ダイエット効果もある人気の酢玉ねぎのレシピを紹介!
ダイエット効果や血流を改善し、健康に良いと人気の酢玉ねぎですが、毎日摂ることが効果に繋っていくポイントです。毎日と聞くと億劫で続かないと思いがちですが、酢玉ねぎを料理レシピに加える工夫で、楽に毎日食べ続けることができます。
酢玉ねぎは、調味料的な役目もするので、色々なレシピにアレンジが効きます。玉ねぎを使ったレシピを酢玉ねぎに置き換えていくことで、健康的な料理の幅も広がります。常備菜として作って置くととても便利です。今回は、人気の酢玉ねぎを活用したアレンジレシピをご紹介します。
酢玉ねぎの効果とは
アレンジレシピにも登場する人気の酢玉ねぎですが、実際どのような効果が期待できるのでしょうか?酢と玉ねぎには共通する作用が多くあります。その2つが組み合わさった酢玉ねぎには、相乗効果が期待できます。
血流の改善、動脈硬化予防、高血圧の抑制したり、血糖値上昇を抑制、糖尿病予防、そのほか、腸内環境を改善を促し、ダイエットや疲労回復にも繋がる効果があります。次に、具体的な効果の仕組みを簡単に説明していきましょう。
血液がサラサラに
玉ねぎには、血管に良い2大成分であるケルセチンとアリシン様物質が含まれています。その成分が血液をサラサラにする効果をもたらしています。
ケルセチンは、血管を硬くさせない働きと活性酸素を撃退する働きの抗酸化力があります。ケルセチンを摂ることは、活性酸素を減少させる力が働き、動脈硬化を回避することに繋がります。
もう一つの成分アリシン様物質は、玉ねぎを切ることで生まれる辛味成分です。切ってしばらくすると血流改善に効果のある硫化プロペニルに徐々に変化します。そのため、切った玉ねぎを常温で1時間~1時間半置くのがベストと言われています。
アリシン様物質には、水に溶けやすい特徴があり、水に5分さらすだけで50%が失われるしまいます。しっかり熱を加えると血流効果が期待できる硫化プロベニルに変化しやすくなる特徴もあります。玉ねぎの2大成分と酢に含まれるクエン酸効果で血液サラサラ効果が期待できます。
ダイエットにも効果
玉ねぎには、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖が含まれています。腸内環境を良くする効果で、便秘改善に繋がります。酢には、エネルギーを作るクエン酸回路を活発化させる働きがあります。
脂肪燃焼を促進したり、体脂肪の分解を促す作用があり、糖質や脂質の素早い代謝に繋がります。ダイエットの他、血糖値を上昇を緩やかにするので、体の疲れを癒す効果もあります。
酢玉ねぎの基本の作り方
それでは、酢玉ねぎ作りの基本的なレシピにご紹介いたします。酢玉ねぎの作り方は、とても簡単な上、家庭にある身近なもので作れるというのも人気の理由にあります。いくつか違ったパターンのレシピをお伝えします。
用意する材料
用意する材料は、玉ねぎ500g、ハチミツ100ml(1/2カップ)、酢150ml~250ml、塩小さじ1です。玉ねぎは、普通の玉ねぎでも紫玉ねぎでもお好みで構いません。玉ねぎに含まれる成分のケルセチンが多く含まれるのは、日光をよく浴びた皮がしっかりとした茶褐色の秋玉ねぎです。
作り方
それでは、酢玉ねぎのレシピを4つのパターン別にご紹介します。料理のレシピに合わせて使い分けても良いでしょう。重要なポイントは、切った玉ねぎを30分以上置いておくことです。日持ちは、冷蔵庫で2週間程です。
①玉ねぎのスライスした基本レシピをご紹介します。玉ねぎを薄切りにします。玉ねぎと調味料の酢、ハチミツ、塩をよく混ぜて、冷蔵庫で5日間寝かしたら出来上がりです。
②玉ねぎのみじん切りレシピは、火を通します。鍋に玉ねぎのみじん切り、酢、蜂蜜を入れ、混ぜながら強火で2分程加熱したら出来上がりです。容器に移して、冷蔵庫で保存します。
③玉ねぎのすりおろしと黒酢を使ったレシピです。材料は、玉ねぎ500g、黒酢150ml、ハチミツ大さじ3、塩小さじ1です。作り方は、擦りおろした玉ねぎに、全ての材料を入れ、よくかき混ぜたら冷蔵庫で寝かします。基本レシピのスライス程、寝かし時間は待たなくても大丈夫です。
④酢玉ねぎ氷(シャーベット状)のレシピです。日持ちが長く、冷凍庫で2ヶ月位です。作り方は、玉ねぎを4等分してラップをかけて電子レンジ(600W)で10分加熱します。粗熱が取れたら、ミキサーに全ての材料を入れピューレ状にします。一晩、冷凍庫で固めたら出来上がりです。
酢玉ねぎの使い方
次に、酢玉ねぎの使い方です。そのまま食べても良いですし、サラダのドレッシングの他、料理レシピやデザートレシピまでと幅広くアレンジが効きます。酢玉ねぎを使うことで栄養価の吸収力を高めたり、体脂肪を溜めにくくしたりと、ダイエット効果も期待できるでしょう。
酢玉ねぎを使ったアレンジレシピ
ローマは一日にしてならず。酢玉ねぎを毎日摂るには、料理レシピに取り入れるのが簡単、且つ、自然に食べ続けられる方法です。次に、酢玉ねぎを使った人気レシピを紹介いたします。
酢玉ねぎは、作り置きなのですぐ使えて、時短料理にもダイエットにも繋がり一石二鳥です。酢玉ねぎの4つのパターンの内、レシピに合うものを活用してみましょう。
レシピ①酢玉ねぎ入りコールスロー
1つ目のアレンジレシピは、コールスローサラダです。酢玉ねぎと酢玉ねぎのつけ汁も一緒に使います。材料(4人分)は、キャベツ300g、にんじん100g、きゅうり1本、塩、ハム4枚、コーン70g、酢玉ねぎ50g、調味料はマヨネーズ大さじ 5、酢玉ねぎのつけ汁大さじ2、コショウです。
作り方は、キャベツ、にんじん、きゅうりをみじん切りにし、塩をふって混ぜ、しんなりするまで置きます。酢玉ねぎ、ハムもみじん切りにし、先に切っておいた野菜がしんなりしたところでコーンと一緒に加えます。調味料を全て混ぜ、野菜にかけて混ぜ合わせて出来上がりです。
レシピ②酢玉ねぎでトマトのマリネ
続いてのアレンジレシピは、トマトのマリネです。酢玉ねぎを使うことで、あっという間にトマトマリネが出来上がる時短レシピの一つです。材料は、トマト2個、酢玉ねぎ50g、酢玉ねぎのつけ汁大さじ4、塩・コショウ適宜です。甘さを足したい場合は、はちみつを加えると良いでしょう。
作り方は、トマトを食べやすい大きさに切ります。切ったトマトに酢玉ねぎ、酢玉ねぎのつけ汁、塩、コショウを混ぜ合わせて出来上がりです。冷蔵庫で1時間ほど冷やすとさらに美味しくなります。きゅうりなど他の野菜を加えたり、オリーブオイルをかけて頂くのもおすすめです。
レシピ③酢玉ねぎアレンジ ジャーマンポテト
アレンジレシピ3つ目は、おつまみとしても人気のジャーマンポテトを酢玉ねぎを使って作るレシピです。酢玉ねぎには、豚肉のビタミンB1の吸収率をアップする効果と体脂肪をためにくくする効果があるので、ベーコンを使うこのレシピにぴったりです。
材料は、酢玉ねぎ大さじ2、ベーコン3枚、じゃがいも3個、オリーブオイル適量、塩適量、コショウ適量、パセリ適量です。ベーコンをソーセージに代えてもOKです。下準備として、じゃがいもの火の通りをよくするために、予め、皮を剥いて2分間レンジにかけます。
作り方は、ベーコンは適度な大きさに切り、オリーブオイルを引いたフライパンにベーコン、レンジにかけて置いたじゃがいも、酢玉ねぎを一緒に入れて炒めます。じゃがいもが良い色加減になったら塩とコショウで味を整えて、パセリのみじん切りをかけて出来上がりです。
レシピ④酢玉ねぎと鶏胸肉のにんにく炒め
アレンジレシピ4つ目は、中華風レシピの酢玉ねぎと鶏胸肉のにんにく炒めです。まろやかな酢の酸味が美味しく、ご飯も進むおかずレシピです。材料は、鶏胸肉1枚、片栗粉大さじ1、酢玉ねぎ大さじ2、にんにく1片、醤油大さじ1、塩、コショウ、ごま油適量です。
作り方は、鶏胸肉を一口大に切り、塩とコショウを振り、片栗粉をまぶします。フライパンにごま油を引き、にんにくのみじん切りを入れ、鶏胸肉を焼きます。鶏肉に八割程火が通ったところに酢玉ねぎを加え、蓋をして蒸し焼きにします。最後に醤油をかけて出来上がりです。
レシピ⑤酢玉ねぎでゴーヤとツナのさっぱり和え
5つ目に紹介するアレンジレシピは、酢玉ねぎでゴーヤとツナのさっぱり和えです。ゴーヤと酢玉ねぎがとても合うと人気のレシピです。ゴーヤの苦味も少なくなり、さっぱりとした味の簡単おすすめレシピです。
材料は、ゴーヤ1/2本、ツナ缶1/2、酢玉ねぎ60g、酢玉ねぎのつけ汁大さじ2、塩昆布大さじ1~2、塩少々です。作り方は、ゴーヤはワタを取り除き、薄く切り塩もみをし、30秒程茹でます。水気を切って冷ましておきます。ゴーヤと全ての材料を和えて、塩で味を整えたら出来上がりです。
酢玉ねぎを健康やダイエットに活用しよう!
酢と玉ねぎの組み合わせの効果は、単にダイエットに繋がるだけでなく、成人病予防にも繋がり、健康を保つのにとても良い食材です。レシピに取り入れない手は無いと感じた方も多いでしょう。
ご紹介したレシピの他にも甘酢漬けの酢玉ねぎは、意外にもアイスクリームにかけたりと、デザートレシピにも料理レシピにも合う優れものです。健康やダイエットに酢玉ねぎを毎日の食生活に活用していきましょう。