空気清浄機の電気代はどれくらい?メーカー別の違いや節約する方法をリサーチ!

空気清浄機の電気代はどれくらい?メーカー別の違いや節約する方法をリサーチ!

空気清浄機の電気代はどのぐらいなのでしょうか?安い電気代で動く空気清浄機を使うと節約にもなります。1日当たりの電気代はどのぐらいなのかを知っていきましょう。また空気清浄機のメーカーによる電気代の違いもいっしょに見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.空気清浄機の電気代の目安って?
  2. 2.空気清浄機とは
  3. 3.空気清浄機の1日当たりの電気代の比較【メーカー別】
  4. 4.空気清浄機の1日当たりの電気代の比較【モード別】
  5. 5.空気清浄機を選ぶときのポイント
  6. 6.空気清浄機の電気代を抑えて節約しよう!

空気清浄機の電気代の目安って?

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ペットの臭いが気になったり、喫煙する家族がいたりする場合、空気清浄機がおすすめです。空気清浄機は部屋の空気をきれいにしてくれるので、臭いだけでなく、空中にあるほこり、ハウスダスト、花粉といったものも除去してくれます。とても便利な家電です。

しかし、家電であるため、当然のことながら電気代がかかってきます。空気清浄機は基本的に1日中作動させることが推奨されています。1日中電気を入れっぱなしにしていると、電気代が高くなってしまうという懸念を持つ人もいるでしょう。

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そうした懸念から、空気清浄機を導入していない家庭もあるのではないでしょうか?しかし、空気清浄機があると何かと便利で、生活が豊かになることもわかることでしょう。そこで、空気清浄機は1日当たりどのぐらい電気代がかかってしまうかを見ていきましょう。

節約できるところは節約していきましょう。メーカーによっても1日当たりの電気代が変わってくるので、どのメーカーにしたら電気代が安くて節約できるのか比較検討していきましょう。

空気清浄機にはどんな効果がある?メリットや正しい使い方もチェック!のイメージ
空気清浄機にはどんな効果がある?メリットや正しい使い方もチェック!
空気清浄機にはどんな効果があるのでしょうか?空気清浄機の効果といえば、ほこり、ハウスダスト、花粉などが舞う空気をきれいにしてくれるというものです。空気清浄機のメリット、デメリットを知った上で、正しい使い方をしていきましょう。

空気清浄機とは

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毎日掃除をしても、部屋の中にはほこりやハウスダスト、花粉といったものが存在し、空気中に浮遊しています。ハウスダストや花粉がアレルゲンとなってアレルギー症状を起こしてしまう危険性もあります。空気がきれいになれば、その心配は軽減できます。

そういった悩みを抱えている人が、部屋に設置しようかと検討をする電化製品が空気清浄機です。1日中稼働させたままにしておくものなので、電気代が気になりますが、まず空気清浄機とはどういったものなので、どういった働きがあるのかを見ていきましょう。

役割

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空気清浄機とはどういった役割を果たす電化製品なのでしょうか?まず、空気中のほこり、ハウスダスト、花粉、ウイルスといったものを取り除き、きれいな空気にするという役割があります。次に、部屋に臭いがする時も、効果を発揮します。

室内でペットを飼っていると、臭いが気になります。また、家族の中にタバコを吸う習慣がある人がいると、部屋の空気がタバコ臭くなります。そんな臭いを消してくれる役割も、空気清浄機にはあるのです。

さらに、加湿タイプの空気清浄機は部屋の空気を潤しながら、空気をきれいにしてくれます。このように、臭いのないクリーンな空気にすることが、空気清浄機の役割なのです。

大まかな仕組み

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次に、空気清浄機の大まかな仕組みを見ていきましょう。空気清浄機は、吸い込み口から空気を吸い込み、フィルターを通過させることで、空気中のゴミやほこり、臭いといったものを取り除きます。そしてきれいな空気にしてから吹き出し口から排出します。

空気をきれいにするために欠かせないフィルターですが、「プレフィルター」「集塵フィルター」「消臭フィルター」に分かれます。プレフィルターで大きなほこりやゴミを取り除きます。集塵フィルターで花粉や細菌を取り除きます。

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消臭フィルターで臭いの元を取り除きます。空気清浄機の集塵方式は2種類あります。ファンを回転させて空気を取り込み、フィルターでろ過するタイプが「ファン式」です。空気をきれいにする力は高いですが、音がうるさい欠点があります。

フィルターを帯電させることで浮遊しているゴミを集めるタイプが「電気式」です。稼働音がうるさくないので、寝室などに置くのにおすすめです。

電気代を節約するコツ

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空気清浄機の仕組みがわかったところで、懸案の電気代について見ていきましょう。そもそも空気清浄機の電気代はどれぐらいなのでしょうか?

まず、ファン式の空気清浄機の消費電力について見ていきましょう。適用面積が16畳のタイプを6畳から8畳の部屋で使用すると、消費電力は50Wから60Wほどです。省エネモードだと10W以下になります。

1時間当たり、省エネモードなら0.25円、強運転なら1.5円の電気代がかかります。これを毎日1日中稼働させると、1ヶ月当たりの電気代は約180円となります。思いのほか安いと感じられるのではないでしょうか?

空気清浄機の1日当たりの電気代の比較【メーカー別】

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空気清浄機は、大きく分けてファン式と電気式があることがわかりました。こうした種類の他、空気清浄機にはメーカーによって特徴が変わってきます。各メーカーで節電機能を強化したり、強力な清浄能力を目指したりしています。

そのため、メーカーによって機能や能力、電気代が変わってきます。節約することを考えて、より安いメーカーを比較して決めるのもいいでしょう。

しかし、空気清浄機の消費電力は低いものなので、電気代が安いからと節約だけに目を向けるのは得策ではありません。機能や効果についても検討し、メーカーを比較して決めていきましょう。

シャープの電気代

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空気清浄機の1日当たりの電気代の比較の1つ目のメーカーは、シャープです。シャープの空気清浄機の売りは、プラズマクラスターという働きです。プラズマクラスターイオンを空中に出して、菌やウイルスの発生や増殖を抑え、脱臭効果もある優れた機能です。

シャープの代表的な空気清浄機KC-D70を例に見ていきましょう。6畳から8畳の場合、静音モードで稼働させると、消費電力は4.5Wになります。電気代は1時間当たり0.11円です。

1日中稼働させ続けた場合、0.11円×24時間×30日で、79.2円になります。かなり安い電気代で、節約効果があることがわかります。

ダイキンの電気代

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空気清浄機の1日当たりの電気代の比較の2つ目のメーカーは、ダイキンです。ダイキンの空気清浄機は、電気式です。帯電した電気の力でゴミや花粉を吸着させます。手入れが簡単な空気清浄機を販売しているメーカーです。

ダイキンの代表的な空気清浄機MCK70を例に見ていきましょう。このメーカーの空気清浄機は、最弱のしずかモード消費電力は8.0Wになります。

電気代は1時間当たり0.2円と先述したメーカーのシャープと比較すると少し高いです。1ヶ月の電気代は0.2円×24時間×30円で144円になります。これも電気代が安いと言えるでしょう。

パナソニックの電気代

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空気清浄機の1日当たりの電気代の比較の3つ目のメーカーは、パナソニックです。パナソニックの空気清浄機はナノイーと呼ばれるイオンを部屋中に放出して、菌やウイルスの増殖を抑えることができます。

また他の空気清浄機と比べて寿命が長いため、新しく買い替える機会が減るということで安い買い物になるのではないでしょうか?

パナソニックの代表的な空気清浄機、F-VC70XKを例にとって見ていきましょう。静音モードで稼働させた消費電力は6.0Wです。電気代は1時間当たり0.15円と安いです。1ヶ月使用すると0.15円×24時間×30日で108円と安いです。

空気清浄機の1日当たりの電気代の比較【モード別】

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空気清浄機は、スイッチが1つで1つだけのモードで稼働するものは少ないです。メーカーによって、さまざまな機能やモードが付いています。各メーカーとも力を入れています。

一時的に強烈なパワーで一気に臭いを吸い取ってしまう「ターボモード」や、眠っている時に稼働させてもうるさくない「静音モード」といったものが例として挙げられます。

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このターボモードと静音モードの間に、標準モードがあります。この3つのモードによる電気代を比較していきましょう。どのモードを使っていけば電気代が安い、節約モードなのかがわかってきます。

また、加湿機能が付属した空気清浄機は、加湿機能をオンにした状態で稼働させるのと、加湿機能はオフにして稼働させるのでは、当然のことながら電気代は変わってくるでしょう。加湿機能のあるなしでの節電の比較も重要になってきます。

空気清浄運転の場合

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まず空気清浄機の1日当たりの電気代の比較を、空気清浄運転の場合で見ていきましょう。シャープからはKI-LP100、ダイキンからはMCZ70W、パナソニックF-VXS90を比較していきましょう。まずターボ運転時の1時間あたりの電気代を比較しましょう。

シャープが2.6円、ダイキンが2.3円、パナソニックが2.4円です。強力パワーで一気に消臭する時は、ダイキンの空気清浄機が最も安いことがわかります。次に標準モードで比較していきましょう。

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シャープが1.2円、ダイキンが0.2円、パナソニックが0.3円です。ここでもダイキンが最も安い電気代で済むことがわかります。

最後に静音モードで比較しましょう。シャープが0.1円、ダイキンが0.2円、パナソニックが0.1円となりこれまで高かったシャープの電気代が安い、節約できるモードであるとがわかります。

加湿空気清浄運転の場合

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次に同じ機種で、加湿空気清浄運転の場合を見ていきましょう。まずターボ運転時の1時間当たりの電気代がシャープが1.8円、ダイキンが2.3円、パナソニック1.8円となりました。

加湿機能を使わない状態の時にはダイキンの空気清浄機の電気代が安いものだったのですが、加湿機能を稼働させると、シャープとパナソニックの電気代が安いものになって節約になります。

標準運転で1時間稼働させると、シャープが1.2円、ダイキンが0.5円、パナソニックが0.4円となり、パナソニックが最も電気代が節約できることがわかります。最後に静音モードではシャープが0.2円、ダイキンが0.3円、シャープが0.3円となります。

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加湿空気清浄運転で1日つけっ放しにしておいて1カ月の電気代は216円から864円となります。加湿機能を使いながら節約をしていくにはどうしたらいいのでしょうか?

そのためには電力会社のプランを見直してみると、安い電気代に抑えられる可能性があります。電力会社の切り替えは簡単に行うことができます。

少しでも電気代を安いものにし、節約をしたいのなら、電力会社のプラン変更や電力会社の変更を検討してみましょう。

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空気清浄機を選ぶときのポイント

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ここまで空気清浄機にかかる電気代について、さまざまな角度で見てきました。さまざまなメーカーからおすすめの空気清浄機が発売されています。そのどれもが電気代を少しでも抑えることができるように工夫されています。

電気代を抑えながら気持ちよく空気清浄機を使うことができるようにするには、どのような選び方をしていけばいいのでしょうか?最後に電気代を抑えるための空気清浄機の選び方について、どんなポイントに注目していけばいいのかを見ていきましょう。

機能で選ぶ

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電気代を考えて空気清浄機を選ぶときのポイントの1つ目は、機能で選ぶというものです。各メーカーでさまざまな機能を売りに空気清浄機が発売されています。一般の空気清浄機はフィルターを通して空気を洗浄するタイプが多いです。

しかし、シャープのプラズマクラスターのようにイオンの力で雑菌を除去したり消臭したりできる機能もあります。また加湿機能を備えた空気清浄機にするか、加湿機能はなしにするかといった点も、選択のポイントとなります。

パナソニックのナノイーイオン発生器は空気清浄の他、美容効果もある機能なので、このような点も考慮に入れてみましょう。そうした機能の1つに電気代を抑えるものもあります。

安いものを選ぶ

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電気代を考えて空気清浄機を選ぶときのポイントの2つ目は、安いものを選ぶということです。空気清浄機は、機能がたくさんついていると、それだけ価格が高くなる傾向にあります。

しかし、それだけたくさんの機能は本当に必要なのでしょうか?そうした機能を使うと、かえって電気代が高くなるといった結果にもなります。

自分や家族のライフスタイルを考え、どの機能が必要でどの機能が不要かを考えていくと、より安い空気清浄機にするといった選び方もできることでしょう。結果電気代が下がればしめたものです。

デザインで選ぶ

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電気代を考えて空気清浄機を選ぶときのポイントの3つ目は、デザインで選ぶというものです。空気清浄機は家族が集うリビングに置いたり、寝室に置いたりする家電です。この空気清浄機を置くことで、インテリアにそぐわないといったことは避けたいものです。

インテリアに合ったおしゃれなデザインの空気清浄機を選ぶと、毎日目にしていても、違和感を覚えません。電気代に囚われるより、インテリアに溶け込むような、おしゃれなデザインの空気清浄機を選んでみましょう。

メーカーで選ぶ

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電気代を考えて空気清浄機を選ぶときのポイントの4つ目は、メーカーで選ぶというものです。家電量販店に出かけてみると、各メーカーおすすめの空気清浄機が並んでいます。

単に値段が安いという理由で選ぶより、各メーカーおすすめの機能やモードの中から、気に入ったものを選んでいきましょう。中には電気代を抑えるための機能もあります。

それにはまず、各メーカーのどんな機能がおすすめなのか、独自機能にどんなものがあるのかを知っていきましょう。メーカーのサポートやフィルターの交換がうまくできることなども合わせて考えていきましょう。

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空気清浄機の電気代を抑えて節約しよう!

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空気清浄機を選ぶに当たり、電気代は気になるところでしょう。1日中起動させる空気清浄機ですが、電気代は意外と安いことに気づいたのではないでしょうか?電気代だけ囚われるより、機能や本体価格の安いものなど、選び方のポイントを抑えて上手な買い物をしていきましょう。

橘亜月
ライター

橘亜月

家族にも呆れられる人形オタクです。見る側の気持ちによって表情を変える人形の写真を撮って人形劇ブログを作成するのが何よりの楽しみです。日々の忙しさにブログは休止中ですが、人形への愛は変わりません。

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