頭囲の測り方を詳しく解説!
頭が大きいとお気に入りの帽子のサイズが合わない、顔が大きく見えてスタイルが悪く見えるなどのデメリットが出てきます。男女問わず頭が大きいことで悩んでいらっしゃる方は少なくありません。
悩む前に頭囲の正しい測り方を見直して、ご自分の頭囲サイズに合った帽子やファッションのコーディネートに役立つようにしてみませんか。また顔のむくみや脂肪を除去することで頭全体を小さく見せることも可能です。以下に正しい頭囲の測り方と頭囲サイズを小さくする方法を解説していきます。
ヘルメットなどを購入する際に役立つ
自分の頭囲サイズを正しく把握しておくことはヘルメットや帽子を買う時に役立ちます。特にヘルメットはオートバイに乗る人は別として、個人が購入することはあまり一般的ではありません。
しかし地震などに備えた防災グッズという意味では、どなたにもヘルメットは必要なものであり、正しい頭囲サイズに合ったヘルメットを被らなければ本来の防災の役に立ちません。自分の頭囲サイズを把握してヘルメットを選びましょう。
会社には地震発生時の備えとして社員用にヘルメットを常備しています。自分の頭囲サイズが分かっていれば自分に合うヘルメットを選ぶことが出来ます。
頭囲サイズが大きい人の悩み
頭囲サイズが大きい人の悩みとして以下のようなものを多く見受けます。まず顔が大きく見えることです。頭が大きければ必然的に顔も大きくなります。次にお気に入りの帽子サイズを探すのに苦労することです。
また頭が大きいとスタイルがアンバランスに見えてしまいます。つまり頭が大きいために肩幅が狭く見えてしまうからです。また手足が短く見えたり、友人たちとのスナップ写真で一人顔の大きさが目立つといった点も頭囲サイズの大きい人の悩みです。
帽子のサイズが合わない
帽子のサイズが合わない悩みについてもう少し掘り下げてみます。近頃のショップで売られている帽子のサイズはフリーサイズであることが多いです。フリーサイズとはメンズで58cm前後、レディースで57㎝前後が一般的です。
フリーサイズの帽子が小さくて自分にフィットしない時、恨めしく悲しくなってきます。逆に頭囲サイズが小さくて帽子がぶかぶかになる人もいます。帽子のサイズが大きすぎる人はサイズを約1cmに縮められるサイズ調整テープなどを利用してフィットさせることが出来ます。
しかし帽子のサイズより頭囲サイズが大きい人にとっては自分の頭囲が何センチなのか把握してから自分に合う帽子を探さなければなりません。
頭囲のサイズの測り方
帽子やヘルメットの購入にあたって参考になる頭囲の測り方について解説していきます。意外に正しい測り方を多くの人はご存じないようです。ここでは具体的に分かりやすく解説します。正しい測り方によって自分の正確な頭囲を把握して、自分に似合う帽子を見つけましょう。
正しい手順と方法
頭囲サイズの正しい測り方について説明します。用意するものは巻き尺です。巻き尺は物の周囲を測るには最も適しています。頭囲とは耳の付け根から指二本分上の位置から眉間と後頭部を結んだ実寸サイズのことです。手順はまず鏡の正面に立ち、眉間に巻き尺の0㎝目盛りを当てて指で押さえます。
そこから水平に巻き尺を後頭部へ持っていき、更に回して眉間まで1周させます。鏡の前で体を横に向けて巻き尺が水平を保っているかどうか確認します。OKであれば目盛りを読みます。その目盛りの数字があなたの頭囲です。
大切な点は巻き尺を斜めではなく水平に眉間から後頭部にかけて巻いていくことです。帽子のサイズの参考値ならば1cmくらいは誤差の許容範囲とできます。計測が一人でやりにくい場合は誰かに手伝ってもらいましょう。
頭囲サイズが大きい人の帽子選びのコツは?
頭囲サイズが大きい人向けの帽子をご紹介します。帽子のサイズ選びのコツは自分の頭囲サイズより1cmほど上のサイズを選ぶことです。サイズ表示の目安はSS:53cm・S:54~55cm・M:56~57cm・L:58~59cm・LL:60~61cm・2L:62cmです。
上記の場合はSサイズの人ならMサイズを、Mサイズの人ならLサイズを選ぶと良いでしょう。頭囲の実寸サイズ通りの帽子を選ぶときつく感じることがあります。ネット通販で購入するときは特に気を付けましょう。
頭囲サイズが大きい人に似合う帽子はつばのあるタイプがお勧めです。中折れ帽やスローハットなどが代表的タイプです。またハンチング帽子やワークキャップも似合います。つばの広い帽子には小顔に見せる効果があります。
頭囲のサイズの平均
自分の頭はでかい方なのか頭囲を測っただけでは判断できません。そこで頭囲サイズの平均は何センチなのか知る必要があります。男性と女性では平均値は異なり、女性の方がやや小さいことをデータが示しています。
また男女とも年齢を重ねるにつれて頭囲が縮む傾向があります。欧米人と日本人を比較した場合では、欧米人の頭は縦に長く、日本人は横幅が長いという特徴が表れています。ここでは帽子のサイズに最も関係のある頭囲サイズの男女別年齢別の平均値をご紹介します。
男性
男性の頭囲サイズの平均からご紹介します。調査対象年代は18歳から34歳までの青年層と60歳から84歳までの高齢層の2世代に分けられました。そのデータによると青年層の平均は57.6cm、高齢層は57.2cmとなっています。
全世代にならしてみると男性の平均は凡そ57.5㎝ほどだと言えます。この値の前後1cmは誤差の範囲として平均の範囲に含めても問題ないでしょう。
女性
女性の頭囲サイズの平均も男性と同じく2世代の年齢層別にデータをご紹介します。青年層の18歳から34歳の平均は55.1cm、高齢層の60歳から84歳の平均は54.6cmとなっており、男性より頭囲サイズは2cmほど小さいことが分かります。
頭囲サイズを小さくする方法
頭が大きいことは生まれつきだからとあきらめてしまう前に、少しでも頭囲サイズを小さくできないか検証してみましょう。そもそも頭がでかい原因について考察すると、いくつかの理由が挙げられます。
まず「むくみ」が頭や顔を大きく見せる原因になることがあります。むくみは塩分の過剰摂取により体内に余分な水分が溜まると生じます。また睡眠不足や運動不足もむくみの原因になることがあります。その結果顔や頭が膨らんで見えてしまうのです。
もう一つの原因として「骨の歪み」があります。これは猫背や片足重心、偏った咀嚼法などにより頭蓋骨を構成する骨が歪んでしまい、頭囲サイズが大きくなることも有り得るのです。以上の原因から生じる頭囲サイズの膨張を防ぐ方法を解説します。
血行促進
むくみを解消するための対策は顔の血行促進を良くすることです。血の流れがスムーズになれば顔のむくみはなくなりすっきりとした印象になります。効果的な方法は顔を中心とした体の様々な部分をマッサージして血行促進させることです。
他の方法では逆立ちをして血の流れを頭部に通わせることで、手っ取り早く血行促進を可能にし、むくみの改善につなげることが出来ます。ただし転倒しないように注意することが大切です。逆立ちは体幹の強化や姿勢の改善にも効果があります。
姿勢を正す
頭蓋骨の歪みは普段の姿勢が悪いことに由来している場合があります。姿勢を正すことは頭蓋骨の歪みや片足バランスの矯正に大変効果的です。姿勢の矯正対策にはバランスボールを使ったり、ヨガやストレッチなどを行うことをお勧めします。
咀嚼回数を増やすことで偏った咀嚼の防止と表情筋も鍛えることが出来ますので、小顔効果も期待できます。表情筋の鍛え方として割り箸を噛んだまま数分維持するという方法が、ほうれい線対策にも効果があるのでお勧めです。
また適度な筋トレも背筋を伸ばし脂肪燃焼も出来ますので、顔全体から脂肪を減らし顔の輪郭をすっきりさせることが可能です。
まずは自分の頭囲サイズをチェックしよう!
頭囲サイズをまずご自分で測って把握しておくことは大切なことです。自分の頭囲をチェックして平均サイズと比較してみましょう。その結果平均より1cmほど大きいレベルなら気にする必要はありません。
もし頭が大きいと悩まれるなら日常生活の中で姿勢を正すことや余計な脂肪燃焼に励んでみましょう。体幹強化やダイエットが頭を小さく見せることに効果的であるばかりかスタイルを良く見せたり健康促進に役立つことにもなるのです。