髪の毛を茶色にする方法は？傷まないまま綺麗に色を抜く方法をチェック！

髪の毛を茶色にしたいと思っている人は多いです。その方がなんとなく格好よく、おしゃれに見えるからでしょうが、髪の毛を染めないで茶色にできるものでしょうか。髪の毛を染めたくない、染めるのが禁止されているという場合は、どうなるのでしょうか。

確かに染めないで髪の毛を茶色にできればいいですが、現実には簡単ではありません。ただ、不可能かというと、そうでもないのでその方法をこれから紹介します。染めた方が手っ取り早いですが、他の方法もあることを知っておきましょう。

染めないで髪の毛を茶色にする方法を見る前に、染めた場合はどうなるかを解説しましょう。よくヘアカラーは髪にダメージを与えると言いますが、髪の毛を少しも傷まないまま染める方法はありません。染めるという行為は、少なからず髪に影響があります。

その理由ですが、ヘアカラーに含まれている薬剤により、髪の毛のキューティクルを強引にこじ開け、中に薬剤を浸透させて着色するからです。このため、キューティクルが傷んでしまい、髪の毛がぱさぱさになったり、枝毛になったりするというわけです。

髪の毛を染めると傷むのなら、染めない方法で茶色にした場合は傷まないのでしょうか。傷む、傷まないによって茶色くするかどうかの気持ちも変わってくるでしょうが、その疑問に対する答えは後程示します。

髪の毛を染めて茶色にする方が簡単ですが、あえて染めないで茶色にするメリットがどこにあるのかを考えてみましょう。髪の毛を染めない方法という選択肢を選んだからにはメリットがないと納得できないでしょうが、どのようなメリットがあるでしょうか。

髪の毛を染めないで茶色にする第一のメリットは、自然な茶色に仕上がることです。髪の毛を染めない場合、髪が傷まないという理由でそうする人もいるでしょうが、校則や会社の規則で禁止されているからという場合もあります。

そのような場合、ヘアカラーで髪の毛を茶色に染めると、あからさまな色の変化となり、規則に引っかかってしまいます。そうなればペナルティがあるケースもあり、損をしてしまいます。それが染めない方法で髪の毛を茶色にすると、その規則に触れずに済む場合があります。

というのも、染めない方法なら自然な茶色になるので、見た目は日焼けでちょっと色が落ちたのかな程度に受け取られるからです。つまり、茶色と言ってもそれほど目立たず、無理に元へ戻さなくてもいいということになるでしょう。

しかし、これは程度問題です。髪の毛が自然な茶色になるといっても、あまり色が抜けすぎると先生にも上司にもばれてしまいます。あくまでも自然な茶色というのが大事で、その程度に抑えておけば、余計な心配をしないで済みます。

髪の毛を染めないで茶色にする第二のメリットは、経済的であることです。ヘアカラーはそれほど高額とは限りませんが、それでも使わずに済めば安上がりです。髪の毛を茶色にする具体的な方法については後程解説しますが、例えばリンスを使えば、リンス代だけで済みます。

自分で髪の毛を茶色に染める場合にかかるのはヘアカラー代ですが、美容院で染めてもらう場合は、その料金も必要です。そのため、コストがかなり増えます。それを考えると、髪の毛を染めないで茶色にする方が経済的です。

特に学生が髪の毛を茶色に染める場合は、たとえ自分でやるにしてもヘアカラー代はちょっと痛いです。学生にとってもリンスなどで髪の毛を茶色に染める方法の方が経済的に助かるでしょう。

髪の毛を染めるのは簡単ですが、アレルギーがある人は頭皮に反応が出てしまう場合があります。セルフでやる場合も、美容院でやる場合も、ヘアカラーによって頭皮が無性にかゆくなるというケースもあります。

最悪の場合は、アナフィラキシーショックで命の危険にまで及ぶことがあります。したがって、アレルギーがある人は髪の毛を染めない方がよく、その方法を模索していくことになります。その代表的な方法がリンスで茶色にする方法ですが、種類によってはアレルギー対策になります。

種類によってとあえて断りを入れたのは、リンスの中にもアレルギーを起こすものがあるからです。そのため、リンスの種類選びを注意すれば、効果的なアレルギー対策が講じられ、うまく髪の毛を茶色にできます。

髪の毛を染めないで茶色にするメリットをいくつか紹介しましたが、メリットだけでデメリットなしというわけにはいきません。デメリットもいくつかあり、それをよく考えたうえで染めずに髪の毛を茶色にする方法を試す必要があります。

冒頭のコーナーで、髪の毛を染めないで茶色にする方法は傷むのか傷まないのかという疑問を呈しておきましたが、その答えを示します。リンスを使って髪の毛を茶色にすると、やはり髪の毛は傷まないというわけにはいきません。ある程度のダメージ覚悟でやる必要があります。

ヘアカラーとリンスでは、髪の毛が傷む原理が違います。リンスの場合の原理は次の段落で説明しますが、残念ながら髪の毛を染めなくても、枝毛になったり、ちりちりになったり、つやがなくなったりします。

ただ、リンスを使ってもすぐにそういう状態になるわけではありませんが、何度も髪の毛を茶色にしようと試みればそのデメリットはあります。もしこのデメリットが嫌なら、ほかの方法や種類にするか、髪の毛を茶色にするのをあきらめるしかありません。

リンスによって髪の毛を茶色にすると、どうして髪の毛が傷むのでしょうか。それを知るには、まずリンスの働きを理解しておく必要があります。髪の毛をシャンプーすると、アルカリ性になります。この状態で今度はリンスをすると、弱酸性になります。こうして髪の毛を守っています。

というのも、髪の毛は弱酸性状態が最もいいからです。ところが、リンスの方法を変えると、この弱酸性が酸性に変わります。髪の毛はアルカリ性でキューティクルが開き、酸性でタイトな状態になりますが、いずれも無理やりそうしているので、傷む原因となります。

つまり、リンスのやり方を変えて髪の毛を茶色にしようとすると、酸性になり髪の毛が傷むというわけです。これはリンスで髪の毛を茶色に変える場合には避けて通れないことであり、どうしても髪の毛のダメージが付いて回ります。

染めないで髪の毛を茶色にする方法はリンスだけではありませんが、まずはリンスを使って行う方法を解説しましょう。と言っても、リンスなら使っているという答えが返ってくるでしょうが、髪の毛を茶色にする場合はその使い方が違います。

通常はリンスはシャンプー後に使い、すぐに洗い流します。それによって、髪の毛が弱酸性になり、しなやかさ、滑らかさ、つやが保たれます。そのような使い方をしている限り、髪の毛は傷まないのですが、これを少し変えてみます。

どう変えるのかというと、乾いた髪の毛にリンスだけを塗るのです。シャンプー後の濡れた髪の毛ではなく、乾燥した状態にリンスを塗るのが茶色にするコツです。

ここですぐにリンスを洗い流してしまえば、通常の使い方と大して変わらず、髪の毛は茶色になりません。ではどうするかですが、しばらくリンスが塗られた状態で放置します。10～15分ほどです。それからリンスを洗い流します。

リンスを洗い流した後は、シャンプーをして、もう一度リンスをしますが、今度は通常通りのやり方で構いません。これを怠ると、綺麗な茶色に仕上がりませんからしっかりと行うようにしましょう。

なお、乾いた髪の毛にリンスを付けておく時間ですが、短すぎると効果は出ません。かといって長すぎると、必要以上に髪の毛を傷めてしまい、茶色くなったとしてもそのダメージヘアが気になりようになるでしょうから、時間調節には注意しましょう。

もちろん1回これをやっただけで、髪の毛が茶色になるというわけではありませんが、1週間に2回くらいの頻度で続けていけば、1か月後には自然な茶色に仕上がっています。

リンスは本来髪の毛を守るためのもので、すぐに洗い流せばその効果が表れます。しかし、長い間髪の毛に付けておくことで、弱酸性から酸性に変わり、髪の毛が傷み、茶色に変色するというわけです。つまり、髪の毛にダメージを与えて、色を変えているという原理です。

ちなみにコンディショナーはリンスと同じものです。厳密に意味を分ける場合もありますが、それほど気にする必要はありません。そのため、コンディショナーをリンスと同じように使えば、髪の毛が茶色になります。

それに対して、トリートメントは髪の毛に内部に栄養を沁み込ませ、傷んだ髪を補修したりします。つまり作用原理がリンスやコンディショナーとは全く違い、いくら乾いた髪の毛にトリートメントを塗って、しばらく放置しても茶色にはなりません。

リンスで髪の毛を茶色にする場合、種類についての説明はあまりされません。リンスは基本的に弱酸性なので、どの種類を使っても髪の毛を酸性にできます。したがって、種類についてはそれほどこだわる必要はないでしょう。

せっかくリンスで髪の毛を茶色にしても、傷んだままの状態ではちょっと悲しいです。そこでその状態を少しでも改善して、髪の毛につややしなやかさ、滑らかさを取り戻す必要が出てきますが、どうヘアケアしたらいいのかを見てみましょう。

髪の毛が長い人は特に留意してほしいのですが、その髪が絡まった状態のままだと、キューティクルがこすれあってしまい、ダメージを受けます。したがって、シャンプー前には上手に絡まりをほぐしておきましょう。

ブラッシングの正しい方法ですが、いくら髪の毛が絡まっているからと言っても、無理やりにほぐそうとしてはいけません。優しくゆっくりと髪をとかすのが基本です。その場合は、キューティクルの流れに沿うように根本から髪の先端に向かって行います。

ブラッシングで使うブラシや櫛にも気を配りましょう。いろいろなブラシや櫛がありますが、おすすめなのはクッションブラシです。このタイプなら、髪の毛にやさしく、ダメージヘアのヘアケアにもいいです。

ブラシで髪の毛の絡まりをほどいたら、今度はシャンプーの番ですが、すぐにシャンプーを付けずにまずお湯で予洗いをしましょう。この段階で、頭皮の脂分やブラッシングで出た汚れをある程度落とします。これによってシャンプーの効果が出やすくなります。

いよいよシャンプーの番ですが、上を向いて髪の毛を洗うようにしましょう。この方がキューティクルの流れに沿うので、髪の毛が傷まないで済みます。それに対して、下向きに洗うと、キューティクルの流れに逆行してよくありません。

お湯による予洗いで髪の毛や頭皮の脂分や汚れは一部落ちているので、シャンプーでかきむしるようにする必要はありません。そのシャンプーですが、直接髪の毛に付けず、手に適量を取ってから塗ります。

そして、爪を立てずに指の腹で頭皮の汚れを落とし、毛の先端は泡を滑らすようにして洗います。泡を滑らせるように洗うというのがポイントで、あまり無理にお湯で濡れた髪の毛をこすりつけると、傷む原因になります。

リンスで茶色にした髪の毛ですが、シャンプー後はそのリンスで保護します。その際、リンスを直接髪の毛に塗ると、1本1本に届きません。そこでコウムにリンスをなじませて、まんべんなく塗れるようにします。これで髪の全体の保護ができます。その後はすぐに洗い流します。

リンスとトリートメントの違いですが、リンスは髪の毛の表面、または外側から保護する役割を持ち、トリートメントは髪の内部から補修をします。それぞれは分けて使うのがいいとされていますが、一緒に使っても構いません。

その場合は髪の毛の内部を補修してから外側を保護するという順番になるので、トリートメント、リンスと続けます。なお、トリートメントにリンスの働きがあるものもありますが、このタイプの場合では、リンスは別に使わない方が髪の毛が傷まないです。

ヘアケアで大事なのは、シャンプーの使い方とともに種類の選び方です。リンスで髪の毛を茶色にした後は、どのような種類を選べばいいのかかなり重要なポイントです。そこで、シャンプーの種類について触れてみましょう。

アミノ酸系シャンプーは名称が示すようにアミノ酸系の成分を使っています。この種類の特徴は、頭皮や髪の毛にやさしいことです。したがって、頭皮や髪の毛へのダメージが最も少なく、傷まないまたは傷みにくいというメリットがあります。

ということは、リンスで髪の毛を茶色にした後は、この種類を使うのがおすすめということです。ただ、頭皮や髪の毛にやさしい反面、洗浄力はやや弱いです。それでも大事なヘアケアのためには大いに役立ちそうなシャンプーの種類です。

次に紹介するシャンプーの種類は、石鹸系シャンプーです。この種類はアルカリ性で、洗浄力が高いです。ただ、その分、キューティクルが開いてしまい、髪の毛のしなやかさや弾力が失われた状態となります。

また、アルカリ性ということから、リンスを使って髪の毛を弱酸性に戻す必要があります。それから、かすが残りやすいというデメリットがあり、よく洗い流さなければいけません。

髪の毛をリンスで茶色にした後に、この石鹸系という種類のシャンプーを使うべきかですが、使用後に髪のパサつきやきしみが生じるという点から行くと、やや問題があります。

高級アルコール系シャンプーという種類は、洗浄力が非常にあります。一方で、頭皮への刺激も強く、敏感肌や抜け毛に悩む人は使わない方がいいとされています。ダメージヘアに合うかどうかという点ですが、すでにダメージがある髪の毛には使用しない方が無難です。

髪の毛をリンスで茶色にした後のヘアケアについての情報を続けましょう。シャンプーやリンスをした後は、髪の毛を乾かす番ですが、ドライヤーを使う前にタオルドライをしっかり行いましょう。と言っても乱暴にしたのでは、傷んでしまいます。

そのやり方は、髪の毛をやさしく包むようにです。順番は下から上です。タオルドライがしっかりできると、ドライヤーの使用時間が短くなります。それによって、ドライヤーの熱により茶色くなった髪がさらに傷まないで済むようになります。

リンスで髪の毛を茶色にした場合は傷んでいますが、その髪に保水をして潤いを持たせるのもいいです。その方法として、ヘアオイルを使ってみましょう。ヘアオイルを使うと、ドライヤーの熱の影響も減ると言われています。

ヘアオイルを髪の毛に塗れば、さらさら、つやつやになり、潤いが出てきます。茶色くなって傷んだ髪の毛には優しいケア方法と言えるでしょう。これ以上傷まないようにするためにもおすすめです。

ドライヤーで髪の毛を乾かすのが面倒だから、自然乾燥させているという人は要注意です。濡れた状態の髪の毛は、こすれて傷みやすくなったり、パサついたりします。また、頭皮が臭ってくることもあります、したがって、ドライヤーを正しく使って、乾かすようにしましょう。

ドライヤーを当てる順番ですが、頭皮に近い場所から毛先へと移ります。毛先は簡単に乾くので、ドライヤーの熱を当てすぎないようにすることが大切です。最後に冷風で仕上げますが、これによってキューティクルが締まり、色つやのいい髪になると言われています。

リンスで茶色にして傷んだ髪の毛がさらに傷まないようにするためにも、紫外線に十分注意しましょう。肌の紫外線による日焼けには敏感な人も多いですが、髪の毛への影響には意外に無頓着です。しかし、髪も紫外線で傷むので、しっかり守ってあげましょう。

髪の毛も体の一部です、したがって、食べたものが材料になって出来上がります。いくらリンスで茶色にしたとはいっても、また生えてきます。新たに生えてくる髪の毛が少しでも傷まないように食べるものにも注意しましょう。

どんなものを食べるかですが、栄養のあるものというのがその答えです。しかし、それではわからないでしょうから髪に必要な栄養素を並べておくと、たんぱく質、亜鉛、ビタミンC、ビオチンなどです。ほかにもありますが、サプリメントで補うという方法もあります。

髪の毛をリンスで茶色にするかどうか迷っている人にとって参考になる情報が、実際に試した人の口コミです。その口コミの内容によって私もやってみようかしらということになるでしょう。口コミには成功例と失敗例がありますが、両方を載せてみましょう。

まずは髪の毛をリンスで茶色にすることに成功した人の口コミから見てみましょう。何人もそういう人はいますが、代表的なものを載せると、「1回だけしかやっていないけれど、確かに少し茶色になったような気がする」というものです。

1回だけで髪の毛が茶色になったような気がするというのは驚きですが、回数を重ねればその効果はさらにはっきりしてくるでしょう。これ以外の口コミでも、実際に茶色になったという人は多いです。

髪の毛を茶色にすることを取り上げたサイトによっては、それはあり得ないとしているものもあります。しかし、実際には成功したという口コミもあるので、試してみる価値はありそうです。

続いて、リンスで髪の毛を茶色にするのに失敗したという口コミを取り上げてみましょう。「リンスで髪の毛が茶色になると聞いたので、実際にやってみましたが、効果はありませんでした。でも続けてはいます」という口コミです。

同じような口コミに「週2回の割合で1か月続けてもうまく行きませんでした」というものがあります。どうしてリンスで髪の毛が茶色になる人とならない人がいるのかはわかリませんが、絶対成功するとは限らないようです。

リンスで髪の毛を茶色にする方法についていろいろと解説しましたが、それ以外に方法はないのだろうかと思っている人もいるでしょう。特に髪の毛を傷まないように茶色にできれば理想的ですが、そんな方法があるでしょうか。検証してみましょう。

塩を使って髪の毛を茶色にするという方法もあります。その原理はリンスと同じで、髪の毛を傷めることで茶色にします。したがって、この方法も髪が傷まないということはありません。ただ、効果のほどはというと、リンスほどはないようです。

したがって、塩で髪の毛をリンスのように洗っても、茶色くならなかったということにもなりかねず、あまりトライしない方がいいかもしれません。なお、塩シャンプーと言って、塩でシャンプーする方法がありますが、最近ネットでも話題になっています。

この塩シャンプーは、ふけやかゆみ、臭いがなくなる、サラサラになる、白髪が減るなどの効果があるとされていますが、髪の毛が茶色になることはありません。髪の毛が傷まないという点はいいですが、茶色にする目的で行っても意味はありません。

化粧水で髪の毛を茶色にするという方法もあります。本当に茶色にできるかですが、化粧水の種類によっても違います。化粧水にはアルカリ性のものと酸性のものがあります。このうちアルカリ性のものはいくら髪の毛に付けても、茶色にはなりません。

では酸性のものはどうかというと、リンスと同じ原理で、髪の毛が茶色になる可能性はあります。ただリンスと同じ原理ということは、やはり髪の毛が傷まないというわけには行かないようです。なかなか髪の毛が傷まないで茶色にする方法がないので、注意しましょう。

それから化粧水は液体なので、髪の毛に塗ってもずっととどまっているというわけにも行きません。すぐに乾いてしまうし、あまり量を使うというのも大変です。したがって、化粧水で髪の毛を茶色にしようとするよりは、リンスを使った方がいいでしょう。

ドライヤーで髪の毛を茶色にすることもできます。と言っても普通にドライヤーを使うのではなく、長時間髪の毛に当てておきます。これで髪の毛が傷み、茶色くなるという原理です。ドライヤーの熱は髪の毛を傷めるので、効果が期待できます。

でも、ドライヤーを使った方法も髪の毛が傷まないというわけには行きません。それも大きなダメージを与えてしまう場合があります。そのためドライヤーによるやり方はあまりおすすめできません。リンスを使うよりもドライヤーの方が髪のダメージが深くなります。

もう一つドライヤーがおすすめできないのは髪の毛だけでなく地肌も傷めてしまうことです。長時間のドライヤーの使用で、皮膚トラブルややけどの恐れもあります。このような理由からドライヤーで髪の毛を茶色にしようとするのは避けた方がいいでしょう。

コーラを髪の毛にかけるのと不思議に思うかもしれませんが、これで茶色になる場合があります。その方法は簡単で、洗面器とコーラを用意して、髪に付けるだけです。意外に効果があるという口コミもあります。

コーラで髪の毛が茶色にできれば経済的でもあり、楽でもありますが、1回では十分な効果は上がらないようです。その点はリンスと同じですが、ただコーラも髪が傷む可能性があります。コーラには炭酸が含まれているせいでしょうか。

また、他の方法と変わりませんが、茶色にならなかったという人もいます。したがって、やってみることは構いませんが、多大な効果を期待しない方がいいかもしれません。

ドライヤーを使った方法と似ていますが、ヘアアイロンで髪の毛を茶色にしようと思えばできなくはありません。ただ、この方法もおすすめできません。まずドライヤー同様髪がかなり傷みます。そのため、枝毛やギシギシ髪に悩むことが多くなります。

また、ヘアアイロンによる方法では、結構時間が掛かります。リンスのように1か月で効果が出ればいいですが、普通はもっと時間が必要です。さらにおすすめできない点が、毛先ばかりが茶色くなりやすいことです。根元と差がついてしまい、不自然な茶色になります。

不良学生などが行う方法として知られていますが、オキシドールで髪の毛を茶色にする方法もあります。昔はこの方法がよく使われていたとも言います。そのやり方ですが、霧吹きに入れて脱色したい部分や全体に吹き付けます。20分ほど待ちます

その後はドライヤーで乾かします。簡単と言えば簡単ですが、やはり髪はかなり傷みます。臭いもしばらく残ります。また、むらも出やすいです。したがって、これもおすすめの方法ではありません。

リンスを使う以外の髪の毛を茶色にする方法をいろいろと紹介しましたが、どの方法も髪の毛が傷むという点では似通っています。残念ながら髪が傷まないで茶色にするという方法はあまりないようです。したがって、ダメージ覚悟で実行する必要がありそうです。

染めないで髪の毛を茶色にする方法をいろいろ見てきましたが、今度は染めて茶色にする方法を確かめてみましょう。髪の毛を茶色にしようと思ったら染めるのが一番手っ取り早く、簡単ですが、どのような方法があるでしょうか。

髪の毛を簡単に茶色に染める方法はセルフヘアカラーです。美容院で染める代金を節約でき、ヘアカラー代だけで済むことから経済的です。ヘアカラーもそれほどの高額なわけではなく、種類も多く、楽しく染められるでしょう。

ただ、セルフヘアカラーにはいくつか注意点があります。まず種類選びが重要です。泡タイプか乳液タイプか、どのくらいの明るさになる商品か、量はどれくらい入っているかなどをよくチェックして、自分に合ったものを選ぶ必要があります。

次に、温度によっても反応が変わり、高い温度の方が染まりやすくなります。また、あまり長い時間置くと、明るい色になりすぎます。さらに使用後は髪がアルカリ性になるので、リンスで弱酸性に戻す必要があります。それから、セルフヘアカラー後のヘアケアも大切です。

セルフヘアカラーもいいけれどちょっと不安という人もいるでしょう。そのような場合は、美容院で染めてもらうのがおすすめです。美容院の場合は、プロがやることなのでかなり上手に染めてくれます。個人個人の髪質に合った染め方もしてもらえるでしょう。

髪の毛を茶色にすると言っても、どの程度茶色にするかは個人の好みによります。その点美容院なら、色の度合いの相談もしやすいです。オーダーを細かく出せば、気に入った髪色になるでしょう。

美容院で染めてもらう場合もいくつか注意点があります。まず、念のため服装には注意しておきましょう。汚れる恐れはあまりありませんが、万が一ということはあります。次に料金と時間は前もって確認しておきましょう。予想外の料金と時間になる場合もあるからです。

ブリーチとは、髪の毛のメラニン色素を壊すことで、色を抜くことです。主に金髪や赤髪などの明るい色に染めたい場合にブリーチ剤を使用し、脱色してから色を付けます。茶髪にしたい場合はあえてブリーチをする必要はないと言われています。

したがって、ヘアカラーに含まれているブリーチ剤で十分です。しかし、かなり明るい金髪に近い茶色に染めたいというのなら、使ってみても悪くはありませんが、ブリーチ剤は髪をかなり傷めるので、通常の茶色にしたいのであれば無理に使わない方がいいでしょう。

ここまで、髪の毛を染めないで茶色にする方法や染めて茶色にする方法を紹介しました。髪の毛を茶色にしたいと思っている人もいるでしょうが、その方法は種類豊富です。ただ、それぞれの方法にメリット・デメリットがありますから、自分に一番合ったものを選ぶようにしましょう。