安いプロジェクターはどれがおすすめ?
プロジェクターは仕事だけでなく、自宅で映画やコンサート、テレビ、ゲームなども楽しみたいと思っている方は多いと思いますが、プロジェクターは高いものもあれば安いものもあり、初めて使う方はまずは安いプロジェクターで試してみるのもおすすめです。
そこで今回は、1万円前後で購入できるコスパ抜群の安いおすすめプロジェクター9選をはじめ、プロジェクターの基本知識や特徴、プロジェクターの選び方についても合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にして生活スタイルにぴったりのプロジェクターを購入してみませんか?
プロジェクターの基本知識
ここからはプロジェクターの基本知識についてご紹介します。ここではプロジェクターとはどんなものかやプロジェクターの価格帯などをご紹介しますので、まずはプロジェクターについてよく理解してからプロジェクター選びをしてみてください。
プロジェクターってどんなもの?
プロジェクターとは、映像や画像を大型スクリーンなどに投影する機械で、少し前まではビジネスシーンや大きな会場で使われることが多かったですが、最近ではプロジェクターがコンパクトになったことから家庭でも使われるようになりました。
プロジェクターは、パソコンとつないで映像を映すだけでなく、機種によっては機器などと接続すればDVDやブルーレイ、テレビを見ることも可能なので家庭でも気軽にプロジェクターを使って大画面の映像を楽しむことができます。
安いってどれくらいから?
プロジェクターは、大きな会場で使う本格的なものから、家庭で使うコンパクトなものまで様々な種類のものがあり、本格的なものはとても高いですが安いプロジェクターはメーカーにこだわらなければ5,000円ほどから購入できるので、家庭でも気軽に利用できます。
ただし、あまりにも安いものでは解像度が低くなってしまうこともあるので、安いプロジェクターを購入する際は解像度や使用用途、投影方法、実際に購入や使用した方のレビューなども事前にチェックしておくことをおすすめします。
安いプロジェクターの特徴
ここからは安いプロジェクターの特徴をご紹介します。安いプロジェクターには安いなりの特徴があり、そこを事前に理解しておけばプロジェクター選びで失敗することも少ないので、ぜひチェックしてお好みのプロジェクターを見つけてみてください。
DLP方式
プロジェクターには投影方式が様々あり、「DLP」・「液晶」・「LCOS」の3タイプが主に出回っています。その中でも安いプロジェクターに多いのがDLP方式で、DLP方式はデジタル・ライト・プロセッシングの略で映画やテレビなどの映像を表示させるシステムを示します。
このDLP方式は比較的コントラストが高く、表示するドットの格子が目立たない上に劣化しにくいのが特徴です。また、DLP方式は構造がシンプルなので、小型化しやすいため安い商品が多く出ています。ただし、業務用ではないDLP方式では残像が残って見えることもあります。
一方の液晶方式はLCDとも言われ、プロジェクターから赤・青・緑の三原色に分解してそれぞれの光を液晶パネルに透過させてスクリーンに投影します。液晶(LCD)方式のメリットは、カラー表現が得意なことや商品が多くあること、価格帯も安いものから高級モデルまであります。
また、LCOS方式は液晶(LCD)方式のが発展したモデルで、LCOS方式は解像度もコントラストも高く高性能なのが特徴です。ただし高性能が故、本体が大きくなってしまったり価格も比較的高めなので、家庭用というよりビジネスシーンや広い会場での使用におすすめです。
解像度は低め
プロジェクター選びで大切になってくる解像度とは、プロジェクターに投影される光の点の数の数字を言い、例えば解像度が800×480の場合は、横に800個・縦に480個の点が並んでいるということになります。
そのため、解像度で示される数字は画面のキメの細かさを表す数値のことで、この数値が高ければ高いほど解像度が高くキメの細かい綺麗な画像で映像を楽しむことができるので、安いプロジェクター選びではこの数字は必ずチェックするようにしてください。
安いプロジェクターの場合は、標準解像度が800×600・854×480・800×480辺りになるので、比較的解像度は低めとなっています。また、画面の比率を表すアスペクト比も使用する用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
アスペクト比は4:3や16:10、16:9が主流となっています。中でも4:3は旧型のパソコンで使われる比率で、16:10は最近のパソコンや液晶モニターなどで使われているので、作成された資料を投影するビジネスシーンにはおすすめです。
さらに家庭用として使う場合は16:9がおすすめです。これはテレビやDVD、YouTubeなどの動画コンテンツで主流の比率になっているので、家庭用として使う場合は16:9がおすすめです。このように用途に合わせて比率もぜひチェックしてみてください。
普通に使う分には気にならない場合も多い
プロジェクターの解像度が低いと画像が荒くなると思いがちですが、画像を投影する映像の解像度やスクリーンまでの距離を考えて購入すれば、それほど画像が荒くなることがないので普通に使う分には問題なく使用できます。
例えば、元の映像が800×480を1280×800のプロジェクターを使った場合と元の映像が800×480を800×480のプロジェクターを使った場合は、投影される映像が800×480になるので画質が低下することはありません。
ただし、元の映像が1280×800で800×480のプロジェクターを使った場合は、投影される映像が800×480になり画質が低下してしまうので、投影したい映像とプロジェクターの解像度が合うものを選ぶことをおすすめします。
さらに、プロジェクターと投影距離に関しては、投影距離がプロジェクターによって異なります。投影距離は遠ければ大きくなるイメージがありますが、遠すぎても近すぎてもピントが合わず、映像がボケてしまいます。
そのため、プロジェクターを設置する場所と投影する場所は事前に決めておいて、投影距離を確認してから距離にあったプロジェクターを選ぶと、それほど画像が荒れることもなく映像を楽しむことができます。
安いプロジェクターの選び方
ここからは安いプロジェクターの選び方をご紹介します。ここでは実際にプロジェクターを選ぶときに重要なポイントをご紹介しますが、上記のプロジェクターの特徴やレビューも合わせて、ご自身にぴったりのプロジェクターを選んでください。
用途で選ぶ
プロジェクターと言っても、家庭で使用するのかビジネスに使用するのか用途によって合った機種を選ぶことをおすすめします。ビジネス用で使用する場合は、アスペクト比が4:3もしくは16:10がパソコンで作成された資料を投影するビジネスシーンにはおすすめです。
また、家庭用として使う場合は、テレビやDVD、YouTubeなどの動画コンテンツなどで主流となっている、16:9の比率がおすすめなので、用途によってアスペクト比もチェックして選んでください。
さらに、ビジネスシーンで使う場合は、電気を付けたまま使用することが多いので明るさが高いものがおすすめです。プロジェクターの明るさはルーメンという数値で表され、ビジネス用は少なくとも2,000ルーメン以上なければ見づらくなってしまいます。
また、家庭用で使用する場合は比較的部屋を暗くして鑑賞することが多いことから、1,000ルーメン以上あれば問題なく使用することができます。そのため、用途に合わせて選ぶ場合はアスペクト比と明るさでもあるルーメンを参考に選ぶようにしてください。
コントラスト比で選ぶ
プロジェクターのコントラスト比は一番明るい白と一番暗い黒の明るさの比率のことを言い、1000:1や3000:1などの数値で表されます。この1000や3000が高ければ高いほど明るい部分がはっきりと表示され、シャープで鮮明な映像に見えます。
ただし、解像度が高いプロジェクターを選んだ場合はコントラスト比はそれほど高くなくても満足できますが、解像度がそれほど高くないプロジェクターの場合はコントラスト比は高めのものを選んでおくと解像度は低くても満足できます。
コスパで選ぶ
プロジェクターは解像度や用途、コントラスト比などいろいろと選ぶポイントがたくさんありますが、色々とチェックするポイントがあって選ぶのが大変という方は、まずはコスパやレビューがいいものから選んでみるのもおすすめです。
初めてプロジェクターを購入する方は、コスパやレビューがいいものをある程度選んだ上で、解像度やアスペクト比、投影距離、コントラスト比をチェックして商品を絞り込む方法もおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。
接続方法で選ぶ
いくら安いプロジェクターを購入しても接続できなければ使えず、接続も難しいと使うのが億劫になってしまいます。接続方法はHDMI端子・D-Sub15pin・RCA端子・USB端子など様々あります。
投影するパソコンやビデオカメラ、DVDプレーヤーがどの端子を元に接続しているか事前にチェックしておくことをおすすめします。また、接続が面倒な方はWiFi機能がある商品もありますが、WiFiは設定に手間がかかったり映像が安定しないこともあるので注意してください。
レビューをチェックする
プロジェクターを購入する際は、ぜひレビューも参考にしてみてください。レビューには使用した方の感想だけでなく、良い点のレビューや悪い点のレビューも見ることができるので、購入前はぜひレビューをチェックしてください。
また、良いレビューはあまり気にならなくても悪いレビューは気になってしまいますが、悪いレビューの中には自分自身が使う分には問題ないと思うレビューもたくさんあるので、ぜひレビューもしっかり読んでプロジェクター選びをしてみてください。
1万円以下の安い人気プロジェクター4選【ビジネス編】
ここからは1万円以下で購入できるビジネスシーンにおすすめの人気プロジェクターをご紹介します。ここでご紹介する安いプロジェクターの中には、持ち運びに便利なコンパクトなプロジェクターや大画面で投影できるプロジェクターなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Flylinktech LEDプロジェクター
Flylinktechの「LEDプロジェクター」は、17×13.5×7センチで721グラムのコンパクトサイズのミニプロジェクターのため、持ち運びも便利なのでビジネスシーンにおすすめです。また、モバイルバッテリーの利用も可能なので電源がない場所でも使用できます。
入力端子はSD・HDMI・VGA・USBなど豊富なのでビジネスシーンだけでなく、映画鑑賞やゲーム、ミュージックビデオなど家庭用としても使用でき1万円以下なのでコスパも抜群です。ただし、明るさやコントラスト比、解像度は他の機種より多少落ちるのでご注意ください。
WIMIUS 小型 LEDプロジェクター 三脚付き
WIMIUSの「小型 LEDプロジェクター 三脚付き」は、30×19.3×10.4センチで1,330グラムのプロジェクターで、入力端子はAV・VGA・USB・TF・HDMIなど豊富なので、ビジネスシーンはもちろん映画鑑賞やゲームなど様々なシーンで利用できます。
さらに、投影サイズは37インチから100インチの大画面まで対応しているのも嬉しいポイントです。また、標準解像度は800×480・1,200ルーメンの明るさ・コントラスト比は1000:1と圧倒的でレビューも好評な上、1万円以下で購入できるのでコスパは抜群です。
UNIC UC46 LEDプロジェクター
UNICの「UC46 LEDプロジェクター」は、20×15×7cmセンチで1,000グラムと小型な割に、くっきりとした映像を見ることができるコスパ抜群のプロジェクターです。また、入力端子はVGA・SD・HDMI・USB以外にもWiFi機能も搭載されています。
解像度は800×480・コントラスト比800:1・1,200ルーメンの明るさがある上、1万円以下で購入できるので家庭用としてはコスパのいいプロジェクターです。また、最大130インチまで投影も可能なので、室内を暗くすればビジネスシーンでも使用できます。
Crenova XPE460ミニLEDプロジェクター
Crenovaの「XPE460ミニLEDプロジェクター」は、25.8×18.1×10.4センチで794グラムとコンパクトサイズのミニプロジェクターで、持ち運びに便利なのでビジネスシーンにおすすめです。さらに投影サイズは37インチから130インチまで可能です。
また、入力端子はUSB・SD・VGA・HDMI・AV・TVと多彩なので、ビジネスシーン以外にも映画鑑賞やゲームなども見れるので家庭での使用もおすすめです。さらに、1万円以下でコントラスト比1000:1・標準解像度800×480なのでコスパも抜群の商品です。
1万円前後の安い人気プロジェクター【家庭編】
ここからは1万円前後で購入できる家庭用におすすめのコスパのいいプロジェクターをご紹介します。ここでご紹介する安いプロジェクターには、可愛いデザインやスタイリッシュなデザインのプロジェクターや高画質で最高のサウンドを楽しめる安いプロジェクターなどもご紹介します。
ELEGIANT ミニ LED プロジェクター
【クーポン有り】プロジェクター 小型 家庭用 スマホ ポータブル フルHD 対応 Wi-Fi 無線 HDMI モバイル 映画 DVD ブルーレイ iPhone Android キャンプ 子供 赤ちゃん に かわいい 小さい [N8]
参考価格: 8,880円
ELEGIANTの「ミニ LED プロジェクター」は、12.6×8.6×4.8センチで290グラムの超小型プロジェクターで、持ち運びにも便利なので様々な場所で使用できます。投影サイズは24インチから60インチまで可能なので、リビングや子供部屋でも楽しめます。
また、入力端子はHDMI・SD・USB・VGA・AV・TVと多彩なので、映画鑑賞やテレビ、ゲームなども投影できます。標準解像度は320×240・400から600ルーメンの明るさなので、1万円以下の安いプロジェクターで映れば良いという方にはおすすめです。
方式 | LCD |
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解像度 | 320×240 |
サイズ | 12.6cm×8.6cm×4.8cm |
重量 | 290g |
tera GM60
GM60 LED プロジェクター HD 1080p USB / SD / VGA / HDMI / AV 1000:1 1000ルーメン ビジネス/教育/娯楽 /ホームシアター用 マルチメディア PC Laptop Notebookなど対応 ランプ寿命:30000時間
参考価格: 14,920円
teraの「GM60」は、29.2×23.3×13センチで1320グラムのスタイリッシュなデザインが特徴のプロジェクターです。さらに入力端子はUSB・SD・VGA・HDMI・AVなどに対応しているので、映画鑑賞やミュージックビデオなども楽しむことができます。
また、投影サイズは34インチから130インチまで投影可能なので、大画面で映像を楽しめるのも嬉しいポイントです。さらに、解像度800×480・1,000ルーメンの明るさ・コントラスト比1,000:1なので、1万円以下のプロジェクターとしてはコスパは抜群です。
方式 | LCD |
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解像度 | 800×480 |
サイズ | 29.2cm×23.3cm×13 cm |
重量 | 1320g |
Quarice® LEDプロジェクター
Quariceの「LEDプロジェクター」は、20×15.3×6.8センチで998グラムのコンパクトな家庭用のプロジェクターです。さらに入力端子はUSB・SD・HDMI・VGA・IRなどが使える上に、WiFi機能も搭載されているコスパ抜群のプロジェクターです。
また、1万円以下でも標準解像度800×480・1,200ルーメンの明るさ・コントラスト比800:1なので、室内を暗くして使う分には十分満足できます。さらに投影角度の調整や歪みの調整などもレバーをスライドさせるだけで補正できるので、セッティングの手間も省けます。
BeamerKing WS610
BeamerKingの「WS610」は、24×31×12センチで3360グラムと今までご紹介したプロジェクターより大きくなり、1万円を少し超えますが、最新のLEDを採用している上に、投影サイズは50インチから190インチまで可能なので大画面で映像を楽しめます。
また、解像度は1,280×768と高解像度・3,500ルーメンの明るさ・コントラスト比2,000:1で、映像はとても繊細でリアルな映像を楽しめるので、映画やテレビ、ゲームだけでなく、スポーツ観戦やレース動画など動きが早いシーンも楽しめます。
さらに、最高のサウンド技術を採用しているので、内臓スピーカーからHIFIレベルのサウンドも楽しめます。WS610は、これだけの高機能で1万円台で購入できるので、安いプロジェクターの割にはコスパは最高レベル並みです。
ELEPHAS CL760
【中古】ビジュアルその他/CL760/elephas【パソコン】
参考価格: 14,190円
ELEPHASの「CL760」は、32.6×22.8×10.8センチで2200グラムなので、こちらも多少大きくなり1万円を少し超えますが、高寿命のLEDを採用している上に、投影サイズは33インチから180インチまで可能なので大画面で映像を楽しめます。
また、標準解像度は1,280×800と高解像度・3,500ルーメンの明るさ・コントラスト比2,000:1となっているので、安いプロジェクターでも綺麗な映像や動きが早い映像を楽しみたい方におすすめのコスパ抜群のプロジェクターです。
入力端子は、AV・VGA・USB・HDMIと多彩なのも特徴で、映画鑑賞やテレビ、ゲームなども楽しめます。さらに最高サウンド技術を採用して本体に内蔵しているので、HIFIレベルのステレオオーディオのサウンドを体験できます。
方式 | LCD |
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解像度 | 1280×800 |
サイズ | 32.6cm×22.8cm×10.8 cm |
重量 | 2200g |
1万円前後の家庭向け人気プロジェクター一覧比較表
商品 | |||
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商品名 | 【クーポン有り】プロジェクター 小型 家庭用 スマホ ポータブル フルHD 対応 Wi-Fi 無線 HDMI モバイル 映画 DVD ブルーレイ iPhone Android キャンプ 子供 赤ちゃん に かわいい 小さい [N8] | GM60 LED プロジェクター HD 1080p USB / SD / VGA / HDMI / AV 1000:1 1000ルーメン ビジネス/教育/娯楽 /ホームシアター用 マルチメディア PC Laptop Notebookなど対応 ランプ寿命:30000時間 | 【中古】ビジュアルその他/CL760/elephas【パソコン】 |
価格 | 8,880円 | 14,920円 | 14,190円 |
方式 | LCD | LCD | LCD |
解像度 | 320×240 | 800×480 | 1280×800 |
サイズ | 12.6cm×8.6cm×4.8cm | 29.2cm×23.3cm×13 cm | 32.6cm×22.8cm×10.8 cm |
重量 | 290g | 1320g | 2200g |
商品リンク |
安いプロジェクターを手に入れよう!
今回は1万円前後で購入できる安いおすすめのプロジェクターをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。プロジェクターと言えば少し前まではビジネスシーンや大きい会場で使うイメージがありましたが、最近ではコンパクトで安いものもたくさんあります。
プロジェクターはビジネスシーンや家庭用など用途によって選び方が異なりますが、大画面で映像を楽しみたい方におすすめです。ぜひ参考にしてご自身にぴったりの安いプロジェクターで映像を楽しんでみてはいかがですか?