10分どん兵衛が美味しすぎる!日清もお詫びした噂の作り方を紹介!

10分どん兵衛が美味しすぎる!日清もお詫びした噂の作り方を紹介!

あまりの美味しさにメーカーの日清食品が公式にお詫びを表明するほどの事態にまで発展した問題レシピ、「10分どん兵衛」について詳しい作り方と、そばで作る場合とうどんで作る場合の違いについて解説。どうして10分どん兵衛でお詫びしたのかについてもご紹介します。

記事の目次

  1. 1.10分どん兵衛の美味しい作り方
  2. 2.10分どん兵衛のうどん・そばの違い
  3. 3.10分どん兵衛は赤いきつねでも可能?
  4. 4.10分どん兵衛に対するお詫びとは?
  5. 5.10分どん兵衛は麺のモチモチ感が美味しい!

10分どん兵衛の美味しい作り方

楽しいお料理
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知る人ぞ知るインスタント麺のアレンジレシピ「10分どん兵衛」ですが、その作り方を改めて解説します。さらに他にもどんな麺に10分どん兵衛レシピが活用できるのか?オススメのアレンジレシピや日清食品が発表したお詫びの話まで盛りだくさんでお送りします。最後までどうぞお付き合いください。

10分どん兵衛が生まれたワケ

美味しい食事はなにからうまれるのか
Photo byDaria-Yakovleva

そもそも、10分どん兵衛の作り方を発見したのはお笑い芸人の「マキタスポーツ」さんでした。マキタスポーツさんはある日、SNSなどで10分どん兵衛について発信したところ大ブレーク。同時期に話題になった「レンチンどん兵衛」と相まって、ユーチューバーや著名人へと一気にその話題が広がりました。

貧困生活で迫りくる”飢え”を凌ぐために、どん兵衛にひと手間加えてもっと満足感をえられないか?と考えたことで10分どん兵衛のレシピが生まれました。

マキタスポーツさんは芸人になるための上京したころのことで、どん兵衛の麺が平麺から新しい麺へと変わったことも発見の一因でした。ひとえに「手軽に満腹感を得たい」と思ったマキタスポーツさんが考案した、新しい発想のレシピこそが「10分どん兵衛」だったのです。

お湯を入れて10分待つだけ!

お湯を注ぐ場面
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まずはその作り方から!という事ですがとっても簡単です。それはズバリ、うどんのカップ麺に「お湯を入れて10分間待つ」だけ。まさに10分どん兵衛といえます。

他に何か手を加えるわけではありません。10分間、お湯ではなく水を入れて待つといったようなこともありません。とにかく純粋に、待ち時間を10分に増やすだけのコロンブスの卵的な発想でいつもとまるで違った美味しい食感を得られる作り方なのです。

「え?そんな事したら伸びてブヨブヨになっちゃうじゃん!?」などと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは騙されたと思って10分間待ってみましょう。数多くの人々を魅了した驚きの美味しいうどんが出来上がります。

どん兵衛の美味しいアレンジ方法は?ハマるちょい足しレシピを大公開! | 副業・暮らし・キャリアに関するライフスタイルメディア
どん兵衛の美味しいアレンジ方法をまとめて紹介します。インスタントカップ麺で有名な日清のどん兵衛には、さまざまなアレンジ方法があります。ごま油をちょい足しする油そば風どん兵衛やバターと胡椒を後乗せするアレンジほか、作り方のアレンジ方法なども必見です。

10分どん兵衛のうどん・そばの違い

違いの分かる男
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10分どん兵衛ではうどんが使われていますが、そばを使って作るとどうなるのでしょうか?うどんと違ってそばの推奨時間は3分です。10分どん兵衛の推奨待ち時間は5分なのでその条件を踏まえたうえで、どん兵衛のうどんとそばの違いはどういったものになるのか確認してみましょう。

うどんの場合

うどんが太い
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うどんの推奨時間は5分間となっています。ですので、倍の10分で作ってみるとどうなるんだろう?という疑問がこうしたレシピの発見につながったのでしょう。

推奨時間の5分の作り方では、すこしコシの残る歯ごたえのある食感の仕上がりです。しかし「10分どん兵衛」の作り方では、その歯ごたえが大きく和らいで、歯にまとわりつくようなもっちりとした食感を感じられるような出来上がりでした。

インスタント麺にありがちなパサパサ感がなくなって、より生麺に近い感触になるので、のどごしもよく満足感もしっかりと得られる仕上がりになります。どちらの食べ方も美味しいので、好みで作り分けると良いでしょう。

そばの場合

そばがうまそう
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続いて、どん兵衛のそばで推奨時間の3分よりも長い時間で作ってみた場合はどのようになるのでしょうか?そばの推奨時間は「3分」とされているので、うどんの例を考えれば倍の6分がより良い待ち時間と判断できます。

10分で作った場合と6分で作った場合を食べ比べた結果では、そばは時間をかけすぎてしまうとぼそぼそとちぎれやすくなってしまうので、10分では少々長すぎてしまいます。それに比べて6分ではほどよい堅さと柔らかさのバランスがよく、3分で作った場合の歯ごたえに比べても好みの範囲で好悪が分かれるような仕上がりになります。

どん兵衛のうどんの麺の太さに比べて、そばの麺は細く水分を含ませるための面積に大きな違いがあるため、そのような結果になったのでしょう。つるっとしたのど越しと食べ応えを得たいのであれば、6分程度が丁度良いでしょう。

10分どん兵衛は赤いきつねでも可能?

気になることがあるんだ
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日清のどん兵衛のうどんで10分間待つことで、いつもと違った美味しいうどんが出来上がることで有名になった作り方ですが、他のメーカーから販売されている乾麺でも同じように違った食感を得られるのでしょうか?

同じくインスタントカップ麺のうどんを販売しているマルちゃんの「赤いきつね」ではどのような結果になるのでしょうか。

赤いきつねでも問題なく作れる!

ヤッター!

赤いきつねの推奨時間も5分間となっているので、倍の10分間を目安に作ると良いでしょう。どん兵衛と違う点は麺そのものの太さで、赤いきつねは昔ながらの平麺であることが特徴です。

平麺である分、どん兵衛と違って水分を吸収する面積に違いはありますが、仕上がりは10分どん兵衛と同様にもちもちになります。どん兵衛と同様に麺が「柔らかすぎる」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、インスタント特有のパサパサ感が苦手であれば試す価値は十分にあります。

赤いきつねと同様の麺を使っている他のインスタントカップ麺でも、同じような作り方で少し違った食べ応えを得られます。表記通りの時間そのままで作るのもよいですが、倍の時間で作ってみると赤いきつねのように違った食感を楽しめるでしょう。

他にもおすすめしたい10分麺

麺
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どん兵衛や赤いきつね以外にも10分レシピで美味しいインスタントカップ麺を楽しめるものはいくつもあります。有名どころで言えば、AEONから販売されている「ノンフライ麺」も赤いきつねと同じ平麺なので、同様の食感を楽しめます。

同じ平麺であれば寿がきや食品の「みそ煮込うどん」も美味しいです。みそベースの芳醇なダシが麺にしっかり染み込むので、より深い味わいになって今までにない香りと味を発見できるでしょう。

他にもたくさんのカップうどんが多くの食品メーカーから販売されていますが、ほとんどのカップ麺で10分どん兵衛のレシピが使えます。もしもいつもの味に飽きていたり、物足りない時は試してみると良いでしょう。

10分どん兵衛に対するお詫びとは?

もうし分け無さそうな犬

日清食品がお詫び?と思われたことでしょう。美味しい10分どん兵衛という作り方が新しく見つかったことで一体何を謝ることがあるというのでしょうか?

それは、日清食品が考える「美味しい食べ方」に対するこだわりと、ユーザーが考える「美味しい食べ方」について改めてメーカーとしての姿勢を見直したときに自然と現れたような謝罪文でした。

タレントの「マキタスポーツ」さんが拡散したことで話題になった「10分どん兵衛」で、どうして日清がお詫びを掲載するに至ったのか?その内容は以下のようなものでした。

推奨時間より美味しく食べられる事へのお詫び

美味しくてすまない

「日清食品は10分どん兵衛のことを知りませんでした」日清食品は左記の文言から始まる謝罪文を公式HP上に掲載し、「世の中の多様性に気付けなかった」として5分レシピにとらわれ過ぎていたことを「お詫び」として掲載しました。

10分の待ち時間で違った別の美味しさを味わえることを知らなかった、食品メーカーとして研究してお客様に提供するという工程を、「5分こそが美味しい」としてその視覚に囚われてしまっていた、として謝罪したのです。

そしてこの件をきっかけに、どん兵衛の売り上げが前年比1.5倍という結果につながったというのですから、個人が発する情報が社会にもたらす影響をまざまざと感じさせる出来事と言えるでしょう。

10分どん兵衛は麺のモチモチ感が美味しい!

笑顔

メーカーとして日清食品が提供していた5分の常識を覆して、10分という新レシピであたらしい視点から美味しさの見直しというちょっとしたムーブメントを巻き起こした「10分どん兵衛」。その美味しさは従来のごくごく当たり前の美味しさから、より生麺のようなもちもちとしていて滑らかな食感を与えてくれるという事実を発見させてくれました。

10分どん兵衛だけでなく、さらに他の多くのカップ麺やインスタント食品のちがった美味しさを発見できるかもしれないという可能性や、チャレンジ精神を発掘できたこともとても面白い出来事として受け止められます。

違った視点で新しい世界を

世界
Photo byqimono

もしかしたら10分どん兵衛のような、いつもは常識にとらわれていて気づけない、違った観点でみればより面白くなることは他にもたくさんあるのかもしれません。

日々の何気ない日常に埋もれてしまっている「アタリマエ」をもう一度みなおして、まったく違う角度から見ることでもしかしたら私たちの生活をより素晴らしいものに変えてくれる可能性があるのです。そういう見えていない気づきを見えるように小さなことにも集中してみれば、より面白い日常に出会えるでしょう。

五所川原銭男
ライター

五所川原銭男

ガジェット系を好む。雑食。暴食。時折暴走する。知る人ぞ知る某国産プロジェクトの中の人。

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