白菜ダイエットが効果的！やり方やカロリー・おすすめレシピも！

白菜はクセのない淡泊な味で甘味があるので、サラダや漬物・煮物・鍋の具材にするなど様々な調理方法で食べることができる野菜です。

約95%が水分となっていますが、カリウム・ビタミンC・カルシウムなどが豊富に含まれているためダイエット効果があるといわれています。なぜ白菜がダイエットに効果があるといわれているのかを紹介します。

白菜は約95%が水分でカロリーが100gあたり約14kcalとなっているため、ダイエット中でもたくさん食べることができる野菜といわれています。主食とのカロリー・糖質の比較や白菜の効果などを紹介します。

主食には米・パン・麺類があり、カロリーは100gあたり米は約170kcal、パンは約260kcal、麺類は約150kcalとなり、糖質は100gあたり米は約40g、パンは約45g、麺類は約30gとなります。

白菜は100gあたりカロリーが約14kcal、糖質は約2gと主な主食と比べると白菜は低カロリー・低糖質のヘルシーな野菜になります。

白菜の色が濃い部分にはβカロテンが多く含まれています。βカロテンとは、緑黄色野菜に含まれている脂溶性ビタミンで油に溶けやすく水に溶けにくい性質を持っています。

βカロテンは体内でビタミンAに変化して、疲労を回復させる効果の他に活性酸素の除去や免疫細胞の活発化させ免疫システムの機能をアップする働きがあるといわれています。

白菜にはビタミンCが含まれていて肌にハリを与え、コラーゲンの生成を促してくるれるのでシミやソバカス・シワを予防するなど美肌に効果があるそうです。またビタミンCには、免疫力を高める・ガンや動脈硬化予防・ストレスを和らげるなどの働きがあるといわれています。

白菜に含まれているカリウムには、取りすぎた塩分や水分を体外へ排出させる働きがあり血圧を下げる・むくみ解消・脳卒中予防・尿酸値を下げる・筋肉の働きを正常に保つなどに効果があるといわれています。カリウムが不足すると筋力の低下や食欲不振になるといわれています。

白菜に含まれている水溶性食物繊維は、水分をたくさん含んだゼリー状となり腸の中にある老廃物・有害物質を吸着させ体外へ排出させる働きがあるそうです。また大腸内で発酵分解されることでビフィズス菌が増え腸内環境を整えてくれる効果があるといわれています。

白菜のほとんどが水分となっているためカロリーが低くく、整腸作用もあるのでダイエットに適した野菜といわれています。疲労回復やむくみ解消・美容効果などを得ることができる白菜ダイエットのやり方を紹介します。

白菜ダイエットのやり方には2つあり、1つ目のやり方として主食を白菜に置き換える方法があります。おすすめのやり方は朝食・昼食ではご飯やパンなどの主食を食べ、夕食で主食を白菜に置き換えます。

夜はエネルギーを溜めやすく消費も少ないため、夕食を食べ過ぎてしまうと太ってしまいます。主食を白菜に置き換えることでカロリー摂取を抑えることができます。

2つ目の白菜ダイエットのやり方は、白菜を使ったおかずを増やす方法です。白菜を使ったおかずを1品増やすことで満腹感が得られ、ご飯やパン・麺類などの主食を食べる量を減らすことができるといわれています。

白菜は低カロリーでビタミン類・食物繊維が豊富に含まれている野菜で、ダイエットに効果があるといわれています。しかし、やり方を間違えてしまうと白菜の持つダイエット効果が台無しになってしまいます。どんなことに注意して白菜ダイエットを行えばいいのでしょうか。

白菜にはビタミン類やカリウムやカルシウムなどのミネラル・食物繊維が豊富に含まれていますが、白菜だけで必要な栄養が取ることはできません。白菜だけ食べて栄養が偏らないように他の食材も入れて栄養が偏らないようにしましょう。

ダイエットで大切なことは、飽きずに続けていくことだといわれています。毎日続けることで、少しずつ効果が出てくるそうです。すぐに効果が出てこないからと途中で投げ出さずに根気よく続けてみましょう。

ダイエットや美肌・血圧を下げる・むくみ解消など、様々な効果がある白菜ですが食べ過ぎてしまうと、腹痛や下痢・冷え性などになるといわれています。

白菜にはビタミンCが豊富に含まれていますが、取りすぎてしまうと消化不良となり腹痛や下痢になるそうです。また白菜は体を冷やす野菜といわれていて、食べ過ぎると冷え性になり免疫力の低下や血行不良によって痩せにくい体になってしまう恐れがあるそうです。

白菜に含まれているミシロナーゼという成分を過剰摂取するとホルモンに悪影響を与えるといわれています。海外では生の白菜を約1kg食べたことで昏睡状態になってしまったという事件があったそうです。

ダイエット効果があるからといって、白菜を食べ過ぎると体に悪影響を与えてしまうので注意してください。

白菜はキムチや鍋の具材として良く使われている野菜ですが、サラダや炒め物・煮物・スープなど様々な料理に使うことができます。白菜はカロリーが低いので、他の料理より少し多めに食べることができるそうです。白菜ダイエットにおすすめなレシピを紹介します。

白菜のサッパリとした味とゆで卵のコクが絶妙に合わさったサラダです。白菜に熱を加えるとビタミンCが流れ出てしまうので、なるべく熱を加えない方が良いといわれています。サラダは熱を加えることがないので、ビタミンCを逃さずに食べることができるおすすめの調理方法です。

白菜とゆで卵のサラダレシピは、白菜を約5cmの長さに切ってから繊維に沿って細切りにしてボウルに入れます。少々の塩を加えて揉み、しんなりとしてきたら白菜を絞って水気を切ります。

ゆで卵を粗みじん切りにして別のボウルに入れ、水気を切った白菜・醤油・粒マスタードを加えて、全体を良く混ぜ合わせたら完成です。

白菜に熱を加えるとビタミンCが流れ出てしまいますが、煮汁を具材と一緒に食べることで逃さず摂ることができます。エビにはタンパク質・ビタミンE・カルシウムが豊富に含まれていて、免疫力の維持・骨粗しょう症や老化の予防などに効果のある低カロリーな食材なのでダイエットにおすすめです。

白菜とエビのうま煮のレシピは、白菜は約5cmのそぎ切り。ピーマンは一口大・玉ねぎはくし形・ニンジンは薄い短冊・豚肉は食べやすい大きさに切ります。むきエビの背わたを取り、サッと茹でます。

フライパンにサラダ油・みじん切りにしたショウガ・豚肉を入れて炒めます。ニンジン・玉ねぎを加え、玉ねぎが透明になるまで炒めてから、白菜の軸・白菜の葉・ピーマンの順番に炒めていきます。

水・鶏ガラスープの素・酒・オイスターソース・醤油・塩・コショウを混ぜ合わせた調味液を加え、野菜がしんなりとするまで炒めます。エビを入れてから、水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつけます。ごま油を加えたら完成です。

豆乳とダシを合わせたスープにごまを加えた香りの良い鍋です。豆乳は沸騰させてしまうと分離してしまうので、火加減に注意しましょう。豆乳には美肌効果や整腸作用など、美容・ダイエットに効果があるそうです。

白菜のごま豆乳鍋のレシピは、白菜・豚肉・水菜・豆腐など好きな具材を食べやすい大きさに切ります。鍋に豆乳・水・練りごま・すりごま・粉末だし・味噌・砂糖・塩を入れ、沸騰しないように温めます。切った具材を入れて、火が通ったら完成です。

緑豆のデンプンが原料となっている春雨は、カロリーが低く腹持ちが良いのでダイエットにおすすめの食材です。カリウムが豊富に含まれているので、むくみ解消に効果があるといわれています。

白菜と春雨のスープのレシピは、白菜を縦半分に切ってから5mm幅の細切り・ショウガは皮を剥いてみじん切り・小ネギは小口切りにします。鍋に豚ひき肉・みじん切りにしたショウガを入れ、豚ひき肉の色が変わるまで炒めます。

白菜・水・鶏ガラスープ・酒・醤油・塩・コショウを加え、煮立ったらアクを取ります。具材に火が通ったら、春雨を加えひと煮立ちさせたら火を止めます。器に盛り付け、小ネギ・白ゴマを散らしたら完成です。

白菜の甘味と鶏肉の旨味が出ているクリーム煮です。小麦粉を加えると焦げつきやすくなるので、とろ火または弱火にしてザックリと混ぜ合わせましょう。

白菜と鶏肉のクリーム煮のレシピは、鶏肉は一口大に切り塩コショウをしておきます。白菜の芯は薄く削ぎ切り・葉はざく切り・玉ねぎは薄切りにして、ほうれん草は下茹でして3cm幅に切ります。フライパンにバターを入れて玉ねぎがしんなりとするまで炒め、鶏肉を加えて色が変わるまで焼きます。

バター・白菜の芯・小麦粉を加え弱火でザックリと混ぜ合わせてから、牛乳を加えかき混ぜながらとろみをつけます。白菜の葉・ほうれん草・コンソメ・粉チーズ・ブラックペッパー・塩コショウで味を整えて器に盛り付けたら完成です。

アサリには鉄分・ビタミンB12が豊富に含まれているので、高血圧予防や眼精疲労・肩こりの症状改善などに効果があるそうです。白菜とアサリの旨味を味わうことができます。

白菜のボンゴレ風のレシピは、鍋にオリーブオイル・ニンニク・アンチョビを入れて弱火で炒めて香りを出します。ざく切りにした白菜・砂抜きをしたアサリを加えてフタをします。水分が出てきたら混ぜ合わせ、アサリが開いたら塩コショウで味を整え器に盛り付けパクチーをのせたら完成です。

白菜にはビタミンCや食物繊維・カリウムが含まれているので、むくみや便秘の解消・美肌効果がありカロリーも低いのでダイエットに向いている野菜です。味・クセがないので様々な料理で楽しむことができます。食べ過ぎないように注意て、美味しくダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。