先ほども触れたように、無印良品の「人をダメにするソファ」はカバーは別売りとなっています。つまり、逆に言えば自由にソファのカバーをカスタマイズできるということです。
例えば無印良品で「人をダメにするソファ」の本体を一つとカバーを二つ購入することで、気分によって二種類の色のソファにアレンジすることができます。また、洗濯もできるため汚れた時にも安心です。
1人暮らしの人で部屋を自分好みのカラーリングにカスタマイズしたいという人にも無印良品のビーズクッション「人をダメにするソファ」はおすすめできます。
無印良品のビーズクッション「人をダメにするソファ」の悪い評判
これまでは無印良品のビーズクッション「体にフィットするソファ」について良い評判を紹介してきましたが、実際のところは悪い評判も散見されます。「人をダメにするソファ」というネーミングがあるように暗黒面も持っているソファなのです。
もちろん「体にフィットするソファ」はソファというよりはクッションなので寿命が来ればへたってしまうというデメリットはあります。
しかし、そんなクッションとしてのデメリット以外にも「人をダメにするソファ」には気をつけなければならない点があるようです。
体にフィットするソファ=体の一部に負担がかかる
実は、無印良品の店頭で座り心地を試しているだけでは気づきにくいのが体の一部に負担がかかりやすいという点です。これは体にフィットするソファであるという特徴の裏返しとも言えます。
「体にフィットするソファ」は大きさ的に体全体を包み込むだけの大きさはありません。したがって、支えられていない部分に負担が集中して疲れてしまうというのです。
上半身の中だと首の部分に、下半身だと背中にその疲れが来ます。ここからはそれぞれの部位への疲れについて解説していきます。
上半身・首が疲れてくる
無印良品の「体にフィットするソファ」は体全体を置くには小さすぎます。したがって、どうしてもそのビーズクッションの上で寝っ転がろうとすると首から上がはみ出てしまうのです。
だからといって首を支えようとして耐性を下げてしまうと「体にフィットするソファ」はただの枕になってしまいます。
それではせっかく無印良品でわざわざ枕でなくビーズクッション、それも「人をダメにするソファ」を購入した意味がなくなってしまうので悩ましいところです。
下半身・背中が疲れてくる
無印良品の「人をダメにするソファ」を使っていて持て余してしまうのは首から上の部分だけではありません。背中から下の部分もソファで支えることができないため、結局腰に疲れがたまってきてしまうのです。
その結果として、腰から上はビーズクッションの上で身にフィットしていてもその下は床にべったりであまり快適とはいい難い状況のまま動くのも気だるく疲れがより一層たまってしまうのです。
このように、無印良品の「体にフィットするソファ」は身に対するフィット感は優れている一方で、普通に使ってしまうといつの間にか疲れが蓄積してしまうというのが悪い評判の元となっているようです。
無印良品のビーズクッション「人をダメにするソファ」のおすすめの使い方
上記のようにデメリットもある無印良品の「体にフィットするソファ」ですが、使い方次第でそのポテンシャルを最大限に引き出すことも可能です。無印良品の他の商品と組み合わせて使うなどすることで身に対するフィットの仕方も倍増します。
ここでは、1人暮らしの人でも実践できる無印良品の他の商品と組み合わせを前提とした三つのおすすめの方法について紹介させていただきます。
それが、「ネッククッションと組み合わせる」「ミニと2個使いする」「オットマンとして使う」という方法です。それでは、三つの方法それぞれについてここから解説していきます。
ネッククッションと組み合わせる
無印良品の「人をダメにするソファ」を使いこなす方法の一つ目が、「ネッククッション」と組み合わせて使うというものです。組み合わせのおすすめは無印良品の「フィットするネッククッション」という商品です。
ソファでカバーしきれない首回りも、ネッククッションで固定することで身にフィットするようになり疲れがたまりにくくなります。したがって、肩こりなどもしにくくなりおすすめです。
「フィットするネッククッション」をこのようにビーズクッションと組み合わせるというのは無印良品のイメージムービーでも紹介されており、いわば「無印良品公認」の楽しみ方とも言えます。
ミニと2個使いする
無印良品の「体にフィットするソファ」のおすすめの使い方の二つ目は、上の写真の犬のように「ミニと2個使いする」というものです。「体にフィットするソファ」には通常サイズだけでなく「小」もあり、両方あると使い勝手が良いです。
「体にフィットするソファ」一つだけでは完全に身にはフィットしませんが、ミニと通常サイズとを組み合わせることで完全に身にフィットするようになります。
1人暮らしの人などは誰にも見られていないときに贅沢にビーズクッションを2個使いして大まっぴらにくつろぎたいものです。そのためにも、無印良品のビーズクッションを2個揃えることをおすすめします。
オットマンとして使う
おすすめの方法の3つ目がソファや椅子などに座ったときの「オットマン」として使うというものです。部屋がそれほど広くはなかったり、座る専用に買うほどでもないという人にはオットマンとしての使い方はおすすめできます。
椅子のオットマンを探しているという人は、それだけだと用途が限られてしまうため中々使い道はなくなってしまうのが難点です。しかし、代わりに無印良品のビーズクッションを用意すれば普段はクッションとしても利用することができます。
このように、無印良品のビーズクッション「人をダメにするソファ」は単なるソファだけでなく様々な使い道もある素晴らしい商品なのです。
無印良品のビーズクッション「人をダメにするソファ」の寿命
ここからは、そんな無印良品の「体にフィットするソファ」の寿命についてお伝えしていきます。当然ではありますが、無印良品のような品質の良い商品を出すメーカーであってもやはりソファに関しては寿命というものが存在します。
「人をダメにするソファ」とはよく言ったものですが、使う人だけでなくソファ自身もダメになっていくのは致し方ない部分になります。
ここではそんな無印良品のビーズクッションの寿命の長さや、交換時期の目安となる症状などについて詳しく解説していきます。
ビーズの寿命は約3年
使っている人のレビューや口コミなどを見ている限りでは、無印良品の「人をダメにするソファ」がダメになってしまう寿命は3年ほどと言えそうです。
購入したてのときはしっかりと腰を支えてくれるような感じがありますが、買って1年ほどするといい感じのへたり具合になってくるという声が多いです。このときは寿命が来ているというよりは馴染むというような表現が正しいかもしれません。
無印良品の店舗に並んでいるビーズクッションは基本的に新品の状態でやや反発が強いと感じる人もいるようですが、使ってしばらくするとちょうど良いくらいの硬さになってきます。
四年目はお尻が床に近くなってくる
使い込んでちょうど良い具合に身に馴染むようになった無印良品の「体にフィットするソファ」も、4年目に突入するくらいのタイミングでヘタリの症状が出てくるのが一般的です。お尻が床に近くなって付きそうになるほどヘタリの症状が出てきます。
これは無印良品の商品に限らず、ソファがへたって寿命になると良くあるビーズが逃げていく感覚を感じるのが一般的です。こうなるともう身体を支えることができなくなってソファとしての役割は終了となります。
こうなってしまったら無印良品の店舗に行ってまた新しい「人をダメにするソファ」を購入するか、あるいは今のクッションを再生するかという選択肢を取る必要があります。
無印良品のビーズクッション「人をダメにするソファ」の再生方法
「人をダメにするソファ」の寿命が来てしまった時に、また無印良品に行って新しいものを買うのも良いですが、愛着のある今のソファを再生するというのも中々捨てがたい選択肢です。
もちろん、単純に座り心地を追究するのであれば新品に勝るものはありませんし無印良品からも再生用のグッズは出ていないので最善の策とは言えない部分もありますが、それでもお金がないという場合は再生もアリです。
また無印良品で新たにソファを買い替えるという場合にも、お得な2個目の買い方を紹介するので是非実践して安く「体にフィットするソファ」をゲットすることをおすすめします。
ビーズを補充する
無印良品のビーズクッションがへたった時にまず考えるのがビーズの補充ではないかと思われます。無印良品では販売していませんが、ネット上で探せばビーズクッションに補充する用のビーズはたくさん売られています。
ただ、ビーズを補充するだけだとソファのカバーが伸びたままなので結局張りは戻らず、ただビーズクッションの体積が増えてしまうだけになってしまいます。したがってビーズの補充はあまりお勧めはできません。
カバーを買い替える
無印良品の「体にフィットするソファ」の強みとして、中身がへたっていてもカバーを伸長すればある程度は再生させることができるというものがあります。
買い替えるカバーのおすすめはやはり無印良品のもので、特にデニム生地のものは側面の記事がかなり強くヘタリを抑制することができるそうです。その代わり無印良品のデニム生地のカバーは他のものと比べてやや高めとなっています。
ただ、5年間使用して寿命を迎えたあとだとカバーを変えても再生しない可能性も十分にあります。そのため、カバーを変えるという方法も万能ではありません。
カバーを二重にする
そこで無印良品の「体にフィットするソファ」を長く使うために有効な方法としてクッションカバーを二重にするという方法があります。無印良品のソファカバーは強くできているため、二重にすることで体を支えられることができるようになります。
ただ、正直なところそこまでするならもう一度無印良品のお店に行って新しいソファを買った方が良いかもしれません。
3年もたてば無印良品も商品のアップグレードを行っているため、1人暮らしの人もそうでない人も新しいソファを買うことでより生活が充実すること間違いなしです。
お得に2個目を買うコツ
そこで2個目の「人をダメにするソファ」を無印良品で購入したいという人は「無印良品週間」と呼ばれる期間に買うことで10%OFFのセールを受けることができます。
無印良品週間は会員登録さえすれば誰でもセールの対象になるため、1人暮らしの人もそうでない人も無印良品のファンであれば是非とも目をつけておきたいところです。
無印良品週間については以前の記事で詳しく紹介しているので是非そちらも参考にしてお得に2個目のソファをゲットしてもらえればと思います。
無印良品のビーズクッション「人をダメにするソファ」は1人暮らしに便利
今回の記事では無印良品のビーズクッション「体にフィットするソファ」を紹介してきました。1人暮らしの人がこれを使うとすっかりソファのとりこになってダメになる、まさに「人をダメにするソファ」と言えます。
しかし、1人暮らしの人は中々家具にもお金をかけられない中で個のビーズクッションはお得にリラックスすることができるのでおすすめです。
「人をダメにするソファ」は1人暮らしの人にこそトライしてほしい、極限までリラックスできる無印良品のソファです。