全身に効果があるダンベルダイエットを紹介!
ダンベルを使った筋トレはただマッチョな体型をつくるために限らずダイエットの方法としてもたいへん効果があるもので女性にもおすすめできるダイエット方法です。以下に全身に効果があるダンベルダイエットの筋トレについてご紹介いたします。
ダンベルは使い方を誤ると返って身体を傷めてしまう恐れもあるものですから、自分のダイエットのために適切なダンベルの重さやダンベルトレーニングの時間、回数などを正しく知っておく必要があります。
ダンベルダイエットがおすすめな理由
ダイエットと言えば実にいろいろな方法があります。先ず一番多く見られる方法は食べる量や材料を制限する食事ダイエットです。次にダイエットサプリを服用するという方法もあります。
その他に身体を鍛えるトレーニングによるダイエット方法ですが、これにもジョギング、マラソン、水泳、トレーニングジムなどいろいろな方法があります。
これらいろいろなダイエット方法のうちでダンベルダイエットは男性にも女性にもおすすめできるとてもやりやすくて効果的な方法なのです。ダンベルダイエットがおすすめな理由を以下に2つ挙げてご説明します。
自重の筋トレより続けやすい
ダンベルダイエットがおすすめな理由の第1は「自重の筋トレより続けやすい」ことです。ダイエットのための筋トレは継続してやってこそ効果が出るものです。ダイエット筋トレの最も手軽な方法は自宅で何も道具を使わずにできる腕立て伏せや腹筋などの自重の筋トレです。
しかしこの自重を使う筋トレはいざ始めてみると意外にきついもので、だんだん億劫になり、なかなか長続きはしにくいものです。これに比べてダンベルダイエットは負荷の軽いものから始めればよいのであまり気持ちの負担にならず女性でも気軽に始められて長続きできる方法です。
気になる部位を分けてトレーニングもできる
ダンベルダイエットがおすすめな理由の第2は「気になる部位を分けてトレーニングもできる」ことです。自重を使った筋トレは腹筋や腕など限られた部位のトレーニングしかできません。
これに対してダンベルを使う筋トレなら上腕の筋肉を鍛える、腹筋を鍛える、大腿の筋肉を鍛える、ヒップの筋肉を鍛えるなど、細かく鍛える部位を分けてトレーニングができます。
ダンベルダイエットのダンベルの選び方
ダンベルダイエットをする時に注意すべきことの一つにダンベルの選び方の問題があります。自分に適したダンベルを選ばないと折角苦労してダンベルダイエットを続けても一向に効果が出ないという結果になります。またそのために身体をこわすことになれば返って逆効果になってしまいます。
男性・女性に適したダンベルの重さ
ダンベルダイエットのダンベルの選び方のポイントの第1はダンベルの重さです。ダンベルの重さが重いほど筋肉を付けられますが、ダイエットを目的としている場合にはそれほど筋肉を増やす必要はありません。
女性の場合なら、ダンベルの重さは1kgくらいから始めるのが適当です。男性の場合ならダンベルの重さは5kgくらいから始めるのが適当な線です。
最初はペットボトルでもOK
ダンベルダイエットのダンベルの重さの問題ですが、上に女性なら最初は1kg、男性なら5kgあたりから始めるのが適当と申しました。ダンベルは運動具店で売っています。
100円ショップでも軽いものは売っています。しかしわざわざ買いに行かなくても初めは家にある500mlのペットボトルでも構いません。但し500mlの水の重さは500gと決まってしまいます。
女性におすすめのダンベルダイエットのやり方
この章では特に女性におすすめのダンベルダイエットのやり方をご紹介いたします。男性が目指すボディビル的なダンベルトレーニングではなく、あくまでダイエットが目的のダンベルトレーニングです。女性のモデルさんも実際に採用しているダンベルダイエットのトレーニング方法です。
二の腕をほっそりさせるトレーニング
女性におすすめのダンベルダイエットのやり方の第1にご紹介するのは「二の腕をほっそりさせるトレーニング」です。1kgのダンベル2個とストレッチポールを使います。
ストレッチポールの上に仰向けになって横たわります。両手にダンベルを持ち、両腕をまっすぐ真横に伸ばして息を吐きつつ両腕を真上まで上げ、息を吸いつつ戻します。この動きを10~15回繰り返します。
椅子に座って行う二の腕のトレーニング
女性におすすめのダンベルダイエットのやり方の第2は「椅子に座って行う二の腕のトレーニング」です。椅子に姿勢を良くして座り片手にダンベルを持ちます。
ダンベルを持った腕をまっすぐ上に上げて腕が耳の後ろに来るようにしてから、肘から先の部分を後ろ側に倒し、次に息を吐きつつその肘を真上に伸ばします。この動きを左右それぞれ10~15回繰り返します。
ウエストのくびれを作るトレーニング
女性におすすめのダンベルダイエットのやり方の第3にご紹介するのは「ウエストのくびれを作るトレーニング」です。これは腹部の横の筋肉である「腹斜筋」を鍛えるトレーニングです。
2kgのダンベルを片手に持ち、両脚を肩幅と同じに開きます。先ずウエストを曲げて倒します。次に背筋を伸ばすようにしてゆっくり起こします。これを左右それぞれ10~15回繰り返します。
ヒップアップ効果のあるストレッチ
女性におすすめのダンベルダイエットのやり方の第4にご紹介するのは「ヒップアップ効果のあるストレッチ」です。ダンベルは3kgから始めると良いです。
床に腹這いになった状態で両肘を突いて上体を起こします。両足でダンベルを挟み、ゆっくりと持ち上げ、また下に下ろします。この動きを30回繰り返します。それを朝と夜に1セットずつ、1日に2セット行います。
太もも・ヒップ・わき腹に効くトレーニング
女性におすすめのダンベルダイエットのやり方で第5にご紹介するのは「太もも・ヒップ・わき腹に効果的なトレーニング」です。
まずダンベルを両手に持ち両脚を腰の幅に開いて、両腕を肩の高さで前に伸ばします。次に両腕を前に伸ばしたままで腰をゆっくりと下げて中腰の状態にします。次いで腕は伸ばしたままで上半身右側にねじります。元に戻してから今度は上半身を左側にねじります。
全身の引き締めに効果的なトレーニング
女性におすすめのダンベルダイエットのやり方の第6としてご紹介するのは「全身の引き締めに効果的なトレーニング」です。
脚を肩幅と同じに開き、膝を少し曲げて前傾の姿勢になります。ダンベルを後ろに持ち、腕と背中をまっすぐに伸ばして、先ず腕を上下に10~15回動かし、次に内側に動かしてから元に戻す動きを10~15回繰り返します。
ダンベルダイエットの頻度・注意点
以上にダンベルダイエットがおすすめな理由、ダンベルの選び方、女性におすすめのダンベルダイエットのやり方などをご紹介いたしました。
この章ではダンベルダイエットはどの程度の頻度で行うべきかということと、また実際にダンベルダイエットを行う際には、どんな点に注意すべきか、ということについて解説いたします。
頻度は週に2回程度が理想的
ダンベルダイエットは週に2回程度の頻度で行うのが最も効果的です。筋トレをすると筋肉に負荷を与えて筋肉繊維が切れます。その切れた筋肉を補修する超回復が行われる過程で筋肉は増強されるのです。
筋肉の補修には48~72時間を要します。従って筋トレはこの時間を保証するために2~3日の間隔を置いて行うのが効果的なのです。
ダンベルダイエットの注意点
ダンベルダイエットはやみくもに鍛えるというやり方では返って逆効果になる恐れがあります。ダンベルダイエットを効果的に行うにはいくつか注意すべき点を押さえておく必要があります。以下にこの注意点を4つ挙げてご説明いたします。
手首のストレッチをしてからはじめる
ダンベルダイエットの注意点の第1は「手首のストレッチをしてからはじめる」です。ダンベルを持つ手には必ず負荷がかかります。従って手首を痛めないように、ダンベルダイエットを始めるまえに手首のストレッチをしておく必要があります。
ダンベルを重くし過ぎない
ダンベルダイエットの注意点の第2は「ダンベルを重くし過ぎない」ことです。早く効果を上げたいという焦りからダンベルを重くしすぎると思わぬケガをしてしまうことがあります。女性なら1kg、男性なら5kgくらいから始めて、物足りなくなったらだんだんに増やして行くと良いです。
空腹時の筋トレはNG
ダンベルダイエットの注意点の第3は「空腹時の筋トレはNG」です。空腹状態では身体にエネルギーが足りなくなり、筋肉の中のタンパク質がエネルギーを補うために分解されてしまいます。従って空腹時に筋トレをすると返って筋肉が減ってしまうのです。
糖質制限も一緒に行うと◎
ダンベルダイエットの注意点の第4は「糖質制限も一緒に行う」ことです。一般にダイエットの常とう手段は糖質制限です。
糖質はパン、麺類、ごはんなどの炭水化物の食材に多く含まれています。これらの糖質は体内脂肪に変化するのでダイエットの大敵です。ダンベルの筋トレに励んでもこれらの糖質制限も並行して行わなければ効果は上がりません。
おすすめのダンベルダイエット方法を試してみよう!
ダンベルを使うダイエットは自宅で手軽にでき、しかもあまり負担にならないので長続きしやすいという利点のあるダイエット方法です。
しかしこれも自己流のやり方でやると思わぬ事故を起こしたり、また返って身体を損なって逆効果になる恐れもあるのです。
この記事では適切なダンベルの選び方、女性におすすめのダンベルダイエットのやり方、ダンベルダイエットの適切な頻度と注意点などについて解説いたしました。ダンベルダイエットを始める方のご参考になれば幸いです。