あなたのバージスラインはどんな感じ?
他の人にも見せたくなるような美しいバストを作り方として、底辺部分の「バージスライン」がはっきりしておいた方がいいと言われています。
現在のあなたのバージスラインはどんな感じでしょうか。今回を機に、自分のバージスラインを見直してみましょう。
今回は、そんなバージスラインの測り方や、バージスラインが広い人と狭い人の違い、バージスラインがない原因、バージスラインを狭くする方法、バージスラインの作り方などご紹介していきましょう。
バージスラインとは
まずは、「バージスライン」という言葉の意味についてご紹介していきましょう。美しいバストの作り方のポイントにもなってくるというバージスラインとは、どこの部分のことなのでしょうか。女性なら知っておきたいバージスラインについて詳細を確認していきましょう。
バストの底辺部分のライン
バージスラインとは、バストの底辺部分のことを言います。底辺とはバストとボディの境目のところで、ブラを付けた時にちょうどワイヤーがフィットする、ブラカップの丸いカーブを描いている箇所になります。ぜひ全身鏡や腹部まで映る鏡などで確認してみましょう。
このバージスラインの状態がバストの見た目を決める、そして美しいプロポーションを作ります。バージスラインがはっきりしている場合は、腹部との境目が明確に分かり、バストが際立って見えるようになります。
バージスラインについていい加減に考えていると、ブラジャー選びに失敗したり、バストケアが必要になってくるので、自分にバージスラインを知ることがとても大事です。
バージスラインの測り方
次はバージスラインの測り方についてご紹介していきましょう。バージスラインは広い女性もいれば、狭い女性もいて、中にはバージスラインがないという女性もいるので、きちんとバージスラインを知る測り方は重要です。
バージスラインの正しい測り方をを知ることで、理想的なバージスラインを作って行きましょう。サイズが合わないブラジャーを使うこともバージスラインが悪化してしまう原因になります。
バージスメジャーを使って測る
ブラを付けた時のちょうどワイヤーがフィットする部分であるバージスラインは、湾曲しています。一般的なメジャーを使った測り方では、曲面部分を計測するのが難しいので、正確なサイズを測定することができません。
バージスラインをきちんと測定できる測り方は、「バージスメジャー」を使ったバージスラインの測り方がおすすめです。バージスメジャーは、バージスラインに沿ってカップをあてる測り方になるので、自分のサイズがよく分かる測り方です。
バージスメジャーは、下着を取り扱うお店などに置いてあります。ブラのサイズの選び方としては、バージスメジャーを使ったバージスラインの測り方が簡単なのでおすすめです。自分のバージスラインに合った、正しいサイズのブラを選びましょう。
サイズぴったりのブラのワイヤーを測る
自分のバストにぴったりとフィットしたブラのワイヤーを使って、バージスラインを計測する測り方もあります。バストに合う直径を測ることで、簡単にバージスラインを測定することができます。
この測り方は、自分の今のサイズに合ったブラジャーをあてて測定できるので、バージスメジャーがない場合でも簡単にできるバージスラインの測り方になります。この測り方であれば、さらに自分にフィットしたブラ選びにも繋がります。
バージスラインが広い人と狭い人の違い
次は、バージスラインが広い人と狭い人の違いをご紹介していきましょう。バージスラインラインの広さは骨格で決まるので、バストのカップやアンダー、トップのサイズが同じで合っても個人差があります。
バストの両サイドを結んだ長さが短いと「バージスラインが狭い」、長いと「バージスラインが広い」ということになり、広いか狭いかでバストの見た目の印象が変わってきます。
広い人の特徴
バージスラインが広い人は、全体的にバストがなだらかで、バストトップの位置が低く、胸の谷間もできにくいのが特徴です。
この「バージスラインが広い」現象として考えられるのは、バストのお肉が横に流れてしまうからで、実際のブラのカップ数よりも小さくなり、見た目もボリュームがなくなってしまいます。
狭い人の特徴
バージスラインが狭い人は、ブラを着用した時にバストがキュッとブラのカップ内に集まりやすく、きれいな谷間を作りやすいのが特徴です。
バストトップの位置も、バージスラインが広い人に比べると高くキープできるので、立体的でボリュームのあるバストとなります。どちらが理想的なバージスラインかと言われると、「バージスラインが狭い」方が美しいバストになりやすいでしょう。
あなたのバージスラインの確認方法
自分でバージスラインが広いか、または狭いのかどうかを確認したい場合は、以下の項目に当てはまるか確認してみましょう。
いつもブラがパカパカしてしまう、よくブラがずれ上がってしまう、脇のお肉がよくはみ出る、夕方になってくるとブラが食い込んで痛い、半年〜1年以上ブラのサイズの測り直しをしない、などです。
この項目が3〜5つ当てはまる人は、バージスラインが広めと言えるでしょう。当てはまる項目が1つもしくは2つ程度であれば、バージスラインがやや狭い方と言えます。
バージスラインが広い原因
では、全体的にバストがなだらか、バストトップの位置が低い、胸の谷間もできにくいなどの「バージスラインが広い」バストになる原因についてご紹介していきましょう。主な3つの原因には、日頃の生活習慣も影響しています。
大胸筋の衰えにより姿勢が悪い
バストを支えている胸の筋肉のことを、「大胸筋(だいきょうきん)」と言います。その大胸筋が衰えてしまうと、バストの土台が弱まってしまい、胸の肉が横に流れてしまうのでバージスラインが広くなってしまいます。
大胸筋が衰えてしまう原因としては、加齢や運動不足が関係していると言われています。また、大胸筋の力が弱いと猫背になりやすく、リンパや血行の流れが悪くなってしまいます。さらに背中に筋肉や肌のハリが衰え、バージスラインが広い原因へと繋がっていきます。
バストが脇や背中に流れている
バージスラインが広い原因2つ目は、バストに合わないサイズのブラを選び続けているなど、バージスラインに無頓着な行動をとったり、加齢によってお肌のハリや弾力が衰えてくるところにあります。
合わないブラ選びや加齢により、背中や脇部分にバストが流れて混んでしまい、バージスラインが広いことに繋がってしまう訳です。
身体が平たいモンゴル体型によるもの
バージスラインが広い原因3つ目は、胴が平たい「モンゴル体型」が、日本人には多いと言われていることです。
身体は平たいと、バストの両サイドを繋げた長さが長くなるため、バージスラインが広めになってしまいます。日本人は遺伝子的にも、バージスラインが長くなってしまう傾向にあるということです。
バージスラインがない原因は?
次は、バージスラインがない原因についてご紹介していきましょう。美しいバストを作る上で、そしてブラジャー選びの時にもバージスラインはとても重要なポイントになってきますが、バージスラインの広い・狭いの他に、バージスラインがないという人もいます。
バージスラインがない人の主な特徴を3つまとめてみましたので、自分に当てはまるところがあるかどうか、確認していきましょう。
クーパー靭帯が伸びてしまっている
バージスラインがない人の特徴1つ目は、「クーパ靭帯」が伸びてしまっていることです。クーパ靭帯とは、バストの上の部分にある筋肉のことで、バストを上から吊っているような役割をしている筋肉になります。
上部分から吊っているクーパ靭帯が伸びきってしまっていては、バストは垂れてきてしまいます。そしてこのクーパ靭帯は一度伸びてしまうと、修復するのがとても困難です。
この伸びきってしまう現象も、加齢によって起こりやすいので、年齢とバージスラインはとても密接な関係にあることが分かります。
加齢によりバストが垂れている
バージスラインがない人の特徴2つ目は、加齢によってバストが垂れてしまうことです。バストが垂れてしまう状態になると、バージスラインはほぼない状態と言えます。
バストが垂れてきてしまっている状態になると、ブラジャー選びの基準が分かりづらいので、選び方が困難に思えるようになります。
バストが垂れてきたなと感じている人がブラジャーを買う時は、ブラジャーを購入する店舗に相談してみるのがおすすめです。バストが垂れてしまう前であれば、ある程度の対策をとることができるので自分のバストを見直すいい機会でしょう。
バスト周りの筋力の低下
バージスラインがない人の特徴3つ目は、バスト周りの筋力の低下です。バストの綺麗な形を維持できているのは、実はバストの周りにある様々な筋肉が通っているお陰なんです。
このバスト周りにある筋肉が低下してしまうと、元の位置にバストをとどめて置くことが難しくなる訳です。筋肉が低下してしまう原因としては、加齢ももちろんありますが、運動不足で起こる場合もあります。
毎日の健康維持のために、適度な運動が必要であることはよく言われていることですが、理想的なバージスラインを保つためにも適度な運動を行なっておくことは良いことです。加齢だけでなく、日々の努力も必要であるということです。
脂肪が少ない
バスト周りに脂肪がないと、ハリのあるバージスラインが作れず、バージスラインがない原因となる場合があります。多くの女性はできるだけ脂肪を落としたいので、無理なダイエットを選びがちです。
ダイエットは時として必要な場合もありますが、無理なダイエットを行なってしまうと、バスト周りの脂肪が減ってしまい、バージスラインが悪化もしくはなくなってしまいます。
ほとんど脂肪でできていてバスト周りの脂肪だけを残して、ダイエットするのはなかなか難しいので、無茶なダイエットはしないようにしましょう。
バージスラインを狭くする方法
次は、バージスラインを狭くする方法をご紹介していきましょう。バージスラインを狭く、美しいバストの作り方としては日頃のケアがとても大切です。毎日コツコツと実践していくことで、きれいなバージスラインに近づいていくことができます。
バージスラインに合わせたブラ選び
バージスラインのタイプによって、カップ・アンダー・トップが同じサイズであっても、合うブラが全く違ってきます。まずは自分のバストを知り、自分のバージスラインに合ったブラ選びが、きれいなバストラインの作り方に繋がります。
カップが余ってしまいがちなバージスラインが広い人は、カップが浅くておさまりのいい3/4カップブラを選びましょう。左右に離れてしまいがちな胸を、自然な形で真ん中に寄せ集めてきれいな谷間を作ってくれます。
バストが立体的なのでカップ内に収まりづらいバージスラインが狭い人は、全体を包み込むフルカップを選びましょう。浅めのカップをつけてしまうと胸があふれてしまい、太って見えてしまう場合もあります。
ナイトブラを毎日着用する
ナイトブラを毎日着用することで、寝ている間にバストの脂肪が横流れしてしまうのを防ぐことができます。寝ている間に着用しておくだけでしっかり対策ができるので、時間も手間もかからないおすすめの方法です。
ナイトブラの選び方は、補正力が高く背中や脇の脂肪をしっかりとキャッチしてくれる脇高設計のものを選びましょう。バスト全体を包み込んで固定してくれる3D設計のナイトブラもおすすめです。
また、毎日着用するものなので洗濯することも考えると3枚程度は用意するのがいいでしょう。洗濯せずに同じナイトブラを毎日着用すると、生地が伸びて型崩れしやすくなります。ローテーションで使うことで劣化を防いで長持ちさせましょう。
ナイトブラの付け方
バストの脂肪をしっかりと固定してくれるナイトブラは、間違った付け方をしてしまうと、かえってバストが崩れてしまう原因になります。ナイトブラの正しい付け方をきちんと確認して、効果的にバストケアをするようにしましょう。
通常のブラを違ってホックがないナイトブラの付け方は、スカートを履く時と同様に胴の方から履いていきます。手のひらを使って脇や背中のお肉をバストに集めてカップに流し込んでいきます。
頭から被って付けてしまうと、肩を通る際に生地が伸びてしまいだけでなく、バストの上の方もギュッと押さえつけてしまうため、クーパーじん帯にダメージを与える可能性があります。
ナイトブラを付け終わったあとは、鏡で脇や背中にお肉が取り残されていないか確認しましょう。また、ナイトブラを付ける際に鏡を見ながらお肉の流れを確認するのもおすすめです。
食生活の見直し
バージスラインを狭くするには、食生活の見直しも必要です。偏った食事を取っていると、バージスラインもきれいにはなりにくいので、バランスの取れた食事を心掛けましょう。バージスラインを整えるのに良い食品を知り、積極的取ることで効果も期待できるようになります。
イソフラボンを意識して摂取
豆腐など大豆に含まれるイソフラボンを、しっかり取るのがおすすめです。イソフラボンは、女性の体内にあるエストロゲンとよく似た働きがあると言われています。
エストロゲンは、女性らしいバストや、肌のハリやツヤをサポートしてくれるので、理想的なバージスラインに近づけるには効果が期待できます。大豆は、納豆や味噌などのリーズナブルな食品が多いので、手に入りやすく続けやすいのでおすすめです。
手羽先・豚足などのコラーゲンを摂取
年齢を重ねていくにつれて減少してしまうコラーゲンは、肌の弾力やハリを構成する上で深く関係しており、コラーゲンが不足すると、バストの形が崩れてバージスラインが広くなる原因にもなります。
豚足や手羽先などのコラーゲンがたっぷり含まれている食品を、意識的に摂取することも、肌のハリやツヤをサポートしてくれて、バージスラインを整えるのにも効果的です。
バストアップサプリの摂取も◎
大豆に含まれているイソフラボンや、手羽先や豚足に含まれるコラーゲンなどを摂取するとバストケアにおすすめですが、毎日食べ続けるのは手間がかかるし、カロリーも気になってきます。
そこで簡単にバストケアできる成分が摂取できるのが、バストアップサプリです。バストに良い効果がある成分が、一粒にギュッと凝縮されていて、水と一緒に飲むだけなので、毎日の日課として持続しやすいです。忙しい人には特におすすめの方法です。
バージスラインの作り方
次は、きれいなバージスラインの作り方をご紹介していきましょう。バージスラインが広い人でも、毎日ケアすることできれいなバージスラインに近付けていくことができるバージスラインの作り方です。
また、現時点でバージスラインが狭くてきれいであっても、その形を持続するためのバストケアを参考にしてみましょう。
バストマッサージ
バージスラインの作り方まず1つ目は、バストマッサージです。バストにマッサージをして刺激を送る事でバストアップに繋がったり、バストに溜まっている老廃物を取り除いて新陳代謝を高め、ハリのあるバストに近付くことができます。
バストマッサージの方法は、左手を右脇の下に入れて、右手は右胸の上に置いて、両手を同時に円を描くようにさすっていきます。この動作を10回行い、次は反対側で右手を左脇の下、左手を左胸の上に置いて同様の動作を10回行なっていきましょう。
リンパマッサージ
バージスラインの作り方2つ目は、リンパマッサージです。リンパは老廃物がたまりやすい場所を走っているので、リンパを流して上げる事で新陳代謝が高まり、バストアップに期待できます。バストマッサージとセットで行うと、きれいなバージスラインの作り方により効果的です。
リンパマッサージの方法は、鎖骨のあばら骨とあばら骨の間に指を入れていき、体の中心から脇に沿って流していきましょう。3回ほど行うのがベストです。次に起立して、鎖骨と肩の間の飛び出たところに手を置いて、肩を回していきます。反対側も同様に行いましょう。
大胸筋を鍛える筋トレ
大胸筋を筋トレで鍛えて、バストアップに繋げるバージスラインの作り方です。大胸筋が衰えてしまうと、姿勢が悪くなりバストが横に流れる原因にもなるので、大胸筋をしっかり鍛える事で、バージスラインの広がりを整えていきましょう。
合掌のポーズ
ヨガのポーズにある「合掌のポーズ」は、きれいなバージスラインの作り方におすすめです。バスト周辺の筋肉を鍛えることができるので、キュッと引き締まった狭いバージスラインを目指す人には、簡単で高い効果が期待できるポーズと言われています。
「合掌のポーズ」を行う時は、まずは背筋を伸ばし、手を胸の前で合わせていきます。この時、脇は閉めずに腕を平行にして手を合わせていきましょう。手を合わせたまま両手にグッと力を入れて、内側に押し込んでいきます。
10秒間息を吐きながら力を入れ、胸のあたりを意識しながら行います。10秒終えたら、今度は指先を下に向けて息を吐きながら合わせた手に力を入れていきましょう。大胸筋を意識して行うと、より効果的にバストに効いてきます。
膝を立てた腕立て伏せ
膝を立てた状態で行う腕立て伏せは、大胸筋を鍛えるのに効果的でありきれいなバージスラインの作り方にも繋がります。
まずは膝だけを床に付けて、足は浮かせましょう。肩幅も少し広めに腕を広げます。手の位置は肩のラインに合わせて、背筋にしっかり力を入れて背中を丸めずに身体を下げていきましょう。
腕立て伏せは慣れていないときついと感じるかもしれませんが、身体がぽかぽかしてきて代謝アップにもなります。まずは10回程度から始めて見て、徐々に回数を増やしていきましょう。
狭く美しいバージスラインを目指そう!
狭くて美しいバージスラインを作るには、日頃のケアが必要です。サプリを飲んだり、マッサージをしたり、ナイトブラを付けたりとバージスラインを狭くする方法もたくさんあるので、自分に見合った方法で美しいバージスラインに近づけていきましょう!