一重向きのアイメイクが知りたい!
目の印象というのは非常に大切で、初対面の時に特に重要視され、自分自身の好感度が目の印象で8割決まってしまうと言われています。メイクする時でも一番時間のかかるのがアイメイクというのも納得出来ます。
細かくて慎重な作業が求められるアイメイクですが、二重まぶたの人より一重まぶたの人のほうがより大変な作業となります。ですがアイメイクをするかしないかでは、メイク後の印象が全く変わってきます。今回は一重まぶたの人向けの簡単アイメイクについてご紹介していきます。
一重向きのアイメイクのメリット
一重まぶたの人がアイメイクをすることによって得られるメリットというのは、とても大きいものです。今は簡単に二重に出来るアイテムが豊富なので、手っ取り早く二重まぶたを作ってしまう人が一番多いようですが、一重まぶたには一重まぶたの魅力やかわいいところがあります。
いわゆる「アジアンビューティ」といわれる顔もスッとした一重まぶたが特徴的であり魅力的ですし、一重まぶたでもとてもかわいい人もたくさんいます。一重まぶたをかわいい感じに見せるアイメイク方法を習得している人もたくさんいます。
一重まぶたはかわいい感じがしないからと、安易に二重にしてしまうのでなく、一重まぶたの良さや一重まぶた特有のかわいい感じを活かして簡単アイメイクしてみませんか。ここでは一重まぶた向きのアイメイクのメリットについてご説明いたします。
悩みをカバーできる
一重まぶたの人が悩んでいるところは主に「メイク映えしない」「性格がキツそうに見られてしまう」「腫れぼったくて重たいまぶたが嫌い」「一重まぶたはかわいい感じがしない」などのようです。ですがこの悩みは正しいアイメイクを施すことで全て解消出来てしまいます。
一重まぶたの人でもアイメイクのちょっとした簡単なコツをつかむことで大人っぽくも、色っぽくも、かわいい感じにもなることが出来ます。ここでご紹介する一重まぶたの人に向けた簡単アイメイクを実践してみてはいかがでしょうか。一重さんでもかわいい目を手に入れましょう。
初心者でも簡単!
アイメイクはメイクの工程の中で一番難しいポイントです。慎重かつ繊細な作業が求められますし、それなりの技術も必要になってきます。そしてアイメイクの仕上がりによって、その人の印象が決まってしまいます。
シャープなのかクールなのか、かわいいのかなど目の印象だけで顔全体の印象が決まってしまうのです。もちろん、そのことを利用して色々な自分を演出することも出来ます。でもそれはアイメイク上級者の話です。
アイメイク慣れしていない初心者さんは次からご紹介していくアイメイクのやり方を参考にして、簡単に出来る一重まぶたの人向きのアイメイクから挑戦してみましょう。初めは上手に出来ない、難しいと感じるかもしれません。
ですが、これからご紹介するやり方は初心者さん向けの簡単なアイメイクの方法なのですぐに慣れますし、慣れればもっと簡単に出来るようになります。失敗することを恐れないでアイメイクに挑戦していきましょう。やればやるほど上手になっていきます。かわいい目まであと少しです!
一重向きのアイメイクのやり方【アイシャドウ】
アイメイクに絶対必要になるアイシャドウには本当にたくさんの色があります。有名なメーカーのアイシャドウだけ数えても100種類以上はあるようです。ではその膨大な数のアイシャドウの色の中で、一重まぶたの人に似合う色はどのような色なのでしょうか。
また、どのようなやり方でまぶたにのせていけば良いのでしょうか。色の選び方や、そのやり方によって様々な印象を演出出来るアイシャドウ。ここでは一重まぶたの人向きアイメイクの中のアイシャドウの色の選び方や、やり方についてご紹介いたします。
ピンクのシャドウでポップに
かわいいピンクのアイシャドウですが余計に腫れぼったく見えるから、とピンクを使ったアイメイクを敬遠していませんか。そんな一重まぶたの人におすすめのアイシャドウのやり方をご紹介いたします。まず注意することはアイシャドウをまぶた全体に同じ濃さでのせないことです。
ピンクのアイシャドウを使っても一重まぶたをすっきりとして見せるには、アクセントをつけるやり方が一番簡単です。そこでおすすめのやり方のご紹介です。まずはアイホール全体に淡いピンクのアイシャドウをほんのりとなじませます。
それが終わったら濃い目のピンクのアイシャドウを、くすり指の指先で目尻に「ちょん」というイメージでのせます。のせる範囲はまぶたの半分より少し後ろのほうから目の際までです。広範囲にならないように気を付けましょう。
このようにアクセントをつけてあげる事によって、ぼんやりしがちで一重のまぶたを余計に腫れぼったく見せると思われがちなピンクのアイシャドウも簡単にキレイにのせることが出来ます。ピンクのアイシャドウを使ったアイメイクはポップでかわいい感じのイメージになります。
ですので、きつめになってしまうアイラインは無しでピンクのポップさを強調しましょう。マスカラもごく軽めにしておきましょう。ナチュラルメイクに近い仕上がりにしたほうがピンクという色が持つポップでキュートな魅力を引き出すことが出来るのでおすすめです。
単色アイシャドウで手軽に
アイシャドウには単色で売っているものと何色がセットでパレットになって売られているものがあります。確かに数色の色を使い分ける事によって更にきれいな仕上がりになるのですが、上手にアイメイクを出来るようになるにはそれなりの慣れや技術が必要になってきます。
ですので初心者さんの場合は単色のアイシャドウでのアイメイクをおすすめいたします。単色のアイシャドウでもアイメイクのやり方によって、とてもキレイに仕上げる事が出来ます。次に単色アイシャドウの簡単なアイメイクのやり方についてご紹介いたします。
一重まぶたの人の単色アイシャドウを使った簡単なアイメイクのやり方です。暖色系と寒色系で少し変わってきますがどちらも簡単に出来ます。まずは赤やピンクなどの暖色系です。アイホール狭めに色を淡く入れていきます。アイホールの半分くらいの幅を目安にしましょう。
その後は目じりにアクセントとしてアイホールに入れてきた淡い色合いよりも、ちょっとだけ濃い目にちょんと色をのせましょう。それで簡単アイメイクの出来上がりです。ここでのポイントは「アイホール狭めに色を淡く入れる」ということです。
アイホール全体に広く色を入れてしまうと、いくら淡く色を入れたとしても暖色系のアイシャドウの場合は一重まぶたが余計に腫れぼったく見えてしまいます。あくまで「アイホール狭いめに」色を入れるようにしましょう。次は寒色系についてです。
寒色系シャドウでクールに
ブルーやパープルといった寒色系のアイシャドウは一重まぶたの人にこそ是非使っていただきたい色のアイシャドウです。寒色系のアイシャドウは二重まぶたの人より一重まぶたの人に似合いやすいといわれています。
寒色系の色を使ったアイメイクは一重まぶたの腫れぼったさや重たさをすっきりとさせてくれる効果があるのです。一重まぶたの人向けの寒色系を使ったアイメイクのやり方です。寒色系のアイシャドウをまぶたにうっすらとのせて、目じりにはちょっと濃いめ色でアクセントをつけます。
このアイメイクで注意することはアイホール全体に色をのせるのではなく、アイホールの半分の幅に色をのせる事です。それだけできれいに仕上がります。切れ長の目が印象的な一重まぶたに寒色系のアイシャドウを使ったアイメイクを施してクールなアジアンビューティを目指しましょう。
一重向きのアイメイクのやり方【アイライン】
一重だとどうしても目が小さく見えてしまいがちです。そのため多くの人が少しでも目を大きく見せたいという気持ちから太くしっかりとしたアイラインを引いてしまいます。ですが、アイラインをしっかりと太く引いてしまうと「フレーム効果」により、逆に目が小さく見えてしまいます。
「フレーム効果」とは太い線などで周りを囲む事によって中にあるものが小さく見えてしまう効果です。例えば同じ大きさの丸でも線が細い丸と線が太い丸では後者のほうが丸が小さく見えます。目を大きく見せるには太いアイラインは逆効果となるのです。
黒アイラインではっきりと
一重まぶたの人におすすめのアイラインの色はブラックです。まぶたの際にシンプルなラインを引きましょう。そうすることで目のエッジが引き立ちます。その時に注意していただきたいのが、細部にわたって丁寧に埋めるようにアイラインを引く、ということです。
適当に引いてしまうと「アイライン引きました感」が目立ってしまいます。時間をかけて細かく丁寧にアイラインを引くことによって、自然な目力が生まれます。ブラックはとても力強くはっきりとした色なので、その分ごまかしが効きません。丁寧に仕上げるように心がけましょう。
ボルドーでおしゃれに
ボルドーという色を選択することで、おしゃれ感が一気にアップします。暖色系でありながら一重まぶたの目元を引き締めてくれるボルドーのアイラインは一重まぶたの人の大きな味方となってくれること間違いなしです。ボルドーのアイラインを引くやり方をご説明いたします。
リキッドアイライナーではなく、ペンシルアイライナーを使ったアイメイクがおすすめです。ペンシルアイライナーで目の際全体に細くラインを引きます。この時はそれほど丁寧にしなくてもOKです。アイラインを引いたら、すぐに指の腹を使って全体的にでぼかしていきます。
アイラインをぼかすことでフレーム効果を避けることが出来ると同時に、にじんだような感じを出すことが出来て、よりおしゃれな仕上がりとなります。いい感じにぼかしたら、仕上げに目じりを3㎜ほど長めに引きます。
目じりを少し長めに引くことで目を開けた時にもボルドーのキレイな色がちらっとみえて素敵に仕上がります。にじんだボルドーのラインがとても女性的な魅力を出してくれます。二重まぶたの人では派手すぎになりがちなボルドーという色も、一重まぶたの人ならいい感じに使えます。
目力を上げる引き方
一重まぶたの人は目力が出にくい傾向にあります。それが悩みの人も多いのではないでしょうか。ここでは一重まぶたの人でもしっかりとした目力を上げるアイラインの引き方をご紹介いたします。まず使うのがブラウンのペンシルアイライナーとブラックのリキッドアイライナーです。
最初にブラウンのペンシルアイライナーで、まつげの隙間を丁寧に埋めていきましょう。次にブラックのリキッドアイライナーをまぶたの際全体に引きます。その時、目じりは水平に5㎜ほど長く引きましょう。これで一重まぶたの人でもしっかりとした目力を手に入れられます。
一重向きのアイメイク【雰囲気別】
ここでは一重まぶたの人に向いているアイメイクのやり方を雰囲気別にご紹介していきます。人によって演出したい雰囲気は違います。色々と調べてみたり挑戦してみたりしながら、自分のなりたい自分になりましょう。
今回はアンニュイ、エレガント、元気メイク、大人メイクの4種類の一重まぶたの人向けのアイメイクのやり方をご紹介します。この基本的な4種類をしっかりおさえておけば、日常のほとんどのシーンに適用出来ます。是非ご参考にしてみてはいかがでしょうか。
アンニュイメイク
何となく気怠い雰囲気が魅力的なアンニュイメイクに挑戦してみませんか。一重まぶたの人は特に素敵に仕上がります。まずアイシャドウがポイントとなります。アイシャドウはグレーやブラウンなどのシックな色を選び、淡くぼかすように塗ることで物憂げな印象を演出することが出来ます。
そしてアイシャドウを淡くぼかしたぶん、アイラインはブラックを選んで目の存在感を際立てましょう。ブラックという力強い色を使ったアイメイクで目の際を引き立たせることで、一重まぶたの人でも簡単にアンニュイな中にも目力というアクセントをつける事が出来ます。
エレガントメイク
エレガントとは優雅や落ち着きのある気品がある、という意味です。さりげない上品さと大人の落ち着き感が魅力のエレガントメイクのやり方をご紹介いたします。エレガントメイクのポイントは「グラデーション」です。
ですが、やり過ぎてしまうと何とも滑稽な残念メイクとなってしまうので、自然なグラデーションになるように気を付けましょう。そこで是非とも利用していただきたいアイメイクのやり方が、アイシャドウのグラデーションです。
アイシャドウでグラデーションをつけることで、やり過ぎ感のない自然で上品な陰影をつけることが出来ます。アイシャドウではっきりとしたグラデーションをつけるのでアイラインは控えめにしましょう。アイシャドウもアイラインもしっかりしてしまうと派手な印象となってしまいます。
オレンジの元気メイク
オレンジというビタミンカラーを取り入れる事で一重まぶたを元気で明るい印象に仕上げる事が出来ます。オレンジのアイシャドウを選び、目頭から目じりに向かって、だんだんと色を濃くしていくグラデーションをつくりましょう。
フレッシュで元気な感じの中にも、ちょっと儚い感じも出せます。一重まぶたにオレンジのアイシャドウはいまどきメイクの基本のようなもの。暗い感じが否めない一重まぶただからこそ、明るいオレンジのアイシャドウをのせましょう。
ブラウンよりも軽く自然な感じの目元を作ることが出来ます。更に差し色としてゴールドを足すと、一気にグラマラスな雰囲気になります。ゴールドを入れることで一重まぶた特有の目元も重さなどもなくすことが出来ますのでおすすめです。
グラデーション大人メイク
アイシャドウのグラデーションを上手に活用してキレイな大人メイクに挑戦してみませんか。大人メイクに欠かせないのは「目力」と「ナチュラル」の2つです。一重まぶたの人は目を大きくしたくなるでしょう。
ですが大人メイクにする時には、目を大きくすることよりも女性らしいほんのりとした色気のある深いまなざしを目指しましょう。そんなまなざしを作るうえで役に立ってくれるのがしっとりとしたクリームアイシャドウです。大人の女性らしい抜け感や艶っぽさを出すことが出来ます。
クリームアイシャドウを使ったアイメイクのやり方は目の際から上に向かって、指を使って左右に軽くこするように広げます。その後にチップをつかってアイシャドウを重ねると、一重まぶたに一層深みが増して艶やかな大人の女性の目元が出来上がります。
一重向きのアイメイク【コスメの選び方】
冒頭にご説明したように一言でアイシャドウといっても、その種類はとても多いので、その中から選ぶのは思いのほか大変な作業となってしまいます。特に初心者さんであれば尚更大変です。自分にあったものを上手に選ぶためには、まず自分の肌を知る事が大切です。
そこでここでは自分の肌のベースカラーを知る方法、そしてアイシャドウやアイライナーの選び方をご紹介いたします。アイシャドウやアイライナーをご購入される際、ひとつのご参考にしてみてはいかがでしょうか。
アイシャドウの選び方
アイシャドウを選ぶ際は、まず自分の肌のベースカラーを知っておくことが大切です。肌のベースカラーとは「イエローベース」と「ブルーベース」の2種類に分けられています。肌には色白や色黒以外にも個人差があります。
例えば同じ色白でも赤みがかった肌と、青みがかった肌では印象が違ってきます。ですので肌がイエローベースなのかブルーベースなのかで、それぞれ似合う色も違ってきます。そこで自分はイエローベースなのかブルーベースなのかしっかりと確認しておくことが必要です。
目安としてイエローベースの肌とは全体的に黄色みがかった肌で、ブルーベースの肌とは青みがかったピンクっぽい肌です。自分で分かりにくい時にはお友達やご家族などに見てもらうのも良いでしょう。第三者の目で見てもらった方が、より正しく自分の肌を知る事が出来そうです。
そして一般的にイエローベースの肌にはイエロー・オレンジ・ベージュ・ブラウンなどのアイシャドウが似合うといわれていますし、ブルーベースの肌にはブルーや深みのある赤、例えばボルドーやレンガ色などのアイシャドウが似合うといわれています。
更に一重まぶたにも2種類あります。あまり腫れぼったくないタイプの「すっきりタイプ」と腫れぼったく重い感じの「ぽってりタイプ」です。この一重まぶたの違いによっても似合うアイシャドウの色が変わってきます。
すっきりタイプの一重まぶたの人はブルーやグリーンなどの寒色系のアイシャドウがおすすめです。逆にすっきりタイプの一重まぶたの人が暖色系のアイシャドウを選んでしまうと、まぶたが腫れぼったく見えてしまうのでご注意を。
ぽってりタイプの一重まぶたの人はブラウンやグレーのアイシャドウで立体感を出すのがおすすめです。ぽってりタイプの一重まぶたの人も、すっきりタイプの一重まぶたの人と同じで、暖色系のアイシャドウを選んでしまうとますます腫れぼったく見えてしまうので避けた方が無難です。
アイライナーの選び方
一重まぶたの人のアイラインは、とにかく細く引き更に目じりより5mm長めのラインが基本です。「細く長く」の原則でアイラインの引くことで目元をスッキリ見せてくれます。ですので一重まぶたの人がアイライナーを選ぶ際には、細いラインを簡単に引くことが出来るものにしましょう。
アイメイクに慣れないうちは細い芯のクリーミーペンシルタイプのアイライナーが良いでしょう。クリーミーな物を選ぶことでスムーズに細いラインを引くことが出来ます。慣れてきたら細い筆先のリキッドタイプのアイライナーもおすすめです。
一重向きアイメイクでかわいい瞳を手に入れよう!
今回は一重さんにぴったりのアイメイクについて色々とご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。一重まぶたに悩んでいると「どうせ一重だから、かわいい目になれっこない」なんて考えてしまうかもしれません。
ですがアイメイクの方法や選ぶ色によって、かわいい目に出来たりクールな目に出来たりすることが出来るのです。モデルや芸能人などにも一重さんでありながら、かわいい目をしている人もたくさんいます。
それはその人たちが選ばれた人だからではなく、誰でもメイク次第で可愛い目になることが出来るのです。一重まぶたでもかわいい目になれると信じて、アイメイクのコツをつかみ技術を磨いていきましょう。