ポテトサラダってどのくらい日持ちするの?
普段何気なく食べているポテトサラダですが、スーパーやコンビニ又は、手作りとしてポテトサラダを作った場合の日持ちの期間を紹介します。入っているものや使用したものによって日持ちの期間は違ってきます。
今回は、コンビニやスーパーで買った場合と手作りした場合や入っている具材によって、そのような日持ちの変化があるのかを分けて紹介していきます。
作り置きする場合もどのような場所や保存方法があるのかも紹介していきます。冷蔵庫の中に保存することでどのくらい日持ちがするのかなど、無駄にならないような方法を知っておいしく食べられるようにしましょう。
ポテトサラダの日持ち期間はどのくらい?
一般的にポテトサラダは、傷みやすく日持ちがしない料理であると言われています。少し気を抜いていると、あっという間に傷んでしまい、酸っぱい臭いがしてしまうことがあります。
しかし、お弁当や料理の付け合わせなどによ使われ様々な具材を合わせやすい料理などで使い勝手がよく、食卓に並ぶことやお弁当に使用することが多くあるでしょう。いつでもおいしく食べられるようにする為には、適切な保存方法を知っておく必要があります。
冬場は涼しい所に置いておけますが、夏場は必ず冷蔵庫に入れておく必要があります。このように、ポテトサラダは具材を多く使っていることもあり消費期限が早いということを覚えておきましょう。
常温保存の日持ち期間
ポテトサラダの常温での保存期間は、冬場や夏場など気温の変化やどのような具材でどのような環境で作られたかによっても左右されます。
通常は数時間とされており、手作りなどでお弁当に入れた場合などは数時間以内に食べたほうがいいでしょう。それほど長くは日持ちしないということです。
そして、気温の上がる夏場などはお弁当に入れて持ち歩くことは避けおくべきです。傷みが早い為、大丈夫だろうと思っていてもお腹を痛める危険が高いでしょう。
生野菜やハムやベーコンなど火を入れずに使用する具材を主に使用するため、生野菜からでた水分やはハムやベーコンなどの油が菌を増殖させる原因にもなります。又、マヨネーズも酢は入っていますが同じく菌を増殖させる為、気を付けるべき調味料です。
冷蔵庫保存の日持ち期間
冷蔵庫保存の場合は、1日~3日を目安に食べきることが必要です。しかし、夏場は気温が上昇し保存環境にも適さない季節になる為なるべくなら翌日には食べきるほうが良いでしょう。
コンビニやスーパーなどでは、日持ちがするように作られていますが安心しているとすぐに消費期限に近づいてしまうので注意が必要です。冷蔵庫の中に入れたまま忘れないようにしましょう。
手作りのポテトサラダであれば、作り置きすることを考え多めに用意することもあると思いますが、入れる具材に注意をして作る必要があります。火を入れた具材を入れたとしても、冷蔵庫の中であれば3日が限度であるでしょう。
冷凍庫保存の日持ち期間
冷蔵庫の中の他にも冷凍という保存方法もあります。期間としては1ケ月持ちます。しかし、ポテトサラダは冷凍していますと味が落ちてしまうという欠点があります。それを考慮に入れて置く必要があるでしょう。
原因としては、解凍した際にジャガイモや他の具材の水分が溶け出し食感や味が変化してしまうからです。冷凍保存にはあまり向いていない料理であるでしょう。
なるべくおいしく保存する方法としては、冷凍する際にポテトと具材を分けて冷凍するといいでしょう。水分の多いジャガイモは形を残さずにしっかり潰します。こうすることで余分な水分が出ることを防げます。空気に触れないように保存することも必要です。
使用する具材により日持ち期間は変わる
ポテトサラダの日持ちの期間は方法や場所の他にも、中に入れる具材によっても変化します。特に、作り置きをする場合は具材も考慮に入れる必要があります。
生野菜をよく使用しますが、水分の多いキュウリや玉ねぎはしっかり水気を切った状態で使用することをお勧めします。水分が残っている分傷みやすく味が落ちてしまいます。
使用する具材としておすすめなのは火を通して具材で油分が少ないゆで卵や生野菜でも水分が比較的少なめな人参などを使用するといいでしょう。
スーパーやコンビニのポテトサラダの日持ち期間は?
スーパーやコンビニなどで売られているポテトサラダは、作り置きなどで作る自家製のポテトサラダよりも添加物や防腐剤などが入っているため腐りにくくはなっています。
しかし、コンビニで売られている真空パックで売られているポテトサラダとスーパーのお惣菜コーナーで売られているポテトサラダでは、日持ちの期間は異なります。
そのことを踏まえて、順次紹介していきます。コンビニとスーパーでの違いを知ることで、ポテトサラダを痛めてしまう機会を減らすことができるでしょう。
お総菜コーナーのポテトサラダの日持ち期間
スーパーやデパ地下などお総菜コーナーで売られているポテトサラダは作り置きの自家製ポテトサラダたと違いはありません。人の手で作られたことには変わりはなく、長期保存用として作られてはいません。
作り置きの期間と同様冷蔵庫に入れて置く場合として、当日か翌日までになります。しかし、自家製のポテトサラダと違い、気を付けなければならない点があります。
冷蔵保存状態でショーケースから出した後、スーパーやデパ地下から帰る際はどうしても温度が上がってしまう為、夏場は特に菌が持って帰る間に増えてしまう環境にあります。
その為、買い求めたものを冷凍保存するのは危険ですので、やめておきましょう。必ずすぐに冷蔵庫に入れ当日か翌日には食べ切るようにしましょう。
真空パック入りのポテトサラダの日持ち期間
コンビニで売られている真空パック入りのポテトサラダは、無菌状態で保存されており、空気を抜いた密閉状態になっている為、長期保存が可能な商品として売り出されています。保存方法としては、一番安全な方法であると言えます。
コンビニにの取り扱っている商品によって違いますが長いもので一週間以上は日持ちがするポテトサラダもあります。しかし、その分添加物や防腐剤も入っている為自家製の手作りポテトサラダよりは体に悪い影響があるのも事実です。
健康面や安全面を考えるようであれば、作り置きのものでも適切に保存された手作りのポテトサラダのほうが美味しく食べることができるでしょう。
作り置きのポテトサラダを美味しく冷凍保存する方法
先ほど作り置きのポテトサラダの保存期間の所で冷凍保存の期間について紹介し、基本的にはポテトサラダは冷凍保存に向いていない料理であると書きましたが、ここでは作り置きしたポテトサラダをなるべく美味しく食べられるように、おすすめの保存方法の仕方を紹介します。
ポイントとしては、食材から出る水分をしっかり抜くことや空気に触れないようにする点を重点的に紹介していきます。
せっかくの手作りしたポテトサラダは、作り置き分と合わせて最後まで美味しく無駄にせずに食べれるように、保存方法の知識をここでしっかりと覚えておきましょう。きっと役に立つことでしょう。
冷凍保存用のポテトサラダの作り方
作り置きをする前に、ポテトサラダを冷凍するのか冷蔵庫で保存するのか保存方法をあらかじめ決めて置き保存方法に沿った作り方をする必要があります。
冷凍保存をする場合は解凍する時を考えて食材やじゃがいもの下処理の仕方を変えていく必要があります。ここでは、具体的に食材の選び方やじゃがいもの下処理の仕方や保存方法を紹介していきます。
簡単なことなので、誰でもすぐに実践することができるでしょう。少し気を付けるだけで、解凍後の味が落ちることをなるべく防ぐことができるのです。
じゃがいもをマッシュ状にする
まず初めに、じゃがいもの下処理の仕方について紹介していきます。しゃがいもは水分が多く出るものだる為ゆでた後潰す段階で水分を飛ばすようにしっかりとマッシュ状にします。形が残っているとその分解凍したときに中がスカスカになってしまい食感も悪くなります。
火を通す段階でなるべく水分を飛ばす必要があります。そして、熱いうちにじゃがいもをマッシュ状に潰し一旦冷ましてから、マヨネーズなどをいれるようにしましょう。
生野菜は入れない
ポテトサラダには、キュウリや玉ねぎなど生野菜を必ず入れることになると思いますが、冷凍保存を考えて作る日は、なるべく生野菜は使用しまいようにするべきです。
生野菜はとても水分が多く、解凍した際に沢山の水分が出てきてしまいます。せっかくじゃがいもの下処理の段階で水分を飛ばす工程をしたとしても、生野菜からの水分で無駄になってしまいます。
おすすめの具材としては、一度火を通した具材を入れることをお勧めします。ゆで卵やゆでた人参や切り干し大根や干し椎茸など一度下処理したものを入れると水分を比較的防ぐことができるでしょう。
なるべく水分が残らないようにする
大切なのは、なるべく水分を残さずに冷凍することが必要です。解凍することを前提にポテトサラダを作る場合は水分を飛ばすということがポイントになってきます。
じゃがいもの下処理から中の具材まで水分を抜くということを忘れなければ、解凍す際も食感や味をなるべく損なわずに解凍することができるでしょう。
ポテトサラダの冷凍保存方法
ポテトサラダを冷凍保存するためには、保存の方法も工夫する必要があります。ポテトと具材の水分が気になるようであれば分けて密封保存をすることをお勧めします。
じゃがいもを潰しマッシュポテトにした段階で具材と混ぜる前に余りそうなマッシュポテトのみをジップロックなどに入れて冷凍庫にいれるようにしましょう。
そうすることにより、具材との水運を気にせずに解凍することができます。具材も別に冷凍しておくことで回答の際に出た水分を水切りしてからマッシュポテトと合わせることができます。
冷凍したポテトサラダの解凍方法
ポテトサラダを解凍する方法もポイントになります。一度に多くの量を解凍するには時間もかかり解凍の出来ているところとできていないところが出で来る可能性もあります。その状態を防ぐことも必要です。
一番良い方法としては、マッシュポテトを小分けにして冷凍をして、解凍する際は使用する少し前に冷蔵庫に移し時間をかけて解凍することが必要です。
空気に触れないように冷蔵庫に移す際は奥のほうに入れて置くと悪くなる要因も防ぐことができるでしょう。空気も腐敗の要因になるので注意しましょう。
作り置きや余ったポテトサラダのアレンジレシピ
大量に作りすぎてしまいポテトサラダが続いてしまう日は、ポテトサラダを使用したアレンジレシピで味変をすることをおすすめします。
素材がじゃがいもなので、様々なものと合わせやすくアレンジのレシピを使用することで新たなポテトサラダの味を発見することもできるでしょう。
紹介するアレンジ方法を是非皆さんもチャレンジしてみてください。どれも簡単にできるので、挑戦しやすいアレンジばかりになります。
ポテトサラダのオムレツ
ポテトサラダのアレンジレシピとしてオムレツにそのままポテトサラダを入れるレシピです。卵をポテトサラダより多めに用意し包み込みます。
味付けにマヨネーズをポテトサラダに使用するとしっとりとした食感にになり美味しくなります。混ぜ合わせて焼くだけなどで簡単に出来ます。
ポテサラ簡単リメイクグラタン
ポテトサラダグラタンにアレンジすることもできます。マカロニを茹でポテトサラダを電子レンジで温めます。
ポテトサラダに牛乳とコンソメ粉末を入れ滑らかになるまで混ぜます。その中にマカロニを入れオーブンで焼けば完成です。
グラタンにじゃがいもを入れ込むこともあるので、ポテトサラダとの相性もばっちりです。是非試してみてください
ポテサラチーズ焼き
冷凍してあるポテトサラダは解凍し、バターを塗った耐熱皿にポテトサラダを入れ塩と胡椒をします。ケチャップをかけチーズとパン粉お好みでパセリを載せます。
オーブントースターで焦げ目ができるまで焼けば出来上がります。ナスやトマトやしめしなどお好みで入れても美味しく仕上がるでしょう。
保存したポテトサラダは早めに食べ切ろう!
手作りしたポテトサラダは。添加物もなく自然なものばかりで体にいいですが、作り置きをした場合は冷蔵庫や冷凍庫で必ず保存をする必要があります。
しかし、冷蔵庫や冷凍庫に入れたとしても腐敗は日を追うごとに進んでいきます。味も段々落ちてきてしまうので、保存ができたとしても、早めに食べることに限ります。保存をしたまま安心して忘れてしまわないように気を付けましょう。