牛乳パックの踏み台の作り方&簡単アレンジを紹介!
日々溜まっていく牛乳パックの活用法として、踏み台を作るのが人気です。踏み台は、ちょっとした高さのあるところに使ったり、子供のトイレトレーニングや、座る時間の長い方の足置き台としても活用できる便利なアイテムです。
ここでは、便利な踏み台を牛乳パックで作る、簡単な作り方をご紹介します。基本の作り方を踏まえたら、更にアレンジを加えて、自分好みの踏み台を手作りするのもおすすめです。様々な踏み台アレンジ方法も一緒に紹介していますので、参考にしてください。
牛乳パックの踏み台のメリット
牛乳パックを使って踏み台を作ることには、様々なメリットがあります。ここでは、踏み台を手作りするメリットや、材料に牛乳パックを使うことによって、どんなメリットがあるかなどをまとめていますのでご覧ください。
お金をかけずに作れる
牛乳パックで踏み台を手作りすることの一番のメリットは、お金を掛けずに便利な踏み台を作れるということです。牛乳パックは廃材なので、あとは捨てるだけのものです。
DIYで踏み台を作ろうと考え、木材を用意したら、それだけで数千円かかります。それが廃材の牛乳パックを使うことで、費用がかかりません。コスパを考えると、牛乳パックはとてもコスパの良いDIY素材ともいえます。
高さなど使いやすく調整が可能
牛乳パックを使って、踏み台を手作りすると、自分の好みのサイズに作れます。使う人によって、合う踏み台の高さは違いますので、これはとても大きなメリットです。また、最初から使う人の身長の高さに合わせて作れるところも、手作りすることのメリットです。
子供の身長が伸びたら、踏み台の高さを合わせて作り替えることもできます。作ってみたけど高さが合わないという時も、簡単に作り替えることができるので、牛乳パックの踏み台はとても便利です。
アレンジも自由自在
また、牛乳パックは素材が紙でできているので、はさみで簡単に加工できる点もメリットと言えます。木材とは違って、はさみで簡単にカットできるので、子供や女性でも簡単に作れます。紙なので、テープで簡単に貼り付け作業ができ、力を使う作業が必要ありません。
もうひとつの手作りの踏み台のメリットとして、自分の好みのデザインにアレンジできる点も嬉しいところです。子供のトイレトレーニングに使いたい場合は、好きなキャラクターの布を被せたり、デザインすることで子供のやる気アップにもつながるでしょう。
好きなキャラクターが変わったら、布を張り替えるだけでリメイクできます。様々なアレンジが自由自在にできる点は手作りの大きなメリットです。
簡単な牛乳パックの踏み台の作り方
それでは、牛乳パックで作る簡単な踏み台の作り方をご紹介します。子供と一緒に作業することもできるほど、簡単な作り方なので、子供がはさみを持つ練習としてもいいでしょう。子供の年齢がある程度大きい場合は、カッターを持たせるのもおすすめです。一緒に作業を楽しみましょう。
用意するもの
それでは、牛乳パックで踏み台を作っていきましょう。用意するものは、牛乳パック、カバー用の段ボール、新聞紙、ハサミもしくはカッター、両面テープ、ガムテープです。
カバー用の段ボールは、牛乳パックの踏み台が完成したら、上から被せて強度を増すためのものです。もし手に入らなくても、厚紙やしっかりした生地の布でも代用できます。
両面テープとガムテープの他にあると便利なのが、OPPテープと呼ばれる透明のテープです。100均にも置いてあり、梱包用としても使われるテープですが、使うと強度が増し、出来上がりが丈夫にできます。あれば便利なアイテムです。
①牛乳パックで基礎となるブロックを作る
それでは早速作っていきます。まず、基本の牛乳パックのブロックを作っていきます。新聞紙がある方は、6分の1程度の大きさにちぎって丸めます。丸めたものを牛乳パックの中に詰めて、テープで封をすれば、牛乳パックのブロックの完成です。これを12個作ります。
もし手元に新聞紙がないという方は、牛乳パックを切り開き、上下の部分をカットした4面分の長方形の形のものを3つ用意します。これをじゃばらに折りたたみます。
中に入れるジャバラの作り方
もし手元に新聞紙がないという方は、代わりに牛乳パックで作ったジャバラの詰め物をします。牛乳パックを切り開き、上と下の部分をカットした4面分の長方形の形のものを3つ用意して作ります。3つのカットした牛乳パックを繋げて、折り目に沿ってジャバラに折りたたみます。
ジャバラとは、山折りと谷折りを繰り返して、交互に折りたたんだ状態のもののことを言います。前面から見るとM、W、Mの文字が並んで見えれば完成です。これを空の牛乳パックに詰めれば、強度のある牛乳パックのブロックが完成します。
②牛乳パックのブロックを重ねて貼り合わせる
基本の牛乳パックのブロックが12個用意できたら、ブロックを重ねて貼り合わせていきます。まず牛乳パックの側面に両面テープを貼り、仮止めします。仮止めしたら、今度はガムテープでしっかりと張り合わせていきましょう。隙間のないように貼り合わせることで、強度が増します。
ブロックの組み立て方は、牛乳パックのブロック8個を4つ並べて、その上にも4つ並べたものを重ね合わせます。他に牛乳パックのブロックを2つ並べたものを2段作ります。
それぞれを貼り合わせれば完成です。この時、隙間のないようにきっちりと貼り合わせることで、強度が増しますので、できれば押さえる人と貼る人に分かれて、二人作業で行うのが望ましいです。
じゃばらが縦になるように重ねると強度が高い
じゃばらを入れて作った牛乳パックのブロックは、じゃばらが縦になるように重ね合わせましょう。じゃばらは横にすると強度が弱くなり、つぶれやすくなるからです。重ね合わせる時には、じゃばらの向きに注意しましょう。
③開いている部分にダンボールが被せる
牛乳パックのブロックを重ね合わせたら、自分の使いたい高さが十分あるか確認しましょう。もし高さが足りなかったら、牛乳パックの基本のブロックを追加すれば、自分の好みの高さに仕上げることができます。
高さを確認して問題なければ、上から段ボールを被せましょう。これは、牛乳パックの口の開いている部分の強度を増すためです。そして段ボールを被せることで、牛乳パックのプリントが見えなくなるので、アレンジがしやすくなるという利点もあります。
三角にした牛乳パックの踏み台の作り方
次にご紹介するのは、三角にした牛乳パックの踏み台です。これは、お子さんのトイレトレーニングに使用できる踏み台です。トイレトレーニングは、限られた期間でしか使用しないので、購入をお悩みの方も多いでしょう。そんな方にはぜひ牛乳パックで作るこちらの踏み台をおすすめします。
それでは早速作り方をご紹介します。この踏み台は、牛乳パックを三角形の形に組み立てたものが、基本のブロックとなります。牛乳パックの切り方によって、簡単に三角形ができ、組み立ても簡単なので、こちらもぜひチェックしてください。
用意するもの
三角にした牛乳パックの踏み台の材料は、牛乳パック34個、広告や新聞紙、段ボールの端材、ガムテープ、OPPテープ、両面テープ、ハサミやカッターです。牛乳パックは、底面まで縦に一直線に切り開きます。底面と上面は三角形が4つできるようにカットしておきましょう。
①牛乳パックで三角柱を34個作る
切り開いた牛乳パックを三角形の形になるように、側面を重ね合わせ、両面テープで貼っていきます。底面もテープで閉じたら、丸めた広告や新聞紙、段ボールの端材や厚紙などを詰めていきます。いっぱいになったら、上部もテープで閉じます。
こうしてできたものが、三角にした牛乳パックの踏み台の基本のブロックになります。完成形は、三角柱の形です。これを34個用意します。
②粘着テープで留めてつなげていく
三角形の基本のブロックを34個作ったら、それらを順番に貼り合わせていきます。まず側面に両面テープをそれぞれ貼り、三角形が交互になるように、隣り合った三角形の側面部分を貼り合わせていきます。
1列目は9個並べて貼り合わせます。1列貼り合わせたら、全体をガムテープかOPPテープでしっかり囲むように貼り付けることで、更に強度が増します。2列目は11個を貼り合わせます。3列目は、4個の固まりを2セット作り、4列目は、3個の固まりを2セット作ります。
1から4列目までの固まりを作り終えたら、踏み台の形にしていきます。上から見ると開いたコの形に見えます。これは、トイレの便器にフィットするためです。
牛乳パックの踏み台のアレンジ
牛乳パックを使った踏み台の作り方を2例ご紹介しました。ここでは、その踏み台のおすすめのアレンジ法をご紹介していきます。ちょっとしたアイデアで、気分も上がる素敵な踏み台ができるので、こちらを参考にして、ぜひ自分だけの素敵な踏み台を作ってください。
布やはぎれで覆う
1つ目のアレンジ法として、出来上がった踏み台を布や端切れで覆うアイデアをご紹介します。布や端切れは、自分の好みで選びましょう。部屋に合うカラーのものを選んでもいいですし、お子さんの好きなキャラクターの絵が描かれている布地でもいいでしょう。
また、布を使って子供に人気のキャラクターの顔を作ってみてもいいでしょう。自分だけの踏み台ができたと喜んでくれること間違いありません。
お子さんのトイレ用ならレジャーシートもおすすめ
トイレ用の踏み台に使うなら、布ではなくレジャーシートなどの防水効果のあるもので踏み台を覆っておくのもおすすめです。トイレは水場なので、防水効果があれば、汚れもつきにくく落としやすいです。
レジャーシートも今では100均に多くの種類のものが置いていますので、布地よりも気楽に購入することができます。柄も様々ありますので、お子さんの好きなものを選んでもらえば、トイレに行くことが楽しくなること間違いありません。
取っ手をつける
踏み台の側面に取っ手を付けることで、子供も引っ張れば移動できる可動式の踏み台が作れます。子供が持つには重たくて大きいけど、引っ張ることなら子供もできます。
トイレトレーニングの時期の子供は、徐々に自分でできることが増えていく時期でもあり、なんでもやってみたいという気持ちが芽生えてくる頃です。踏み台に取っ手をつけておくだけで、必要な時に自分で用意して使うことができるアイテムが増えます。自主性を育む助けとなるでしょう。
クッションをつける
踏み台の上部をクッション製にすれば、腰掛にも使える便利な踏み台が出来上がります。踏み台の部分のサイズにカットしたキルト芯を入れれば、ふんわりとした脚に優しい踏み台が作れます。
また、キルト芯をわざわざ入れなくても、キルティングの布地を使えば、それだけで踏み心地が良くなります。キルティング地は子供に人気のキャラクターのものもたくさんあるので、色々と選ぶことができておすすめです。
牛乳パックで踏み台を作ってみよう!
牛乳パックを使った踏み台の作り方を、ご紹介してきました。作り方を見てみると、意外と簡単で作れそうと思った方も多いのではないでしょうか。興味を持った方はぜひ1度作ってみてください。