革靴のクリーニングについて調査&紹介!
職業にもよって毎日履く機会の多い「革靴」。革靴は直接地面に触れるので、衣服よりも汚れが目立つことで知られています。そんなとき、気になるのが革靴がクリーニングに出せるのがどうかです。
今回はそんな革靴のクリーニング状況をご紹介します。革靴をクリーニングに出せる店舗はもちろん、料金やサービス情報、革靴をきれいにするのに使用する道具、クリーニングの頻度までまとめてお伝えしていきます。
そもそも革靴ってクリーニングに出せるの?
スニーカーや布靴と違って、気軽に洗えないのが革靴です。ですが、地面に近い分汚れが付きやすいのである程度クリーニングを行うのがおすすめです。きれいにすることで、革靴を長持ちさせることが可能です。
今回はまず、革靴がクリーニングできるかどうか詳しくご紹介します。クリーニングできる店舗はもちろん、革靴を専門としているお店も多く設置されているので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
革靴のクリーニングを受け付けてくれるお店
日本全国に多くのクリーニング店が点在していますが、革靴を洗えるクリーニング店は種類がわかれています。そのため、近くのクリーニング店では革靴を受け付けていない可能性があるので注意しましょう。
革靴を洗えるクリーニング店は大きくわけて3つあります。
靴修理専門店、
店舗型クリーニング店、
宅配クリーニング店となり、中でも革靴を専門に行っているものもあります。今回はその3種類についてご紹介します。
靴修理専門店
革靴をクリーニングに出したい場合は、まず近くの「靴修理専門店」を探すのがおすすめです。靴修理専門店の店舗によりますが、靴修理専門店は取り扱っている靴の種類が多いのでほとんどの店舗で革靴も取り扱っています。
靴修理専門店ではクリーニングの際、革靴の気になる箇所を細かく伝えることですみずみまで修繕することができます。日本でも靴修理専門店は店舗が少ないので、自分の家の近くに無い場合もあります。
革靴を靴修理専門店でクリーニングに出したい場合は、まず店舗の場所を探しておきましょう。大都会の駅周辺に設置されている場合が多く、なるべく行きやすい靴修理専門店を探しましょう。
店舗型クリーニング店
日本全国に点在しているクリーニング店が「店舗型クリーニング店」です。店舗型クリーニング店は自分の住んでいる地域にも店舗が多いので、住んでいる地域によって受けられるサービスも変わっていきます。
店舗型クリーニング店は基本的に靴も取り扱っています。ですが、店舗型クリーニング店では取り扱っている靴の種類に限りがあるので、革靴を取り扱っているのか事前に調べておくのがおすすめです。
宅配クリーニング店
最近、多くの人々から注目を集めているクリーニング店が「宅配クリーニング店」です。宅配サービスになっているので、家にいながら人目を気にせずに革靴をクリーニングに出すことができます。
宅配クリーニング店では保管サービスを取り扱っているお店も多く、インターネットで24時間受け付けているのでクリーニング店に行く時間のない方にもおすすめです。多くの店舗ではクリーニング代と宅配サービス料金がセットになっています。
宅配クリーニング店は依頼数が多ければ多いほどお得な料金になるので、革靴以外の靴もクリーニングに出したいときにおすすめです。1度に大量のクリーニングを出したい方に人気があるサービスです。
革靴のクリーニングで受けられるサービス
革靴をクリーニングに出した場合、さまざまなサービスを受けることができます。どんな気になる汚れもしっかりときれいにすることが可能なので、汚れたらまずクリーニングに出す方が多くいます。
今回はそんな革靴をクリーニング店で出すことにより受けられるサービスについて詳しくご紹介します。クリーニングの店舗によって受けられるサービス内容や、料金も変わるのでその都度確認を入れましょう。
汚れ落とし
革靴をクリーニング店に出すことによって受けられるサービスなのが「汚れ落とし」です。革靴は雨や土埃によってシミができやすい靴でもあるので、クリーニングでさっぱりときれいに洗い落とすのがおすすめです。
クリーニング店では革靴専門のクリーナーを使用して洗ってくれます。自宅ではできないサービスとなっているので、仕上がりがとてもきれいです。革靴を毎日使用している人には欠かせないサービスとなっています。
革靴専用のクリーナーは革靴にとてもやさしい作りになっています。ですが、洗浄力がとても高いので丸洗い可能です。革靴の汚れ落としは間違った方法で行うと、かえって傷になりやすいので注意しましょう。
除菌・消臭
革靴は性質上匂いがこもりやすく、汗をかくと蒸れて菌が増えやすくなります。そんなときにもクリーニングでは適切なサービスを受けることができ、専用の道具を使って除菌や消臭効果を得ることができます。
クリーニングでは革靴を丸洗いできるので、内側の汚れもしっかりと落とすことが可能です。クリーニングで革靴を洗うことで、買った当初のような美しい形を保つことができます。結果、革靴がとても長持ちします。
撥水加工
革靴をクリーニング店に出すことによって、店舗ではオプションで「
撥水加工」のサービスを受けることができます。
撥水加工しておくことで汚れはもちろん、雨の日など革靴を履いても水に強い種類になります。
革靴が傷つくのを事前に防げるのが「
撥水加工」です。
撥水加工は店舗によって料金がプラスとなりますが、革靴を履き続けたい方におすすめのサービスです。
撥水加工は革靴をきれいに保つための秘訣です。
クリーニング店で使用している
撥水加工は、革に負担をかけないように作られているので自宅ではできないサービスとなっています。事前に成分など確認しておくのもおすすめです。
補色
クリーニングのサービスとしては、革靴をきれいに洗うだけでなく革ならではのきれいな色を出すことができます。革靴は履けば履くほど色落ちしてしまうので、この補色サービスは革靴ファンに嬉しいサービスです。
ほとんどのクリーニング店では補色をオプションサービスとして付けることができます。補色することで履いてできた色落ちをきれいにすることができます。新品同様のツヤツヤ感を楽しめます。
革靴は補色の劣化が進むことによって、水に弱くなってしまいます。劣化したまま雨の日に革靴を履くと、一気に履けなくなるまで劣化してしまいます。そのため、革靴をクリーニングする際補色するのがおすすめです。
サービスは店舗により異なる
革靴をクリーニングに出す場合は、店舗をサービスによって決めるのがおすすめです。オプションサービスの内容も店舗によって変わるので、事前に比較しながらクリーニング店を見つけるのがおすすめです。
自分の革靴に合うクリーニング店を見つけることにより、革靴をしっかりとケアさせることができます。革靴を購入した店舗でもクリーニング店を紹介している可能性があるので、問い合わせてみるのもおすすめです。
革靴のクリーニング料金
革靴をクリーニングに出す場合、料金がかかります。革靴のクリーニング料金はオプションによっても変わるので、クリーニング店の公式HPなどで調べておきましょう。また、業種によっても変わります。
今回はそんな革靴のクリーニング料金をはじめ、クリーニングに出す頻度をご紹介していきます。革靴を持っている方、革靴の汚れ対策に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
各サービスでかかる料金
革靴のクリーニングは何度も紹介している通り、店舗や業者によって料金が変わります。今回は革靴のクリーニング代の目安をお伝えしていきます。初めてクリーニングに出す方は事前に目を通しておきましょう。
革靴の料金はまず、汚れ落としが2000円から3000円程度になります。また、補色料金は1000円、撥水加工の料金は500円です。除菌や消臭は汚れ落としの料金に含まれている可能性が高いので、事前に調べておきましょう。
クリーニングの頻度によっても料金が変わります。自宅でもクリーニングしている場合は汚れがあまりないので、安い料金でクリーニングを行うことが可能です。
革靴をクリーニングに出す頻度は?
革靴をクリーニングに出す頻度は人それぞれです。ですが、革靴は小まめにクリーニングに出す必要はありません。革靴は自宅でもケアできるので、ケアの頻度を月に1度程度作っておくのがおすすめです。
革靴をクリーニングに出す頻度は、年に1度を目安にしておきましょう。もちろん、汚れや色落ち具合によって頻度を変えるのもおすすめです。自分の革靴をクリーニングに出したいときに持参するようにしましょう。
革靴を自宅でクリーニング!お手入れの仕方
革靴はクリーニングに出す以外にも、自宅でケアを行うことができます。革靴は履けば履くほど劣化が進んでいき、突然の雨に降られた場合には必ず家で革靴の手入れを行うのがおすすめです。
今回はそんな革靴の自宅でのクリーニング方法をご紹介します。用意する道具や、お手入れの手順までお伝えしていくので初めて行う方は事前にチェックしておきましょう。初心者でも簡単にできます。
用意する道具
自宅で革靴をクリーニングする際には必要な道具がいくつかあります。最近では、革靴をクリーニングする道具がセットで販売されているので、1つ持っているだけで便利に使用することができます。
まず、用意する道具は埃落とすのに必要な馬毛ブラシです。そして革靴にクリームを馴染ませる道具として豚毛ブラシも用意しておくとツヤツヤな革靴にすることができます。
革靴のクリーニングとして1番必要な道具が「クリーナー」です。汚れを落とすのに必要な道具になり、さまざまなショップで販売しています。そして、革靴以外にも使用できるシューズクリームも用意しておきましょう。
あると便利な道具が「クロス」です。クロスがない場合は、古い布でも代用できます。 そして仕上げ磨き用のグローブ、木製のシューズキーパーも革靴のクリーニングにおすすめの道具です。
革靴のクリーニングに必要な道具は、以上7点です。この道具があれば革靴もきれいに保つことができるので、ぜひ試してみてください。
お手入れの手順
革靴をクリーニングするには、お手入れの手順があります。まず、馬毛ブラシを使用して埃を落とし、クリーナーでしっかりと革靴の汚れを落とすのがおすすめです。きれいに汚れが取れたら、シューズクリームを塗りこみましょう。
その後、豚毛ブラシを使用してクリームを馴染ませます。豚毛ブラシを使うことで均等に馴染んでくれます。最後にグローブを使用して革靴を磨き上げましょう。グローブを使用することでピカピカに磨き上げられます。
自宅でのクリーニング頻度は月1度が目安です。自宅でのクリーニングも、汚れや色落ちが目立ってきた時点で行うのがおすすめです。頻度はあくまでも目安にしましょう。
革靴の汚れが目立ってきたらクリーニングに出してみよう!
履き心地が良く、清楚なイメージのある「革靴」。革靴は汚れやすいので、クリーニングする必要があります。クリーニング店に出して革靴をきれいにするのはもちろん、自宅でもケアすることが可能です。
革靴はクリーニングに出す頻度によってもきれいに保つことができます。革靴は色落ちや汚れが目立ってきたらクリーニングに出し、いつでも新品同様の革靴を履き続けることができます。ぜひ1度試してみてください。