コインランドリーでの羽毛布団の洗濯方法を紹介!
羽毛布団を洗うのは大変なのでクリーニングに出す人も多いですが、クリーニングではなくコインランドリーで簡単に洗濯することも可能です。コインランドリーは乾燥機もついているのでしっかりと乾かすことが可能です。ここでは、コインランドリーでの羽毛布団の洗濯方法をご紹介します。
コインランドリーで羽毛布団を洗うメリット
羽毛布団はふわふわと柔らかい上に暖かいので、冬などの寒い季節には欠かすことが出来ないでしょう。ですが、洗濯しようと思っても大きくてかさばってしまうので大変という人も少なくありません。ここでは、コインランドリーで羽毛布団を洗うメリットについてご紹介していきます。
クリーニングに出すより安い
羽毛布団は自宅で洗うのは大変なので、クリーニングに出すかコインランドリーを利用している人が多い様です。
コインランドリーに持っていって自分で洗濯機に詰めて回さなければいけませんが、クリーニングに出すよりもコインランドリーで羽毛布団を洗った方が安く済むので金額を安く抑えたいという人にはコインランドリーで洗うことをおすすめします。
ですが、やはりコインランドリーで羽毛布団を洗うのとプロのクリーニングを利用するのでは全く仕上がりが異なります。
家族分の羽毛布団を洗濯するのであれば、クリーニングでは1枚3,500円~5,500円かかる可能性があります。
コインランドリーでは1枚2,000円あればお釣りが返ってくるところも多い為、羽毛布団本来のふわふわ感を出したいのか、費用を安く済ませたいのかなど、自分は何を重視したいのかでコインランドリーにするのか、クリーニングにするのかを選ぶことをおすすめします。
手間なく簡単に綺麗になる
クリーニングに羽毛布団を持って行けば、プロの手で綺麗に仕上げてくれますが、コインランドリーでも手間なく簡単に綺麗に羽毛布団を仕上げてくれます。
コインランドリーの乾燥機に羽毛布団を入れるだけで、回転すると同時に羽毛布団に付いている髪の毛やゴミなどの汚れを落としてくれる効果があります。さらに、ダニなどが死滅した時に死骸がそのまま残ることなく、回転しているときに綺麗に落としてくれます。
ダニ退治効果も
コインランドリーで羽毛布団を洗濯するメリットとして、ダニ退治効果も期待できるようです。ダニは20分~30分間、約50℃の環境に置かれると死滅すると言われています。
コインランドリーの乾燥器の中は50℃になるためダニ退治効果があると言われています。よくダニ退治させるために、太陽に布団を干す人も少なくありません。ですが、太陽に当てても布団の環境は50℃に満たないため意味がないようです。
コインランドリーで羽毛布団を洗う前の確認・注意
全てのコインランドリーで羽毛布団を洗濯できるとは限りません。家で洗うよりもコインランドリーでの洗濯は綺麗に仕上げてくれるのでおすすめの方法です。ここでは、コインランドリーで羽毛布団を洗う前の確認・注意をご紹介していきます。
洗濯表示を確認
コインランドリーで洗濯する際も自宅で洗濯する場合も、羽毛布団の洗濯表示を確認するようにしましょう。洗濯不可となっている羽毛布団もあるため注意が必要です。
洗濯不可となっている羽毛布団も普通に洗濯している人は多いですが、洗濯したことによって今まで通りふわふわの羽毛布団に戻らなかったり、もう使用できなくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。
洗濯不可の羽毛布団をどうしても洗濯したい場合には自己責任で行いましょう。洗濯不可の羽毛布団をコインランドリーで洗濯してしまい、洗濯機を破損させてしまったなどという場合は修理費用を請求される可能性もあるので注意しましょう。
生地の劣化・破れをチェック
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する際には十分に注意する必要があります。万が一羽毛布団の劣化や破れがある場合には、洗濯中に羽毛が飛び出てしまう可能性があります。
洗濯槽に羽毛が詰まってしまった場合は修理費や清掃費を請求されてしまう可能性があるので注意しましょう。
羽毛布団を10年以上使用している場合には、破れがあったり、破れそうになっている部分があるものもあるでしょう。今は破れていなくても洗濯中に破れてしまう可能性のあるものはコインランドリーは使用しないことをおすすめします。
羽毛布団はポリエステルやレーヨンなど様々な生地のものが販売されています。生地にシルクやレーヨンが使用されているものは、コインランドリーだけでなく洗濯不可となっている場合がほとんどです。
レーヨンやシルク生地はとても繊細な素材なので、コインランドリーで洗濯してしまうと破れてしまう可能性があるので注意しましょう。
羽毛布団には機能性が高いものもありますが、そのようなものは金額も高くなってしまいます。3万円以下の羽毛布団は耐久性が低いものが多い為、コインランドリーで洗濯しているときや乾燥機で回している時に耐えられてない可能性もあります。
生地の劣化・破れだけでなく、繊細な素材が使われていないかも事前に確認しておくことをおすすめします。
羽毛布団の洗濯ができないコインランドリーもある?
羽毛布団をコインランドリーで洗濯する際に、多くの人は近くのコインランドリーを利用するでしょう。ですが、全てのコインランドリーが羽毛布団を洗濯できるという訳ではないので、事前に利用するコインランドリーの情報を調べて置くことをおすすめします。
羽毛布団に水を染み込ませるとかなり重くなってしまいます。洗濯をするときは遠心力でぐるぐると回転しながら汚れを落として生きますが、重くなった羽毛布団が遠心力で回ることによって洗濯機が壊れてしまう可能性があるため、拒否しているコインランドーがあるようです。
さらに、洗濯中に羽毛布団の中の羽毛が飛び出してしまい、洗濯機が故障することを心配して拒否しているコインランドリーもあるので確認せずに行かないように注意が必要です。
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する方法・手順
羽毛布団はクリーニングよりもコインランドリーで洗濯した方が金額を安く抑えられるのでおすすめです。ですが、コインランドリーで洗濯する際には劣化や破れがないかを事前に確認しておくなど注意が必要です。ここでは、コインランドリーで羽毛布団を洗濯する方法・手順をご紹介します。
持っていくもの
コインランドリーで洗濯する場合に、乾燥機を使用するから完全に乾くと思っている人も居るでしょう。
ですが、乾燥機を使用した後も風に当てなければいけないため、午前中などにコインランドリーで洗濯してしまうことをおすすめします。コインランドリーで羽毛布団を洗濯する場合には、中性洗剤と重曹を持っていきましょう。
①布団カバーをはずす
コインランドリーで洗濯する手順として洗う前に布団カバーは外しておきましょう。洗濯カバーも一緒に洗う場合はコインランドリーに来てから外しても良いですが、家で外してきてもよいでしょう。
羽毛布団はどこのコインランドリーでも洗濯できるという訳ではないので、事前に羽毛布団を洗っても良いのか確認してから持って行くように注意しましょう。
②羽毛布団をくるくる巻く
羽毛布団をコインランドリーの洗濯機に入れる場合に、入れば良いとぐじゃぐじゃに入れてしまう人もいるでしょう。
ですが、それでは入れている途中で入らないなどのトラブルになる可能性があります。羽毛布団を洗濯機に入れる場合には、まずは三つ折りにして、そこからぐるぐると巻いていきましょう。
丁寧に行えば綺麗に洗濯機に入れることができます。さらに、羽毛布団を洗う洗濯機選びも重要です。あまりにもギュウギュウでは羽毛布団が回転せずに綺麗に洗濯することが出来ません。
羽毛布団の洗濯の手順は簡単ですが、布団を洗濯機に入れた時に9割ほどが埋まるくらいのものを選ぶことをおすすめします。
9割と聞くと結構ギュウギュウにも思えますが、完全に埋まらず、余裕がありすぎないものの方が綺麗に洗濯することが出来ます。
あまり隙間が空きすぎてしまうと、布団が洗濯機に叩きつけられてしまい、衝撃が強すぎたために布団が破れてしまう原因にもなるので注意しましょう。
キルティング加工なしの場合は紐で縛る
羽毛布団をコインランドリーで洗濯する際の手順として、ぐるぐると巻いたらそのまま洗濯機に入れて問題はありません。ですが、キルティング加工されていないものは注意が必要です。
キルティング加工されていないものをぐるぐると巻いただけで洗濯機に入れてしまうと、中の羽毛が片寄ってしまい、乾燥機後に元に戻すのは難しい部分があります。
そのため、キルティング加工がされていない羽毛布団を洗濯する際の手順として、三つ折りにしてぐるぐると巻いた後に紐で縛ることをおすすめします。
ビニール紐でも問題はないので、しっかりと縛ってから洗濯機に入れることで羽毛が片寄るのを防いでくれる効果が期待できます。羽毛布団の種類によって洗濯の手順を変えないと、ヨレヨレの羽毛布団になってしまうので注意しましょう。
③洗濯機に入れて洗濯
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する手順として、ぐるぐる巻いたら洗濯機に入れていきます。洗濯機の大きさは羽毛布団を入れたときに9割ほどのものを選ぶことをおすすめします。
コインランドリーには大型の洗濯機や中ぐらいの洗濯機などが沢山置いてあります。どれが良いのか悩んでしまった時は一度洗濯機に入れてみることをおすすめします。
羽毛布団を洗濯する際の注意点として、洗濯機の隙間が空きすぎてもまったく隙間がないという場合もあまりよくはありません。隙間が空きすぎてしまっていると、空回りしてしまい洗濯機が止まってしまい洗濯することが出来ない可能性があります。
さらに、隙間が空いている分羽毛布団の衝撃が大きくなってしまい、破れる原因となります。羽毛布団が破れてしまうと、中の羽毛が飛び出してしまい洗濯機に詰まる可能性があるので注意しましょう。
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する場合に、隙間があるからと毛布などを一緒に入れて行うのは止めましょう。
羽毛布団と毛布は全く種類が違うため、水を含んだ毛布は羽毛布団よりも重くなってしまうため、羽毛布団が潰れてしまい、綺麗に仕上がらなくなってしまう可能性があります。
種類が違うものは、別々に洗濯することをおすすめします。洗濯機に羽毛布団を入れた後の手順として、コインランドリーを回していきましょう。
準備した中性洗剤を入れて、重曹をプラスすることで、羽毛布団がふわっと仕上がります。さらに、重曹は消臭効果があるので臭いが気になるという人にはおすすめの方法です。
羽毛布団は洗濯機で洗うだけでもダメージが大きいので、おしゃれ着用の中性洗剤を使用することをおすすめします。
普段弱アルカリ性の洗剤を使用している人も少なくありませんが、羽毛布団をコインランドリーで洗濯する際に弱アルカリ性の洗剤を使用してしまうと、羽毛布団にはダメージが強すぎてしまいます。
破れやすくなってしまうなどの原因にもなるので、羽毛布団を洗濯する時は中性洗剤を使用することをおすすめします。
コインランドリーで羽毛布団を乾燥させる方法・手順
コインランドリーで羽毛布団を洗ったあとは乾燥機にかけて乾かします。自宅で羽毛布団を洗濯する人も居ますが、乾燥機がないうちは乾燥に時間がかかり、カビが生える原因にもなってしまいます。ここでは、コインランドリーで羽毛布団を乾燥させる方法・手順をご紹介します。
①乾燥前に布団に空気を入れる
乾燥機に羽毛布団を入れる前の手順として、羽毛布団に空気を入れるようにしましょう。どうやって空気を入れたら良いのかと疑問に思う人も多いですが、羽毛布団の裏と表から外側に布団を引っ張るようにしましょう。全体的に引っ張ることで布団の中に空気が入っていきます。
羽毛布団はふわふわしているのが特徴のため、空気を入れずに乾燥機にかけたときと、空気を入れた時とでは全く仕上がりが異なります。
キルティングの羽毛布団の場合には、縫い目があるので一つ一つの縫い目を引っ張って空気を入れていく形になります。
キルティングの羽毛布団の方が乾燥機に入れるための手順は少し時間がかかりますが、ふんわりと仕上がった方が使い心地も良いので、しっかりと行うことをおすすめします。
羽毛布団は使用するうちにしんなりとしてしまい、購入時と比べて厚みがなくなってしまうことがほとんどです。ですが、乾燥機に入れる前に空気を入れることで、元のふんわりした羽毛布団に戻る可能性があるので、一つ一つの手順を丁寧に行うことをおすすめします。
②乾燥機への入れ方
羽毛布団を乾燥機に入れる際の手順として、羽毛布団は2つ折りにして綺麗に乾燥機に入れていきましょう。洗濯機に入れる際には、ぐるぐる巻きにして入れていましたが、乾燥機に入れる場合は2つ折りの方が良いそうです。
さらに、洗濯機に羽毛布団を入れる場合は9割ほどのものを選ぶとよいとご紹介しましたが、乾燥機は3割ほどのものを選ぶことをおすすめします。
キルティング加工がされていない羽毛布団は、紐で結んで洗濯していたため、乾燥機にかける際には紐は切って入れましょう。
羽毛布団はふんわりとしているのが特徴なので、ふんわりと仕上げるために柔軟剤を使用しましょう。柔軟剤を使用することで、ふんわりと仕上がるだけでなく静電気防止効果も期待できます。
コインランドリーで羽毛布団を乾燥機にかける際には、液体の柔軟剤を使用するよりも、柔軟シートが販売されているので、シートを使用することをおすすめします。
テニスボールを入れると◎
乾燥機に羽毛布団を入れたら、一緒にテニスボールを入れるのもおすすめです。テニスボールを入れることで羽毛布団を叩いているような効果が期待できるため、ふんわりと仕上げることが出来ると言われています。
乾燥中に羽毛布団を叩くと、ダニの死骸なども布団の中から外に出してくれるので綺麗に仕上がります。
③乾燥中にしたいこと
乾燥機に羽毛布団を2つ折りにしたままだと中の部分が乾かずに半乾きの状態になってしまいます。全体的に乾燥できていないとカビが生える原因にもなってしまうので、20分毎に一度羽毛布団を取り出して中と外を裏返して再度乾燥機に入れることをおすすめします。
キルティングの部分も乾きにくいため、ひっくり返すという作業はとても重要です。乾燥は約60分ですが、60分では全体的にしっかりと乾燥できない場合もあります。
手で確かめて湿っているようであれば10分ずつ追加することをおすすめします。半乾きの状態で放置することはないように注意しましょう。
④家に帰ってからすべきこと
羽毛布団を乾燥機に入れる前に、空気を入れたり、テニスボールを入れて一緒に回すことでふんわりと仕上げることができます。
全体的にしっかりと乾燥することが出来たからとこれで終わりではありません。最後の手順として、家に帰ってから30分~1時間は風の当たる場所で干すことが大切です。
乾燥機から取り出してすぐは温かくなっており、よく乾いていると思う人が多いでしょう。ですが、熱にも湿気が含まれているので、冷めていくうちに湿気は羽毛布団にどんどん溜まってしまいます。
乾燥後の湿気を飛ばすためには外の風の当たる場所で30分~1時間は干しておくことが大切なようです。湿気を放置してしまうと、カビが生える原因になり、そのまま使い続けると健康被害をもたらしてしまいます。湿気を取りながら、しっかりと乾かすようにしましょう。
コインランドリーで羽毛布団の洗濯にかかる時間と費用
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する際には、一つ一つの工程を行うことでクリーニングにお願いしたようにふわっと仕上げることが可能です。ここでは、コインランドリーで羽毛布団の洗濯にかかる時間と費用についてご紹介していきます。
洗濯にかかる時間と費用相場
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する場合には、羽毛布団のサイズによっても時間や費用は異なる様です。自分の持っている羽毛布団が入るコインランドリーが設置されている所もあれば、設置されていないところもあるので事前に確認しておくようにしましょう。
洗濯したい羽毛布団がシングルサイズの場合には、15キロ前後の洗濯機、ダブルサイズの羽毛布団であれば25キロ前後の洗濯機が設置されているコインランドリーを選びましょう。
コインランドリーで洗濯にかかる費用は洗濯機の大きさによって異なります。15キロ程度の洗濯機の場合には600円~1,000円程かかり、25キロの洗濯機の場合は1,000円~1,400円かかります。
2,000円持って行けば洗濯だけでお釣りがくるということになります。羽毛布団の洗濯時間は、洗濯機の大きさや洗濯するものに関わらず30分程で終わります。
洗剤や柔軟剤はコインランドリーで販売されているところもありますが、自分の使っているものを持っていっても問題はありません。クリーニングでお願いするよりも、コインランドリーの方がかなり費用を節約することが出来ます。
乾燥にかかる時間と費用相場
洗濯が終わったら、そのまま持ち帰らずにしっかりと乾燥機にかけるようにしましょう。自宅で外に干すという人もいますが、天気が悪ければ半乾き状態になってしまいカビが生える原因になってしまいます。
乾燥機を使用することで、ふんわりとした仕上がりになり、ダニを死滅させることも出来るので綺麗に仕上がります。
乾燥機は、シングルサイズの羽毛布団を15キロサイズの乾燥機に入れた場合は10分で100円となります。ダブルサイズを25キロの乾燥機に入れた場合には、6~9分で100円になります。
衣類であれば、15キロサイズで30分~40分ほどで乾きますが、うもうぶとんのばあいは60分~70分ほど乾燥機にかける必要があります。
そのため、15キロサイズの乾燥機に入れた場合には600円~700円、25キロサイズの乾燥機に入れた際には700円~1,100円かかります。手で触った際にまだ湿っていると感じたらその都度追加して行うことをおすすめします。
コインランドリーでの羽毛布団の洗濯は簡単でおすすめ!
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する場合は、洗濯だけでなく乾燥機もかけれるので、しっかりと乾かすことができます。一つ一つの工程を行うことで、ぺちゃんこになった羽毛布団もふんわりと仕上げることが出来る可能性もあるようです。