自己PRで責任感をアピールしたい人必見!
新卒・第二新卒や中途就職など就職活動をしている人は、企業が行う採用試験を受けなければないません。そして採用試験の条件には、書類選考や筆記試験・面接などがあります。
これの一部をクリアするか、全部をクリアするかは企業から出される採用条件によって異なってきます。大概の企業では、採用試験に面接は必須の試験条件になっています。
そして、面接官から求められる内容に「自己PR」があります。自己の売り込みと責任感のアピールをして高評価を得る絶好の機会です。そこで面接で責任感をアピールしたい人必見の内容をまとめて紹介します。
自己PRで責任感をアピールする効果と注意
面接官を前にして、様々な質問に問題なく答えることができたと、自負して退席します。こんな風景が、面接会場では多々見受けられます。しかし、面接官の評価には厳しいものがあります。
特に、自己PRで責任感という部分に触れた時です。責任感という非常に抽象的で、実態が見られない状況をいかに伝わりやすく説明ができるのかというところです。
ただ単に「私は、責任感があります。」では、伝わらないのです。それ程に、責任感のアピールには難しさがあります。具体的な例をあげて、実際に完遂した状況を簡潔に説明するということが求められます。
自己PRでは、メリハリ良く簡潔に話すことで面接官の心証を良くするということがあります。しかし自己PRで注意することは、責任感・責任感とやたら言いすぎることは、逆効果になることがあります。
自己PRで責任感の安売りは、軽い人間と捉えられても仕方ない状況に、自ら追い込んでしまうことがあります。しっかりした戦略をたてて、インパクトが与えられる事例を基に簡潔に説明することが大切です。
そして責任遂行という様に、自身の力でどこまで成し得たのかや、成し得るのかという行動力や判断力を自己PRの中に盛り込むなどすると、自己PRで責任感をアピールする効果的手段にもなります。
社会人として必要な資質
採用試験などで一般常識に力を入れている企業があります。意外に、この一般常識に関して軽視している部分もあるのですが、社会生活の中では重要な意味を持っています。
企業における専門知識は、ある意味就職した企業内で醸成され、自己研鑽の有無が重要になります。しかし、ある社会の中で一般的な常識とされる、行動や行為に関しては、その人の資質にかかわりがあります。
社会人として必要な資質にもなります。そこには、社会通念上の行いや責任感というものが含まれているからです。自己PRで責任感を訴えるには、この様なシチュエーションを想定したアピールも効果的です。
人と被りやすい
自己PRで責任感をアピールする方法は、意外に人と被るということがあります。企業貢献を訴え、そこに発生しうる責任感を切々と述べるということがあります。これでは、責任感をアピールするには至りません。
自己PRで責任感をアピールするには、自らの経験やエピソードなどを踏まえ、実体験の下に責任遂行してきた事柄を正直に述べることです。そうすることで、その内容が些細なことでもインパクトがあります。
オリジナルな体験的責任感のアピールになり、企業貢献などへの責任感のアピールの必要性以上に、説得力にある自己PRで責任感をアピールになり、人と被りやすい内容からは離れた自己PRになります。
効果的な伝え方が必要
自己PRで責任感をアピールする方法は、様々あります。経験やエピソードを踏まえた内容や、将来の企業貢献などの期待感を踏まえたことなど、あらゆる角度から切り込んだ責任感のアピール方法があります。
面接で大切なことは、いかに面接官などの質問に分かりやすく、簡潔に応答できるかというところがポイントになります。ややもすると、責任感という抽象的な内容のアピールでは、簡潔さを失う可能性があります。
自己PRで責任感をアピールするには、面接官に伝わる様にエピソードを交えるなどして、簡潔で明瞭な応答が効果的です。そして、姿勢を正し活舌良く話し、印象を高めるという様に効果的な伝え方が必要です。
自己PRで責任感をアピールする方法
自己PRで責任感をアピールする方法は、一歩間違えると何の考えもなく、口先だけの責任感と誤解される可能性があります。「私には、責任感があります。」これだけでは、ただ唱えるだけになってしまいます。
社会人には、業務遂行能力という資質が求められます。企業や組織の目的に沿った行動と与えられた職責を全うするというものです。そのことで、自ずと責任感は醸成されてきます。
その見極めとして、面接などでは社会通念上における責任感について問われます。自己PRで責任感をアピールするには、面接官の印象に残る説得力のある応答が必要です。その方法について紹介します。
エピソードを添える
自己PRで責任感をアピールする方法で、エピソードを添えるという方法があります。「私には、責任感があります。」これだけでは、何の効果もなく口先だけの軽口と判断されてしまいます。
その言葉に説得力を持たせるには、自己分析をして今まで自身が体験した成功例などを探り出します。そして、成功に至るまでの自分の気持ちを整理することです。これをエピソードにまとめます。
そうすることで、成功するまでの困難や苦労して得た成果が確認できます。この成しえた達成感が、説得力のある責任感に変わってきます。そんなエピソードを添えた応答が、好印象につながる方法になります。
注意したいのは、自己PRのためのエピソードが偏った思想的なことだったり、結局は責任感とはかけなれたグループの一員としての活動の成果だったりすることです。エピソードの添え方にも注意が必要です。
結論を先に伝える
自己PRで責任感をアピールする方法は、結論を先に述べるという方法です。面接における大切なポイントは、ダラダラと長い話しは避けることです。これには、双方に不利益が出てしまうということがあります。
面接官は、長話に結論が見えなくて辟易としてしまいます。応答する側は、話しの脈絡を見失い、しまいには何を訴えているのか分からなくなり、迷走してしまい不興を買ってしまうことがあります。
面接の前準備で、責任感をアピールするにはまず結論ありきの武装をして、簡潔にプロセスの説明ができる心構えを整えておくことが必要です。そのことで、面接官の好印象が得られることにつながります。
しかし、結論を意識しすぎて、そこに至る経過や中身が見えなくなってしまう様では、折角の面接も効果なく終わってしまうということになりますから、話の道筋は良く考えておくことが注意ポイントです。
責任感という言い回しを変える
自己PRで責任感をアピールする方法は、責任感という言い回しを別な表現にして、アプローチする方法もあります。辛抱強くとか一生懸命とかという様に、継続的に目標達成への努力続けるというアピールの方法です。
とかく責任感と言う言葉は、その一言で終わってしまうという傾向があります。しかし、業務を遂行し目的達成までの継続した努力という点では、同じ責任感の意味でも表現を変えることで説得力が出たりします。
この様に、ストレートに責任感というよりも、職務に忠実で使命感を持って企業貢献に努力するなどという様に、言い回しを変えて応答することで、自己PRができて面接官に熱意が伝わるということがあります。
自己PRでは意外に、辛抱強く続けたとか連帯してやり遂げたとかと言う様に、責任感を持って臨んだという様にストレートな表現よりも、言い換えて強調するインパクトのある言い回しが効果的の場合もあります。
仕事でどう生かせるか伝える
自己PRで責任感をアピールする方法には、自身の企業や組織に対する熱意や特技などが、仕事でどう生かせるか伝える方法もあります。責任感と言う意味からすると、やる気を表に出すということは大切です。
個人でやる仕事でも、グループでやる仕事でもアグレッシブに仕事に向き合える情熱は、面接官にアピールするには大変な武器になります。企業の実態把握に努め、その中で自分がどのように動けるかなどです。
そして特技・技能もなども然りですが、企業の体質に馴染んで、責任感をどのように生かしていくかのアピールが大切です。しかし、あまり背伸びすぎない様にする注意も必要になります。
自己PRで責任感をアピールするときのヒント
自己PRで責任感をアピールする時のヒントは、何しろ面接官に好印象を与えるに足る、戦略が必要になります。中でも責任感ということは、絶対の自己PRのアピールポイントになります。
何度もいう様ですが、この責任感という抽象的な言葉だけの繰り返しでは、面接官に何を訴えているのか理解が薄く、軽いイメージでかえってマイナスポイントにもなりかねないので注意が必要です。
企業では、取引先との信頼関係を大切にします。そして、この信頼関係には、お互いの仕事に向き合う姿勢や責任感が重要視されます。そこで、面接における自己PRで責任感をアピールするヒントを紹介します。
最後までやり遂げられたエピソード
自己PRで責任感をアピールには、様々なシチュエーションを乗り越えて、最後まで仕事をやり遂げたというエピソードが、面接官にアピールするヒントになります。
とは言え経験も浅い中で、仕事をやり遂げたというエピソードを探すのは並大抵のことではありませんが、過去を振り返れば必ず見つかるはずです。しかし、誇張したエピソードには注意が必要です。
アルバイトでも、経験を積むにつれてある程度のポジションを任せられるようになるはずです。このポジションでの仕事の成果や、やり遂げたという経験やエピソードを自己PRのアピールのヒントに活用します。
リーダーシップがあるエピソード
自己PRで責任感をアピールするヒントに、リーダーシップがあるというエピソードを伝える方法もあります。サークルなどグループ活動の中で、メンバーの先頭に立って活動したという経験をヒントにします。
全員が同じテーマで、同じ方向を向いた活動をするというときに、その中には必ずかじ取り役や引っ張っていくという役割をする人がいます。いわゆる、リーダーシップを取る人です。
この様な経験を基にした行動の成果は、目的達成のためにメンバーを引っ張って行くという責任感のある行動そのものです。そんなリーダーシップがあるエピソードも、自己PRで責任感をアピールするヒントです。
短所の裏返しとしてもアピールできる
自己PRで責任感をアピールするヒントは、自らの性格を上手に活用するというところにもあります。例えば、短絡的で何をするにも長続きがしない。グループで行動することが苦手などの短所のある人がいます。
しかし、この様な短所の持ち主がプライベートを離れ、ビジネスの局面に立った時には、その短所が裏返り長所に変わるということが多々あります。そんなことも自己PRのヒントになります。
面接官との応対にしても、じっくり質問を聞きとり的を得た応答ができるという様に、その場でも性格とは裏腹の責任感がアピールできるという人がいます。自己PRで短所の裏返しという責任感のヒントもあります。
自己PRで責任感をアピールするときの例文
自己PRで責任感をアピールする文章は、書き方や責任感の表現の仕方によっては、自分の意とすることとは違い、その場の流れで負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。
それほどに責任感という言葉は、抽象的で分かりにくい性格の単語です。しかし、この言葉に持つ意味の重たさは、自己PRでは何事にも代えがたい、重要性が含まれています。
そんな自己PRで責任感をアピールするための文章の例文を、いくつか紹介します。アルバイトなどで培った責任感に関連する例文や経験を基にしたエピソードを添えた例文など様々ありますから参考に記載します。
バイトのエピソードを盛り込む
私は、辛抱強く仕事をやり遂げることができます。意外に単純作業の続くアルバイト先は、アルバイトの入れ替わりも激しくて、一つ仕事をやりぬくという人がいませんでした。
しかし私の場合は、それが単純作業の工程でも工夫を凝らすなどして、仕事の楽しさを日々発見しながら、辞めていく人が多い中で、仕事をやり遂げました。この体験は、必ず御社の役に立つものです。
この自己PRの例文は、やり遂げるという継続した責任感を訴えています。そして創意工夫への意欲もあり、自ら企業の役に立つという強いアピールを表明している自己PRの例文として紹介しました。
私は、責任感があります。アルバイト先で、誰もやりたがらない様な仕事でも、率先して取り組むようにしています。そして、その結果誰よりも実績が高くアルバイト収入も上がりました。
そして、その仕事を任される様になりアルバイトながら、責任のある立場で仕事ができる様に評価されました。この様に、アルバイトで培った責任感は御社の発展に貢献できると自負しています。
この様に、責任感があると自信を持って面接に臨むという自己PRの例文です。責任感の空回りではなく、アルバイトで知った責任感の大切さを身をもって体感したという自己PRの例文として紹介しました。
勉学エピソードを盛り込む
私は、最後まで忠実にやり遂げるタイプの性格の持ち主です。大学のゼミでは、実験や研究という大変地道な作業の繰り返しですが、継続していた研究プランが、途中で挫折しそうな状況に陥ってしまいました。
しかし、やり遂げるという決意から始めた研究プランを、ここで止めるわけにはいかないと原状回復の努力を続け、ついに研究をやりとげました。御社では、責任感の強さを評価していただけると信じています。
この自己PRの例文では、継続することの辛抱強さと責任感の強さが伺える内容です。勉学中のエピソードとしては、継続することへの努力と原状回復への責任感が感じられる自己PRの例文として紹介しました。
困難へのチャレンジを続け、人の数倍の勉強をして志望大学に合格を果たしました。アルバイトを続けながら受験勉強をするという困難な状況でも、あきらめることをしないで両立できる努力をしてきました。
周囲からは、アルバイトを辞めて受験に集中するように意見もされましたが、困難な状況に打ち勝ってこそ目標達成の努力が報われると頑張りました。この経験を生かし、御社の発展に貢献したいと思っております。
この自己PRの例文は、大学受験の時の大変な思いをエピソードとしてまとめています。困難に打ち勝ってこそ目標達成が実現できるという自己PRの例文として紹介しました。
武器として表現する
私の武器は、責任感です。大学のゼミでは、多くの仲間に恵まれたのでしたが、あることを切っ掛けに全員がばらばらになってしまうというトラブルが発生してしまいました。
事態の収拾もできずゼミ解散の危機にまで発展してしまいました。そこで私が事態の収拾に努力し説得を続け、ゼミの解散を防ぎ、仲間が戻るという円満解決に導きました。この経験は、御社でも役立ちます。
この自己PRの例文は、責任感をそのまま武器にしてしまったという、問題解決に取り組んだ自らの努力を訴えています。この様に武器としての切り口からの自己PRの例文として紹介しました。
私には、グループをまとめる力があります。この統率力こそ今後の社会活動への最大の武器です。イベントを盛り上げる前準備に集まるメンバーを、一つの目的達成のためにまとめる能力があります。
実際イベントでは、リーダーとして統率力を発揮して、無事やり遂げた達成感は、メンバー全員の統制された行動の結果とリーダーとして成果が確認できました。御社でも十分に貢献できると確信しています。
この自己PRの例文は、組織をまとめる力(統率力)を武器として自己PRで責任感をアピールしています。また、独断専行ににならずチームワークの成果であると強調している自己PRの例文として紹介しました。
面接で上手く自己PRで責任感をアピールするために
自己PRで責任感をアピールするには、一部例文で紹介しましたが面接になると、真っ白になってしまい準備してきたシナリオが総崩れしてしまうということがあります。
その様な状態にならない様に、用意周到で面接に臨むことが面接で上手く自己PRで責任感をアピールすることができるポイントです。慌てず急がずという落ち着いた気持ちを維持する努力が必要です。
面接では完結明瞭な応答に心がけ面接官に伝わりやすい様に、話に一貫性を持たせることです。そして責任感には、話の仕方で長所・短所が裏返しになることがありますから、落ち着いて応答することです。
話には一貫性を持たせる
面接で上手く自己PRで責任感をアピールするには、注意すべき点が多々あります。最初に注意したいことは、話に一貫性を持たせることです。
どうしても面接となると、緊張が先に立ち迷走してしまうということがあります。そして、自分でも話の方向性や落としどころが見えなくなり、結果堂々巡りで終わってしまうなどと言うことがあります。
これでは、面接官に好印象どころか不快感を与えかねない状況になってしまいます。面接で上手く自己PRで責任感をアピールするには、簡潔明瞭で話には一貫性を持たせることで、面接官に伝わりやすくなります。
長所と自己PRの違いを理解する
面接で上手く自己PRで責任感をアピールするには、まず自分の性格を見直すことです。先ほど、責任感は長所・短所と表裏の関係にあると言いました。
面接に当たって、自分の長所と自己PRを取り違えない様に注意することが大切です。とかく自分の長所を強調しすぎて、自己PRで責任感をアピールする方向性を見失ってしまうということがあります。
そんなことがないためにも、確かに面接で長所をアピールすることも自己PRにもなるのですが、企業に貢献するということからすると、長所と自己PRの違いを理解しておくことが大切です。
はきはきと明るく話す
面接で上手く自己PRで責任感をアピールするには、姿勢を正して目線は、面接官と向き合う様に心がけます。そして、何よりも「はきはきと明るく話す」ことが大切です。
最も注意しなければならないことは、背中を丸めて口ごもるという様に、見るからに不快な心証を与えてしまう様な態度はNGです。応答に自信がないときなどになりがちですから注意が必要です。
いずれにしても面接で上手く自己PRで責任感をアピールするには、姿勢を正して活舌良く、はきはきと明るい応答がとがポイントになります。面接官への好印象も大切ですから、この点も注意したいです。
自己PRで責任感をアピールするコツを押さえよう!
自己PRで責任感をアピールする方法や例文の書き方などについて紹介しました。企業における責任感は、企業発展のキーワードにもなります。企業や組織の一員として働く、最大の基本事項です。
就活でも、面接などの機会では企業や組織から求められる自己PRで責任感を伝えることは、絶対条件でもあります。そんな自己PRで責任感を押さえるコツを紹介しました。