便利なコストコの配送サービスの料金や利用方法を紹介!
コストコで買い物をすると、つい買いすぎてしまうことは多いでしょう。車で行ける方は多少買いすぎても持ち帰ることができますが、大きなサイズや人数が多い場合は車に積めなくなることもあるでしょう。
また、電車やバスといった交通機関やバイク・自転車・徒歩などで行く方は、持ち帰ることができる量に限りがあり、商品によっては購入を断念するということもあるでしょう。
この記事ではコストコの便利な配送サービスについて、利用するメリットや方法だけでなく、料金や利用できる商品・利用できない商品、到着日について紹介します。
コストコ会員には一般会員のゴールドスターメンバーと法人会員のビジネススターメンバーの2種類があります。法人会員のビジネススターメンバーには特にお得なサービスとなっているので、また利用したことがないという方は、これを機に検討してみてはいかがでしょうか。
コストコの配送サービスを利用するメリット
コストコには便利な配送サービスがあります。車で行けるので配送サービスは必要がない、と思っている方もいるでしょうが、賢く使い分けることでコストコでのお買い物がより便利になるかもしれません。
コストコの配送サービスを利用するメリットを把握し、検討してみてください。ここからは、コストコの配送サービスを利用するメリットについて紹介します。
コストコに電車で行った場合
1つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスを利用するメリットは「コストコに電車で行った場合」です。
コストコに電車やバスなど交通機関を使って行く場合に限らず、バイク・自転車・徒歩などで行く場合もですが、持ち帰ることができる商品は限られてしまいます。コストコの商品は大きいサイズが多いので、必然的に荷物も大きくなってしまいます。
あまり大きな荷物を持って交通機関を利用すると、周囲に迷惑をかけ冷たい視線で見られることもあるでしょう。コストコの配送サービスを利用すれば、今までもち帰ることができずに諦めていた大きなサイズの商品や重たい商品なども大量買いをすることができます。
買い物の量を気にせずに済む
2つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスを利用するメリットは「買い物の量を気にせずに済む」です。車でコストコに行ったとしても、定員ギリギリの人数や軽自動などの理由で限られた荷物しか積めないということもあるでしょう。
コストコの配送サービスを使えば、持ち帰ることを考えずに商品を購入できます。交通手段に関わらず、買い物の量を気にせずに済むこともメリットのひとつです。
渋滞覚悟で車で行く必要もなし
3つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスを利用するメリットは「渋滞覚悟で車で行く必要もなし」です。コストコ渋滞という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
特に週末になるとコストコに行く車で道はあふれかえり、渋滞覚悟で行く必要があります。また、やっとコストコにたどり着いても、駐車場に停めるのも渋滞が起きて時間がかかることがあります。
しかし、コストコの配送サービスを使えば、帰りの荷物のことを考え車で行く必要はありません。交通機関を使えば、到着したい時間にロスなくたどり着くことができます。コストコが混雑する週末は交通機関を使い、空いている平日は車で行くという選択もできます。
コストコの配送サービスの利用方法
コストコの便利な配送サービスを利用するときは、まずレジで会計を済ませましょう。商品の会計の時にレジの方に伝えると、会計後、配送受け付けカウンターに案内されます。スタッフの方の指示に従い手続きを進めましょう。ここからは、コストコの配送サービスの利用方法について紹介します。
商品の会計の時にレジで言う
1つ目に紹介するコストコの配送サービスの利用方法は「商品の会計の時にレジで言う」です。コストコの配送サービスを利用する時は、まず商品の会計を済ませましょう。会計の時、レジの方に「配送して欲しい」と伝えると、配送受け付けカウンターに案内してもらえます。
宅配受け付けカウンターで手続き
2つ目に紹介するコストコの配送サービスの利用方法は「宅配受け付けカウンターで手続き」です。会計が終わったら、商品をのせたカートごと配達受け付けカウンターに移動しましょう。受け付けカウンターのスタッフの方が対応してくれるので、指示に従い手続きを進めます。
まず、購入した商品のうち、配送したい商品を聞かれます。帰宅途中で食べたいものや帰宅後すぐ必要な商品などは持ち帰りましょう。
コストコ商品の中には配送が利用できないものもあります。購入してから慌てることがないよう、しっかり把握しておきましょう。「コストコの配送サービスはどんな商品も利用できる?」の項で詳しく紹介するので、参考にしてください。
次に、コストコの会員証と購入時のレシートを提示します。スムーズに手続きするために、すぐに提示できるよう準備しておきましょう。
そして、宅配用の伝票に必要事項を記入し、支払い方法を選択します。着払いと元払いから選択する事ができますが、コストコ倉庫店によっては着払いしか対応していない場合もあります。着払いは困る、という方は、事前に確認をしておきましょう。
最後に、スタッフの方に配送商品のサイズや重量を計測してもらい、提示される金額を確認して手続きは完了になります。
梱包もやってもらえる
コストコの配送サービスは、梱包も含まれます。スタッフの方が無料で丁寧に梱包してくれます。割れ物の瓶や大型の荷物など、商品の特徴に合わせて適切な梱包をしてもらうことができます。自分で詰めるより安心安全です。
コストコの配送サービスの料金は?
コストコの配送サービスは便利ですが、料金が気になるという方も多いでしょう、便利さに見合う料金でなければ、利用したい気持ちは薄れてしまいます。
コストコの配送サービスは、常温商品を配達する宅配便と冷蔵・冷凍商品を配達するクール便に分けられ、それぞれ配送料金が異なります。
また、荷物のサイズ・重量・エリアによっても配送料金は変わり、法人会員のビジネススターメンバーは料金が安くなります。ここからは、コストコの配送サービスの料金は?について紹介します。
宅配便の配送料
1つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスの料金は?は「宅配便の配送料」です。常温商品を配達する宅配便の配送料金は、1,047円~1,965円(税込)です。サイズと重さに制限があり、縦+横+高さの合計サイズが160cm以内で、重さは30kgまでとなります。
サイズは160cm以内、重さは30kgまでということで、これより小さいサイズや軽量でも配送は可能です。ただし、料金は変わらないのでなるべくたくさん詰め込んだ方がお得です。
クール便の配送料
2つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスの料金は?は「クール便の配送料」です。冷蔵・冷凍商品を配達する宅配便の配送料金は、594円~1,657円(税込)です。サイズと重さに制限があり、縦+横+高さの合計サイズが60cm以内で、重さは2kgまでとなります。
宅配便よりクール便の方が配送料金が安いですが、サイズも重さも全然違うので数字に騙されないようにしましょう。
宅配便のサイズが合計160cmに対して、クール便は60cmと半分以下です。重さに関しては、宅配便が30kgに対してクール便は2kgと15分の1です。
コストコの冷蔵・冷凍食品は、2kg程度のものも多くあります。1つの商品を配達してもらうだけで料金が発生してしまうので、1回でたくさん配送してもらえる常温商品を購入し、宅配便を利用することをおすすめします。
サイズ・重量・配送エリアにより料金は変わる
3つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスの料金は?は「サイズ・重量・配送エリアにより料金は変わる」です。配送するサーズ・重量・エリアにより料金は変わり、宅配便・クール便それぞれ紹介した以外のサイズでもお願いすることができます。
コストコ倉庫店により対応は違うので、事前に電話で確認することをおすすめします。常温商品と冷蔵・冷凍商品は別々の配送になります。その分、配送料がかかるので注意しましょう。
コストコ倉庫店により利用している運送会社は違うようですが、全国的に見て佐川急便が多いようです。佐川急便に直接配送をお願いすると、160cmのサイズは1,836円~1,944円です。重量制限は25kgと5kg減ってしまいます。コストコの配送サービスの方が5kg多くて安い料金設定です。
また、クール便の60cmサイズは1,026円~1,458円と、こちらもコストコの配送サービスの方が安い料金設定です。
以前は県内の場合500円、県外の場合は600円と安い料金で配送してもらうことができましたが、配送業の人手不足などが世間で問題になり、コストコも値上がりました。それでも、他社の配送サービスを利用するより安いことが分かります。
家電や大型家具は配送料が無料のものも
基本配送料金が無料の家電は、40型以上のテレビ、100L以上の冷蔵・冷凍庫、洗濯機、エアコンです。基本配送とは、部屋の中まで運び、箱から商品を出し、設置場所に置くまでの作業です。段ボールや梱包材などのゴミは、無料で引き取ってもらえます。
家電の配線やテレビのチャンネル設定などをお願いする場合は、追加料金がかかるので注意しましょう。その他にも、追加料金が発生する場合があります。
例えば、配送日にその場で商品をキャンセルする場合や商品のサイズが大きすぎて搬入ができない場合などは、配送の往復分の料金(配送料)が発生します。
また、重すぎて人手が必要な場合は、追加人数として人件費が発生します。エレベーターに乗らないサイズの場合、階段を昇り運ぶ階ごとに1,080円追加料金が発生します。
適当にサイズを測ると追加料金が発生してしまうこともあるので、事前にしっかり確認してから購入しましょう。それでも心配という方は、事前見積もり(2,160円)を依頼しましょう。
法人会員は配送料が約半額
4つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスの料金は?は「法人会員のビジネススターメンバーは配送料が約半額」です。
コストコの会員は、一般会員のゴールドスターメンバーと法人会員のビジネススターメンバーの2種類があります。法人会員のビジネススターメンバーは、コストコの配送サービスを約半額の540円で利用することができます。
一般会員のゴールドスターメンバーは、コストコに行き商品を購入し、配送の手続きをする必要があります。しかし、法人会員のビジネススターメンバーは、コストコに行く必要がありません。
コストコの公式ホームページから注文書をダウンロードし、購入したい商品を記入します。メールかFAXで送信して注文が完了し、商品を配送してもらうことができます。ただし、1回の買い物で3万円以上(税込)という条件があります。
また、商品と配送サービスの支払いはカードか振り込みから選ぶことができますが、カード支払いの場合はコストコ倉庫店まで行く必要があります。
もちろん、コストコに行き配送して欲しい商品を購入して手続きをすることができます。この場合は、3万円以上という条件がなくなり、商品の支払いもその場で済ますことができます。
法人会員のビジネススターメンバーにとっては、注文から3日以内に出荷してもらえ、コストコに行く必要はなく、約半額の料金で配送してもらえるので、人件費も時間も節約できる便利でお得なサービスです。
コストコの配送サービスはどんな商品も利用できる?
コストコでは食料品や日用雑貨、家電や家具など大小さまざまな商品が揃っています。コストコの配送サービスは便利で安いですが、取り扱っているすべての商品が利用できるわけではありません。
購入してから配送ができない、と困ることがないように、事前に確認しておきましょう。ここからは、コストコの配送サービスはどんな商品も利用できる?について紹介します。
利用できる商品
1つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスはどんな商品も利用できる?は「利用できる商品」です。コストコの便利な配送サービスを利用できる商品は、常温商品を配達する宅配便の場合は、縦+横+高さの合計サイズが160cm以内で、重さは30kgまでとなります。
冷蔵・冷凍商品を配達するクール便の場合は、縦+横+高さの合計サイズが60cm以内で、重さは2kgまでとなります。
利用できない商品
2つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスはどんな商品も利用できる?は「利用できない商品」です。宅配便やクール便に該当するサイズや重さの商品でも、コストコの便利な配送サービスを利用できない商品がいくつかあります。
まず、配送の到着日に賞味期限や消費期限が切れてしまうベーカリーやデリ商品、トレーに入っていない生鮮食品などは利用できません。コストコ倉庫店により、精肉や鮮魚は冷凍での配送になります。
また、配送途中に崩れてしまう可能性があるケーキやたまごなどの食品、牛乳やヨーグルトなどの発酵食品、キムチ・梅干しも利用できません。
食品の他には、崩れてしまう可能性がある箱に入っていない生花や鉢植え、自転車、爆発する可能性があるスプレー缶・ガスボンベ、鏡、めがね・コンタクトレンズなどが該当します。
コストコの自転車は安くて評判もよく大きな荷物ですが、配送サービスを利用できない商品に含まれます。残念ながら、防犯登録や初期整備などのサービスもありません。自分で自転車を持ち帰り、自転車屋さんに持ち込み、有料で登録などをしてもらう必要があります。
また、30万円を越える商品や貴金属・宝石など、高価な商品も利用できません。利用できない商品はコストコ倉庫店により異なるため、生鮮食品でも冷凍させてクール便で配送してもらえる可能性があります。疑問に思う商品は、事前に確認することをおすすめします。
レジで会計を済ませ、配送受け付けカウンターで手続きをする際、スタッフの方に「配送できません」と言われた場合は、持ち帰りましょう。
持ち帰りができない場合は、会計後でも対応してもらえます。コストコの商品はすべて商品保証があります。そのため、返品手続きをしてもらい、商品代金を全額返金してもらうことができます。
ビジネス会員の場合は?
3つ目に紹介するコストコの便利な配送サービスはどんな商品も利用できる?は「法人会員のビジネススターメンバーの場合は?」です。法人会員のビジネススターメンバーの場合、一般会員のゴールドスターメンバーより配送サービスを利用できる商品が増えます。
配送サービスを利用できる商品は、「生鮮品を含む食料品、冷蔵・冷凍食品、日用品、事務用品、家具、機械類、休憩室備品、電化製品、レストラン用品、備品、原材料、コンビニエンスストア用品、再販商品、清掃用品」などがあります。
法人会員のビジネススターメンバーが自分のお店でコストコフェアを開催したり、事務所で使う物をまとめて購入する時など、配送サービスを安く利用できて便利です。
指定配送エリアや配送料金はコストコ倉庫店により異なる場合があるので、各担当者まで問い合わせが必要です。
コストコの配送サービスの到着日は?
最後に、コストコの配送サービスの到着日についてまとめました。つい忘れがちな荷物の到着日ですが、せっかく購入した商品を配送しても、欲しい日に届かなければ意味がありません。
コストコの配送サービスを利用する前に、しっかり到着日について理解しておきましょう。ここからは、コストコの配送サービスの到着日は?について紹介します。
エリアと時間によって翌日配送が可能
コストコの配送サービスの到着日は、エリアと時間によって翌日配送が可能です。コストコ倉庫店により決められたエリア内であれば、常温商品の宅配便は16時までの受け付け、冷蔵・冷凍商品のクール便は正午までの受け付けで、翌日に荷物を受け取ることができます。
コストコ倉庫店により決められたエリア外の場合や宅配便、クール便の受け付け時間が過ぎた場合は、翌々日以降になります。
購入した当日に荷物を受け取ることはできません。また、一般的な荷物の受け取りと同じで、自分が手続きの時に選んだ時間帯に届きます。ただし、不在の場合は不在票がポストに入り、再配送してもらうことになります。
すぐに使いたい・食べたい商品は、自分で持ち帰るようにしましょう。また、常温商品と冷蔵・冷凍商品はそれぞれ宅配便とクール便に分けて配送する必要があるので、それぞれに配送料金がかかることも念頭に置いておきましょう。
コストコ倉庫店のオープン時間は10時(祝日は9時)です。宅配便を利用する場合はオープンから6時間以内、クール便を利用する場合はオープンから2時間以内にレジで会計を済ませて手続きを完了する必要があるということです。
コストコは車による渋滞やレジ渋滞などがあります。オープンと同時に買い物ができるようにするためには、早めに家を出発し、配送したい商品に合わせてレジを済ませる必要があります。
特に週末は混雑が予想され、道での渋滞・駐車場の渋滞・レジ渋滞は1時間ということもあるので注意しましょう。
便利なコストコの配送サービスを利用しよう!
コストコの配送サービスは車で行ける方にも便利です。コストコの配送サービスを利用すれば、コストコへ行く時の車の渋滞を避けることができ、持ち帰ることを考えて購入量を制限する必要がありません。
法人会員のビジネススターメンバーであれば、利用できる商品も増え、コストコに行かなくても約半額の料金で商品を配送してもらうことができます。
常温商品の宅配便と冷蔵・冷凍商品のクール便は、それぞれ配送できるサイズ・重量・料金が異なります。また、配送するエリアによっても違うことがあります。コストコに行く日や利用する商品などにより、コストコの配送サービスを賢く利用しましょう。