電子レンジでトーストは焼けるの？トースターなしで焼く方法を紹介！

美味しい食パンブームで、モチモチふわふわの食パンが、食べられるようになりました。そんなもっちり食パンは、電子レンジでトーストできるのか、電子レンジ以外で美味しいトーストはどうやって作れるかなど、今回はトーストの美味しい作り方を調べました。

電子レンジを使う場合は、電子レンジの良さを活かした焼き方のコツや、電子レンジでしか味わえない、美味しいトーストになるやり方なども紹介いたします。合わせて電子レンジ以外で、トーストを焼くやり方もご紹介します。

食パンをトーストする時に、普通はトースターやオーブントースターを使います。では、電子レンジでトーストを焼くことは、できるのでしょうか。電子レンジは温める機能の他に、オーブン機能が搭載されている製品があり、オーブン機能は熱風循環と上下ヒーター式の2種類があります。

オーブン機能はヒーターで熱を作り、内蔵されたファンにより、熱風を循環させるのが熱風循環式で、上下のヒーターから加熱するのが上下ヒーター式です。また、グリル機能はヒーターからの、赤外線の幅射加熱を利用して焼き上げる機能です。主に焦げ目をつけたい料理の時に使う機能です。

電子レンジにトースト機能がついているタイプは、オーブンレンジと呼ばれています。電子レンジに搭載されているこのトースト機能は、熱を放射して焼き上げていきます。このタイプの電子レンジはトーストを焼くことができます。

グリル機能は、熱の放射と対流で焼き上げるので、放射熱のみで焼くオーブンレンジとは、焼き上がりが異なります。このオーブンレンジでトーストする場合、両面焼きが出来るタイプだと、時短にもなり便利です。片面づつの場合は両面同じように焼ける様、途中で裏返しましょう。

電子レンジの機能で、オーブン機能を搭載してないタイプは、単機能電子レンジとは呼ばれているものです。この電子レンジの場合は、解凍や温めるだけの機能となり、残念ですがトーストの様な、焼き目をつけることが出来ません。

単機能電子レンジは、冷凍したパンを温めて、ふんわり仕上げることは出来ますが、焼き色トーストを作りたい時は、他のやり方でトーストすることになります。トースターなしでトーストを焼くやり方は、この後ご紹介していきます。そちらを参考にしてみてください。

パンを食べる時、トースト派とふんわりそのまま派に分かれます。電子レンジで温めてパンを食べるのが好きな人は、冷凍した食パンも焼き立ての様に、上手に電子レンジで温めています。電子レンジで温めたパンと、トーストしたパン、どちらも美味しいパンになります。両方ぜひお試しください。

パンの風味を楽しむ場合、温かいパンは冷たい時より香りが立ちます。電子レンジで温める良さが味わえます。それではトースト機能がない電子レンジで、美味しいパンを作るやり方をご紹介します。トーストせずに温める場合は、オーブン機能のがついた電子レンジでも、同じやり方になります。

食パンは上手に電子レンジで温めると、しっとりもっちりした食感を楽しめます。やり方は、6枚切り食パン1枚あたり、500Wの出力で10秒温めます。水分を飛ぶのを防ぐ為、乾いたふきんやキッチンペーパーなどに包んで、温めるのがおすすめです。水分の蒸発なくモチモチに出来上がります。

ふんわりしたパンは、電子レンジだけでOKなので、忙しい時には便利です。冷凍した食パンを電子レンジで解凍する場合は、食パンの氷粒をしっかり払ってから温めましょう。温め時間は、1枚につき6枚切りは500Wで60秒、8枚切りは40秒で、美味しいパンがいただけます。

電子レンジでパンを温める時、絶対失敗しない為の注意点があります。トースターと同じ感覚で時間を設定してしまう事、これは温めすぎで、水分がなくなりカチカチになってしまいます。食パンなら500W10秒から、冷凍でも1分以内と覚えておきましょう。

冷凍していないパンを温める場合は、乾いたふきんか、キッチンペーパーに包みむと、乾燥を防ぐことが出来ます。パンが乾いてパサパサの場合は、軽く霧吹きをしましょう。電子レンジの特性を活かした、短時間で温めるやり方で、美味しいパンをいただきましょう。

電子レンジの機能で、少し戸惑うのは、電子レンジの温める機能と、オーブンの焼き上げる機能と、その両方を持つ電子レンジが、出来たことになります。もともと電子レンジで冷めたものを、焦がさずに温める機能で、昔からオーブンとして使われた機能とは違うものになります。

電子レンジを上手に使い、又それ以外での美味しい作り方を選択して、絶品トーストを作ってみましょう。オーブンレンジとは、オーブン付きの電子レンジの事で、電子レンジの温め機能と、オーブンの焼く機能の二つ別な機能を持つものです。ここからオーブンレンジのトーストの焼き方を紹介します。

オーブンレンジは、温める機能以外の焼く機能を搭載しています。電子レンジでオーブン機能を持ったものが、今は多くあり多才な機能です。電子レンジは温める時間を、短縮するために使われてきましたが、家電の進化はあらゆる機能を使え、コストダウンしています。

オーブンレンジでトーストを焼く場合は、電子レンジにあるトースト機能を使い、温めるという機能から、切り替えた焼き方をすることになります。オーブンレンジの機種によって、使い方や焼き時間が異なってきます。付属の回転皿が、トーストする時に必要か無しかも確かめましょう。

オーブンレンジでトーストを焼く場合、機能切り替えのトーストボタンを使います。付属のターンテーブルを、外して使うタイプが多いようですが、オーブンレンジの使い方のガイド通りに行ってください。

オーブンレンジで美味しいトースト焼くには、一工夫する焼き方のポイントがあります。そのままパンを入れて焼くと、焼き色がつくまで時間がかかります。そこで、余熱を入れてオーブンレンジが温かい状態で、パンを入れます。

機種によっても異なりますが、パンの水分が蒸発してしまいパサパサになってしまう場合があるので、オーブンレンジに入れる前に、パンに霧吹きをかけて焼いていきましょう。両面同時に焼ける場合が多いですが、片面づつ焼く場合は、途中で裏返して焼きましょう。

ここまで電子レンジを使ってトーストを焼く方法を見てきました。ここからは、電子レンジやトースターを使わない、トーストの焼き方を紹介していきます。パンをトーストする為だけのトースターは、置く場所もなく、持っていないという人必見です。

トースターなしで焼くトーストは、それぞれ食感が少しづつ違い、どの焼き方が良いかは、お好み次第です。共通する事は、じっくり焼くのではなく、手早く短時間でトーストの焼き目をつける点で、短時間で焼くことで、中のパンの食感がふわっとしたり、モチっとしたり、しっとりしたりと変わります。

餅焼き網でのトーストは、ガスの直火で焼くことになります。電子レンジやオーブントースター、フライパンで焼くのとは、違う食感が味わえます。網焼きトーストは、遠火の強火で焼くので、短時間で焼きあがります。この時間が短く一気に焼くことで、美味しさを閉じ込めます。

網にもこだわるなら、セラミック製の焼き網は、遠赤外線効果で水分を逃がさず、ふっくらもっちりとした旨味を、閉じ込めた仕上がりでおすすめです。他にも脚付き網は、高さが変えられ、火加減も楽に調節ができ、美味しく焼きあがります。

網焼きトーストの焼き方・やり方は、高温で短時間仕上げが良いので、まずは網を30秒ほど空焼きします。温めることにより、パンが網にくっつくことも防げます。温めた網にパンを乗せ、焦げすぎない火加減で、片面づつ両面を焼いていきます。

火加減は網の高さでも異なりますが、弱火から中火で、焦がさない様に一気に焼いていきます。トーストのアレンジも網焼きで簡単に作れます。片面焼いたパンを2枚に焼けた面に具材を挟み、焼けていない面を片面づつこんがり焼いて、ホットサンドが出来上がります。

フライパンでトーストすると、オーブントースターで焼く出来上がりとは、全く違う食感になります。フライパンで上手にトーストが焼けるようになると、病みつきなると言われています。それほど美味しい食感だという事です。

フライパンで焼いたトーストの食感は、外はサクっとしていて、中はふんわりしつつ、しっとりした出来上がりです。フライパントーストは、基本のトーストを焼くことが出来れば、アレンジが自由自在で、一緒にいろいろな食材を焼いて作れます。

フライパンでトーストを焼くやり方で、調理のポイントは、パンの水分をなるべく飛ばさないようにすることです。はじめにフライパンを空であつあつに熱します。トーストは短時間で焼きあがる様にする為です。また、焦げつかないフライパンを使うと焼いた時安心です。

温めたフライパンにバターを入れて手早く溶かし、食パンを入れます。真ん中がフライパンの表面につかない場合は、フライ返しで軽く押さえて焼いていきます。焼き時間は片面30秒づつ、手早く一気に焼いていきます。バターの香ばしさが魅力の、美味しいトーストが出来上がります。

フライパンでトーストを焼く時に、一緒にハムやソーセージを焼いて、時短料理が作れます。忙しい朝にはありがたい作り方です。また、バターで焼いたトーストに砂糖をまぶし、シナモンをかけたり、バターの代わりにマヨネーズでトーストし、レタスなど野菜と一緒に美味しくいただけます。

他にもスライスチーズをフライパンで焼いて、パンを乗せて一緒に焼けばチーズトーストの完成です。フライパンで焼くトーストは、アレンジが多様にあり、便利に使える一石二鳥の作り方です。この場合でもトーストは手早く焼きましょう。

魚焼きグリルを普段からフル活用していれば、パンをトーストすると魚の匂いがパンについて、魚臭くなると心配になります。グリル内の掃除をきちんとしていて、網についた魚の脂などをしっかり落としていれば、心配なくトーストを焼くことが出来ます。

それは、食パンを焼く間はパンの水分が蒸発し、その水蒸気がパンをガードする為。パンに魚の匂いが、つくことはないというわけです。ただし、火を止めた後はすぐに取り出さないと、臭いがついてしまいます。焼きあがったらすぐに取り出しましょう。

魚焼きグリルで美味しいトーストを焼くポイントは、魚焼きグリルを1分程、あらかじめ温めておくことです。温めておいたグリルに食パンを入れ、強火で焼いていきます。焼き時間は1分~1分半で綺麗な焦げ目のトーストが焼きあがります。

魚焼きグリルが片面焼のみの機能なら、裏返して同じ時間焼いていきましょう。魚焼きグリルは遠赤外線パワーで、高温&スピーディーに焼くことが出来ます。焼き上がりは外はカリっと中はもちっとして、とても美味しいトーストの焼き上がりです。

両面焼きグリルは、アルミホイルを敷くと火力を和らげて、焦げすぎを防止できます。また、グリルを連続で使いトーストを焼く時は、焼く時間を短くしましょう。火力の調節は、パンの厚さに合わせ、厚めのパンを焼く時は中火以下にしましょう。

魚焼きグリルでトーストを焼く場合、アレンジトーストが楽しめます。両面焼きグリルなら短時間でチーズトーストや、ピザトーストが作れます。トーストは短時間で焼くのでチーズが効率よく溶けて、あっという間に完成します。

その他にはパンをくりぬいて卵を乗せて、目玉焼きトーストが手早く作れます。グリルに直接ソーセージやアスパラ、ズッキーニなど野菜も一緒に乗せて焼けば、魚焼きグリルで、ワンプレートディッシュの料理が作れる時短メニューです。アイディア満載し、アレンジ料理を楽しみましょう。

今までトーストは、トースターやオーブントースターで焼くのが、あたりまえになっていましたが、餅焼き網・フライパン・魚焼きグリルで作れることがわかりました。どの方法で焼いたトーストが良いか、試してみてはいかがでしょう。

トーストを焼くポイントは、温めて熱くなった網・フライパン・魚焼きグリルで焼くことです。高温で素早く表面に焼き色をつけて、中はしっとりふっくらさせることです。シンプルなトーストからアレンジしたトーストまで、トースターなしで、トーストを焼いて美味しくいただきましょう。