツンとしたにおいの正体の物質です。
しかし、1番おすすめのネイルリムーバーは成分の威力が強すぎる為、誤って顔等にかかると非常に危険です。その為、使用する際には注意が必要です。
ネイルリムーバーは家庭にある方も多い為、手軽に使えておすすめですが、本当はカラーリムーバーという物を使う方が良いでしょう。カラーリムーバーは、ヘアカラーをした際に頭皮についてしまったカラー剤を取る物です。セルフで取り外しをする際は、一度チェックしてみましょう。
では、シールエクステの取り外し方です。まず、シールエクステのシール部分の辺りを霧吹き等を使って濡らします。次に、シールエクステの折り目にネイルリムーバー等を塗ります。次に、リングコームのコーム部分とは反対の尖った部分を、シールの隙間に入れ込みシールを裂きます。
そうしてゆっくりとシールエクステを外していきます。髪の毛に残ったシールの粘着剤は、コームにネイルリムーバー等を塗って、それを髪の毛に透かして取ります。全てのシールエクステが取れたら、シャンプーで1、2回洗い流します。アミノ酸系のシャンプーを使うことをおすすめします。
シールエクステの取り外しは簡単なので、セルフでも十分できますが、より綺麗にちゃんと取りたい場合は美容院に行くか、家族や友人に取ってもらうことをおすすめします。但し、美容院の場合はシールエクステの取り外しを行っていなかったり、費用がかかる為気を付けましょう。
シールエクステの費用相場
シールエクステはどういうものなのか、セルフでの付け方や取り外しはどうすれば良いのかが分かった所で、シールエクステの費用の相場を見てみましょう。シールエクステは付け方が簡単な為、その分費用面も期待したい所です。どれぐらいの費用を考えておけば良いのか、紹介しましょう。
1本400円・20本8000円ほど
シールエクステの費用の相場は、だいたい1本400円程度で、200本の購入で8000円程です。もちろん販売されている店舗やブランド、シールエクステそのものの質によって多少費用の誤差はあります。しかし、これ以上安い費用のシールエクステは、質の悪い物が多い傾向の為注意しましょう。
又、自分の元々の髪の毛の長さや毛量に、どれだけの長さを足したりしたいのかによってもシールエクステにかかる費用はかかります。それは、セルフで付ける時も、美容院で付けてもらう時にも同じことが言えます。自分のやりたいアレンジを考え、費用の安すぎる物にだけは気を付けましょう。
シールエクステの注意点
では最後に、シールエクステを使う上での注意点について紹介します。シールエクステは何度も述べるように、とても簡単にセルフでも手軽に付けられるエクステです。但し、これから紹介する注意点を守らなければ、シールエクステを完璧な形で楽しめなくなってしまう為、注意しましょう。
テープ部分を指で触れない
シールエクステを使う上での一つ目の注意点は、シールエクステのシール部分を指や手で直接触らないということです。シールエクステに限らず、シール等の粘着が命となる製品は、指や手で粘着部分に直接触れてしまうと、指や手にある油分やゴミによって大事な粘着力が失われます。
シールエクステの粘着力が、指や手からの油分やゴミによって衰えてしまうと、せっかく頑張って髪の毛に付けてもすぐに取れてしまったり、場合によっては貼ることさえできなくなってしまう可能性もあります。セルフで付ける際は特に、シール部分に触れないように気を付けましょう。
付ける時は髪の毛を綺麗にしておく
シールエクステを使う上で注意しなければいけないことの二つ目は、シールエクステを付ける時には、髪の毛を綺麗にしておくということです。
付ける前に髪の毛をシャンプー等で洗い清潔にすることも大事です。しかし、そのシャンプーやトリートメントが髪の毛に残っていると、シールエクステが外れる原因に繋がります。又、シャンプーやトリートメントだけではなく、頭にかいた汗が髪の毛に残っていても同じことが言えます。
汗を落とす為にシャンプーやトリートメントをして綺麗にした後は、しっかりシャワーで洗い流し、シャンプーやトリートメントを残さないようにしましょう。せっかく頭や髪の毛を綺麗にしても、最後の一手間を怠ってはこれまたシールエクステの粘着成分を弱めてしまいます。
シール部にはアイロン・コテを当てない
シールエクステを使う上での三つ目の注意点は、シールエクステのシール部分にはアイロンやコテをあてないという点です。先述したように、シールエクステはとても熱に弱い製品です。
その為、シールエクステのシール部分にアイロンやコテの熱をあててしまうとせっかく付けたシールエクステが外れたり、粘着の弱まりにより緩んでしまうことに繋がります。スタイリングしたい場合は、シールエクステのシール部分に熱が当たらないように十分に注意しながら行いましょう。
ブラッシングはシールエクステの根元を押さえて
シールエクステを使う上での四つ目の注意点は、櫛やブラシを使ってブラッシングをする際は、シールエクステのシール部分を押さえながらするということです。
シールエクステはデメリットを紹介した所でも述べた通り、シールで貼り付けている強度の弱い製品の為、ぐっと引っ張ってしまうとすぐに外れてしまいます。その為、普段通りごしごし櫛やブラシを入れてしまうとその勢いでシールエクステが外れてしまうことがあります。
シールエクステを付けた箇所に櫛やブラシを通す際は、シールエクステの根元を押さえながら優しい力加減で行いましょう。又、ブラッシングする際には毛が柔らかいクッションブラシを使うことをおすすめします。付け方も扱い方も簡単な物だからこそ、こうした所を気を付けましょう。
シールエクステでイメチェンしてみよう!
シールエクステは、セルフでの付け方も簡単な手軽なおしゃれアイテムです。デメリットや注意点もありますが、何より手軽だと感じられるメリットがたくさんある為、デメリットや注意点もしっかり理解した上で使用すれば問題ありません。是非セルフで気楽にイメチェンを楽しみましょう。