バック駐車のコツは?角度やハンドル操作など上達のポイントを解説!

バック駐車のコツは?角度やハンドル操作など上達のポイントを解説!

車の運転歴が長くても、バック駐車のコツがわからずいつも頭から車を駐車しているという人もいるでしょう。バック駐車をするのが苦手な理由やハンドルの操作の仕方やミラーの見方や注意点など、バック駐車が上達するコツについてご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.バック駐車が苦手な人は多い
  2. 2.バック駐車が難しく感じる理由
  3. 3.バック駐車が上手くなるコツ
  4. 4.バック駐車であると便利な機能
  5. 5.バック駐車の注意点
  6. 6.バック駐車のコツは車の動きと見え方に慣れること

バック駐車が苦手な人は多い

Photo byNoel_Bauza

高校を卒業してからすぐに車に乗り始め、運転歴だけ見ればすでにベテランだという人の中にもバック駐車が苦手な人は意外に多いでしょう。スーパーなどの駐車場は狭いため、バック駐車では怖くて駐車することができずいつも頭から車を突っ込んで駐車しているという人も少なくありません。

ですが本当は誰でも簡単に安全に、バック駐車ができるはずです。車に乗り始めてからずっとバック駐車をしている人などはいとも簡単にバック駐車をしますが、慣れることだけが大事だというわけでもありません。

バック駐車は教習所で習っている

Photo byRyanMcGuire

バック駐車が苦手だという人でも、教習所で車の運転方法を習った時にバック駐車もきちんと習っています。そのため、教習所を卒業した後もずっとバック駐車をしているという人には、バック駐車が苦手だという人はいないと言えます。一方、バック駐車が苦手な人の多くは、教習所卒業後あまりバック駐車をしていません。

教習所で習ったことをそのままずっと続けていればバック駐車が苦手になるようなことはないのですが、バック駐車をしないでいる期間が長くなるとバック駐車のやり方を忘れてしまい、苦手になる傾向にあります。

バック駐車はコツを掴めば簡単に出来る

Photo byFree-Photos

教習所を卒業してしばらくバック駐車をしなかったために、どうしてもバック駐車が必要な時になって困ってしまう人も少なくありません。ですがバック駐車はコツを掴めば誰にでも簡単にできます。そのコツをちゃんと教習所で習ってきたのに、しばらくやらなかったせいで忘れてしまっているだけです。

バック駐車をあまりやらなかったために今苦手だと感じている人でも、コツさえ掴めばバック駐車をすることができるということです。

バック駐車が難しく感じる理由

Photo bylipetkd

バック駐車が苦手だという人には、バック駐車が難しく感じる理由というものがあります。人間には色々な苦手があり、その理由は人それぞれですが、バック駐車に関しては苦手な理由はどの人もほぼ同じです。ですが「バック駐車は苦手」と思い込んでしまっていると、一体なぜ苦手なのかの理由すらわからなくなっている場合もあります。

バック駐車が難しく感じる理由を知れば、バック駐車が簡単にできるようになるコツもわかりやすくなってきますので、まずはバック駐車が難しく感じる理由からご紹介しましょう。

前進とバックでハンドルが逆になる

Photo bymelkhagelslag

バック駐車が難しく感じる理由の一つ目は、前進とバックでハンドルが逆になるということです。本当は前進もバックもハンドルは逆ではないのですが、バックするというのが「ハンドルが逆になっている」と思い込んでしまう原因になります。バックをする時にハンドルを右に切ると左に曲がると錯覚しているからです。

本当は前進でもバックでもハンドルを右に切れば右に曲がっているのに、バックをしていると左に曲がっていると思ってしまうため、何が何やらわからなくなっている人が多いです。バックしながらあれこれ切り返しているとさらにわからなくなってしまいます。

ハンドル操作をどうして良いのかわからなくなってしまうため、バック駐車が難しいと感じる人はとても多いです。

気をつける場所が多い

Photo byFree-Photos

バック駐車が難しく感じる理由の二つ目は、気をつける場所が多いということです。前進する時には見通しが良いためあまり注意することもありませんが、バック駐車をする時には後ろが良く見えないので注意する必要があります。また、車と車の間に駐車する場合には両方の車にも注意しなければなりませんし、障害物も見えないため注意が必要です。

前進でも注意しなければいけないのが人の飛び出しですが、バックでいきなり人が飛び出してきた場合すぐに対応できないという人もいます。他に、バックする時にスピードを出し過ぎて駐車場の縁石に思い切り当たってしまうという場合もあります。

たまに縁石を乗り越えてしまう人もいますし、バック駐車をする場合には気をつける場所が本当にたくさんあり、そのせいでバック駐車が難しく感じる人が多いと言えます。

教習所と環境が全く違う

Photo bypixel2013

バック駐車が難しく感じる理由の三つ目は、教習所と環境が全く違うということです。教習所でも実践的なバック駐車の仕方を教えてくれるところもありますが、ほとんどの教習所では何もない広い所でバック駐車の仕方を習います。ですが実生活の中では何もない広い所にバック駐車することはほぼありません。

教習所では広い場所で簡単に出来たバック駐車が、スーパーの駐車場やデパートの駐車場では全くできなくなったという人も少なくないでしょう。それはスーパーやデパートなどの駐車場はとてもスペースが狭く、隣に他人の車があることが多いからです。

両側に車がある場合もありますし、駐車場のスペースが極端に狭い場合もあります。このように教習所とは全く環境が違うため、バック駐車が難しく感じる人も多いでしょう。

サイドミラーの見方が分からない

Photo byJOERG-DESIGN

バック駐車が難しく感じる理由の四つ目は、サイドミラーの見方が分からないということです。ルームミラーは良く見るのにサイドミラーはほとんど見ないという人もいます。そのため、サイドミラーの見方が分からずバック駐車する際に駐車場のラインや隣の車との距離などが分からないということになってしまいます。

サイドミラーを見ることによって駐車場の駐車スペースのラインや隣の車との距離を確認することができますので、バック駐車をする場合にはサイドミラーで周囲の状況をしっかり確認することが大切になりますが、サイドミラーでの確認ができない人も少なくありません。

このようにサイドミラーの見方が分からないため、バック駐車が難しく感じる人もいるということです。

バック駐車が上手くなるコツ

Photo byRyanMcGuire

バック駐車が難しく感じる理由をご紹介しましたので、次はいよいよバック駐車が上手くなるコツについてご紹介します。バック駐車が難しく感じるという人でも、いくつかのコツさえ掴めばかなり上手くなります。バック駐車が苦手だという人の多くは、そのコツを知らないだけです。

いくつかのコツさえ掴めば、バック駐車が苦手だという人でも必ずバック駐車が出来るようになりますので、バック駐車のコツをいくつかご紹介しましょう。

コツ①車の角度は45〜50度を意識して入庫する

Photo byPexels

バック駐車が上手くなるコツの一つ目は、車の角度は45度から50度を意識して入庫するということです。バック駐車が上手くできないという人は、バックする時の車の角度がわからずハンドルを切り過ぎてしまったりしている場合が多い傾向にあります。バック駐車をする際には車の角度が45度から50度程度になるようにハンドルを切りましょう。

ハンドルを切り過ぎてしまうと何度も何度も切り返しをしなければならなくなり、ハンドルをどちらに切っているのかわからなくなることがあります。45度から50度ぐらいにすると一発でバック駐車することができますので、試してみましょう。

コツ②ハンドルは車を停止してから操作する

Photo bynoelsch

バック駐車が上手くなるコツの二つ目は、ハンドルは車を停止してから操作するということです。バック駐車が上手な人の中には車を停止せずハンドル操作できる人もいますが、苦手な人にはこれはおすすめできません。バック駐車が上手な人であっても車を停止してからハンドルを操作する人の方が多いです。

入りたい駐車場スペースの近くにいったん車を停止してハンドルを切り、それからアクセルを踏んでバックすると上手くバック駐車することができます。

コツ③サイドミラーの見え方をマスターする

Photo byPexels

バック駐車が上手くなるコツの三つ目は、サイドミラーの見え方をマスターするということです。普段サイドミラーをほとんど見ないという人の中には、サイドミラーの角度がどう見てもおかしいという人もいます。身長や座高などによってサイドミラーの角度を調整しなければ、必要な情報を得る角度にすることはできません。

運転席に座ってハンドルを持ち、運転する時の状態でサイドミラーに何が映るかを確認し、ちゃんと自分に見えるようにサイドミラーの角度を調整しましょう。そして何がどのようにミラーに映るのか、見え方をマスターすることが大切です。

コツ④広い場所で何回も練習をする

Photo byUp-Free

バック駐車が上手くなるコツの四つ目は、広い場所で何回も練習をするということです。バック駐車が本当に苦手な人には、車が両側に駐車されていると怖くて駐車は出来ません。そのような場合には、広い場所で何回も練習することが必要になります。何もない広い場所に何か目標物を置いて、その目標物に向かってバック駐車の練習をしましょう。

広くて人があまりいない場所というのは都会にはなかなかありませんが、河川敷などなら練習に使うことも可能な場合が多いです。誰の邪魔にもならないような広い場所で練習をするのも、バック駐車が上手になるコツのひとつです。

バック駐車であると便利な機能

Photo byTerriC

バック駐車が上手くなるコツをいくつかご紹介しましたが、それだけではまだ不安だという人もいるでしょう。そういった人には、機械を使うことをおすすめします。昨今の車には色々と役に立つ機能が搭載されているものもあり、その中にはバック駐車に役立つ便利な機能というものもあります。

元々そういった機能がついている車もありますが、後付けで今使用している車につけることができるものもあります。バック駐車であると便利な機能についていくつかご紹介しましょう。

パーキングソナー

Photo byJillWellington

バック駐車であると便利な機能の一つ目は、パーキングソナーです。パーキングソナーというものは、車のコーナーに超音波を発信するセンサーをつけ、その超音波の跳ね返りによって障害物を探知して警告音を発して知らせてくれる機能です。バック駐車する場合、後ろにある障害物に気付かない場合もあるのでとても便利な機能です。

パーキングソナーは別名パーキングセンサーもしくはバックセンサーで、意外に安価で購入することができます。パーキングソナーが元々ついていなくても、購入してつけることができますのでおすすめです。

バックカメラ

Photo byFree-Photos

バック駐車であると便利な機能の二つ目は、バックカメラです。車にカーナビゲーションのモニターがついている車は結構多いですが、このモニターとセットで使うことによって車の後ろの様子を見ることが出来るのがバックカメラです。カメラに映っているものをモニターで見ることによって、後ろの様子を確認できます。

バックカメラはリアカメラとも言い、こちらも単品で市販されています。パーキングソナーよりややや高価ですが、パーキングソナーとは違い映像で後ろの障害物を確認できますので、そういった点でおすすめです。

アラウンドビューモニター

Photo byjarmoluk

バック駐車であると便利な機能の三つ目は、アラウンドビューモニターです。アラウンドビューモニターは、自分の車をまるで上から見ているように見ることが出来るため、周囲の障害物との距離なども大変わかりやすく人気です。アラウンドビューモニター搭載の車もありますが、実はこちらも後付けをすることができます。

自動車メーカーの純正品は値が張りますが、それ以外にお手頃価格のアラウンドビューモニターもあります。バックカメラなどではまだバック駐車が不安だという人におすすめです。

バック駐車の注意点

Photo byFree-Photos

バック駐車が上手くなるコツや、バック駐車であると便利な機能などについてご紹介してきましたが、実はそれ以外にもバック駐車の注意点があります。サイドミラーの見方をマスターして車の角度を理解し、アラウンドビューモニターを取り付けたとしてもまだまだ安心してはいけません。

コツや機能だけではバック駐車が本当の意味で上手くなったとは言えません。車を安全に運転するためには、まだ他にも注意しなければならない大切なことがあります。それでは、バック駐車の注意点についてご紹介しましょう。

目視は必要

Photo byPexels

バック駐車の注意点は、目視は必要だということです。バックセンサーがあってもアラウンドビューモニターがあっても、油断してはいけません。アラウンドビューモニターで障害物などがちゃんと見えていたとしても、目視確認を怠ってはいけません。むしろモニターなどより目視確認の方が正確な情報を得られるからです。

バックカメラやアラウンドセンサーがあっても、運転している人本人の意識が散漫だと事故を起こしてしまう可能性もあります。便利な機能があっても、しっかりと自分自身の目で確認する必要があります。

バック駐車をする時には、必ず自分自身の目で目視確認をしなければならないということを忘れないようにしましょう。

バック駐車のコツは車の動きと見え方に慣れること

Photo byToby_Parsons

バック駐車が上手くなるためのコツや便利な機能や注意点などについてご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。バック駐車のコツは車の動きとミラーの見え方に慣れることです。車は一歩間違えば大変危険な凶器にもなりかねませんので、必ず目視確認をしてゆっくりしっかりと安全にバック駐車をしましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

関連するまとめ

人気の記事