住宅ローンの仮審査に通って本審査に落ちる原因を調査!流れや対策方法は?

住宅ローンの仮審査に通って本審査に落ちる原因を調査!流れや対策方法は?

マイホームの購入に多くの方が利用する住宅ローン。仮審査に通っても本審査に落ちる原因は?住宅ローンの仮審査と本審査の内容と審査に通るための対策をまとめました。審査の流れと本審査に落ちてしまう原因と対策を知ることで安心して審査に臨みましょう。

記事の目次

  1. 1.住宅ローン審査の流れ
  2. 2.住宅ローン仮審査の内容
  3. 3.住宅ローンの審査はどこが実施する?
  4. 4.住宅ローンの仮審査に通って本審査で落ちる原因は?
  5. 5.住宅ローンの本審査に落ちないための対策
  6. 6.団信の加入が条件にならない住宅ローン
  7. 7.住宅ローンの仮審査と本審査の対策は慎重に!

住宅ローン審査の流れ

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住宅の購入にあたり多くの人が住宅ローンを利用します。住宅ローンの返済は長期になるため、慎重に審査されます。時間をかけて購入したい物件を探し、理想の新居生活をイメージしているのに審査に落ちてしまうこともあります。そうなってしまわないように、住宅ローンの審査の流れや審査のポイントについて事前に理解しておきましょう。

住宅ローンの審査はお金を貸す金融期間が実施すると思われている方が多いと思いますが、その審査は銀行などの金融機関だけではなく、銀行などが利用する保証会社も審査を行うというのが一般的な流れです。そのためにも審査は2段階になる場合がほとんどです。

住宅ローンの審査は仮審査と本審査の2段階

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住宅ローンの審査の流れは仮審査と本審査の2段階の流れで行われることがほとんどです。一般的には仮審査は銀行などの金融機関が行い、本審査は保証会社が行います。保証会社はお金を借りたあなたがその返済をできなくなった場合に、あなたに代わって借り入れ額を負担する会社のことです。

仮審査と本審査では目的や内容が異なり、審査する機関も違います。そのため、仮審査で問題がない場合でも何らかの原因で本審査で落ちることがあります。

住宅ローンの審査の流れ、仮審査と本審査の違い、本審査に落ちる原因はどんなことなのか?仮審査に通っても本審査で落ちることがないようにそれぞれの審査の流れや目的と内容を理解しておくことが大切です。一般的なケースを知ったうえでしっかり対策をして審査に臨めば住宅ローンの審査に通る確率は高くなります。

住宅ローン仮審査の内容

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最初に受ける仮審査では、購入する物件についてと住宅ローンを借りる人の職業や年収などが審査されます。内容はあくまで申告に基づいて審査されますが、年収については源泉徴収票など年収を証明する書類の提出を求められる場合があります。金融機関が審査を行い、一般的に仮審査にかかる期間は3~4営業日と言われています。

住宅ローンの審査にあたり仮審査は重要な審査です。仮だからと言って気を抜いてしまったり、申告内容を大まかにしてしまうと本審査で落ちる原因になってしまします。仮審査の目的や内容をしっかり理解して準備をしましょう。

仮審査の意味

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最初に受ける仮審査の主な目的は「返済能力を確かめる」ことです。「借入額が年収の何倍になるのか?」や「年間の返済負担額が年収の何割になるのか?」を考慮して審査されます。また、他のローンの借り入れ状況も申告を求められます。借り入れ状況については正確に申告しましょう。実際の内容が判明した際に信用を失い、審査に落ちる原因になります。

仮審査に対して本審査はより詳細な内容を審査するので、時間や手間がかかります。申請者全てを本審査することは時間や作業の無駄も多くなります。そのため、仮審査で契約者の返済能力を判断して、無駄な本審査を軽減しています。

つまり、仮審査は本審査を問題なく通るかの判断です。しっかりと準備して臨む必要があります。仮審査に通ると売買契約に進みますので、仮審査の段階で申告は正確に行うことが大切です。

住宅ローンの仮審査に必要な情報

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仮審査の際に必要な情報は、氏名や生年月日、連絡先などの個人に関する情報。年収や職業、雇用体系、勤続年数などの収入に関する情報。借入希望額や借入希望日、自己資金の有無などの申し込みに関する情報。土地所有の有無や広さ、建設予定住所などの物件に関する情報が必要になります。

さらに、住宅ローン以外の借入やリボ払いや分割払いも含めたクレジットカードの返済状況など生活状況に関する情報が求められます。

仮審査でのポイントは返済能力の判断です。自己資金や借入金額は仮だからと言って曖昧にしてはいけません。また、自動車ローンやクレジットカードの返済予定なども正確に確認して申告します。本審査のポイントで記載しますが、仮審査と本審査の申請内容は一致している必要があります。

仮審査から本審査までの流れ

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住宅ローンの審査の流れは、仮審査を通過後に、契約者に対する購入の意思確認を経て売買契約から本審査の手続きに進みます。本審査では必要な書類が多くなります。書類の不備は落ちる原因になります。内容の確認は当然ですが、審査における不備とは仮審査と本審査での申告内容の差異も不備として判断されます。

大切なことは仮審査の時点で住宅ローンの借入内容の決定や他のローンの完済などの事前の整理を済ませて臨むことです。本審査の際に申告内容の変更がないようにします。

なお、仮審査に通って、住宅の売買契約を終わらせた後に、本審査に落ちてしまった場合、売買契約をキャンセルできないのでは?と心配される方もいらっしゃると思いますが、その心配は必要はありません。住宅の売買契約は住宅ローンの本審査に通過できなかった場合には無効となる条件となっていることがほとんどです。

仮審査と本審査の違い

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仮審査は「住宅ローン返済能力」を審査しますが、本審査では仮審査での提出書類の申告内容に間違いはないか?をしっかりと確認しながら、主に以下の項目を重視します。

住宅ローン完済時の年齢。契約者の健康状態。契約者の雇用形態と勤続年数。契約者の勤務先の業務内容。住宅ローンの返済負担率(年収に対する返済額の割合)。購入物件の担保評価。他の債務の取引状況。以上の項目が重視されます。

先にも記載しましたが、本審査の申し込みは仮審査の申告内容と差が無いようにしておくことが大切です。いくつかの原因は仮審査の申請時に決まっていなかった内容が、本審査の際に確定の情報として申告した結果、住宅ローンの利用条件に満たないと判断されることにあります。

住宅ローンの審査はどこが実施する?

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一般的に仮審査と本審査では審査する機関が異なります。仮審査は主に銀行などの支店が行いますが、本審査は銀行の本部や保証会社が実施します。なお、住宅ローンには保証会社を使用しないケースもあります。フラット35やネット銀行がその例です。その場合はすべて銀行などの金融機関が住宅ローンの審査を行います。

金融機関だけで審査をする住宅ローンの方が一般的には審査が通りやすいと言われています。住宅ローンの利用については事前に利用したいローンの審査基準を調べておく方が安心です。

保証会社を通している場合

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銀行などの金融機関は借入たあなたが住宅ローンを返済できなくなった場合のリスク対策として保証会社を利用しています。その場合は最終的にリスクを負う保証会社が住宅ローンの本審査を行います。保証会社を通している住宅ローンであるかは、借り入れにかかる諸費用で確認できます。諸費用に保証料がある場合は保証会社を通している住宅ローンです。

保証会社を通していない場合

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保証会社を通さない住宅ローンの場合は金融機関が本審査を行います。一般的には保証会社を通さない住宅ローンの方が審査を通りやすいと言われています。保証会社を通さない住宅ローンとしてはフラット35があります。また、ネット銀行も保証会社を通さない住宅ローンが多いようです。

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住宅ローンの仮審査に通って本審査で落ちる原因は?

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仮審査を通ったのに本審査で落ちることがあります。仮審査で年齢や収入、物件の情報などできるだけ可能な項目について審査しています。そのため本審査に落ちるリスクは少なくなっていますが本審査で落ちてしまう原因は何でしょう。主な原因についてまとめます。原因を理解してしっかり対策をしましょう。

本審査で提出した書類の不備で落ちる

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書類の不備に関しては記入漏れなどの不備もありますが、多くは仮審査での内容と本審査での内容に違いがることが原因になります。仮審査だからと曖昧な状況で申請をしてしまうと本審査で落ちるリスクが高くなります。

審査をする各機関はそれぞれ審査金利と言われる金利をもとに借入額に対する返済額を算出しています。また、返済能力を計る審査においては年収や他のローンの借り入れ額を基準にしています。仮審査と本審査で借入額や他のローンの借入などの数値が異なることで本審査の結果が仮審査と変わってしまいます。

大切な点は他のローンやクレジットカードの分割払い分の完済などの対策は仮申請の前に終わらせておくことです。自己資金の金額と借入額の内容も仮審査の前に決めておきましょう。仮申請で正確な情報を元に申告することで本審査で落ちることは少なくなります。

新たに借金が増えた

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仮審査から本審査の間には一定の期間があります。その期間の最中に新たにローンを組んでしまうと返済負担率が変わってしまいます。返済負担率は年収に対する借入額の比率です。返済負担率が変わることで基準を満たさなくなってしまうケースがあります。新しいクレジットカードを作るだけでも審査に影響する場合があるので注意が必要です。

なお、仮審査後の転職も審査に大きく影響します。転職は収入が安定するか?を計る基準になります。仮審査後の転職は避けるようにしましょう。また、転職直後の仮申請も申請を落ちるリスクを高くします。

昔は転職後3年以上の勤務が融資条件の目安と言われていましたが、最近は1年未満でもOKとされるケースが増えているようです。

不動産の評価額が低い

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金融機関は物件の不動産価値によって融資を行います。住宅ローンの返済が滞った場合には、不動産を売却して貸し出している資金を回収します。不動産価値に関する審査は本審査で本格的に行われるので落ちる場合があります。

ただし、住宅ローンの借り入れ額と不動産の評価額に差が出るのは中古物件が多いようです。また、不動産の評価によっては他の借入の完済などの条件がつく場合があります。

団体生命保険に加入できなかった

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ほとんどの住宅ローンでは団体生命保険への加入が必要です。ポイントになるのが契約者の健康状態です。持病や血糖値の数値など基準は機関によって異なります。

7大疾病特約付き団体生命保険に保証内容をアップグレードすると審査基準が増えます。また、健康上に不安がある人でも入れる「ワイド型団信」を取り扱う金融機関も増えています。本審査に落ちた理由が分からない人は健康上の理由もあるかもしれません。

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住宅ローンの本審査に落ちないための対策

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本審査に落ちることがないようにするポイントは主に4点です。1つ目は仮審査の書類を確認しながら本審査の申請書類を準備すること。2つ目に仮申請での申告と相違しないように他のローンなどを精査すること。3つ目は信用情報を扱う会社に情報開示をお願いすること。4つ目は健康上に不安がある場合は団信への加入が条件にならない住宅ローンを選ぶこと。

以上の4つをポイントにしながら、利用しようと考えている住宅ローンの内容や仕組みに合わせて準備を進めれば、住宅ローンは高い確率で通ります。

仮審査の書類を参考にして本審査の書類を記入

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書類の不備を防ぐために仮審査の申請に提出した書類を参考に本審査の書類を作成します。仮審査と本審査で書類に内容が異なると落ちる原因になります。仮審査の書類は控えを残しておく必要があります。なお、仮審査後の転職は控えた方が得策です。より高収入になる転職であっても、金融機関は収入が安定しないと判断する場合がほとんどです。

借入金額を洗い出す

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借入金額は少しでも減らせるように資金計画を立てましょう。不要なクレジットカードの解約や奨学金、携帯電話の分割払いなど清算できるものは事前に済ませておく必要があります。クレジットカーの分割払いやリボ払いも毎月の返済額として判断されるので注意が必要です。事前の対策で返済負担率を基準内に収めるように対策が必要です。

信用情報機関に信用状況を確認しておく

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個人の信用情報は、信用情報を扱う会社に開示を申請することで事前に確認することができます。気になる場合は過去に金融事故が記載されていないかを問い合わせておきます。

個人信用情報は各クレジット会社などから情報管理期間に集約される流れになっています。過去の情報はその情報の種類によって保存期間が異なります。審査の前に確認しておくことが大切です。

団信の加入が条件にならない住宅ローン

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生命保険への加入ですが、フラット35の場合は団体生命保険への加入が条件になっていません。健康状態に不安がある人でも住宅ローンを組むことができます。また、フラット35は保証会社を使用していないので、仮審査を実施した金融機関が本審査も実施します。審査の基準が仮審査と大きく異なることがありません。

住宅ローンの仮審査と本審査の対策は慎重に!

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住宅ローンの仮審査に通ったのに本審査で落ちてしまう理由について確認してきましたが、実際に本審査に落ちてしまう人の確率は1-3%と言われています。仮審査から本審査までの流れを理解して仮審査の段階から対策をしておくことが大切です。

仮審査に向けて対策をしておけば、本審査では仮審査の内容と同じように申請すれば落ちる可能性は低くなるなずです。注意したい点は仮審査後の新たな借入や転職です。返済能力の審査で落ちてしまう原因になります。

また、仮審査で基準とされない健康面に不安のある方はフラット35の検討や利用しようと考えている住宅ローンの団信の基準について確認しておきます。住宅ローンは審査の流れや仕組みを理解して慎重に準備と対策をすれば高い確率で通ることができます。

beerokawari
ライター

beerokawari

東京都在住40代子育てパパです。 旅行とアウトドアが趣味です。 特に海水浴をこよなく愛しております。

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