イルミナカラーのセルフ方法【必要なもの】
イルミナカラーの特徴は、なんと言っても日本人の髪でも透明感を出せるカラー剤と有名です。市販で用意してセルフのヘアカラーで透明感が出せたら最高です。セルフのやり方をみていきましょう。
市販の1剤と2剤
まずはイルミナカラー本体のカラー剤が必要です。市販で買おうとするなら今はネットで購入する必要があります。サロン専用のカラー剤ですがネットで購入出来て便利です。
サロン専用のカラー剤は、市販のセルフカラー剤と違って別々に売っています。イルミナカラーの希望する色味のカラー剤1剤とオキシと言われる過酸化水素の2剤が必要です。1剤はショートなら1本、ミディアム以上なら2本用意しましょう。
2剤のオキシは、オキシドールと言って髪の毛を脱色しながら発色させる働きのある薬です。こちらは1本あれば充分足ります。毒性があるので、必ず小さな子供の手の届かないところに、そして口にしないようにしましょう。
小物
イルミナカラーのセルフカラーに必要な小物は、100円ショップなどに売っているカップとハケ、手袋が必要です。サロン専用のカラー剤なので小物は市販のヘアカラー剤のようにセットされていないので気をつけてください。
カップは、調理に使うステンレスのボールでも代用出来ます。マドラーと言ってイルミナカラーの1剤と2剤を混ぜる棒も有ればムラになりにくいので用意してください。
手が汚れないように手袋も100円ショップで購入出来ます。調理用や介護用コーナーにある使い捨て透明感ゴム手袋で代用可能です。
髪をまとめるもの
セルフカラーでムラなく染めるためには、髪の毛を分けてブロッキングする必要があります。髪の毛をまとめるのにダッカールというとめるものを用意しましょう。汚れてもいいゴムや大きなヘアクリップで代用可能です。
汚れてもよい格好
セルフでイルミナカラーをしようとすると、どんなに気をつけていてもカラー剤で洋服が汚れてしまいます。放置時間の時も動いたりするので、汚れてもいい格好や、100円ショップに売っているビニールクロスを使いましょう。
タオルにもカラー剤がつくと、なかなか落ちないので捨ててもいいタオルを3枚ほど用意しすると安心です。
イルミナカラーのセルフ方法【レシピ】
特に人気のイルミナカラーのカラーレシピを3つご紹介します。全て共通して外国人風の透明感のあるカラーなのでセルフカラーで出せたら嬉しい色です。色に迷ったらこの3つのどれかを選べば間違いありません。
オーシャンの配合
イルミナカラーが爆発的に人気になった代表的な色がオーシャンのカラーレシピです。オーシャンという色はブルー系のアッシュで、単色で出せる色味です。
日本人の赤みが出やすいにもイルミナカラーのオーシャンレシピで誰でも透明感のある外国人風アッシュカラーができるのです。イルミナカラーのセルフカラーで色に迷ったらオーシャンを試してみるといいです。
グレージュの配合
ここ最近よく聞くようになったヘアカラーの色味でグレージュのレシピはご存知ですか?グレージュとはグレーとベージュの中間のような色味で、くすみ過ぎず柔らかい色味を言います。
外国人風の透明感がありつつ、アッシュ系カラーよりもくすみ過ぎず、ベージュ系のカラーはどのファッションにも相性がいい色味です。明るめの髪色にサファリとヌードを混ぜるレシピです。
ウォームアッシュの配合
ウォームアッシュは、くすみ系が苦手な人におすすめしたいイルミナカラーのレシピ配合です。柔らかさを残しつつ外国人風にしたい人にやって欲しい色味です。
オーシャンに、トワイライトとオーキッドを混ぜる配合です。ブルー系にムラサキを加えるイメージで黄みを抑えて透明感を残していきます。何度か染めるほどに透明感が増すヘアカラーレシピです。
イルミナカラーのセルフ方法【やり方】
イルミナカラーをセルフでするための準備出来ましたか?やりたいカラー剤も選んで、次は実際にセルフカラーをしていきます。しっかりと読んで希望の髪色になるようにみていきましょう。
1剤と2剤を混ぜる
汚れてもいい格好をして、手袋を付けて準備万端になったら、イルミナカラーの1剤とオキシの2剤を混ぜていきます。カラー剤の箱に表示されている配合で1対1もしくは、1対2の割合で混ぜていきます。
マドラーを使ってしっかりとイルミナカラーとオキシをホイップクリームのような柔らかさになるまで混ぜます。空気を含ませて混ぜることで発色しやすく、髪に乗せた時にムラになりにくくなります。
髪の毛に塗り20~30分放置
イルミナカラーを塗布していく前に髪の毛が長い人はブロッキングをしていきます。まずは上の毛を留めておきます。明るくなりにくく、塗布しにくい襟足の方から塗っていくとあとが楽です。
イルミナカラーを塗布する
イルミナカラーを均等にハケにのせて髪の毛に塗っていきます。根元にカラー剤が乗りすぎると明るくなりすぎるので均等になるように気をつけましょう。根元が塗布出来たら、次に毛先に塗っていきます。
特に根元に塗る時はハケを立てて塗るとベッタリつかず塗りやすいです。逆に毛先に塗る時はハケを寝かせて塗布してみてください。
髪を染める時はサロン・市販でも放置時間は同じ
全体に塗り終えたら、色が出るまで放置していきます。ラップを使って乾燥しないように頭を包み込んだ状態で20~30分放置します。
放置時間はサロンと同じくしっかりと置きます。セルフカラー剤は、早く染めるように短めの放置時間ですがイルミナカラーはサロン専用のカラー剤なのでしっかりめに置く必要があります。
乳化・洗い流す
しっかりと時間を置いて、希望の色になっていたら乳化をして流します。乳化とはカラー剤が髪の毛に入りきらない部分を少量のお湯を使って馴染ませて色味を安定させるものです。サロンでは乳化を丁寧にするのでセルフでもしっかりやりましょう。
乳化が終わったらしっかり流してシャンプーをしていきます。カラー剤をきちんと落としたいのでシャンプーは2回します。1度目はサッとながし、2回目は丁寧にしていきます。その後はトリートメントで仕上げていきます。
どのくらい退色するか
セルフカラーでやるイルミナカラーの持ちは、あまり良くないと言われています。何故なら、市販と違いサロン専用のカラー剤で使い方が難しいのと、イルミナカラーの色味の特徴にあります。
イルミナカラーは、透明感を出すために薄めのカラー配合されています。希望の色味が暗めであれば退色も遅いですが、透明感を出そうとすると退色は早めです。
イルミナカラーのセルフ方法【注意点】
イルミナカラーのセルフのやり方は大丈夫そうでしょうか。普通にやるセルフカラーと変わりはないですがちょっとしたコツでより綺麗にムラなく染まるので注意点を見ていきましょう。
塗布量
セルフカラーをイルミナカラーをする場合は、塗布量を均等にするように気をつけましょう。塗布量にムラがあると発色に影響があります。ハケだけではムラになりそうなら指を使って揉みこんで塗布量を確認しましょう。
髪が均一に乾いた状態にする
セルフカラーする場合、髪の毛の状態を均等にさせておく必要があります。濡れたところがあるとそこの髪の毛はキューティクルが開いてしまいカラー剤の浸透が早まったり、逆に水で薄まったりするのでムラになりやすくなります。
スタイリング剤を落とすためにシャンプーをセルフカラーの前にするのであれば、しっかりとドライヤーで乾かしてから始めていきます。
乳化をしっかりと行う
サロンでも必ずやる乳化の意味がよく分からない人も多いはずです。しかし、乳化をするかしないかで発色の仕方や退色の速さが違ってくるのです。そして頭皮についたカラー剤も乳化によって落とすことが出来るのです。
イルミナカラーを流す前に少量のお湯で揉みこみ、カラーが白っぽくなるまで馴染ませるのが乳化の正しいやり方です。
室温を温かくする
セルフカラーでやりがちなのが、だついじょやお風呂場の寒いところでカラー剤を塗布したり放置することです。いくら頭にラップをして促進させても室温が低いと発色が遅くなります。放置時間中は暖かい部屋で過ごしてください。
薬剤をケチらない
髪の長さや量があるのにイルミナカラーの1剤を1本しか用意しないでオキシを多めに入れて量がをケチってしまうのは良くありません。塗布量は少ないとムラになる原因になるので、余裕のあるカラー剤の量を用意してください。
イルミナカラーのセルフはオーシャン・オキシなどを混ぜ合わせて染める
イルミナカラーのセルフカラーのやり方はいかがでしたか?イルミナカラーの特徴の透明感はオーシャンを入れるとより綺麗に出るのでオキシとしっかり混ぜてセルフカラーしてみてください。きっとお気に入りのヘアカラーになります。