旦那の実家に行くときはどうしたらいい?
結婚している場合、旦那の実家訪問は欠かせません。正月をはじめ季節の折々の定番行事と言ってもよく、泊まりに行くこともあるでしょうが、その際どういうふうにしたらいいのか悩むことがるあるかもしれませんから、その注意点を解説しましょう。
旦那の実家に行く際の注意点
旦那の実家に行くと言っても、それほど身構える必要はありませんが、気を使う点はいろいろあります。自分の実家に訪れる以上に気を使うことになるでしょうが、その際どういうことに注意したらいいのかポイントを示しておきましょう。
早めに予定を伝える
旦那の実家に帰省することになったら、早めに予定を伝えましょう。あまりギリギリでは準備がしづらいでしょうから、相手に配慮しましょう。その際泊まりになるかどうかも言っておきましょう。泊まりとなれば、準備作業も少し多くなるからです。
正月やお盆などの時期は、旦那の実家に帰省するのも当然とも言えますが、それでも何日に行くのか正確な日付は伝えておく必要があります。いくら当然の時期とはいえ、正確な日付がわからないと、義父母も迷惑でしょうから注意しましょう。
手土産を持って行く
これは説明の必要がない注意点かもしれませんが、旦那の実家を訪れる際は手土産を持っていきましょう。年中会う間柄ではなく、久しぶりに対面するのですから、手土産を持って挨拶をするのが基本的なマナーです。
手土産はそれほど高価なものでなくても、心のこもったものがいいです。そのような品なら義父母も喜んで受け取ってくれるでしょう。それによって、久しぶりにえる喜びが一層強くなるはずです。
礼儀はきちんとわきまえる
これもあたり前の注意点と言えば注意点ですが、礼儀はしっかりとわきまえましょう。自分の実家に帰省するわけではないので、服装、言葉遣い、礼儀作法などをチェックし、失礼のないようにすることが大事です。
ややもすると義父母といえども慣れてしまうことがあり、久しぶりにもかかわらず砕けた言葉遣いやカジュアルすぎる服装で済ませてしまうかもしれませんが、あまり好ましくありません。自分の両親ではないので、一定の心遣いが必要です。
笑顔を絶やさずにいる
この注意点は意外に見逃しがちですが、旦那の実家を訪れたら、笑顔を絶やさないようにしましょう。まさか仏頂面で通すという人はいないでしょうが、それでもふさぎがちになったり暗くなったりする場合はあります。
そのような表情を見せれば、義父母も心配になります。何かあったのか、だれか具合でも悪いのかなどと余計な気をもませることにもなりますから、少しでも安心させるために笑顔でいることを忘れないようにしてください。
最低限の家事は手伝う
旦那の実家を訪れても何もしない人もいますが、最低限の家事は手伝った方がいいでしょう。断られるのでなければ、そのくらいのことをしても損はしません。義父母と言え家族になったのですから、お互い助け合わなければいけません。
特に泊まりで訪れる場合は、積極的に家事手伝いをしましょう。何もしないのでは義父母も物足りなく感じることがあるかもしれません。また、時間が余ってしまい手持ち無沙汰にもなるでしょうから、お手伝いして時間つぶしもできます。これくらいの注意ならだれでもできるはずです。
できるだけ家族全員で行く
旦那の実家に嫁だけで行くということはめったにないでしょうが、夫婦だけで訪れるというケースは考えられます。つまり、子供を連れて行かずに訪れるということですが、義父母は孫に会うことも心待ちにしています。
それを考えたら、できるだけ子供連れで家族一緒に訪問する方がいいでしょう。おじいちゃんおばあちゃんを含めて、一家勢ぞろいということになれば、食卓もにぎやかになるし、話も弾むというものです。
みんなの旦那の実家に行く頻度とその理由
旦那の実家に行く頻度をどのくらいにすればいいのか悩んでいる人もいるでしょうから、多くの人のケースを紹介しましょう。ただ、必ずこれに倣えということはなく、それぞれの家庭の事情で決めるといいですが、多い方がいいことは確かです。
2週間に1回
旦那の実家が近くにある家では、2週間に1回訪れるという場合もあるようです。近くならもっと訪れることもできますが、あまり頻繁だと気疲れすることもあるし、相手に遠慮する必要もあるしで、これくらいでちょうどいいようです。
旦那の実家が近くて2週間に1回という頻度で訪れるのは望ましい回数とも言えますが、近いだけにあまり間が開くとおかしな感じもします。1か月以上もご無沙汰ということになると、義父母も寂しく感じるかもしれません。
3ヵ月に1回
3か月に1回旦那の実家に帰省するという人もいます。正月やお盆などの時期が中心なる人もいるようですが、これくらいの頻度だと親しい関係が維持できそうです。義父母もこのくらいの間だと、純粋に喜んでくれるでしょう。
子供がいる家庭なら、3か月に1回の訪問で義父母もうれしはずです。孫の顔を時々見られるのは何にも代えがたい喜びで、その気持ちをよく考えるとちょうどよさそうな頻度です。
半年に1回
半年に1回だけ旦那の実家に帰省するという人もいます。あまり頻繁だと話題も尽きてきて、話すことがなくなるというのがその理由のようです。確かに、家族とは言え義父母との共通の話題を見つけるのが難しい場合もあります。
そういう雰囲気の関係の場合は、半年に1回でも悪くはないでしょう。お正月とお盆だけに行くということにすれば、ぴったり半年に1回となります。意外にこのくらいの頻度で訪れる人も多いようです。
正月かお盆だけ
正月かお盆だけの1回だけ旦那の実家に帰るという家庭もあるようです。少し距離が離れている場合や義父母からそう頻繁に来なくてもいいと言われている場合です。距離が離れている場合はこのくらいの頻度でもしょうがないでしょう。
義父母が健康な場合、忙しい中無理に何回も帰ってこなくていいと言われる場合があります。確かにお互い健康ならば、それでいいというのんきな家族も多いようです。それならそれで正月かお盆に帰省すればいいでしょう。
2年に1回
義父母と嫁の関係があまりよくない場合は、2年に1回しか訪れない場合もあります。そのような場合は、訪れたとしてもストレスがたまり、あまり面白くない気分になることもあるようです。できれば関係を改善して、帰省回数を増やしたいところです。
実は旦那の実家に行きたくない嫁は多い
実は旦那の実家には行きたくないと思っている嫁は多いです。自分の実家には帰りたいけれど、旦那の実家の方はごめんこうむりたいということなのですが、その理由を見てみましょう。思わず納得してしまう理由もあります。
義母のことが好きではない
嫁が旦那の実家に行きたくない理由で多いのが、義母が好きではないというものです。義母の性格に問題があるのか、毛嫌いしている嫁がいます。一緒にいるだけでストレスを感じるという場合もあるようで、このような場合は行きたくないというのも当然でしょう。
いろいろ気を遣うことが多い
自分の実家に帰る場合は、羽を伸ばせてのんびりできるでしょうが、旦那の実家となるとそういうわけには行きません。いろいろと気を使うこともあり、その気疲れやストレスが嫌で行きたくないという嫁がいます。しかし、これも嫁の務めの一部です。
家の中が汚い
義父母がきれい好きでない場合は、家の中が汚れていることもあるでしょう。それを見てもう行きたくないと思う嫁がいます。汚れた家というものはだれしも訪れたくないものですが、それは嫁にとっても同じです。無理に行けば、かなりのストレスとなるでしょう。
家が汚いという場合、貧乏だからというわけではなく単に掃除や整理が嫌いだからということでしょう。貧乏な家でも清潔にしている家庭はたくさんあります。それに対して、嫁が行きたくないと思うくらいですから、かなり汚れているのでしょう。
交通費がかかり過ぎる
近くに旦那の実家がある場合は別ですが、遠方の場合交通費がかなり掛かります。それが理由となって行きたくないという嫁もいます。貧乏というわけではないにしても、経済的な負担が大変ということでしょう。そのような家庭では正月だけ泊まりで行くという場合もあるようです。
旦那が子供返りする
夫にとって実家は子供のような気分になれるところです。しかし、それが高じると子供返りをして、恥ずかしい行動を取る場合があります。それを見るのが耐えられないから、旦那の実家に行きたくないという嫁もいます。この理由なら、同情の余地ありです。
実家が貧乏で援助を求められる
義父母が金持ちとは限りません。貧乏な場合もあります。その貧乏が理由で、嫁に金銭援助を求めることがあります。しかし、それが嫌で行きたくないというケースもあります。貧乏であることは非難されるべきことではありませんが、貧乏で金銭援助を求められるのはつらいでしょう。
義父母が貧乏で仕送りしている息子もいるようですが、嫁としてはあまりうれしいことではないのでしょう。ましてや貧乏な義父母から直接金銭援助を求められるのは面白くないという理由で行きたくないということになるようです。
子供のことを言われるのがストレス
結婚してもなかなか子供ができない夫婦がいます、それ自体がストレスにもなりますが、ましてや旦那の実家を訪れて、義父母から指摘されるとそのストレスが余計に大きくなります。ストレスを通り越して苦痛という場合も多く、それを嫌って行きたくないという嫁もいます。
旦那の実家に行きたくない時の言い訳
旦那の実家に行きたくない、行くのがストレスであるという時は何らかの言い訳を考える必要がありますが、どのような言い訳なら説得力があるでしょうか。言い訳の仕方を考えてみるので、参考にしてください。
仕事を理由にする
旦那の実家にどうしても行きたくないということなら、まずは仕事が忙しいというのを理由にしてみましょう。働いている主婦なら、この言い訳で十分通用します。貧乏暇なしということですが、何回も何回も同じ言い訳となると少し難しくなります。
体調を理由にする
働いている主婦なら仕事を理由に旦那の実家に行かなくて済む場合もありますが、専業主婦の場合はそうも行きません。ではどうするかですが、言い訳の定番である体調不良を使いましょう。体調不良ということなら、義父母も無理強いはしないでしょう。
旦那の実家に行って泊まりたくない時の言い訳
旦那の実家へ行くのはいいけれど泊まりたくはないという嫁もいます。泊まりということになると、ストレスが増えて嫌だということかもしれませんが、今度はそのような時の言い訳を考えてみましょう。いい言い訳が思いつくでしょうか。
子供を理由にする
旦那の実家に泊まりたくない場合は、子供を理由にすることができます。小さい子供なら、幼稚園の行事があり出席しなければいけないなどの理由で泊まりを回避できます。ただし、正月や夏休みではこの理由は使えません。
ペットを理由にする
ペットを飼っている家庭もあるでしょうが、そのペットの世話を理由に旦那の実家の泊まりを避けられる場合があります。この理由なら正月でも夏休みで通用しそうですが、ペットをどこかに預けたらと言われると、返答しにくいでしょう。
旅行のついでということにする
旅行のついでに旦那の実家訪問をしたということにすれば、泊まりをせずに済むケースもあります。旅行ということなので、ホテルに泊まり生活しているということにすればいいのです。この理由なら実家への泊まりを回避しても悪くは思われません。正月でも夏休みでもOKな言い訳です。
実家へ行った時に旦那にして欲しいことは?
旦那の実家に行くことにした場合でも、その旦那にしてほしいことがあるでしょう。旦那の実家だからこそ旦那を頼りたいということでしょうが、どのようなことをしてもらえばいいのかを挙げてみるので、それとなく頼んでみてもいいでしょう。
会話のフォローをして欲しい
嫁と義父母が非常に仲がいい場合は別として、それほどではない場合は、会話が行き詰ってしまいストレスに感じる場合があります。そのような時は旦那にぜひ会話のフォローをしてもらいましょう。と言ってもとっさにはできないかもしれないので、事前に伝えておきましょう。
はじめて会う人には紹介して欲しい
義父母の場合は、すでに見知っている仲でしょうが、そのほかの親族についてはまだ知り合いでなく、初対面の場合があります。そのような時は旦那に紹介をしてもらわないと困ります。初対面の人とも仲良くできるように取り計らってもらうのです。
帰る時間をきちんと伝えて欲しい
これは旦那にしてもらわないとまずいことですが、帰る時間をきちっと伝えてもらいましょう。ずっと滞在するというわけではないのですから、時間については正確に両親に伝えておかないと、後で混乱を生みます。
普段頑張っていることを伝えて欲しい
これは多くの主婦が旦那に望んでいることですが、義父母に普段頑張っていることを伝えてもらいましょう。子育てに仕事に家事にと頑張っている分野はいろいろあるでしょうが、それを理解してもらうだけでもお互いの関係がよくなります。
旦那の実家では最低限の気配りと笑顔で乗り切ろう
ここまで、旦那の実家を訪れる上での注意点などについて解説しました。旦那の実家と言ってもいろいろなお家があり、貧乏な家、金持ち、優しい義父母、きつい義父母などさまざまですが、いずれにしろ最低限の気配りと笑顔で訪問を乗り切ってください。