眼輪筋を鍛えるトレーニング・マッサージ方法を紹介!
人間の顔は、目元の印象が変わるだけで表情も若々しい顔になります。その若々しい顔になるために重要な部分というのが目元になるのです。
そして、その目元に深く関わっている筋肉というのが「眼輪筋」です。眼輪筋は、目の周りについている筋肉のことで、そこの筋肉が衰えてしまうと顔の表情にも大きく影響してきてしまうのです。
今回は、そんな眼輪筋を鍛えるためのトレーニングやマッサージについて説明をしていきます。目元が気になり始めた方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみましょう。
眼輪筋を鍛えることの効果
皆さんが思っている以上に、眼輪筋を鍛える事で様々な効果があると言われています。眼輪筋というのは、目を閉じたり、開けたりする時に使われる筋肉です。
そして、現代ではスマートフォンやパソコンなどの普及によって目を動かす回数というのが減っていると言われています。その影響で、眼輪筋の衰えが早いとも言われているようです。
ここでは、実際に眼輪筋を鍛えることによってどのような効果が生まれるのかを紹介していきます。もしかすると皆さんの中にも当てはまるポイントがあるでしょう。
目の下のたるみを改善
女性の多くは、目の下のたるみに悩まされている人も多いでしょう。実は、目の下のたるみの原因の一つとなっているのが、眼輪筋だと言われています。
そのため、眼輪筋を普段から鍛えることができれば、目の下のたるみも解消する効果があると言われています。また、目の下のたるみが解消されると若々しい表情を手にいれることもできます。
目が大きく見える
眼輪筋を鍛える事で、目が大きくなる効果があると言われています。これは、眼輪筋がしっかりと動く事で目が大きく開けるようになるからだと言われています。
また、目が大きいというのは、相手に可愛らしいという印象を与えることもできます。もし、目の大きさで悩んでいる人がいるのであれば、眼輪筋を鍛えることをおすすめします。
まぶたがリフトアップ
年齢を重ねてくると皆さんが悩むことの一つにまぶたのたるみを挙げる人が多くいます。このまぶたのたるみというのも眼輪筋が影響していると言われています。
そのため、眼輪筋を鍛える事でまぶたのリフトアップの効果があります。また、まぶたのリフトアップができるようになると、キリッと目力のある顔立ちになります。目力が強い顔立ちを目指したい人は、ぜひ眼輪筋を鍛えましょう。
涙袋が作れる
涙袋というのは、目の下のふくらみのことを言います。この涙袋があると若々しい顔立ちにも見えるため、女性の多くが涙袋に憧れます。そして、眼輪筋を鍛える事で涙袋を作れる効果があると言われています。
人によっては、涙袋を作るために整形を考える人もいるようです。もし、涙袋が欲しいと悩んでいる人がいるのであれば、まず始めに眼輪筋を鍛えることからはじめてみましょう。
眼輪筋を鍛えるトレーニング
眼輪筋を鍛える事で、たくさんの効果があるということがわかったところで、ここからは、実際に眼輪筋を鍛えるためのトレーニング方法を紹介していきます。
先ほども紹介しましたが、私たちの日常生活では、あまり眼輪筋を動かす動作が少ないと言われています。そのため、日常的に眼輪筋を動かしてあげる必要があります。
眼輪筋を鍛えるためのトレーニングはいくつかありますが、ここでは大きく分けて3つのトレーニング方法を紹介していきます。どれもすぐに始められるトレーニングになるので、ぜひ試してみましょう。
①目を閉じて・開いて鍛える
まずは、今からすぐに誰でもできる眼輪筋のトレーニングです。まず、目を力強くギュッと閉じましょう。そこから5秒間キープします。5秒間キープができたら、次に目を大きく開いていきます。
そして、これも5秒間キープしていきます。これを1セットとしてもらって、一日5セットを目標にやっていきましょう。これをするだけで、眼輪筋を鍛えることができます。
また、この時注意してもらいたいことが一つだけあります。それは、なるべく目だけを動かすように意識することです。そうすることで、眼輪筋だけをうまく動かすことができるので、より効果的です。
②おでこロックで鍛える
次に紹介する眼輪筋のトレーニングも道具も必要なく、すぐに鍛えることができます。トレーニングの名前は「おでこロック」という名前になります。これは、名前の通りにおでこを動かさずに眼輪筋だけをトレーニングする動作になります。
このおでこロックは、両手をおでこに当てて動かさないようにロックします。その状態で目を開く動作をしていきます。眼球を前に出すような意識をしながら、10秒キープしていきます。
10秒キープができたら、次は目を完全に閉じる手前まで細めていきます。この時もてでおでこを抑えて眼輪筋だけを動かすように意識します。これを3セットを目安にやっていきます。
③ウィンク・目を動かして鍛える
最後に紹介していくトレーニングも道具を使わずにすぐにできるトレーニングになります。まず、最初にウィンクを左右合わせて20回行います。ウィンクができたら、次にそのまま目を動かしていきます。
目を動かすのは上下にまず動かしていきましょう。合わせて30回動かしていきます。そして、それが終わったら左右に30回動かしていきます。これを1セットとします。
大体、1日に5セットできると眼輪筋のトレーニングになります。最初は、慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると時間を短縮することができます。朝起きて歯を磨く時に合わせてやると時間短縮にもなっていいでしょう。
眼輪筋のマッサージ
最後に眼輪筋のマッサージについても紹介をしていきます。トレーニングだけでなく、マッサージを覚えておくことで、日頃の眼輪筋の疲れを取ることができます。
また、トレーニングと一緒にマッサージを覚えておくことは、目元を若々しい状態にするために必要です。ぜひ、トレーニングと一緒にマッサージの方法も覚えておきましょう。
①眼輪筋ほぐしマッサージ
まず、最初に紹介していく眼輪筋のマッサージは「眼輪筋ほぐしマッサージ」です。この眼輪筋のマッサージは、眼輪筋の上部を中心にほぐしていきます。むくみを解消する効果があり、若々しい目元を作ることができます。
最初に、人差し指、中指、薬指の指先を眉毛の下に入れて少し持ち上げます。次にその状態で小刻みに揺らしていきます。この時に爪を立てないように気をつけましょう。
そして、眉毛の始まりから終わりにかけて左右に小刻みに10秒ほど動かしていきましょう。意識するポイントは、皮膚を動かすのではなく、眉毛の下にある骨の辺りを刺激するイメージでマッサージをしてみましょう。
②寝ながらできるマッサージ
次に紹介していく眼輪筋のマッサージは「寝ながらできるマッサージ」です。このマッサージは、寝た状態でもできる眼輪筋のマッサージになります。夜寝る前にほぐしてあげることで、リラックス効果もあるのでおすすめです。
まず、中指と薬指の腹の部分を使います。眉間の間に×を作るように左右交互にマッサージをしていきます。次に、そのまま眉間からおでこに向かって優しくマッサージをしていきましょう。これを4セットしていきます。
最後に手のひらを使い、顔の中心から外側に向かって持ち上げるようにマッサージしていきます。これを目、頬、唇、あごの4つの部分に分けてマッサージします。これを2セットすれば終了です。
③シワやたるみを改善するマラクサージュ
最後に紹介していく眼輪筋のマッサージは「マラクサージュ」です。こちらも日頃の眼輪筋の疲れを取る効果と若々しい目元を作る効果があるマッサージです。
まず、親指と人差し指を使ってこめかみ側にある目尻のシワの部分をつまんでいきます。そして、そこから目頭の方に向かって優しく小刻みにつまみながらマッサージをしていきます。
このマッサージ方法を「マラクサージュ」と言います。眼輪筋の疲れをとってくれるのに、このマラクサージュは効果的です。1日に3セットを目安に続けてみましょう。
眼輪筋を鍛えるトレーニングで若々しい目元になろう!
現代社会では、長時間のパソコンやスマホを見る作業や目を酷使することが非常に多いです。そのため、知らず知らずのうちに眼輪筋に疲労が溜まってしまいます。
眼輪筋がうまく動かせないようになると目元の老化も進んでしまいます。その結果、目元が老けてしまい、顔の印象も変わってしまいます。
そうならないようにするためにも、今回の記事のトレーニングやマッサージをして、日頃の眼輪筋のケアをしっかりとやっていきましょう。