「履歴書在中」を手書きする時のマナーは?正しい書き方と封筒のルールも解説!

「履歴書在中」を手書きする時のマナーは?正しい書き方と封筒のルールも解説!

就活や受験で履歴書を提出するとき封筒に「履歴書在中」と封筒に記載する必要があります。それを手書きする際、ルールに沿った正しい書き方でマナーを守れているか心配です。そこで履歴書在中を封筒に手書きするときのルールとマナー違反にならない正しい書き方を解説します。

記事の目次

  1. 1.手書きでの「履歴書在中」の書き方やマナー・ルールを紹介!
  2. 2.封筒に手書きで「履歴書在中」を書く理由
  3. 3.「履歴書在中」の手書きでの正しい書き方
  4. 4.履歴書以外の書類を入れてる場合の書き方
  5. 5.「履歴書在中」は手書きじゃないとダメなの?
  6. 6.「履歴書在中」を手書きで正しく書こう!

手書きでの「履歴書在中」の書き方やマナー・ルールを紹介!

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就職や受験など、何かにエントリーする際に求められる「履歴書」ですが、当然裸で渡すわけにはいかず、封筒に入れて提出します。通常は手渡しでも郵送でも封筒に「宛名」と「差出人」は記入するのがマナーです。更に重要な書類のためわかりやすく「履歴書在中」の印を付けます。

この履歴書在中は、市販の履歴書を購入した際に、印刷された封筒が付属していることも多いですが、まっさらの封筒に手書きで書き加えることもできます。

しかし、いざ手書きで書くとなると、案外ルールや正しい書き方がわからない人も多いでしょう。そこで履歴書在中と封筒へ手書きするときの書き方の正しいルールと、履歴書在中を使うときのマナーを解説します。

封筒に手書きで「履歴書在中」を書く理由

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何故封筒に「履歴書在中」と記入するのか、その理由について説明します。まず一番の理由は、これが「大事な書類」であることを見た人にわかりやすく示すためのマーク付けです。

履歴書の入った封筒を郵送の場合は郵便局の人が、手渡しならば受取った人が、その封筒の中身が何なのか、パッと見てわかるように記載するのです。下記で詳しく説明していきましょう。

書類が確実に採用担当者に届くように

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何かに応募して、書類選考をする際にその担当者まで履歴書が届かないと何も始まりません。「履歴書在中」と書いていないと、封筒の中身が、開封しなければ何かわからない状態になります。その場合、宛先はしっかり書いてあってもぞんざいに扱われ、最悪担当者に届かないこともあり得ます。

届いたとしても開封が遅れたり、紛失したりと「重要」扱いされないおそれもあります。それを防ぐために封筒にしっかりと「履歴書在中」と書くことで確実に担当者まで「届く」ようになるでしょう。

履歴書が届いたことを企業側が認識できるように

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通常、企業には大量の郵便物が毎日の様に送られてきます。当然それを一通一通確認はしているはずですが、どこかに紛れ込んでしまう可能性は否定できません。そのようなことが起こる確率を下げるように、「履歴書の入った重要な書類」であることを明示する必要があります。

その方法として目を引くように「履歴書在中」と書き加え、見つけやすくする訳です。また、受取人への気遣いやマナーとして「履歴書在中」と封筒に付けることで、相手への負担を減らすことができます。

郵送でも手渡しでも必ず書く

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「履歴書在中」は応募先での扱いだけではなく、それを郵送する時にも意味を成します。郵便局で相手に配達されるまでの間の扱いにも「履歴書在中」と書いてあるか否かで大きく差があると言われています。

また、当然届いた相手先でも同様です。手渡しの場合でも、担当者に直渡しでも、何も書いてない封筒では一々中身を見ないといけないので、先方に負担をかけます。封筒をていねいに扱ってもらうためにも「履歴書在中」は書いておくべきです。

「履歴書在中」を手書きする機会はない?

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一般に市販の履歴書には「履歴書在中」と印刷された封筒が同封されているケースがほとんどです。それを利用すると自ら手書きする必要が無いように思えます。しかし、応募先が多数で封筒が足りない場合や、書き損じなどで使い切ってしまうこともあるので、書き方をしっかりと覚えていれば安心です。

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「履歴書在中」の手書きでの正しい書き方

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応募書類を入れた封筒に履歴書在中と書くのはマナーですが、ルール通りの正しい書き方をしていないとかえってマナー違反となり、受け手によっては悪印象になりかねません。

そこで履歴書在中と封筒に手書きで記入する際の注意点や、正しい書き方などのルールをまとめました。参考にしてください。

書く場所

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履歴書在中を手書きで書き加える場合、ただ適当に空いたスペースにとりあえず書いておけばいいものではありません。書く位置がしっかりと決まっていて、そのルールを守っていないと常識がないと判断されても文句は言えません。

縦書きで書く場合と、横書きで記入するときでは書き方が違うので、それぞれの書き位置と正しい書き方を注意点と共に紹介します。

「履歴書在中」を宛名近くに手書きで書くのは法律違反?

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履歴書在中を封筒に書き入れるのは「一目見て重要なものだとわかるようにするためだ」と説明しましたが、より分かりやすくしようと宛名のすぐ傍に手書きで書き加えると法に触れるおそれがあります。

法律で宛名部分に書く内容・項目は決められており、履歴書在中などの「在中」だけではなく「親展」などの「外脇付」はすべて書くことはできないので併せて覚えておいてください。

縦書き

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一般に履歴書などを送付するときには封筒に縦書きで書く機会が多いでしょう。そのときに履歴書在中を書く場所は表面の“宛名の左下”が正しい位置となります。封筒全体で見ると、右上から「住所」「宛名」「履歴書在中」の順で左下がりに書いていけば問題無く完成です。

横書き

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封筒の形状など、状況によっては横書きで宛先を記入することもあります。そのときに履歴書在中だけ縦向きに書くと違和感があるので、当然横向きで書くことになります。

じつは横書きで履歴書在中などと表記するときには特に決まったルールはありません。しかし、一番スマートなのは縦書きの逆の右下と言われています。

使う筆記用具

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履歴書在中と記入する目的は重要であることを目立たせることなので、わかりやすい色を使うことがおすすめされています。一般に住所や宛名は黒で書かれることが多いので、それ以外の色で、また封筒の色も考慮する必要があるでしょう。下に具体的にどのような筆記具を使うべきか解説します。

赤で「朱書き」がマスト

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履歴書在中を手書きするなら赤いペンで朱書きで入れるのが一般的です。履歴書を提出するときに一番使うであろう白色の封筒によく映え目立ちます。このときの注意点は細いボールペンでは目立ちにくくなることです。太めのマジックやサインペンを使うと相手への気遣いが見えてマナーアップします。

このとき使うのは水性ではなく油性ペンがベターです。水濡れなどしても安心できるのと、色移りを防ぐ効果が得られます。また封筒に書くときは中身を入れる前に書くようにします。これは筆圧などが中の書類に写らないようにするためです。

赤以外でもOKだが注意が必要

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他の外脇付の場合は青や黒で書くこともあります。特にお金が絡む書類にこの傾向が見られますが、基本的に“赤のサインペン”を使っておけばルールを逸脱せず無難です。目立たせたいからとカラフルな色合いにすると常識を疑われてしまい、逆効果となるので絶対にしてはいけません。

使えるのは基本的に黒か青です。企業などで外脇付にその他の色を使う場合もあるかもしれませんが、履歴書在中の場合は赤で書かれていることがほとんどです。

奇をてらいたいのなら別ですが、なにもメリットはないので赤を選ぶのが一番良い選択です。青や黒でもルール違反ではないですが赤にしましょう。

使う封筒は白がベスト

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一口に封筒と言ってもオシャレな物から事務的なものまで様々な色やデザインがあります。封筒のデザインで目を引いても良いのですが、意味はありません。事務的な普通の封筒にしましょう。

白色の封筒が一番ですが、どうしてもない場合は次点で茶封筒を使います。因みに履歴書などを送る際にはできるだけ“折らない”のもマナーです。A4が入るサイズの白い封筒を用意して、それに履歴書在中を書き入れます。

文字を枠で囲むと印象が良い

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手書きで履歴書在中と書いた場合、それだけで終わりではなく、最後に文字の周りを線で囲む必要があります。履歴書在中だけではなく「外脇付」は線で囲んで目立たせるのがルールであると覚えておきましょう。このときは当たり前ですが、文字色と同じ色を使います。

このときにフリーハンドで線を引くのはおすすめしません。キレイに引いたつもりでも、どうしても手書きだとブレが生じます。それでは仕上がりが美しくなく、相手も好印象を抱くことはないでしょう。定規を使ってまっすぐ線を引いて、四角の角にうっかり隙間ができないように注意して線を引きます。

書き間違えても修正してはいけない

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履歴書は通常書き損じても修正ペンやテープで修正することは推奨されていません。公的書類などで2本線で消して訂正印を押す方法もありますが、こちらも普通は使うことは無いです。封筒も履歴書と同じく修正することはありえません。

本当にどうしょうもなく、それ以外の方法がないのならば、2本線で消して修正することになるのでしょうが、受け取り手の気持ちになると当然悪印象となり、デメリット以外の何物でもありません。面倒でも別の封筒に書きなおしましょう。

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履歴書以外の書類を入れてる場合の書き方

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履歴書を入れた封筒に「履歴書在中」と書くのは当然だ、という認識は十分に身に付いたところで、もう一つ疑問が浮かぶはずです。それは「入っているのが履歴書だけではない場合はどうするのか」です。

ここからは、履歴書ではない応募書類の提出するときの手書きのルールや、既に「履歴書在中」と書かれている封筒しか無いときの正しい対処法など、様々な状況で応募書類を送るときのマナーを紹介します。

「履歴書在中」又は「応募書類在中」

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結果から言えば、ルール的には封筒の中に履歴書以外の書類が入っていたとしても「履歴書在中」と書いても差し支えありません。しかし、より相手のことを想うなら「応募書類在中」とするのがマナーでしょう。

間違いでは無いという理由は、一つに履歴書が入っているのには間違いないこと、そして、もう一つにそもそも履歴書在中を書くのは封筒を扱う相手に「重要な書類」であることを示すマークであることなので、「履歴書在中」でも問題無いといえます。

履歴書を入れていない場合

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履歴書を別途送付済みで、その他の書類を送る場合に「履歴書在中」と書くと、書類の情報が異なるため間違った使い方となる可能性が出てきます。その場合の正しい記入方としては、中に入っている書類の名前を記入します。

例えばエントリーシートならば「エントリーシート在中」のような形です。または「重要」などの外脇付を利用する方法も併せて覚えておくと様々なシーンで使い分けることもできるので良いでしょう。

既に「履歴書在中」と書かれている場合の対処法

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市販の履歴書には大抵の場合封筒が入っており、それには既に履歴書在中が印刷されています。それをそのまま使用しても問題なくルールを破ったわけでも、マナー違反でもありません。

どうしても気になる場合、2本線で消して「応募書類在中」と修正するという意見もネットで見受けられますが、基本的に履歴書は修正しない物であるためおすすめはしません。相手の心象も良くないと思われるので、この方法を取られる場合は自己判断でご利用ください。

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「履歴書在中」は手書きじゃないとダメなの?

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何も書かれていない封筒を用意した場合は「履歴書在中」を自身で表記しないといけません。しかし、字にあまり自信の無い場合や、大量に準備しないといけないときは一つひとつ手書きをしていては大変です。ルールとしては手書き以外でもマナー違反になることはないので、ぜひとも活用しましょう。

「履歴書在中」が印刷された封筒でも◎

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履歴書を購入するとほぼ確実に封筒が同梱しています。そこには履歴書在中が既に印刷されているので、それを利用すると手間が省けます。ルール上問題も無く、マナーとしてもおかしところはありません。お手軽に実践できるのでおすすめです。

足りない場合などは履歴書在中の印刷された封筒のみも市販されているので、そちらを購入しましょう。

パソコンに自信があるなら自分で印刷してみる?

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パソコン技術に自信があるなら思い切って自作という手もありますが、無駄に手間がかかるだけでまったくおすすめできません。その時間を使ってていねいに手書きをした方が建設的です。

シールテープ、もしくは別紙に印刷して貼り付けることもできます。しかし、それは相手対し非常にマナー違反とされるので絶対にしてはいけません。

「履歴書在中」のスタンプでも大丈夫

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履歴書在中と手書きするのは大変ですが、印刷された封筒もそうあるわけではありません。その場合、スタンプを押すという対処法もあります。押印するときは斜めにならないようまっすぐに押しましょう。

勿論向きの間違いや、インクがかすれていて見づらいというのは論外です。簡単に100均や文具店などで手に入るため、もしもの時に備えて持っておくと便利です。因みに郵便局やコンビニでは購入できないのでご留意ください。

「履歴書在中」を手書きで正しく書こう!

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履歴書在中の書き方をまとめると横書きは基本的には封筒の右下とされるが、決まりはなく、縦書きの場合は絶対左下に、赤など黒以外の色で記入するのが正しいルールです。手書きでの記入は必須ではなく、封筒に印刷されたものや、スタンプなどで代用もできます。

別の書類が入っていても「履歴書在中」で構いませんが、中身が違うなら内容に沿った「○○在中」と正しい情報を記載します。書く理由は大事な封筒をぞんざいに扱われ紛失等のリスクをさけることと、重要なものと示すことで早期開封を促し、中を見ずに内容を確認できるメリットがあるためです。

履歴書在中と書くのは、定められたルールというよりも、気遣いからのマナーです。手書きでも印刷やスタンプでも正しい書き方をして社会人として一歩ステップアップし、相手に好印象を与えるよう有効に活用していきましょう。

KTY
ライター

KTY

気の向くままに多方面にアンテナを伸ばしております。ジャンルを問うことなくのんびり幅広く執筆していきたいと思っています。読んでいただいた人が愉しく、また少し為になるようなおもしろい記事をお届けできることを目指して、ゆるりとマイペースに頑張ります!

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