オペラグラスのおすすめ人気17選!観劇・コンサートに最適な選び方とは?

オペラグラスのおすすめ人気17選!観劇・コンサートに最適な選び方とは?

オペラグラスは観劇やコンサートを楽しく見るために小型で軽量で長時間持っていても疲れないタイプの双眼鏡です。オペラグラスのおすすめ人気17選を金額別に性能や特徴を紹介します。またオペラグラスの選び方のポイントやおすすめ度も合わせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.オペラグラスで観劇やコンサートを楽しもう!
  2. 2.オペラグラスの選び方
  3. 3.3000円以下の人気おすすめオペラグラス7選
  4. 4.5000円程の人気おすすめオペラグラス5選
  5. 5.1万円程の人気おすすめオペラグラス5選
  6. 6.オペラグラスと双眼鏡の違い
  7. 7.自分に合ったオペラグラスを探そう!

オペラグラスで観劇やコンサートを楽しもう!

オペラハウス
Photo bywaldomiguez

オペラグラスという名称はクラシック音楽の「オペラ」に由来しています。オペラを演じるのに特化したホールをオペラハウスと呼びます。

オペラハウスの客席の構造は1階席の周りを取り囲むように2階3階席があり、そこにはボックス席があります。オペラ発祥のヨーロッパの昔の貴族や貴婦人たちはボックス席でオペラを鑑賞しました。

2階席なのでステージからは少し離れているので、プレイヤーの顔や表情がよく見えません。そこで開発されたのがオペラグラスです。

競馬
Photo by kanegen

また貴婦人が手でかざしてもエレガントで上品に見え、長時間持っていても軽くて疲れない双眼鏡というコンセプトから作られたのがオペラグラスです。つまりオペラグラスは貴婦人が使っても華麗でおしゃれに見えなければならなかったのです。

以降オペラグラスはオペラだけでなく、クラッシックのコンサートやバレー、観劇、競馬などスポーツ観戦などにも使われようになりました。

現在の日本で競馬はギャンブルの対象ですが、外国映画の1シーンで特別席で貴婦人がオペラグラスを片手に紳士達と競馬を楽しんでいる姿がよく見受けられるように、ヨーロッパで競馬は紳士淑女のステータスとなるスポーツです。

エレガント
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当時オペラグラスはかなり高価なもので一般庶民には手が出せない代物でした。つまりオペラグラスを携えてオペラや観劇、競馬などのスポーツ観戦を楽しむのは貴婦人達にとってはオシャレなステータスのシンボルだったのです。

現在では技術の進歩で種類も豊富になり、値段もリーズナブルな数千円〜1万円程度で購入できます。貴婦人のようなオシャレな気分を味わえるオペラグラスで、ぜひコンサートや観劇、スポーツ観戦などを楽しんでください。

オペラグラスの選び方

選び方
Photo bygeralt

オペラグラスをいざ購入しようとすると、いろいろなメーカーから様々な種類が発売されていて選び方に迷う方が多いのではないでしょうか。

デザインの良いものから、性能重視のもの、扱いの良さに重きを置いたものなど種類が豊富にあります。それではオペラグラスのどこに注意して選ぶのか、選び方のポイントを紹介します。

倍率

オペラ
Photo byTravelCoffeeBook

オペラグラスを選ぶポイントの一つに倍率があります。倍率が高ければ遠くのものが大きく見えるので良さそうに思えますが、実際にはオペラグラスの倍率が高いほど見える範囲が狭くなり、手ぶれにより対象がずれやすくなります。

一般的に観劇やコンサートを鑑賞するには倍率が3倍〜6倍がベスト、宝塚の舞台の場合には6倍〜10倍でも良いといわれています。

ラグビー場
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サッカーやラグビー、ボートレースや競馬など広い競技場で行うスポーツ観戦などでは高めの倍率のオペラグラスが必要になります。

倍率の確認の仕方は、商品名の他に「6×22」などと数字が記載されています。この数字の前の方の「6」が倍率を表していて、この場合は6倍という意味です。

しかし倍率が高すぎるとかえって見づらい場合があります。オペラグラスを購入する際には、目的に合わせた倍率の選び方が大切です。

コンパクト

コンパクト
フリー写真素材ぱくたそ

オペラグラスは自宅ではまず使いません。オペラグラスはコンサートや競技会場に持って行って使うので、持運びに便利なコンパクトさが選び方の重要なポイントになります。

またオペラグラスには折りたたみ式のものがあります。折りたたみ式はバッグなどに簡単に入れることができるので持運びには非常に便利です。

軽量でバッグやポケットに入れやすいだけの選び方では、性能が低く目的に合わない場合があります。コンパクトさだけでなく目的に合わせた性能も合わせてチェックするように注意しましょう。

軽量
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もう一つ重要なポイントは、長い時間手で持っていても疲れないことです。疲れないためには軽量であることが重要です。また持ちやすい形をしていることも軽量と同時に大切です。

つまりオペラグラスの選び方のポイントは、コンパクトで持運びに便利なことと、長時間持っていて疲れない軽さと形状をしている2点が大切です。

メガネ着用のまま使えるか

メガネ
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メガネを使用する人の場合、メガネを着用したままオペラグラスを使う時にはアイレリーフが選び方の重要なポイントになります。

オペラグラスの接眼部分のレンズから目を少しずつ離していくと、視野全体が見渡せなくなる限界のポイントがあります。レンズからその限界ポイントまでの距離をアイレリーフと呼びます。

アイレリーフ
Photo byneshom

オペラグラスのアイレリーフは通常、短いもので8mm〜長いもので25mm程度まであります。メガネを着用してオペラグラスを覗くと、レンズと瞳との距離は15mm以上離れてしまいます。

アイレリーフの短いオペラグラスでは全体を見渡すことができません。メガネを着用したまま使うことが多い人は、オペラグラスのアイレリーフが15mm以上あることを確認してから購入することをおすすめします。

明るさ

明るさ
フリー写真素材ぱくたそ

明るさもオペラグラスの選び方の重要な要素です。見え方が明るい方が対象物を確認するにはベストです。一般的にオペラグラスの対物レンズの有効径が大きく、倍率がそれほど高くないものの方が明るく見えます。

対物レンズとは目に当てるレンズと反対側についいているレンズのことです。対物レンズの有効径の確認の仕方は、倍率のところで紹介した「6×22」の数字の後の方の数字「22」がレンズの口径が22mmを表しています。

しかし明るさを重視して対物レンズの口径が大き過ぎるものを選ぶと、オペラグラス全体のサイズが大きくなり重量もますので持運びの利便性は少し下がっていまいます。

ステージ
Photo byFree-Photos

また舞台などのステージでは照明でライティングがされている場合が多く、野外のイベントなどは十分明るいので、オペラグラスの明るさはさほど気にしなくて良いかもしれません。

選び方は、持運びも考えてある程度コンパクトで、レンズの口径がほどほどのサイズを選ぶことが大切です。また明るさを重視するか、軽便性を重視するかは目的や個人により違いがあるので、自分が使うスタイルに合った選び方をしましょう。

3000円以下の人気おすすめオペラグラス7選

コスパ
Photo bystevepb

オペラグラスを購入する際に、気になるのが価格とコスパに見合った性能があるかどうかです。もちろん価格が高ければそれなりに倍率や性能が高いのは当然です。

しかしそれが必ず目的に合っているとは限りません。また人気があるからといって自分の好みに合うとは限りません。口コミ人気にはメーカー側が良いものだけを載せている可能性があるので、人気だけに頼らず目安にするようにしましょう。

スペック
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オペラグラスには商品名の他に「6×20」などの商品スペックが表示されています。「6×20」とは倍率が6倍でレンズの有効径が20mmという意味です。

有効径は前に紹介したように口径が大きいほど明るさは増しますが、オペラグラス全体のサイズは大きくなります。またアイレリーフのサイズも見逃せません。

このようにオペラグラスを購入する際には価格だけでなく性能データの確認も必要です。オペラグラスの価格は3,000円を切るものがたくさんあります。ここでは3,000円以下の人気のおすすめオペラグラス7選の特徴やデータの違いを詳しく紹介します。

おすすめ①Vixen・1208-19

「Vixen・1208-19」は折りたたみ式のオペラグラスでサイズも小さく重量も60gとハンドバッグやポケットにも入り携帯するには非常に便利で、価格も千円前後とコスパも非常に良い人気の商品です。

性能では(3×28)倍率が3倍でやや低めですが、通常のコンサートや観劇では十分です。ただ軽量化を図るために材質がプラスティックなので、落としたりすると割れてしまうリスクがあります。

また倍率が低いので、広い競技場などのスポーツ観戦で選手の表情やパフォーマンスを追いかけるのには少し不向きな点があります。目的とコストを考えて選ぶと良いでしょう。

おすすめ②Do.Nature・STV-B01PB

「Do.Nature・STV-B01PB」は、前述の折りたたみ式に比べるとややサイズも重量も大きいのですが、形状が手で持った時にフィットする形をしているので持ちやすく女性にも扱いやすいのが特徴です。

コストも千円を少し超える程度で販売されており、性能では(8×22)倍率が8倍と割合高いのですが有効径は22mmとやや低めです。

つまり明るさはあまり必要としない照明の効いた観劇やライブで、倍率が高いので表情やパフォーマンスをよく見る時に適しているオペラグラスです。

おすすめ③SuperSunny・10倍アイカップ

コンサート
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「SuperSunny・10倍アイカップ」というオペラグラスは「コンサートの感動を10倍鮮明に楽しめる!」をコンセプトに作られたオペラグラスです。

重量は140gと軽量でネックストラップも付いていて、首にかけてこれぞという瞬間に見ることができます。また混み合った会場で落とすリスクが少なくなります。性能では(10×22)と明るさより倍率10倍を重視した設計になっています。

競技場
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最近の大きなコンサートやスポーツ競技場ではライブパフォーマンスが同時に大画面の映像で映されることがあるのでオペラグラスでわざわざ見る必要がないという人もいます。

しかしライブ画面は自分の見たいシーンだけを写すわけではありません。その時その人の表情やパフォーマンスを自分のタイミングで見たい場合に最適なオペラグラスが「SuperSunny・10倍アイカップ」です。

価格は2千5百円前後で販売されて少し高めですが、コンサートライブに興味のある人には人気があるおすすめのオペラグラスです。また倍率も10倍あるので広い会場でのスポーツ観戦にも使えます。

おすすめ④Nikatto・ストラップ付きブラック

花火
Photo byericspaete

「Nikatto・ストラップ付きブラック」は色もブラックで形状も少しごっついイメージで重量は240gと少し重く、おしゃれ感はないのですが、コスパの割にはプロ感がある商品です。

価格は2千円前後で、性能データでは(10×25)と倍率も10倍、有効径も25mmとコンパクトオペラグラスの中では倍率・明るさともにトップクラスの高い数値です。

有効径25mmで明るさがあるので、夜間の花火大会などにも対応でき臨場感が楽しめます。またストラップ付きなので便利です。コンサート、花火大会、夜間イベント、スポーツ観戦など幅広く利用できる人気のオペラグラスです。

おすすめ⑤アプリオ・ca-10

アウトドアー
Photo bySorbyphoto

「アプリオ・ca-10」は139gと軽量で、性能データは(10×21)倍率は10倍で高いのですが、明るさは少し低い数値です。しかし何と言っても視野が広角でピントが合わせやすいところに人気の特徴があります。

広角なので、明るさをあまり必要としない自然観察やハイキングなど野外の使用で効果が発揮できます。価格は2,500円前後でストラップ、専用ケースも付いています。アウトドアが好きな人におすすめのオペラグラスです。

おすすめ⑥Baufut・双眼鏡 12×25

メガネ
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「Baufut・双眼鏡 12×25」は商品名に双眼鏡とあるように、オペラグラスの中ではサイズ重量ともに大きめですが、性能面で(12×25)はこのクラス最高数値です。なんと言っても最大の特徴はメガネをかけたまま使用できるところです。

接眼する目当ての部分に扱いやすいターンスライド(回転繰出し)方式を採用したことによりメガネをかけたままで使用することができ、光の透過率を上げるため12倍の高倍率のBaK4レンズを採用しています。

25mmのマルチコートレンズは臨場感あふれる広い視界と明るさを提供し、デザインは人間工学に基づいた設計なので、女性や年配者でも簡単に操作ができます。さらに防振性や防水機能も装備されているので安心です。

ドームなどの大会場のコンサートやスタジアムでのスポーツ観戦、観劇や旅行など使えるシーが幅広いオペラグラスです。価格は販売元により2,500円位〜4,000円前後と少々幅があります。

おすすめ⑦TAKU・双眼鏡 10×22

双眼鏡
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「TAKU・双眼鏡 10×22」は136gと軽量で、価格が1,800円前後と低価格でありながら防振・防水機能も備えたオペラグラスです。

性能面でも(10×22)倍率10倍、有効径22mmと他に引けをとらず、色はピンク系でデザインもやさしい形で軽いので女性やお子様でも使いやすいことで人気のオペラグラスです。

5000円程の人気おすすめオペラグラス5選

5選
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予算面で前述の3,000円以下よりグレードアップして、5,000円程度で人気のオペラグラス5商品を紹介します。

性能スペックでは3,000円クラスとあまり変わらない商品も多いのですが、デザインや構造、耐久性やオプション機能などで違いが出てきます。

それでは5,000円程度で購入できるオペラグラスの特徴や性能、デザインや機能など人気の5商品を紹介します。

おすすめ①Vixen・13505-9

舞台
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「Vixen・13505-9」の性能スペックは(8×21)倍率8倍、有効径21mmとあまり高くありませんが、構造と材質に違いがあります。

レンズ面に3層の多層膜コーティングを施して光の損失を抑える「マルチコート」を採用しています。夕暮れ時や曇天時の屋外でのバードウォッチング、劇場の暗めの舞台などでも、明るくてシャープな視界を得られます。

夕暮れ
Photo by oonnuuoo

また軽量で丈夫なアルミダイキャストボディを採用しているので、プラスティックと違い落としても壊れにくい耐久性と、210gと軽量化も図っています。

また防水仕様なので雨天の野外ライブや急な雨にも安心です。また5年間の無償保証も付いています。暗い場所でも明るい場所でも、屋内でも屋外でもあらゆるシチュエーションに対応でき、しかも軽量で耐久性に優れた人気のオペラグラスです。

おすすめ②OLYMPUS・RCⅡマゼンタ

美術館
Photo bycanesjurij

「OLYMPUS・RCⅡ」の性能スペックは(8×21)倍率8倍、有効径21mmと前述の商品と違いはないのですが、携帯性を重視して小さく折りたたんで重量も190gと持運びに便利なところに特徴があります。

有効径21mmなのに薄暗い美術館や博物館などでも快適に見やすい工夫がされています。また目当てリングはメガネをかけている時には収納でき裸眼の場合は引き出して使用できます。

この商品の最大の特徴は、視度調整リングで左右の視力が異なる場合でも視力に合わせて調整して快適に見ることができる点です。

おすすめ③MIZAR・BOH-350

オペラグラス
Photo byAlLes

「MIZAR・BOH-350」の性能スペックは(3×25)倍率3倍と低い数値ですが、他の商品との最大の特徴の違いはデザインと材質です。色合いは、黒とゴールドの真鍮(しんちゅう)製で手で持つハンドルが付いています。

まるで19世紀のヨーロッパの貴婦人がオペラや観劇をしているシーンを彷彿とさせるデザインです。クラシカルで上品、エレガントで優雅なデザインが好きな方にはたまらない人気のオペラグラスです。

おすすめ④Vixen&Coleman・14582-9

アウトドアー
Photo by12019

「Vixen&Coleman・14582-9」はアウトドアーを知り尽くした「Vixen社」と観測や観察の楽しさを追求する「Coleman社」がコラボした商品です。

スペックは(8×25)倍率8倍、有効径25mmと性能面では申し分のない高品質で、アイレリーフも15mm以上ありメガネを使用する方にも対応します。

視野が広く明るさも十分あるので、アウトドアーにも、観劇やコンサート、スポーツ観戦など広い範囲で使用できる高品質のオペラグラスです。

おすすめ⑤Vixen・13504-2

アリーナライブ
Photo bytommumf

「Vixen・13504-2」は色もイエロー、グリーン、パープル、ピンク、ブルーとカラフルで、デザインもポップな感じでライブコンサートにはぴったりの商品です。

デザインがポップでオシャレなのに性能スペックは(8×21)と倍率明るさともに高水準で、アイレリーフもメガネ対応しています。材質はアルミダイキャストボディを採用しているので軽量で耐久性に優れています。

またレンズはマルチコートを採用しているので、明るく鮮明な視界が広がります。防水加工もありコンパクトで高品質、使う場面も観劇、スポーツ、コンサート、野外でも使用できるマルチオペラグラスです。

1万円程の人気おすすめオペラグラス5選

オペラグラス
Photo byAlLes

予算1万円台のオペラグラスの選び方には4つのポイントがあります。機能性を求める選び方、長期間愛用できる耐久性、高性能でかつデザインや軽量性が良好かどうか、安いモデルにはない違いとこだわり、などがあります。

またオペラグラスのレンズには、ガリレオ式、ポリ式、ダハ式などがあり、その違いも選び方のポイントになります。

もちろん自分の好みや目的に合った選び方がベストです。これから紹介する人気のオペラグラス5選を参考にして4つのポイントとレンズの構造の違いなどを押さえながらベストな商品を探してみてください。

おすすめ①Nikon・ダハプリズム式4X10DCF

「Nikon・ダハプリズム式4X10DCF」は超薄型で重量も65gとNikon製では最も小型のオペラグラスですが、性能は抜群です。

性能スペックでは(4×10)倍率4倍、有効径10mmと一見数値的には低いのですが、見え方が全く違い室内室外を問わず、シャープで精密な像が浮かび上がります。

それはレンズの構造が、小型で安いモデルで使うガリレオ式と違い、高性能の双眼鏡で使うダハプリズム式をNikonの技術を駆使して超小型のオペラグラスに採用しているからです。

小鳥
Photo bySanta3

デザインもすっきりとしていて、シンプルでスマートです。またメガネにピッタリくっつけても操作しやすく、超軽量なので長時間首にかけていても疲れません。

観劇やコンサート、スポーツ観戦のほかちょっとしたバードウォッチングにも十分使えます。超軽量で小型なのに高性能でデザイン性も優れたオペラグラスです。

このようにオペラグラスの選び方のポイントには、性能スペックだけでなくレンズの構造の方式により見え方に大きな違いが出てきます。

おすすめ②OLYMPUS・8X25WP II GRN

花と昆虫
Photo byROverhate

「OLYMPUS・8X25WP II GRN」は重量は260gとやや大型ですがスペックは(8×25)倍率8倍、有効径25mm、1.5mの至近距離でもピントが合うので花や昆虫の観察もできます。

レンズの構造もダハプリズム式を採用しているので、遠く40km以上も離れた場所でもくっきりと見える高性能です。また水深1mで5分耐えられる防水性も備わっています。

観劇やコンサートだけでなく、近くも遠くもくっきりと鮮明に見えるオリンパス(OLYMPUS)の本格派コンパクトオペラグラスです。

おすすめ③PENTAX・AP 8×30 WP

「PENTAX・AP 8×30 WP」は安定した視界と優れた機動力がある小型の人気モデルです。重量は458gでサイズはやや大きめです。

性能スペックは(8×30)倍率は8倍ですが有効径は30mmとこのクラスでは最大値です。オペラグラスというより双眼鏡に近いイメージです。

レンズの構造は天体観測や海洋観測の望遠鏡などに使われるポロプリズム式を採用しているので解像度は抜群です。ただ口径が大きくなるのでオペラグラスとしては少々コンパクト感がなくなります。

しかし高性能なので、遠いところを見る場合や観劇、コンサート、スポーツ観戦など、どんな場合でも高いパフォーマンスを発揮します。

おすすめ④Kenko・ 雅 8×18 フラットタイプ

ハンドバッグ
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「Kenko・ 雅 8×18 フラットタイプ」は重量が118gで厚さが7.3cmとフラットな薄型に設計されて軽量でかさばらないのが特徴です。

性能スペックは(8×18)倍率8倍で有効径は18mmと小さめですが、レンズはダハプリズム式を採用しているので見え方はワイドにくっきりと高性能です。

また厚みがフラットなので、バッグなどに入れてもゴツゴツ感がなくスリムにフィットするので持運びに便利、しかも高性能なコンパクトオペラグラスです。

おすすめ⑤Nikon・6×15 ポロプリズム式

「Nikon・6×15 ポロプリズム式」はレンズ構造がポロプリズム式と高い高額性能なのに重量130g、サイズも超小型という貴重なモデルです。さすが世界のトップメーカー・ニコン(Nikon)の技術の高さがわかる商品です。

金属素材を使用した高級感と精密感のある外観に、個性的でユニークなデザインで、最短距離2mでピントが合わせられ、花や昆虫などの自然観察から美術館や博物館でも威力を発揮できます。

軽量でコンパクトなので、持運びや旅行の際にも便利です。自然観察から美術品の鑑定、観劇からコンサート、スポーツ観戦とあらゆるところでオールマイティーに使える高性能オペラグラスです。ただ一つ防水加工がないのが残念な点です。

オペラグラスと双眼鏡の違い

違い
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オペラグラスのことを双眼鏡と呼ぶ場合もあり、特に定義に違いは無いようですが、イメージやニュアンスはどことなく違います。

一般的にはレンズの構造が単純で価格が安いものというイメージがありますが、オペラグラスの中には双眼鏡と同じようにポロプリズム式のものもあり高性能で価格も1万円を超えるものまであります。

それではいったいどこに違いがあるのでしょう。倍率の違いでしょうか、それともデザインや形状?見る対象の違いでしょうか、呼び方が違うだけなのでしょうか。

オペラグラスは疲れない重量

ストラップ
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オペラグラスは観劇やコンサート、スポーツ観戦などに使われるもので、通常2時間くらいの長時間に渡ります。つまり長時間ストラップを首にかけて使用していても疲れない重量が要求されます。

一方双眼鏡を使う目的は遠くのものをハッキリと確認することです。長時間使うことは考慮に入れていません。目標を確認する時点での倍率や解像度が重視されます。

つまりオペラグラスは長時間使用しても疲れない重量、双眼鏡は使用する時間よりも、目標を確認する時の性能や解像度が重要で、重量は念頭に無いところが大きな違いです。

その他の違い

目的
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オペラグラスを使用する目的は、主にコンサートや観劇、スポーツ観戦です。それには倍率が10倍を超えると手ぶれによってうまく焦点が定まりません。

それに比べ双眼鏡の目的は遠くのものをハッキリと確認して見ることです。そのためには倍率が高い方がよく見えます。ブレを防ぐために倍率が高い双眼鏡では三脚や固定式のものを使用します。

つまりオペラグラスと双眼鏡の違いは、見る対象と目的の違いによって重量やサイズが違うことと、倍率が高すぎると観劇などのオペラグラスの目的にはそぐわないところです。

オペラグラスと双眼鏡の違いを検証したことで、オペラグラスの本来の意味や使用目的がより鮮明に理解できたのではないでしょうか。オペラグラスの選び方の参考になれば幸いです。

自分に合ったオペラグラスを探そう!

双眼鏡
フリー写真素材ぱくたそ

ここまで、オペラグラスのおすすめ人気17選を、価格帯別に紹介してきました。千円前後のものから1万円を超えるものまであります。

選び方のポイントとして、倍率、コンパクト、明るさ、メガネ着用のまま使えるか、材質、耐久性、またレンズの構造の違いで見え方が大きく変わることを解説してきました。

オペラグラスを使用する目的は、主に観劇やコンサート鑑賞、スポーツ観戦や自然観察です。それには性能だけでなくデザインや携帯性、長時間使っても疲れないことなどを紹介しました。これらを参考にして、自分の目的や好みに合ったオペラグラスを探してください。

Eiji0601
ライター

Eiji0601

元ミュージッシャン&調理師。現在はフリーのコンサート企画やチラシ等のデザイナーをやっています。音楽のジャンルはクラシックからジャズ&ポップス、特に’60年代〜’80年代ポップスが大好きです。料理は和食が得意な年齢不詳の独身男性です。

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