ダイソーの500円ヘッドホンのクオリティが高い!
100円均一のダイソーには雑貨や文房具、コスメなど様々な商品が並んでいます。そして最近ではダイソーで、スマートフォンのケースやケーブルなどちょっとしたグッズを買うこともできるようになりました。
そんな中、ダイソーでヘッドホンを購入することもできるのです。値段は500円と、普通の100円均一であるダイソーではあまり無いような価格となっています。
ダイソー、100円均一と考えると少し高いと感じてしまいそうですが、ヘッドホンとして見ると500円は驚くほど安い価格です。そこで、ダイソーのヘッドホンはどのくらいのスペックを持っているのか、詳しくご説明していきます。
ダイソーのヘッドホンのスペック
ダイソーのヘッドホンは、500円でどのくらいのスペックを持っているのでしょうか。普通のヘッドホンとして気になるタイプ別に4つ、分けてみました。それでは、ダイソーのヘッドホンをカテゴリー別に詳しくご紹介していきます。
タイプ
ダイソーのヘッドホンのタイプは、オーバーイヤー型となっています。オーバーイヤー型とは、イヤーパッドが耳全体を覆うタイプということです。
ヘッドホンのタイプと言うよりは、イヤーパッドのタイプです。ダイソー商品のようなオーバーイヤー型以外にも、オンイヤー型があります。こちらは耳全体をイヤーパッドが覆うのではなく、耳たぶの部分を抑えるような作りになっているのです。
そのためオーバーイヤー型よりも小型で、外でも付けやすいという特徴があります。しかしオーバーイヤー型はオンイヤー型よりも、音質重視の製品が多いのが特徴です。
ヘッドホンのタイプは特に記載してはいませんでしたが、見た目的にダイソーのヘッドホンは密閉型でしょう。密閉型とは、遮音性が高いタイプのヘッドホンです。そのため、外でつけても大音量で聴かない限りは音漏れはしません。
低音がよく聴こえやすく、スピーカーなどでは聴こえずらい細かい音の再生にも優れています。一方で、まるでその場で聴いているかのような空気感や臨場感などは密閉型では再現が難しいとされています。
ダイソーで販売されている密閉型のヘッドホン以外にも、開放型タイプのヘッドホンがあります。開放型は密閉型タイプと異なり、イヤーパッドの反対側の部分が解放されているのが特徴です。
音漏れがかなりするため、外で装着するのは辞めておいたほうがいいでしょう。しかし密閉型と異なり、籠っているように感じることもなくまるでスピーカーで聴いているような感覚があります。
空気感を感じ、まるでその場にいるような臨場感を味わうことができます。長時間のリスニングに適しているのも、開放型の特徴です。
音質
ダイソーのヘッドホンの音質は、超低音と表記していました。超低音とは、周波数で説明すると12.5Hz~32Hzまでを指しています。ちなみに、よく耳にする重低音とは、32Hz~80Hzまでの周波数のことを言っています。
ダイソー商品の超低音とは、重低音よりもさらに低音がよく聞こえる、強く聞こえるという意味です。
プラグ
ダイソーのヘッドホンのプラグは、3.5mmです。3.5mmのプラグはステレオミニプラグと言い、スマートフォンやパソコンなどにつなぐときには、そのままつなげて使用できます。
本格的なオーディオ機器につなぐ場合は、その製品に合わせた専用のプラグが必要になります。そのため、家電量販店で販売している変換プラグなどを使用してください。
ケーブル
ダイソーのヘッドホンケーブルは、両出しタイプになっています。両出しタイプとはそのままの意味ですが、ヘッドホンの左右両側からケーブルが出ているタイプです。
イヤホンと同じようなケーブルのイメージを持っておいてください。片方しかケーブルがない片出しタイプの商品もありますが、両出しタイプのヘッドホンも多いので製品としては普通のタイプと言えます。
ケーブルは1.2mと一般的な長さです。しかし、使用する機器によっては長さが足りないという場合もあるでしょう。その時は、ダイソーなどの100円均一でも販売している延長コードを使うといいです。
ダイソーのヘッドホンの寿命
今までは、ダイソーのヘッドホンのスペックについて説明していきました。ヘッドホンも電化製品であるため、寿命があります。ダイソーのヘッドホンにはどれくらいの寿命があるのでしょうか。次からは、ヘッドホンの寿命について詳しくご紹介します。
1000円台のヘッドホンと比べても劣らない
100円均一であるダイソーのヘッドホンだからあまり持たないのでは、と思うかもしれません。しかしダイソーのヘッドホンは、無線接続ではなく有線ですから、あまり寿命に関しては劣るということはないでしょう。
しかし、ダイソー商品であってもなくてもケーブルはあまり雑に扱うと断線してしまうため、使用する際は気を付けてください。
ヘッドホンが寿命を迎える時とは?
ヘッドホンが寿命を迎える時とはどのようなときでしょうか。ヘッドホンもイヤホンと同様に、ケーブルの断線が起こります。劣化の場合もありますが、雑に扱ってしまうとその分ケーブルに負荷がかかるため気を付けてください。
特にケーブルの根本部分の断線が多く、付けたり外すときなどに雑に扱ってしまい断線してしまったということがあります。
ケーブルだけではなく、プラグの劣化で寿命を迎える場合もあります。プラグの部分は金属なので、汗をかいた手で触って酸化し、電気が通らなくなったというケースがあるのです。プラグの部分もこまめに拭くことを心掛けましょう。
ダイソーのヘッドホンは子供にもおすすめ!
ダイソーのヘッドホンは、手軽に購入することができます。特にまだ幼い子供には、なるべく安価なものがいいでしょう。そこで、ダイソーのヘッドホンが子供にもおすすめです。まだ子供には本格的なヘッドホンは早いしお金がかかるというお母さん、お父さんはぜひご覧ください。
カラーが豊富で安いから壊しても安心
ダイソーのヘッドホンには、様々な色があります。そのため、子供も喜んでくれるでしょう。ダイソーのヘッドホンは、サイズ的にもどちらかと言えば子供用かなと思われる商品もあります。ダイソーの商品によっては、子供の耳にもフィットするものが見つかるでしょう。
また、普通のヘッドホンからしたらダイソーの500円という値段はお手頃なので、壊れてしまってもすぐに買いなおすことができます。そのため、安心してダイソーのヘッドホンを子供に使わせることができます。
ダイソーのヘッドホンは改造で音質アップ!
ダイソーのヘッドホンの特徴などについてご紹介していきました。ダイソーのヘッドホンは500円と手頃な価格ですが、人によってはこの音質では物足りないと感じるかもしれません。そんな時に試してほしい、簡単に出来るダイソーヘッドホンの改造方法をご紹介します。
簡単に出来ますが、カッターナイフやヤスリを使用するためお子さん一人でヘッドホンの改造をやらせないようにしてください。
アルミホイルが音質に影響
ヘッドホンを改造する方法の一つとして、アルミホイルを使う方法があります。しかし簡単といっても、ヘッドホンを一度バラバラにする必要があるので、改造するときは大人の力を使って行ってください。
またダイソー、100円均一の商品と言えども電化製品、精密機器なので上手くいかないこともあります。その点を考慮して行いましょう。
ダイソーのヘッドホンのイヤーパッド部分を一度解体します。解体することによって、イヤーパッドがぐちゃぐちゃになってしまうこともあります。その時は、新しいものに付け替えてください。
解体したら、ドライバの部分を外します。外した後、音が正常に鳴るか確かめてください。ドライバに付いていた部分の穴が開いているところを、カッターナイフやペンチなどで切りヤスリで綺麗に研磨しましょう。
切った部分に丁度はまるように、アルミホイルを切ってください。アルミホイルがはまる大きさに切ったら、先ほど取り出したドライバを元に戻して、アルミホイルをピンっと張って被せて付けてください。
付けたアルミホイルに、ペンなど先の細いものを使って穴を開けていきます。穴の数に決まりはないので、自分がいいなというくらい開けてください。
ドライバが付いていた部分の改造が完了したら、次はヘッドホン部分にもアルミホイルを被せていきます。こちらは被せるだけでいいです。後は元に戻せば、ダイソーのヘッドホンの改造は終了です。
ダイソーのヘッドホンはプチプラでおすすめ!
ダイソーのヘッドホンは、500円と普通のヘッドホンでは考えられない値段です。もちろん、音質にこだわりがある人にはダイソーのヘッドホンでは物足りないかもしれません。
しかしダイソーの商品でもいいという人もいるでしょう。また、幼いお子さんには安価にダイソーで買えて、買いなおすのも苦にはならないという点で、お母さんやお父さんたちにはピッタリなダイソー商品です。
初めてヘッドホンを改造してみたいという人にも、ダイソーのヘッドホンはおすすめです。ぜひ、ダイソーで500円のヘッドホンを見つけた際には試してみてはいかがでしょう。