100均のグルーガンを比較【ダイソーのグルーガン】
DIYや手芸で最近よく用いられるようになったグルーガン。ハンドメイドには欠かせない便利アイテムのグルーガンですが種類もたくさんあり値段も様々です。そこで今回はお手軽に手に入る100均のダイソーのグルーガンを紹介します。
ダイソーの最高温度・強度
100均のダイソーのグルーガンの最高温度は165度で消費電力は10Wです。グルーガンには高温タイプと低温タイプがあり、165度では高温タイプになります。
本来、グルーガンは表面がツルツルしたものの接着は苦手ですが、高温タイプのグルーガンは強度が高くガラスや鉄にも使用でき、しっかりとくっつけることができます。
高温なのでやけどには注意が必要です。DIYに使用するには十分な強度と言えます。連続使用時間も1時間なので十分に作業できます。
ダイソーの形状・コードの長さ
100均のダイソーのグルーガンは黒色で先とトリガーが赤のシックな見た目です。100均とは思えない、しっかりとした作りです。因みにダイソーは100均ですがグルーガンは税別200円で販売しています。
しかし、他のホームセンターだとグルーガンは1000円前後で売っているので、貼る強度も申し分無く100均のグルーガンはおすすめです。
コードの長さは1mくらいで邪魔にならない長さです。もし長さが必要なときは延長コードを使うことで長くすることが可能です。
ダイソーのグルースティックの種類
100均のダイソーのグルガンは別売りのグルースティックをグルーガンに装着させて使用します。ダイソーのグルースティックは一番よく利用される乳白色のものから、デコレーションにもなるラメ入りや茶色や黒色など様々な種類があります。
100均のダイソーではグルースティックは20本入りで税別100円なので、色々な種類を買い揃えて用途によって使い分けられます。因みにラメ入りは少しお高めで15本入りが税別100円で購入できます。
100均のグルーガンを比較【セリアのグルーガン】
100均のダイソーのグルーガンを紹介してきましたが、次は同じく100均のセリアのグルーガンを紹介します。100均のセリアと言えば、可愛い雑貨やおしゃれな商品が多いお店です。では、セリアのグルーガンとダイソーのグルーガンを比較して紹介します。
セリアの最高温度・強度
100均のセリアのグルーガンは最高温度が200度で消費電力が10Wです。100均のダイソーの165度より高く、強度は高めです。ダイソーのグルーガンと同じく高温タイプなので鉄や鏡など、グルーガンが本来は苦手なものも簡単に付けることができます。
セリアの形状・コードの長さ
100均のセリアのグルーガンは100均のダイソーよりも小さめの形状です。小さいため女性の手では使いやすいですが、男性の大きい手では少し握りにくいかもしれません。値段は100均のセリアのグルーガンは税別100円で購入できます。
コードの長さは100均のセリアのグルーガンより短く20cmです。20cmではグルーガンを使うときには延長コードが必要になってくるでしょう。
100均のセリアのグルーガンはサイズ感や延長コードの長さなどでコストを削っているように思われます。
セリアのグルースティックの種類
100均のセリアのグルースティックは1種類で、よく利用される乳白色のみの販売となります。値段は100均のダイソーと同じく20本入りで税別100円です。グルースティックの種類は圧倒的に100均のダイソーの方が多くグルースティックはダイソーがおすすめです。
100均のグルーガンを比較【グルーガンの使い方】
グルーガンは使い方が簡単なのでお子様と一緒にハンドメイドが楽しめるのもおすすめポイントです。次は100均のグルーガンの基礎的な使い方と失敗しないコツを紹介します。100均のグルーガンを上手に使いこなして素敵な作品を作りましょう。
グルースティックをセット
100均のグルーガンの後ろ側にある穴にグルースティックを差し込み、グルースティックが動かなくなるまでしっかりと押し込みます。先ほど100均のグルースティックを紹介しましたがサイズが同じものであれば、他で購入したグルースティックでも使うことができます。
因みに100均のグルーガンにグルースティックを差し込む段階ではコンセントを差し込んで電源を入れてはいけません。やけどの恐れがあるのでこの段階では、電源は入れないようにして下さい。
電源を入れて熱くなるのを待つ
100均のグルーガンにグルースティックが正しくセットできたら電源を入れます。100均のグルーガンはON/OFFのスイッチがないのでコンセントにプラグを差し込んだ段階でスイッチが入ります。スイッチが入ると本体が徐々に熱くなってきます。
たまに差し込んでいるグルースッティックが溶けて下に落ちるときがあるので、汚れても良いものを100均のグルーガンの下に敷いて待ちましょう。5分ほど待てば使える状態まで温まっています。
使い方のコツ
100均のグルーガンの操作は単純ですが、いくつかの使い方のコツを抑えないと完成品の見栄えが悪くなったり、上手くくっ付かなかったりと問題が発生してきます。使い方のコツを掴み上手に100均のグルーガンを使いこなしましょう。ではグルーガンの使い方コツを紹介します。
糸を引かないように気をつける
100均のグルーガンを使っていると、たまに溶けたグルーが糸を引いてしまうときがあります。引いた糸をそのままにしてると、グルーがそのまま固まってしまい見栄えの汚いものになってしまいます。
糸を引かないようにするには、グルーガンを使っていて少し糸が引いたときにクルクルと手早くグルーガン本体を小刻みに糸を切るイメージで回しましょう。納豆の糸を切るイメージで切ると上手くいきます。
それでも糸が引いてしまった場合は固まってしまう前に爪楊枝などで丁寧に取りましょう。グルーは冷えると固まる原理なので素早く取ることがおすすめです。
グルーをしっかりと接着させる
100均のグルーガンで上手に接着させるには、まずくっつけたいものを綺麗に拭きましょう。ゴミが付着していると接着の強度が落ちてしまいます。
そしてタップリのグルーを装着したいものに着けます。あまり少量のグルーだと接着できない場合があるので、グルーの量は気を付けましょう。
そしてグルーで装着後、グルーが冷えるまでしっかりと押し当てましょう。グルーが冷えるまでは手で押しあてておくことをおすすめします。
接着が失敗したら素早く取り外す
接着を失敗してしまった場合は素早く取り外せば大丈夫です。グルーは冷めると固まるので冷める前に素早くティッシュなどで拭き取りましょう。もし固まってしまった後で取り外したい場合はドライヤーで取り外したい部分を温めてグルーを溶かして取り外しましょう。
100均のグルーガンを比較【おすすめの使い方】
ダイソーとセリアの100均のグルーガンの比較とグルーガンの使い方を紹介しましたが、次は実際に100均のグルーガンを使ってどんなものが作れるかを紹介します。100均のグルーガンを使ってオリジナルのものを作りましょう。
リースを作る
グルーガンを使って冬に飾ると可愛いリースを作ることができます。材料は飾りつけのしていないシンプルなリースと松ぼっくりやリボン、造花などリースに飾りつけたいものを用意します。
これらの材料は100均のダイソーやセリアで購入することができます。材料が揃ったら、リースにグルーガンで飾りつけを付けていくだけです。自分の好きなように飾りつけをするだけなので簡単です。
インテリア雑貨を作る
先ほどのリースの飾りつけの余りでグルーガンを使って、インテリア雑貨を作ることも可能です。松ぼっくりにグルーガンでボタンを貼り付けて目を作ったり、綿を手でちぎって乗せたり、デコレーションするだけで冬らしいインテリア雑貨ができます。
また、100均で手に入る可愛い箱と造花でフラワーボックスを作ることができます。箱にグルーガンで一つ一つの造花を付けて、箱一杯に造花を積めるだけでフラワーボックスの完成です。お部屋や玄関に飾るとおしゃれな雰囲気になります。
布雑貨を作る
グルーガンは布を引っ付けることが可能です。そのためコースターも作ることができます。作り方は100均で売っているおしゃれな紐や毛糸にグルーガンを付けて後は渦を巻くようにクルクルと巻いていくだけです。
グルーガンのグルーがはみ出でしまうと不細工なので慎重にグルーを塗りましょう。オリジナルコースターは好きな柄にアレンジできて、材料は100均で揃えられてお値段もお安く作ることができ一石二鳥です。
アクセサリを作る
グルーガンを使えばワッペンやヘアピンなどのアクセサリーも簡単に作ることができます。100均に売っているワッペンやヘアピンの土台にグルーガンで飾りを貼るだけでオリジナルのアクセサリーを作ることができます。
スイーツに使う
グルーガンは貼る用途だけではありません。シリコンの入れ物に溶かした茶色いグルースティックを入れて固めるだけでチョコレート風になります。スイーツのデコレーションを楽しめたりヘアピンの飾り付けなどに使えておすすめです。
滑り止めに使う
グルーガンは滑り止めにもなります。滑りやすいサンダルや靴の裏に薄くグルーを伸ばし塗るだけで滑り止めの効果がでます。乳白色のグルーを使うと殆ど目立ちません。逆にラメ入りを塗ることで靴裏がおしゃれになるのでおすすめです。
100均のグルーガンは価格や最高温度が違う
100均のダイソーとセリアのグルガンを比較しましたが、ダイソーは税別200円でセリアは税別100円で購入でき、セリアの方が最高温度が高いという結果になりました。グルーガンを使ってオリジナルの作品をたくさん作りおしゃれに部屋を飾りましょう。