コーンロウのやり方って知ってる?
ダンサーなどがおしゃれなヘアスタイルとしてよく取り入れている「コーンロウ」とは、周囲と差を付けて目立ち髪を取り入れたい晴れ舞台にもおすすめなヘアスタイルとなっております。
そんなコーンロウとは、大人からキッズまで幅広い年齢層が取り入れられるヘアスタイルであり、普段とは違った雰囲気を楽しめますが、仕上がりが難しそうに見えるため、自分で取り入れることを諦めてしまってはいませんか?
しかし今回は、コーンロウを自分で取り入れるやり方から、アレンジの種類までをご紹介していきますので、コーンロウを自分でやってみたい人はぜひ参考にしてみてください。
コーンロウとは
ダンサーの人が多く取り入れているヘアスタイルのため、ダンシングヘアーともコーンロウは呼ばれていますが、コーンロウとはどのようなヘアスタイルなのでしょうか?
ここでは、コーンロウと呼ばれるヘアスタイルの特徴についてご紹介していきますので、コーンロウについて知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
細い編み込みの髪型
コーンロウとは、一般的な編み込みヘアよりも髪を細かく編んだヘアスタイルのことを指しており、その編み目の細かさが「トウモロコシ」のように見えることからコーンロウと呼ばれるようになったヘアスタイルです。
そのため、髪を細かく編みこんだヘアスタイルの多くはコーンロウに分類され、他のヘアアレンジなどと組み合わせて楽しむこともできます。
またコーンロウは髪を細かく編んでいくヘアスタイルのため、激しい動きをするダンサーでも髪がくずれにくいのも特徴です。
目を惹くようなクールでかっこいい雰囲気へとヘアスタイルを仕上げることができるため、ダンサーやイベントヘアとして人気を集めていますが、他のアレンジと合わせて普段使いしてみるのもおすすめです。
やり方は覚えてしまえば簡単
クールでかっこいい雰囲気へと仕上げることができるコーンロウは、髪を細かく編み込むやり方のため、むずかしそうで不器用な人は諦めてしまいがちなヘアスタイルですが、やり方を覚えてしまえば簡単に取り入れられるようになります。
しかしコーンロウのやり方では、編み込む技術も大切ですが、髪の長さがポイントとなっており、コーンロウとは髪を細かく編んでいくヘアスタイルのため、髪の長さは最低でも15センチ以上が必要となります。
コーンロウのやり方は、下記でヘアセット時に準備するアイテムから、編み方の手順をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
コーンロウの基本のやり方
上記ではコーンロウの特徴についてご紹介させていただきましたが、コーンロウはヘアセット時に必要なアイテムと、簡単な編み方のやり方さえ覚えてしまえば、自分でもしっかりとしたコーンロウを楽しむことができます。
そこで、ここではコーンロウのやり方で必要なアイテムと、簡単なやり方の手順をご紹介していきますので、コーンロウを自分で楽しみたい人はぜひ参考にしてみてください。
準備物
コーンロウをする際には、まず必要なアイテムを揃えてからとりかかるようにしましょう。コーンロウで必要なアイテム1つ目は、髪を結ぶときに使うヘアゴムが欠かせません。コーンロウでは編み目を目立たせたいので、透明や黒の目立たないゴムを使っていきましょう。
2つ目のコーンロウに必要なアイテムは、編み込みたい髪の部分を分ける際に便利なダックカールです。ダックカールとは画像のようなヘアクリップのことを指しており、他のヘアアレンジのやり方でも便利なアイテムのため、いくつか数を揃えておくと良いでしょう。
最後にコーンロウで必要なアイテムは、髪を崩れにくくしてくれるヘアワックスです。コーンロウ向きのヘアワックスもありますが、専用のヘアワックスがない場合は、髪質がまとまりやすくなるような種類のものを選んでいくと良いでしょう。
編み方の手順
コーンロウに必要なアイテムを揃えることができましたら、続いてはコーンロウのやり方の手順をご紹介していきますので、こちらも参考にしてみてください。
コーンロウとは一見難しそうに見えるヘアスタイルですが、しっかりとやり方の手順を知りコツさえ覚えてしまえば、見た目よりも難しい技術ではありませんので、自分でコーンロウのやり方で編んでみましょう。
ブロッキング
自分でコーンロウを編んでいくやり方では、まずはじめに編み込みたい髪の部分を「ブロッキング」という作業でいくつかのパートに髪を分けていきましょう。
ブロッキングのやり方は、コーンロウをしたい部分の毛束をブラシで取り、他の部分の髪と混ざらないようにダックカールでしっかりと組み分けるように留めていきましょう。
ワックス付け
ブロッキングをすることができましたら、次は編み込む髪質の下準備をしていきます。コーンロウでは、事前に髪全体にワックスを付けるのではなく、編み込んでいく髪の部分に一束ずつワックスを付けていくやり方にします。
ワックスを馴染ませるポイントは、ブロッキングした髪を一束手に持ち、ダックカールを外したら、ワックスを髪に流し付けるようにブラシなどですきながらしっかりと馴染ませるやり方にしていきましょう。
裏編み込み
ワックスを編み込みたい毛束にしっかりと馴染ませることができましたら、さっそくコーンロウに編み込んでいきましょう。
はじめて自分でコーンロウを編む人は、編み込んでいく前に毛束を少量ずつに分けておくことをおすすめします。分け方のやり方は、毛束の一番先端である前髪部分を顔の上面に一束分け、残った毛束の髪は少量ずつ左右に倒しておくと編みやすくなります。
コーンロウの編み方のやり方では、事前にブロッキングしていた毛束をさらに細い束に分けて編み込みをしていくイメージです。まずは基本のコーンロウの編み方で、毛束の先端部分を少量取り「裏編み込み」という編み方で編み進めます。
裏編み込みのやり方は、毛束を細い3本の束に分け、外側の束を真ん中の束の下に編み込んでいきます。一般的な編み方とは束の動きが異なっていますので、慣れるまではゆっくりと編んでいくようにしましょう。
先端部分を裏編み込みの編み方で出来ましたら、どんどんと下に向かって裏編み込みを進めていきますが、この際に残った髪の部分を少量ずつすくいながら、束が太くならないように気を付けながら、お好みの長さで編み込めたら完成です。
上記では、初めてコーンロウをする人は事前に細い毛束を左右に分けておいた方が編みやすいとご紹介しましたが、基本の編み方を応用した初心者向けのやり方もご説明します。
基本のコーンロウの編み方と同様に、先端部分は細い3本の束に分け裏編み込みを1回から2回していきましょう。次に事前に分けておいた左右に分けた毛束を裏編み込みをした先端部分の束に足していきますが、真ん中の毛束に足すようにしましょう。
左右に分けた毛束を、順番通りに元のベースである毛束に増やしていくイメージで裏編み込みをしていきますと、難しい技術をしなくてもコーンロウになっていますので、初心者の人はぜひこのやり方でチャレンジしてみてください。
コーンロウのやり方アレンジ
コーンロウが自分でもできる基本の編み方から、初心者向けの編み方までを上記ではご紹介させていただきましたが、コーンロウはアレンジを取り入れることでもっと簡単にコーンロウ風に仕上げることができる方法もあります。
そこで、ここではコーンロウ風に仕上がるアレンジ方法をご紹介していきますので、編み込みが苦手な人や、時短でコーンロウを楽しみたい人はぜひ参考にしてみてください。
くるりんぱアレンジのやり方
アレンジの中でも簡単なアレンジとして知られている「くるりんぱアレンジ」を応用して、コーンロウ風に仕上げてみるのはいかがでしょうか。
くるりんぱアレンジを応用したコーンロウ風ヘアアレンジのやり方は、まずはじめに基本のコーンロウのやり方と同じくブラシとダックカールを使ってブロッキングしていきます。
次にブロッキングした毛束を一束手に取り、ヘアゴムで適度な部分で結んだら、毛先を結び目の上部分へ割り通すようにくるりんぱアレンジしていきましょう。
この工程をブロッキングした髪全てにすることで、編み込みをせずにコーンロウ風に見えるヘアアレンジを楽しむことができます。またこちらのヘアアレンジは、髪が短い人でも出来るアレンジ方法ですので、ショートヘアやミディアムヘアにおすすめです。
なんちゃってコーンロウのやり方
次にご紹介するコーンロウ風アレンジは、「なんちゃってコーンロウ」と呼ばれる簡単ヘアアレンジで、自分でヘアアレンジをするのが苦手な人でも、とっても簡単に出来ますのでおすすめです。
なんちゃってコーンロウのやり方は、まずはじめに基本のコーンロウのやり方同様に、ブラシとダックカールを使ってブロッキングをしていきます。
次にブロッキングした毛束を一束手に持ち、毛束をくるくると好みの長さまでねじっていき、ちょうど良い長さまでねじることができましたら、ヘアピンなどでしっかりと留めたら完成です。
このやり方では、ねじりアレンジと呼ばれるアレンジ方法を応用しており、自分でするヘアアレンジの中ではとっても簡単なアレンジ方法ですので、大人からキッズまで幅広く楽しめるやり方となっております。
コーンロウのヘアスタイルカタログ
ここまでクールでかっこいいコーンロウの特徴から、コーンロウに必要なアイテム、基本のコーンロウのやり方、またはアレンジを取り入れたコーンロウ風のやり方までを幅広くご紹介させていただきました。
そんなコーンロウでは、仕上がりの異なるおしゃれなアレンジコーンロウで楽しむ人が増えており、また普段からヘアアレンジをするレディース向けだけではなく、メンズ向け、キッズ向けと数々のおしゃれアレンジがあるのが魅力です。
そんな幅広い層が楽しめるコーンロウの中から、おしゃれにアレンジしたおすすめのヘアスタイルを集めましたのでぜひ参考にしてみてください。
レディース
大人の女性からダンサーキッズにもおすすめなおしゃれアレンジは、コーンロウを半分だけ取り入れたハーフコーンロウアレンジです。
こちらのやり方は、コーンロウを半分だけ取り入れていきますので、髪全体を編み込んでいくよりも簡単に仕上げることができます。
また自分でヘアアレンジをする際は、利き手側の髪は上手にアレンジができても、反対側は苦手という人も多くなっていますので、自分でコーンロウをするのが初心者の人などは、ハーフコーンロウアレンジから始めてみても良いでしょう。
髪をセンター分けにしたら、前髪部分とサイド部分の髪を太めの大きさでブロッキングしていき、基本のコーンロウのやり方で編み込んであげたら、髪を均等の量で二つ分けにしていき、高い位置でお団子ヘアーにしてみるのはいかがでしょうか。
高い位置でのお団子ヘアーでは愛らしさを演出することができますので、レディース向けだけではなくキッズ向けにもおすすめのアレンジで、友達とお揃いにしたり、親子でお揃いにしてイベントなどを楽しんでみるのも良いでしょう。
メンズ
コーンロウのかっこよさの中に、爽やかなすっきりとした雰囲気を演出したい人は、サイドの髪は刈り上げてツーブロックにしておくと爽やかな印象も演出できるのでおすすめです。
またコーンロウで個性をより出したい人は、ハイトーンカラーや個性的なヘアカラーを取り入れていくことで、目を惹くようなコーンロウへと仕上げることができます。
メンズ向けコーンロウでは、ブロッキングの際により細かいブロッキングで分けていき、髪を増やしながら裏編み込みをするのではなく、細かくブロッキングした部分の髪をもとの3本の毛束のまま裏編み込みをしてみましょう。
そうすることで、後頭部から垂れ下がるようなコーンロウへと仕上げることができます。垂れ下げたままでもクールでかっこいいですが、トップで1つにまとめ髪にしてみてもおしゃれです。
キッズ
キッズ向けコーンロウでは、愛らしさだけではなく、動きやすさも考えまとめ髪にしてあげるのがおすすめで、斜めにブロッキングした髪を、基本的なやり方でコーンロウにしたら、残っている髪と合わせてお団子ヘアーにしてみましょう。
キッズ向けコーンロウでは、個性を活かしたコーンロウのやり方が人気ですので、自分で簡単に個性的なアレンジを取り入れたい人は、ブロッキングの位置などを工夫するだけでも、グッと個性を演出することができます。
キッズ向けコーンロウでは、トップ部分と襟足部分の髪で編み方を変えてみるのもおしゃれです。トップ部分は裏編み込みでコーンロウにアレンジし、襟足からはくるりんぱや三つ編みなどにしてあげることで、グッとおしゃれなキッズ向けコーンロウへと仕上がります。
キッズ向けコーンロウを取り入れる際には、子供の髪はダメージに弱くなっていますので、強く引っ張り過ぎないように注意しましょう。
コーンロウのやり方を覚えて自分でやってみよう
大人からキッズまで幅広い年齢層が楽しめるコーンロウは、グッとおしゃれ感のあるのヘアスタイルが魅力で、基本的なやり方だけではなく、不器用な人でも簡単に出来るやり方までありますので、周りと差をつけたい日にぜひチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。