業務スーパーで人気のパン・食パンの特徴とカロリー
最近業務スーパーという看板を掲げるスーパーを各地で見かけるようになりました。この業務スーパーは、プロの業者を相手のスーパーという建前を取っています。
従って大容量の食品を安い値段で売っていることが業務スーパーの特徴となっています。しかもこの業務スーパーは業者ばかりでなく一般の個人消費者も歓迎するという方針を取っているので、個人消費者も容量の大きな食品を安い値段で手に入れることができます。
この業務スーパーで売られている人気のパンや食パンを5つ取り上げて、その特徴やカロリーのデータなどをご紹介します。
天然酵母食パン
まず初めに業務スーパーで人気の食パンである天然酵母食パンをご紹介します。この食パンはその名の通りイタリア産のパネトーネ種の天然酵母をふんだんに使用しています。
この食パンの中に含まれているパン酵母のうちの約5%がこの天然酵母です。この天然酵母の働きにより、この食パンはたいへん香りのよい食パンになっています。その上北海道産の練乳も含まれているので普通の食パンより甘味があることもこの食パンの特徴です。
そしてこの食パンの内容量は1本が約2斤、600g以上ですから業務スーパー特有の大容量で、しかもその値段は199円という安い業務スーパー値段です。
そしてそのカロリーは100gあたり248キロカロリーという数値ですから、1枚を60gとすると1枚のカロリーは約150キロカロリーとなり、普通に市販されている食パンと変わりません。
ビール酵母パン
業務スーパーでたいへん人気のあるパンの一つにビール酵母パンがあります。これはその名の通りビールの発酵に用いるビール酵母を配合した、ちょっと甘い味のするパンです。
ビール酵母が入っているパンと聞けば、もしかしてアルコールが含まれているのではないかと心配になるかもしれませんが、心配ご無用、アルコールは全く含まれていません。
7枚切りになったミニサイズのパンです。値段はなんと85円という、業務スーパーならではのたいへん安い値段なのでお買い得です。
イギリス食パン
業務スーパーで人気のあるパンの3番目は食パンの一種であるイギリス食パンです。このパンには発酵種が使われていますから、焼くと香ばしい香りが出て来ます。
そして小麦の豊かな味わいが感じられ、食感もサクサクとした感じが嬉しいです。カットの厚さに応じてサクサクにも、ややもちっとした感じにもできますから、たいへん重宝な食パンと言えます。
味は甘味ではなく、かすかに塩味がついているので、いろいろな料理とよく合いますから、おやつや朝食ではなく、昼食や夕食に使いやすい食パンです。
サイズは業務スーパー特有の大容量で、しかも値段は185円という、これまた業務スーパーならではの安い値段であるのが嬉しいです。
チョコレートパンロング
業務スーパーで売られている人気のあるパンや食パンとして第4番目にご紹介するのはチョコレートパンロングというパンです。
このパンはその名の通り準チョコレートを使用して作られたパンです。準チョコレートとは成分としてカカオを15%以上含むチョコレートのことです。
味はほんのりとした甘味があり、チョコレートの独特の良い香りが漂って来ますから、おやつなどに最適のパンと言えます。カットして食べるのも良いし、一口ずつちぎって食べるのもよいです。
サイズは業務スーパー特有の大容量で32センチというロングサイズです。このサイズで値段は198円という業務スーパーならではの安いお買い得価格です。
業務スーパーで人気の輸入パン・食パンの特徴とカロリー
上にご紹介した業務スーパーで人気のパンと食パンの4種は、国内の業務スーパーの自社グループで製造するパンや食パンです。
今度は業務スーパーで一気のある輸入したパンをご紹介しましょう。業務スーパーでは輸入も輸入業者を通さず自社で行っているので、安い価格にでき、輸入品の選定も業務スーパー自社のバイヤーが厳選して良いものを選べるところが強みです。
これから業務スーパーで人気のある輸入パンとしてブレーンベーグルというパンと
中華揚げパン 油条(ヨウ ティアオ)というパンを取り上げて、その特徴を見て行きます。
プレーンベーグル
ベーグルというパンの本場はアメリカです。業務スーパーでは本場のアメリカから輸入したブレーンベーグルのパンを売っています。
このパンは昔からの製法でゆっくり時間をかけて作り上げるもので、食感はもっちりでも焼き上げた時、パリっとした感じがあり、リピートしたくなるパンです。
味はあっさりしているのでジャムやメープルシロップなどをつけて食べるのもよし、そのままちぎってシンプルな味わいを楽しむのもよし、といろいろな食べ方ができます。
値段は6個入りで368円です。輸入品とはいえ決して高い値段ではありません。なぜなら1個あたりの値段は368÷6=約61円という業務スーパーならではの安い値段になるからです。
中華揚げパン 油条(ヨウ ティアオ)
業務スーパーで輸入したパンの人気商品の2番目にご紹介するのは中華揚げパンです。このパンは横浜の中華街などでもよく見かける、文字通り中華風の油で揚げたパンです。
業務スーパーでは本場中国から輸入したこの揚げパンが売られています。油で揚げているので外側はカラッとしていますが、噛むとしっとりした味わいがある点が特徴のパンです。
業務スーパーの輸入担当者がおすすめの食べ方はきな粉と砂糖をまぶしたり、練乳をつけたりして甘味を付け菓子パンのようにして食べるというやり方です。価格は6本入りで248円という業務スーパー特有の安い価格です。
業務スーパーで人気のパン・食パンのおすすめアレンジ方法
これまでに業務スーパーで売られている人気のパンや食パンをいくつかご紹介して来ました。これらのパンや食パンにもいろいろなアレンジの仕方があります。
アレンジの仕方によって驚くほど違う味わいが出て来ます。いろいろな場面に応じて適切な食べ方があります。これからパンや食パンについて5種類のアレンジの仕方をご紹介します。
ハニートースト
業務スーパーで人気のパンと食パンのアレンジ方法で初めにご紹介するのは業務スーパーの食パンをアレンジしたハニートーストです。
まず業務スーパーで買った食パンをお好みの厚さに切ります。そしてバターをしみ込み易くするためにいく筋か深く切り込みを入れ、バターを載せてトースターで焦げ目がつく程度に焼き上げます。
その上にバニラアイスをのせ、蜂蜜をかけて出来上がりです。お好みに応じてシナモンを振ったり、また蜂蜜の代わりにメープルシロップやチョコレートソースを使うのも良しです。
フレンチトースト
業務スーパーで人気のパンと食パンのおすすめアレンジ方法で2番目にご紹介するのは、業務スーパーの食パンを使って作るフレンチトーストです。
まずボウルに卵を1個割って入れ、そこに砂糖を大匙1杯とミルク200mlを加えてよくかき混ぜまぜて保存袋に入れます。そこに業務スーパーの8枚切りの食パンを耳をカットして入れて冷蔵庫に入れておきます。
フライパンにバターを15gほど入れて加熱したところに冷蔵庫から保存袋を取り出し、先ほどの食パンをフライパンに入れて両面をこんがりとなるように弱火で焼き上げます。
焼き上げた食パンを皿に盛って、その上にお好みで蜂蜜やメープルシロップ、また粉砂糖などをかけて出来上がりです。
チーズマヨトースト
業務スーパーで人気のあるパンや食パンのおすすめアレンジ方法として3番目にご紹介するのは、業務スーパーの食パンを使って作るチーズマヨトーストです。
用意するものは業務スーパーの食パン1枚とチーズ、マヨネーズ、胡椒です。食パンにチーズを乗せて、その上にマヨネーズをお好みの量だけかけたら、そこに胡椒を振りかけましょう。
それをトースターに入れて220℃の温度で5分ほど焼きます。チーズとマヨネーズがとけてまわりがこんがりときつね色に焼き上がったら出来上がりです。
パングラタン
業務スーパーで人気のパンや食パンのおすすめアレンジの方法として4番目にご紹介するのは、業務スーパーの天然酵母食パンを使って作るパングラタンです。
用意するものは業務スーパーの天然酵母酵母食パンの端の部分を厚切りにしたもの、クリームシチューまたはクリームスープとシュレッドチーズです。
厚切りにした天然酵母食パンの端を、耳から約1センチ内側のところに切り込みを入れてパンをくり抜いてしまい、そこにクリームシチュー(またはクリームスープ)を詰めます。
その上にシュレッドチーズをのせ、余熱したトースターに入れてアルミホイルをかぶせてパンがこげないようにして約5分焼きます。その後アルミホイルを取り除いてからチーズが泡立つまでさらに約3分焼きます。それを皿に取り出してお好みでパセリなど散らせば完成です。
ホットサンド
業務スーパーで人気のパンや食パンのおすすめアレンジ方法で5番目にご紹介するのは、これまた業務スーパーの天然酵母食パンを使って作るホットサンドです。
用意するものは業務スーパーの天然酵母食パンを薄切りにしたもの、スライスチーズとハムかベーコンとゆで卵、バター、レタス、薄切りにしたトマトです。
作り方は、食パンをトースト、ハムかベーコンをフライパンで焼く、トーストした食パンにバターを塗ったものをラップの上に置く、その食パンの上に具を重ねて行く。
その上にバターを塗ったトースト済の食パンをかぶせてラップで強めに包む。全体が落ち着いたところで、ラップに包んだまま包丁でカットして出来上がりです。
業務スーパーで人気のパン・食パンのおすすめ保存方法
業務スーパーの食品は大容量でしかも安いことが特徴です。業務スーパーのパンや食パンもビッグサイズですから、一度には食べきれません。そこで余ったパンや食パンを保存する必要が出てきます。以下にこれらを保存する方法をご紹介しましょう。
冷凍保存のコツ
食パンなどを冷凍保存する時には、まず適当な厚さに切ってラップで包みます。それをフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存しておきます。
後は随時食べたいときに食べたい分だけ冷凍庫から出してラップをはがします。そして冷凍状態のままトースターで焼けばよいのです。これで十分ふわふわした美味しいトーストが食べられます。
業務スーパーで人気のパン・食パンは安い&美味しい!
以上に業務スーパーで人気のパンと食パンをいくつか取り上げて、その特徴や、いろいろなアレンジのレシピ、さらに冷凍保存の仕方などをご紹介して来ました。
これらの業務スーパーのパンや食パンは値段が安い上に本当に美味しくて材料も上質です。これは業務スーパーの食品は製造も運搬も輸入までも、すべて自社グループの手で行われているからです。