イオンカードの引き落とし日・締め日の場合
何かと便利なクレジットカード、みなさんも1枚はお持ちなのではないでしょうか。たくさんの種類のクレジットカードがありますが、今回はそんなたくさんのクレジットカードの中でも人気のある「イオンカード」について、その引き落とし日や締め日など色々とご紹介していきましょう。
初めにイオンカードの引き落とし日と締め日について、ご説明していきましょう。イオンカードだけでなく、ほぼ全てのクレジットカードは「引き落とし日」と「締め日」が決まっています。毎月、同じ日に締めて同じ日に引き落とし口座から請求金額が引き落とされるのです。
そしてそれは「曜日」ではなく「日にち」で決まっています。ですので「引き落とし日」や「締め日」が平日の月もあれば、土日・祝日の月もあります。では、引き落とし日や締め日が平日の場合と土日・祝日の場合では、何か違いはあるのでしょうか。
平日の引き落とし日
イオンカードの平日の引き落とし日は、毎月何日なのかご存知でしょうか?クレジットカードの利用料金の引き落とし日は、各クレジットカード会社によって変わってくるのものですが、イオンカードの場合は引き落とし日は「毎月2日」と決まっています。
原則として「毎月2日」がイオンカードの引き落とし日ではありますが、その引き落とし日が土日・祝日など金融機関が休みの日である場合は、何日が引き落とし日になるのか気になった事がある方も多いのではないでしょうか。
2日が土日・祝日の場合の引き落とし日については、後ほどご説明いたします。取りあえず、イオンカードの引き落とし日は原則として「毎月2日」だということは忘れずに覚えておいて、遅れないようにしましょう。
請求明細を確認できるのは毎月24日頃
今は資源を有効に使うという「エコ」の観点から、紙媒体での引き落とし日の案内や請求書またはご利用明細書を発行していない、また紙媒体で請求金額の確認をするのか、ネット上で請求金額を確認するのか、を選択するシステムを採用しているクレジットカード会社がほとんどです。
イオンカードの場合、請求金額が確定して、ネット上で確認することが出来るのは毎月24日くらいからとなっています。請求金額が確定して、それを確認できるようになってから引き落とし日まで、約8日間の時間があります。余裕をもって引き落とし日を迎える事が出来そうです。
平日の締め日
イオンカードの引き落とし日についてご説明が一通り済んだところで、「締め日」のご説明にうつりましょう。イオンカードの「締め日」は毎月何日なのかご存知でしょうか。「締め日」とはクレジットカードの利用額が締め切られる日のことで、一旦その日で会計を締めるのです。
この「締め日」についても「引き落とし日」と同様に、各クレジットカード会社によって違います。イオンカードの場合「締め日」は「毎月10日」となっています。例として7月10日が「締め日」の場合、7月10日に利用した分は翌月の8月2日に引き落とされます。
更に、どこのクレジットカード会社でも「締め日」の翌日に利用した分は翌々月のお支払いということになります。イオンカードの場合、「毎月10日」が締め日となっています。そこで「締め日」の翌日である11日にイオンカードを利用した分は、いつの引き落とし日になるのでしょうか。
締め日の次の日に利用した分は、翌々月の引き落とし日に支払いとなります。少し分かりにくいので例をあげますと7月10日が締め日なので、この日までの利用分は翌月8月2日の引き落とし日にお支払いとなります。翌日の7月11日に利用した分は9月2日の引き落とし日にお支払いとなります。
イオンカードの引き落とし日・締め日が土日の場合
イオンカードの引き落とし日や締め日が平日にあたっている月は、何も心配なことはないでしょう。ですが、もしイオンカードの引き落とし日や締め日が土日だった場合、何か変わってくるのでしょうか。変わるとしたら、どんなところがどんな風に変わってくるのでしょうか。
特にクレジットカードを初めて持つ方などは、まだまだ分からない事も多く、引き落とし日や締め日などにも色々と不安に感じている事も多いのではないでしょうか。そこで、ここではイオンカードの引き落とし日や締め日が土日だった場合について、ご紹介いたします。
イオンカードの引き落とし日が土日
まずは「引き落とし日」からご説明いたします。イオンカードの引き落とし日は「毎月2日」とご説明いたしましたが、その月の引き落とし日である2日が、金融機関の休業日となっている土日、または祝日にあたってしまった場合、引き落とし日は何日になるのでしょうか。
答えはとてもシンプルです。金融機関が休業となる土日、または祝日に引き落とし日があたってしまった場合、金融機関の翌営業日が引き落とし日となるのです。例えば7月2日の引き落とし日が土曜日だった場合は、金融機関が休業していますので引き落としがかかりません。
だからといって、その分引き落とし日が前倒しになって7月1日の金曜日が引き落とし日になるのではなく、金融機関の翌営業日である7月4日の月曜日が引き落とし日になるというわけです。要するに本来の引き落とし日が土日、または祝日にあたった場合、引き落とし日が先送りになるのです。
イオンカードの締め日が土日
イオンカードの「引き落とし日」が土日、または祝日にあたった場合についてはご理解いただけたのではないでしょうか。それではイオンカードの「締め日」が土日、または祝日にあたった場合は、どのようになるのでしょうか。引き落とし日のように次の平日まで延長されるのでしょうか。
「締め日」に関してはクレジットカード会社の会計上、一旦その日で締めるだけですので金融機関の休業日は関係ありません。そのようなわけで「締め日」に関しましては、土日、または祝日にあたっても引き落とし日のように変わる事はなく、常に「毎月10日」と固定されているのです。
イオンカードの引き落とし時間
イオンカードを利用している方の中には「請求金額が口座から引き落としされる時間は何時なのか」という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。特に引き落とし口座への入金が遅くなりそうな時には、引き落とし日だけでなく、引き落としされる時間が気になってくるものです。
イオンカードの請求金額が引き落としされる時間は、イオンカードを作る時に「引き落とし口座」として設定した金融機関によって異なります。ではイオンカードの利用料金が引き落とされる時間を知りたい場合には、どうすれば良いのでしょうか。
この場合、「イオンカードの件だから」といってイオンカードのコールセンターなどに問い合わせても「引き落とし口座の金融機関にお問い合わせください」と言われるだけです。ですので、初めから引き落とし口座に設定した金融機関に問い合わせをするのが確実です。
なお、メインのクレジットカードとしてイオンカードを利用している方におすすめの引き落とし口座があります。それは「イオン銀行」の口座です。では、なぜ引き落とし口座をイオン銀行の口座にすると良いのでしょうか。
引き落とし口座をイオン銀行に設定していれば、もし何かの事情により引き落とし日の前日までに入金が出来なくても、引き落とし日の当日のうち(23時59分)に入金すれば、遅延することなく引き落としされるからです。毎日、何かと忙しい方には特におすすめいたします。
引き落とし時間は金融機関によって違う
先程もご説明いたしましたが、イオンカードのご利用料金の引き落とし時間は、引き落とし口座に設定した金融機関によって違ってきます。イオン銀行の口座の場合には、引き落とし日当日の23時59分までに口座に入金すればOKです。
では、他の金融機関の場合は何時頃に引き落としされるのでしょうか。ここではメガバンク中心に引き落とし時間をご紹介いたします。あくまで引き落とし時間の「目安」となりますので、必ずご紹介する時間ちょうどに、引き落としされるというわけではありませんのでご了承ください。
では、早速ご紹介していきましょう。三菱UFJ銀行は0時から19時、三井住友銀行は0時から、みずほ銀行は0時から午前中、りそな銀行は0時から、ゆうちょ銀行は9時、楽天銀行は5時から19時、ジャパンネット銀行は2時から19時、となっているようです。
以上の通り、金融機関のほとんどが「0時から」や「2時から」などと、深夜帯になっていますので、やはり引き落とし日の前日までに口座に入金しておかなければならない場合が多いようです。そうしないと引き落としに間に合いません。
また万が一、引き落とし日に残高不足などで引き落としされなかった場合、イオン銀行以外の金融機関では再振替されません。そうなってしまうと、たとえ次の日にすぐに銀行振り込みなどで支払ったとしても「延滞」という扱いになり、クレヒスに傷がついてしまいますので気を付けましょう。
イオンカードが残高不足だった場合の支払い
「必ず引き落とし日の前日までに、引き落とし口座に入金しましょう」とはいっても、仕事などに追われて非常に忙しかったり、体調が良くなかったりした場合、うっかり引き落とし日の前日までに入金を忘れてしまったり、確認を怠ったりして残高不足になってしまうこともあるものです。
そして残高不足で引き落としがされなかった旨のメールや連絡が来てしまうと、とても焦ってしまうものです。ですが、そんなに焦る必要はないのです。確かに引き落とし日に、残高不足などで引き落としが出来ないとなると「延滞」の扱いとなってしまうため、クレヒスに傷がついてしまいます。
ですが、起きてしまった事を悔やんでも仕方のないことです。残高不足によって引き落とし日に支払えなかった場合にやるべきことは、一刻も早く支払いをすることです。そしてこれ以上クレヒスに傷がつかないように、失った信用を取り戻すために、以降は残高不足に一層注意することです。
ここでは何らかの事情で残高不足により、引き落とし日にイオンカードの引き落としがかからなかった時の対処法をご紹介していきましょう。特に初めて残高不足で引き落としが出来なかったということになった場合には、非常に焦るでしょうが落ち着いて行動しましょう。
イオン銀行の口座の場合の支払い
イオン銀行の口座が引き落とし口座として登録されている場合、残高不足ウにより、引き落とし日に引き落とし出来なかった際に再振替があります。毎月3日から5日が平日の月には「再度引き落とし」が行われます。ですが3日から5日が土日、または祝日の場合は再度引き落としは行われません。
ですので、ゴールデンウイークなどの大型連休の時には残高不足に注意が必要です。引き落とし日前日に残高をしっかりと確認しておきましょう。イオン銀行の口座が引き落とし口座として登録されている場合の、もう一つの支払い方法はインターネット、または電話を利用します。
インターネットの場合はPCなどで「イオンスクエアメンバーマイページ」にアクセスして振込口座を確認し、指定口座に利用料金を振り込みましょう。電話を利用する場合には「テレホンアンサー」に電話して利用料金を振り込む口座を確認し、指定された口座に振り込んで支払います。
イオン銀行以外の口座の場合
イオンカードの引き落とし口座をイオン銀行以外で登録している場合には、再度引き落としはされません。ですので、インターネットまたは電話で振込口座を確認して、指定された口座に利用料金を振り込みましょう。
インターネットの場合はPCなどで「イオンスクエアメンバーマイページ」にアクセスして振込口座を確認します。振込口座を確認したら出来る限り速やかに、指定された口座に利用料金を振り込みましょう。一度、支払いが遅れてしまっているので「出来るだけ早く」支払うことが大切です。
電話を利用する場合は、イオン銀行以外の口座の場合でも「テレホンアンサー」に電話をします。「テレホンアンサー」に電話をして振込口座を確認したら、出来るだけ早く指定された口座に利用料金を振り込みましょう。ちなみに「テレホンアンサー」の電話番号は、0120-223-212となります。
イオンカードの支払いが間に合わなそうな場合
ここまでは、引き落とし日に残高不足によってイオンカードの引き落としがされなかった場合についてご説明してきました。今までご説明してきた「支払いが出来なかった時」の対応は、引き落とし日に「残高不足」になることに気が付かず、支払いが出来なかった場合の対応となっています。
では、引き落とし日の前に「今月は支払いが間に合わない」と分かっている場合は、どのように対処すべきなのでしょうか。一番やってはいけないことは、事前に「支払いが間に合わない」と分かっているのに放置しておくことです。必ず何かしらの対応が必要です。その対応をご紹介しましょう。
クレジットカード会社に連絡する
引き落とし日に間に合わないと分かった時点で、なるべく早くイオンカードに連絡をしましょう。その際、メールなどでは伝わりにくいので電話で連絡したほうが良いでしょう。「支払いが間に合いません」と連絡するのはバツが悪いでしょうが、事前の連絡は非常に大切なことなのです。
そして「次回の引き落としが出来ない」という事を伝えましょう。更には、引き落としが出来なかった分は何日までに支払います、といった支払い計画についても話しておきましょう。もし、どうして良いのか分からない時には、その旨を伝えてどうすれば良いのか訊きましょう。
確かに連絡しなくても、支払いが遅れる事に変わりはないですし、クレヒスに響くのも避けることは出来ません。しかし連絡もせずに支払いが遅れるのと、連絡をしたうえで支払いが遅れるのとではカード会社から見た時の、あなたの印象がだいぶ変わります。クレヒスの傷も浅くて済むでしょう。
事前にリボ払い・分割払いに変更する
「引き落とし日までに準備が間に合わない」と分かったのが、早い段階であったのであれば事前に「リボ払い」に支払い方法を変更してしまったほうが良いでしょう。もちろん、一括払いと違って手数料がかかってしまいますが、一括払いに拘って支払いが遅れるよりもずっとマシなのです。
なぜなら、事前にリボ払いに支払い方法を変更した場合は、遅延扱いにはならないので、クレヒスに傷がつかないからです。クレヒスは一度でも傷がついてしまうと取り戻すために長い期間かかります。そのことを考えると手数料を支払う方が、ずっとマシということになります。
ですが、この「後からリボ払い」というシステムは、どうしても手続きに時間を要してしまいます。ですので引き落とし日の直前になってからでは間に合いません。支払いが出来ないと早めに分かった場合にのみ、この方法が使えますのでご注意ください。
ちなみにイオンカードの「後からリボ払い」の申し込み締め切りは、毎月20日の23時59分となっています。1分でも過ぎてしまうと、申込み出来なくなってしまいますので気を付けましょう。20日に申込みすると、翌月2日の引き落とし分から、リボ払いに変更されます。
イオンカードの支払いを事前にする方法
今まではイオンカードの「残高不足により引き落としがされなかった場合」や「事前に支払いが出来なさそうと判明した場合」の対処法をご説明してきました。では逆に、イオンカードの支払いを事前にするのは可能なのでしょうか。
ここからはイオンカードの支払いを事前にする方法をご紹介いたします。何かの事情により、次回の引き落とし日に支払えない場合に非常に便利な方法となります。「引き落とし日に支払えないから仕方ない」と考えずに、可能であれば引き落とし日より前に支払いを済ませておきましょう。
通常の支払いの場合
イオンカードでは、事情により次回の引き落とし日に支払いが出来ない方のために、次回請求分を事前に支払うことが出来るサービスを提供しています。事前支払いの方法は一括払いなどの通常の支払いの時と、リボ払いの時で違ってきます。
初めに一括払いなどの通常の支払いの時の方法をご説明します。まずはイオンカードのコールセンターに電話をしましょう。この時、必ずカード名義人本人が電話をしなければいけません。家族であっても代理人では受付してもらえませんので注意しましょう。
ちなみにイオンカードのコールセンターの電話番号は、0570-071-090となっています。コールセンターに電話をかけて「次回の引き落とし日に支払いが出来ないので事前支払いをしたい」との旨を伝えれば、事前支払いの手順を説明してもらえますので、その指示に従って支払いを済ませます。
リボ払いの場合
次にリボ払いの時の方法をご紹介いたします。リボ払いの時はATMでも支払う事が出来ますので便利です。利用できるATMはイオン銀行ATM、または提携銀行ATMとなります。提携銀行はいくつかありますので、ご紹介していきましょう。
イオンカードの提携銀行ATMは、E-netATM、ゆうちょ銀行ATM、ローソンATM、三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATM、三井住友銀行ATMとなっています。各ATMによって操作手順が違いますのでATMの画面の指示に従って支払いを済ませましょう。
ここではイオン銀行の操作手順をご紹介いたします。まず初めに「イオンカード」ボタンを押します。次に「イオンクレジット取引」ボタンを押して、「ご返済」ボタンを押します。表示された内容をしっかりと確認して、間違いなければ暗証番号を入力します。
次の画面に進んだら希望の返済方法を選択します。返済金額を1000円単位で入力します。最後に金額をきちんと確認して「確認」ボタンを押します。そしてお金を入れて支払いを済ませましょう。
銀行のATMはなかなか遅くまで開いていない事も多いですが、イオンカードの場合、提携銀行としてローソン銀行ATMやE-netATMも対応していますので、帰りが遅い方やなかなか銀行ATMに行く時間が取れない方にも便利です。
イオンカードの締め日は毎月10日
今回はイオンカードについて、その引き落とし日や締め日、残高不足で引き落とし出来なかった時の対処法、事前支払いの方法などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。イオンカードに限らずクレジットカードというものは「信用」があって初めて使えるものです。
支払いが遅れたりしてクレヒスに傷がついてしまうと、その傷はなかなか消す事が出来ずにその後の生活に多大な悪影響を及ぼしてしまいます。イオンカードの締め日は「毎月10日」となっています。この締め日をしっかりと覚えておいて、イオンカードを上手に使いこなしましょう。