Amazonのギフト券の使い方をマスターしよう!
今や通販サイトの代表的な存在として、多くの人に利用されているAmazonですが、Amazonにはクレジットカード等の支払い方法の他にも、ギフト券も用意されており、ギフト券を利用しての買い物も可能な仕組みとなっています。
しかし、デパートやスーパーマーケット等の対面店舗とは異なり、Amazonは通販サイトですので、ギフト券と言っても「お店の人と直接顔を合わせないのに、どうやって使うの?」と使い方について疑問を持ったり、使い方の要領を得てない人も少なくないのではないでしょうか?
本記事では初めての人でもAmazonギフト券の使い方を覚えてショッピングができるよう、Amazonギフト券の種類や使い方について説明します。
Amazonギフト券とは
その名が示す通り、Amazonで買い物ができるギフト券のことです。Amazonは通販サイトですので(代金引換やコンビニ払いもできなくはないですが)クレジットカードでの支払いが一般的ですが、このAmazonギフト券があればクレジットカードがなくとも買い物ができます。
Web上でクレジットカード情報を登録することに抵抗のある人や、クレジットカードだとつい使いすぎちゃって不安という人でも、ギフト券があればクレジットを通さなくても買い物ができますし、使い過ぎる心配もありません。
Amazonでの買い物に使えるギフトカード
Amazonで買い物をする際に利用できるギフトカードですが、ギフトカードを使って買い物をする場合のメリットは、手数料を節約できる点です。
例えばクレジットカードを使わずにAmazonでの買い物の商品代金を支払いたい場合には、銀行振込や代金引換、コンビニ払いとなりますが、これらの方法で支払いを行う場合には、振込手数料や代引手数料が必要となり、お金もかかりますし、振込に行く手間もかかります。
その点Amazonギフトカードがあればオンライン上で決済できて、しかも手数料も節約できるので、非常に使い勝手の良いギフトカードと言えるでしょう。
Amazonギフト券の種類
このようにAmazonで商品を購入する際に非常に便利に使うことのできるAmazonギフト券ですが、一口にギフト券と言っても購入場所や購入方法により、全部で8種類ものタイプのギフト券があります。
ギフト券の種類は「カードタイプ、シートタイプ、Eメールタイプ、印刷タイプ、ボックスタイプ、グリーティングタイプ、商品券タイプ、チャージタイプ」です。更に購入方法で分類すると「コンビニで購入できる種類、オンラインストアで購入できる種類」に分けられます。
ここでは購入方法毎にギフト券の種類について紹介していきます。また、ギフト券の有効期限がどのくらいであるか、また有効期限の確認方法についても併せて紹介します。
コンビニで購入できるタイプ
Amazonギフト券の存在を知っていても、「そもそもAmazonギフト券はどこに売っているんだろう?」という疑問がまずわいてくる人がいるのではないでしょうか?Amazonギフト券を身近な場所で買いたいと考えた際に一番便利なのがコンビニの店頭で購入する方法です。
コンビニでの店頭払いの場合、クレジットカードの番号をWeb上で登録する必要もありませんし、店頭払いでは代金引換手数料もかかりません。思い立った時に現金で支払うことで購入が可能です。
ここではコンビニ払いの場合にどのような種類のAmazonギフト券が購入可能なのか、コンビニで購入できるAmazonギフト券を種類別に紹介します。
カードタイプ
カードタイプはコンビニの店頭でよく見かける、ラックで陳列されているプラスチックカードタイプのギフト券です。このギフト券の購入には特に手数料はかかりません。カードタイプの購入金額は3,000円、5,000円、10,000円、20,000円から選択できます。
Amazonギフト件の他にも類似競合品であるAppleのiTunesカードや、楽天の楽天ポイントギフトカード等がありますので、購入の際には間違えないように気を付けましょう。
こちらのカードタイプはクレジットカードの登録が必須ではなく、現金での購入が可能なので、クレジットカードを持っていない人や、持っていてもクレジット情報の登録に抵抗がある人にお勧めです。
シートタイプ
主にコンビニで取り扱っている、端末を利用して発券を行った上で購入することができるタイプのギフト券です。仮にカードタイプのAmazonギフト券がコンビニの店頭で売り切れてしまっていても、このシートタイプであれば端末から発券が可能なので、いつでも購入が可能です。
有効期限が購入日から10年に設定されており、長期でAmazonを活用したい人にはお勧めです。ただし、このギフト券に購入日の記載はなく、ギフト券を見ただけでは有効期限の確認が難しいので注意が必要です。
このシートタイプも先で紹介したカードタイプと同様、現金での購入が可能です。現金派の人にとっては使いやすいタイプのギフト券と言えそうです。
オンラインストアで購入できるタイプ
コンビニに出向いて購入するタイプのギフト券に加え、Amazonのオンラインストアで購入できるタイプのギフト券もあります。オンラインストアでの購入は、コンビニに出向かなくとも、24時間365日、スマホやパソコンがあればいつでも購入できる点が魅力です。
ここではAmazonのオンラインストアで購入できるAmazonギフト券にはどのような種類があるのか、それぞれのギフト券の種類について実際の使い方についても触れながら紹介していきます。
デジタルタイプ
デジタルタイプのAmazonギフト券の種類ですが、大きく分けてEメールタイプ、チャージタイプ、そして印刷タイプという分類があります。
Eメールタイプは予め指定したメールアドレス宛てに直接Amazonギフト券を送信して使用できるタイプの、これぞデジタル時代!という斬新なスタイルのギフト券です。
このEメールタイプのAmazonギフト券は、送信先のアドレスの指定によって自分自身のメールアドレスに送信することもできますし、もしくは他の人のメールアドレスに送信して、ギフト券のプレゼントという形態でも使用可能です。
チャージタイプのギフト券は、自分のアカウントに対して必要な金額をチャージして使うことができるタイプのギフト券です。交通系ICカードである「Suica」と同じような感覚の使い方ができるのが特徴です。
自分のアカウントにチャージして利用できるので、まさに「自分専用のAmazonギフト券」として使いまわしていくことが可能です。
そして印刷タイプのギフト券もデジタルタイプに分類されます。このギフト券はEメールタイプと同様にメールアドレス宛に送信されますが、このデータをPDF形式で印刷できるタイプのAmazonギフト券です。
購入してからおよそ5分程度でギフト券のデータが届くので、その場ですぐに使う人に手渡ししたかったり、紙の実物がある方が使い方がわかりやすいと感じる人にお勧めのギフト券です。
配送タイプ
一方、配送タイプのAmazonギフト券にはボックスタイプ、グリーティングカードタイプ、商品券タイプが用意されています。
ボックスタイプはAmazonギフト券をプレゼントや贈り物として使用する際に適したタイプのギフト券です。他のプレゼント商品と同様、リボンをかけたタイプのものや、最近ではカップケーキを模した形のボックス等、お洒落なデザインが人気です。
またギフト設定でギフトラッピングを注文することもできます。ギフト券の金額は5,000円、10,000円、20,000円、30,000円、50,000円の中から設定が可能です。
グリーティングカードタイプはカードタイプと同様、贈るタイプのギフト券です。1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円、30,000円、50,000円の中から設定が可能です。
グリーティングカードタイプは、先に紹介した「カードタイプ」とはギフト券の使い方や見た目はほぼ同じですが、グリーティングカードタイプはギフト券に加えて、化粧封筒とグリーティングカードがセットとなっているのが特徴です。
ギフト券を購入すると自動的に化粧封筒とグリーティングカードがついてくるので、グリーティングカードに相手へのメッセージを書いて贈ることができます。ギフト券と共に自分の気持ちも相手に伝えることができるので、プレゼントには最適なギフト券と言えます。
商品券タイプはその名が示す通り、商品券のような形状をしているAmazonギフト券です。見た目がなじみ深いというのもあり、他の商品券と同様に配布用として使われやすい特徴があります。
ただし、他の商品券と異なる点は、店頭での買い物や商品と引き換えに使うといった使い方ができない点です。
商品券タイプのAmazonギフト券ですが、使い方は他のAmazonギフト券と同様、商品券の裏面に記載されているギフト券番号をAmazonのサイトで入力します。この使い方だと、購入金額がその商品券の金額以内であれば現金を足さなくても買い物が可能です。
Amazonギフト券の有効期限は?
Amazonギフト券の有効期限は、ギフト券の携帯や種類を問わず10年となっています。しかし、2017年4月24日より前に発行されたギフト券の有効期限は1年から3年です。
しかも各々のギフト券の有効期限がどのくらいであるかに関しては、ギフト券の種類によって異なります。仮にAmazonのアカウント登録を行っておらず、アカウントがない場合にはAmazonのカスタマーサポートへ問い合わせが必要となります。
従って手元にあるAmazonギフト券が古いタイプのものである場合には、有効期限が切れている可能性があるので、注意が必要です。手元のギフト券を既にAmazonアカウントに登録している場合には、Amazonアカウントにアクセスを行うことで有効期限の確認が可能です。
Amazonギフト券での買い物の仕方
ここまでAmazonギフト券の種類と購入方法について紹介してきました。ひとくちにAmazonギフト券と言っても、様々な形態、様々な購入方法があり、自分に合ったギフト券を選べるようになっていることがお分かりいただけたでしょうか。
しかし、Amazonは通販サイトでデパート等の対面販売と違い、直接担当者にギフト券を渡して支払える訳ではありません。カードタイプにしろデジタルタイプにしろ、クレジット登録もしないのにどのようにして商品金額の引き落としが行えるのか?と疑問を持つ人もいるでしょう。
では、実際にギフト券を使用する為にはどのような手続きが必要なのでしょうか?ここではAmazonギフト券を登録し、買い物をできるようにするための手順について説明していきます。
まずアカウントに登録
Amazonギフト券を利用するにはAmazonアカウントが必要となりますので、まずはAmazonアカウントの登録から始めましょう。パソコンや携帯で「Amazon」や「アマゾン」と入力して検索するか、もしくはURLを直接打ち込んでAmazonのサイトにアクセスします。
ログインボタンの場所のすぐ近くに「新規アカウントの作成」のリンクが表示されていますので、ここをクリックします。
アカウント登録画面で必要情報を入力後、任意のパスワードを入力して「Amazonアカウントを作成」をクリックします。これでAmazonアカウントの作成は完了します。
買い物・手順
Amazonアカウントを作成後、ギフト券を使用して買い物をするには作成したアカウントに、Amazonギフト券の登録が必要です。Amazonのサイトにアクセスしてアカウントにログイン後、メニューから「アカウント」を選択、そこから「Amazonギフト券を登録」をクリックします。
ここで表示されたギフト券番号入力欄にギフト券番号を入力し、「アカウントに登録する」をクリックしてください。これでギフト券番号がAmazonアカウントに登録され、Amazonギフト券を使用して買い物ができるようになります。
実際にAmazonギフト券を使用して買い物するには、Amazonサイト内で商品を「カートに入れる」もしくは「今すぐ買う」をクリックします。それから注文内容の最終確認画面で「注文内容」欄でAmazonギフト券の残高の数字が入っていることを確認し、「注文を確定する」をクリックします。
これでAmazonアカウントに登録を行ったAmazonギフト券を使用した買い物は、決済まで全て完了です。
Amazonギフト券のチャージタイプの使い方
Amazonギフト券を利用する上で最も手軽で安全な方法のひとつが「チャージタイプ」のギフト券です。
この方法を使えばコンビニ・ATM・ネットバンキングを利用して現金で支払うことでAmazonギフト券にチャージを行うことができるので、クレジットのように使いすぎてしまったり、またクレジット情報をネット上に登録することによる情報漏洩のリスクも回避可能です。
ここではAmazonギフト券のチャージタイプの使い方や実際のチャージ方法について説明します。またチャージタイプのギフト券を使用することによるメリットについても併せて説明します。
チャージの仕方
Amazonギフト券のチャージの方法としては、「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー支払い」「クレジットカード支払い」「携帯・スマホ決済支払い」の3パターンから選べます。
クレジットカード情報や形態決済情報の登録がまだの場合は、Amazonのサイトの自分のアカウントページから「カードを追加」もしくは「携帯決済の情報を登録」を行います。
どの方法でチャージを行うかについてはその人の好みもありますが、コンビニやATMなど現金を使ってチャージを行う場合は、クレジットカード情報の登録は不要なので、情報漏洩リスクがないという意味でメリットがあるのではないでしょうか。
チャージタイプのメリット
Amazonギフト券は「カードタイプ」でも「チャージタイプ」でも料金を事前支払いをした上でAmazonアカウントに入金するシステムですが、「チャージタイプ」は同じ金額を入金しても、最大で2.5%の還元を受けられるメリットがあります。
Amazonギフト券の入金をコンビニで行うのであれば、同じ金額でも「カードタイプ」より「チャージタイプ」で利用する方がお得と言えます。
Amazonギフト券の残高を使い切るには?
ここまでAmazonギフト券の購入の仕方や、チャージの仕方についてや、ギフト券の有効期限について説明してきました。商品の購入金額がギフト券にチャージした金額の範囲であれば、いつでも問題なく買い物ができます。
しかし、ギフト券にチャージした金額をいつでもうまく使いきれる訳とは限りません。「中途半端に残高が残ってると、ギフト券の有効期限が切れてしまうのではないか?」と懸念を抱く人もいるでしょう。事実、有効期限切れとなった金額分については、無効になってしまいます。
そこでギフト券にチャージした金額の有効期限切れを回避するべく、Amazonギフト券の残高をうまく使い切る方法についてここから説明していきます。
差額をクレジットカードやコンビニ払いにする
Amazonギフト券の中に中途半端に余ってしまった残額を綺麗に使い切る方法の1つ目は、「Amazonで買い物をする際、Amazonギフト券に残っている金額との差額をクレジットカードやコンビニ払いで支払う」方法です。
差額をクレジットカードで支払う
Amazonアカウントにクレジットカードが登録されている場合、ギフト券の残高が商品代金に足りなくても、クレジットカードで残りの商品代金を支払うことができます。クレジットカードがアカウントに登録されていない場合は、ログインしてからカード情報を追加しましょう。
クレジットカードを登録しておけば、Amazonで商品を購入する際に自動的にギフト券では足りない分の金額をクレジットカード払いで補ってくれるので、わざわざ別で支払ったりする必要がなく、便利です。
差額をコンビニ払いで支払う
こちらはAmazonギフト券の残高と商品料金との差額分を現金で支払う方法です。わざわざ後からチャージしたり、Amazonギフト券を買い足さずとも、自分のお財布から支払いを補填するという感覚です。
Amazonギフト券の残高を使い切るためにコンビニ払いにしたい場合は、ギフト券の残高を全て支払う設定にした後に「コンビニ払い」を指定した上で、直接コンビニの店頭で支払います。これでギフト券の残高は綺麗に使い切れます。
Amazonギフト券を追加購入する
「今のAmazonギフト券の残高が中途半端な金額だから、これじゃ何も買えない」ということであれば、自分の購入したい商品代金の支払いができる金額にまで残高を増やせば良いのです。Amazonギフト券の残高を増やすにはどのような方法があるのでしょうか?
それは現在のAmazonギフト券の残高と、購入したい商品代金との差額分のAmazonギフト券を追加で購入することです。追加で購入した分の金額をアカウントにチャージして残高を増やし、商品代金の決済に使用できれば、中途半端な残高は使い切ることができます。
Amazonのギフト券を使ってみよう!
本記事ではAmazonギフト券について、ギフト券の種類や実際の買い物の際の使い方、ギフト券の購入方法や更には有効期限について紹介してきました。
Amazonギフト券は様々な種類や購入方法があり、「Amazonでの買い物に使用できる」という用途は共通ですが、使う人のライフスタイルや、使用目的、ニーズに合わせて、使い方を自分でカスタマイズできる点が、Amazonギフト券の魅力のひとつなのではないでしょうか。
Amazonギフト券の種類やそれぞれの特徴を押さえた上で、ニーズに合わせてその時の状況に最適なギフト券を選んでみましょう。