簡単な貧乏パーマのやり方を紹介!
みなさんは「貧乏パーマ」という言葉を聞いたことはありますか。貧乏パーマとは、お金や時間をかけることもなく、家にあるアイテムを使って簡単にできるヘアアレンジのことです。
毎日お洒落な髪形を楽しみたいと考えていても、美容院に行くにもお金や時間がかかってしまい、しかし毎日コテやアイロンを使うとなると髪はとても傷んでしまいます。そこで貧乏パーマをおススメします。
今回は、身近にあるものを使って簡単にできる貧乏パーマのやり方やアレンジ方法をご紹介していきますので、ぜひみなさんも試してみてください。
そもそも貧乏パーマとは?
先ほどもご説明いたしましたが、そもそも貧乏パーマとは美容院に行くことなく、お金もかからずに自分で簡単なやり方でできることから、その呼び名が付けられています。
パーマをかけたいけれど、美容院に行くお金も時間もないという方におススメです。また朝は忙しくて、コテを使ったりして髪をセットする時間がないという方にも役に立つ、とても簡単にできるパーマが貧乏パーマです。
時間やお金のかからないパーマ
貧乏パーマは、コテやアイロンなどを使わず、寝る前に髪に三つ編みをしたり、ただ髪の毛をねじる方法など身近にあるものを使ってクセをつけておくことで手軽にパーマをかけることができます。時間やお金のかからないパーマとして、誰でも簡単にお洒落なヘアスタイルを楽しむことができます。
手軽にヘアアレンジが楽しめる
貧乏パーマのやり方として寝る前に三つ編みをするというやり方は、知っている方も多いのではないのでしょうか。しかし、貧乏パーマのやり方はこれに限ったことではなく、他にも様々な方法があります。
やり方を変えることによってヘアスタイルも変わってくるので、誰でもより簡単にヘアスタイルを楽しむことができます。
コテを使わない簡単な貧乏パーマのやり方
コテを使って、強くパーマを癖付けることはできますが、毎日のようにコテを使っていたら髪はすっかり傷んでしまいます。
コテを使わなくても、誰にでも簡単にできる貧乏パーマのやり方をご紹介していきます。貧乏パーマは様々なやり方があるので、自分のやりやすい、また自分のなりたい髪形を見つけてみてください。
三つ編みで貧乏パーマ
三つ編みで貧乏パーマをしたことがあるという人は多いのではないのでしょうか。三つ編みでつくる貧乏パーマは、毛束の量を変えたり、三つ編みの本数を変えたり、きつく編んだり、緩く編んだりすることで仕上がり方は違ってきます。
細かなウェーブが欲しいというときは、きつく編んだり、また緩く編んだときは軽いパーマがつき、ゆるフワなヘアスタイルを作ることができます。
編み込みで貧乏パーマ
編み込みをすると、三つ編みとは違い、根元のほうから全体的にパーマをかけることができます。根元の方で編み込みをして、三つ編みをすると全体的にウェーブがかかります。
編み込みの貧乏パーマは、ショートやボブなどの短いヘアスタイルの方でもヘアアレンジを楽しむことができますので、ぜひ試してみてください。
毛束をねじる貧乏パーマ
毛束をねじる貧乏パーマは、一番シンプルで簡単なやり方かもしれません。とても簡単にヘアアレンジができて、失敗が少ないです。
毛束をねじる方法でカールをつくるには、その毛束の量によっていくつか種類があります。小さな細かいカールを作りたい方は、少なめの量の毛束にしてねじるようにします。
大きめの緩くふわっとしたウェーブを作りたい方は、毛束を後ろに一本にまとめたり、髪の毛を2ブロックか、3ブロックに分けて一本ずつねじるようにしていきます。
毛先までねじるのが終わったら、最後にお団子にして、ピン留めやゴムを使って留めておきます。時間がたって髪をほどくと、ウェーブがかかったヘアアレンジが出来ているはずです。
靴下で貧乏パーマ
靴下を使った貧乏パーマのやり方を知っていますか。このヘアアレンジのやり方は、ソックカールといわれています。用意するのは靴下だけですが、なるべく長い靴下の方が良いようです。
靴下を使う貧乏パーマのやり方は、2通りあります。まず一つ目のやり方を、ご紹介します。一つ目のやり方は、まず毛束をいくつかに分けます。
1本の毛束に靴下を根元まで巻きつけていき、ほどけないように靴下の端を結んでいきます。これを分けた毛束すべてにしたら、完成となります。
つま先をカットした靴下で貧乏パーマ
靴下を使ったもう一つのやり方は、ソックバンを使った方法です。ソックバンは、靴下のつま先の部分を切り、靴下の端をもって内側から外側の方へと向かって巻いていくと完成です。
ソックバンを使ったやり方ですが、髪の毛を一つにまとめます。そして、ソックバンの輪の中に一つにまとめた髪の毛を通して、ソックバンに巻きつけていきます。内側から外側に向かって裏返して根元まで巻きつけ、お団子のようになったら出来上がりです。
靴下を使ってヘアアレンジをする方法として、二通りご紹介しましたが、どちらも髪の毛を少しだけ濡らして、髪の毛を巻きつけていった方が強いカールになるようです。靴下は身近にあるものなので、一度試してみてはいかがでしょうか。
ヘッドバンドで貧乏パーマ
貧乏パーマはヘッドバンドでも出来ます。こちらも髪の毛をヘッドバンドに巻きつけていくだけという簡単なやり方です。やり方ですが、ヘッドバンドを頭に装着します。
次に髪の毛を左側と右側、後ろ側に、3つのブロックに分けます。その3つの毛束を、一つずつくるくるとヘッドバンドに巻きつけていき、出来上がりです。ヘッドバンドを使用して貧乏パーマをする場合、髪はしっかりと乾かしてから行うようにしましょう。
濡れた状態のままやってしまうと、時間が経ってもまだ乾いていなかったり、湿気が原因でカールがきれいに出なくなりますので、しっかり乾かすようにしてください。
貧乏パーマが失敗したらどうする?
貧乏パーマは時間も手間もかからず、手軽に一日限りのヘアアレンジを楽しむことができますが、もしカールが強くつきすぎたり、綺麗にウェーブがかかってなかったりと失敗してしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。
貧乏パーマは寝る前に準備しておき、起きた時に髪をほどくだけということで、朝の時間がないときにとても役立ちます。
しかし、ほどいて失敗してしまっていた場合、髪をセットする時間を短くするためにやっていたことなのに、意味がなくなってしまいます。そんなもしもの失敗したときのための対処法を、ご紹介していきます。
カールがつき過ぎた場合
カールが強くつきすぎたりして失敗した場合は、お団子スタイルにヘアアレンジしましょう。カールがついてボリュームがでているので、ふんわりとしたお団子になるはずです。
お団子をつくる高さによっても印象は変わってきますので、試してみてください。また後ろの低い位置で、髪の毛を一つにまとめてくくるだけでも、おしゃれになります。
カールが弱い場合
カールやウェーブがあまりついていなくて失敗してしまっていた場合は、緩くまとめるシニヨンがおすすめです。シニヨンは後れ毛を出したり、あえてほつれたようなセットにしたヘアアレンジが似合う髪型です。
もしカールやウェーブが弱くて失敗してしまった場合、大人っぽい雰囲気になるシニヨンに挑戦してみてはいかがでしょうか。
貧乏パーマを長持ちさせるには?
これまで貧乏パーマの様々なやり方と、失敗したときの対処法についてご紹介いたしました。貧乏パーマは一日限りのヘアアレンジですが、できるだけ綺麗なしっかりとしたカールやウェーブが一日中ついたままでいてほしいと思うのではないでしょうか。
そこで貧乏パーマを長持ちさせるコツについて、ご紹介していきます。ぜひ貧乏パーマに挑戦する際に、参考にしてみてください。
クセをつけたい部分だけ濡らす
まったく乾かさないというのはいけません。それでは髪が痛む原因となってしまいますので、きちんと乾かすようにしてください。乾かした髪に貧乏パーマでカールをつけることはできます。
ですが、しっかりとクセをつけたいという場合は、クセをつけたいという部分だけに霧吹きで水を吹きかけたりして、少しだけ水で濡らします。トリートメントなどを使って、湿気を持たせるのも良いです。すると、クセがしっかりとつくようになります。
朝起きたらスタイリング剤を使う
朝起きて、髪をほどいてワックスやヘアスプレーなどのヘアスタイリング剤を仕上げに使います。ヘアスタイリング剤を使うと、貧乏パーマでついたカールやウェーブが長持ちしますので、一日中綺麗に保つようにしっかりとつけておきましょう。
毎日が楽しくなる貧乏パーマを試してみよう!
三つ編みや靴下、ヘッドバンド、また毛束をねじるだけなどの様々な貧乏パーマのやり方についてご紹介してきました。紹介した貧乏パーマのやり方でやってみたいと思うものがあれば、この記事を参考に試していただけたら幸いです。
朝は忙しくてヘアセットをする時間がない方や、一日だけのヘアアレンジを楽しみたいという方に貧乏パーマはおすすめです。時間もお金もかからないので、ぜひ気軽に試してみてください。