部屋の片付けをどこからやるかわからない人必見!
部屋の片付けをしないとと思っているのに、なかなかどこからしたらいいのか分からないという方も少なくないことでしょう。そこで今回は、片付けの方法について詳しく解説していきます。
片付けは順番が大切で、順番通りにすることで時間を短縮することもできますし、手間も省けるのでおすすめです。さらに、部屋を片付けることにはたくさんのメリットがあります。部屋の片付けをどこからやればいいのか分からなくて、結局しないのはもったいないことでしょう。
ぜひこの機会に部屋を片付けてみてください。素敵な未来が待っていることでしょう。それでは、部屋を片付けるメリットからお話していきましょう。
部屋を片付けるメリットとは?
家にいるときに、部屋が汚いとテンションが下がってしまいます。なんとかしたいと思って片付けてみようとしても、長時間片付けをしていなかった部屋をどこから片付ければいいのかも分からないことはよくあることです。このまま、放置してしまうと部屋がゴミ屋敷になってしまうでしょう。
もちろんゴミ屋敷にしないためにも片付けは必要ではありますが、他にも片付けにはメリットが多いとされています。実は片付けができていない部屋にいることはデメリットしかないのです。では、部屋を片付けることに、どんなメリットがあるのかチェックしてみてください。
①時間的メリット
部屋の整理整頓としておくと、部屋のどこの場所に何があるのか自分で把握することができます。どこに何があるのか把握できているので、欲しい物が欲しい時に使うことができます。
何かしようと思った時にも、どこに何があるか分かるとすぐに取り掛かることができるのでかなり大きなメリットになってくれます。あなたは、外出しようという時に「財布がない」「スマホがない」「はんかちがない」と慌てたことはないでしょうか?
片付けることで、こういう時間をなくすことができるので、すぐに外出することができてストレスなく生活できます。外出以外にも、物を探す時間というのは、人生の無駄でしかありません。片付けをしてそういった時間を有効に使っていきましょう。
②金銭的メリット
片付けをしておくと、今自分が持っているものを把握することができます。例えば、洗剤などはスーパーに行くと安売りをしている時に買ってしまうことがあります。
「安いし何個あっても困らないか」と思って大容量の洗剤を買って、家に帰ってみると同じ洗剤が何個もあったということはよくあることです。もしも、整理整頓していて何がどれくらいあるか把握しておけばそういうことは防げます。
洗剤は、小さな買い物のように感じるかも知れませんが、洗剤のほかにも食料品や洋服などでも片付けができていない人にとってはよくあることです。無駄な買い物をしないということは片付けるメリットでもあります。
③精神的メリット
片付けができていない部屋で過ごすのは、精神的に「片付けなきゃな」「汚い部屋はいやだな」「あー、また片付けれなかったな」と常に自分を責めている状態です。自分ではそこまで気にしていなくても、このダメージは蓄積されていきます。
そして、整理整頓できていない部屋で過ごすのも、歩くのも不安定ですし、頭の上から何か落ちてきそうというのも精神的にストレスになります。特に寝室は、自分の1日の疲れを癒す大切な場所でもあります。
この寝室に物が積み上げられている状態というのは、もしも地震が起きたら命の危険があることです。部屋の片付けをしておくことはこういったメリットがあることを覚えておきましょう。実際に精神的なメリットを片づけではとても感じる人が少なくありません。
部屋の片付けのコツ
部屋の片付けを頑張ろうと一念発起したとしても、どこから手をつけたらんのか分からないことも多いことでしょう。順番もどれが正解なのか、分からないので闇雲に片付けを始めてしまって、返って部屋が散らかってしまうこともあります。
ここでは、部屋の片付けのコツをご紹介していきましょう。片付けをどこからどの順番ですればいいのか、明白に分かってきます。このコツを参考に片付けを進めていくとかなり失敗なく片付けることができるでしょう。
いらないものは捨てる
部屋の片付けをどこからするのかを考えた時に、もっとも最初のステップです。部屋中に、捨てられない物が多い人にとって、もっとも難しい関門になります。しかし、このステップを踏めば収納自体も必要なくなり、片付けるのも本当に楽になってしまいます。
もしも、部屋の収納する場所すらもないという状態であるのであれば、部屋の片付けは気が遠くなる作業になってしまいます。まずは、いらない物といる物を徹底的に分ける作業をしてみてください。そうすると収納場所を確保することができ、片付けをしやすい部屋にすることができます。
収納スペースの見直し
部屋の中を見回してみてください。すると収納ボックスや収納グッズが所狭しと押し込まれていないでしょうか。片付けたいと思って、人はどうしても収納グッズを購入してそこにきれいに整理整頓しようとします。しかし、ここが落とし穴でもあります。
収納グッズがあると人間はそこに何かを詰め込みたくなってしまうのです。結果、整理整頓するどころか、いらない物でもなんでも詰め込むだけの箱になってしまうのです。
気が付くと収納ボックスの中には、いらない物だらけになってそれを捨てないので、また新たに収納グッズを購入してくるという悪循環が生まれてしまいます。順番として、いらない物を捨てて、収納グッズもいらなくなったら収納グッズも捨てることをしてみてください。
収納グッズは結構サイズも大きくて場所もとるので、収納グッズがなくなっただけでもかなり片付けができていきます。そもそもいるものといらない物を分けていらない物を捨てたことで、収納場所はいらなくなっています。
小さいところから進める
片付けあるあるとして、片付けを始めて懐かしい思い出グッズを見つけてしまって気が付いたら全く進んでいなかったということがあります。ここで一気に片付けのスイッチが切れてしまうことになるでしょう。こうならないためにも、小さい場所から進めるのをおすすめします。
今日は、引き出しだけをする、明日は押入れの中というように小さい場所に分けて片付けることで達成感を感じながら、片付けを進めていくことができます。こうすることで、せっかく片付けようと思ったのに、散らかしてしまうということも防いでくれます。
物を置く場所を決める
物の定位置を決めてみましょう。片付けが苦手な人は、この物の置く場所をしっかりと決めていない人が少なくありません。収納場所を決めて、カテゴリーどこにまとめることで散らからない部屋にすることができます。
場所を決めたら、使い終わったら、元に戻す習慣をつけておけばいいので、きれいな部屋整理整頓された部屋をキープすることでできます。
そもそも物が散らかるのは、物の場所が決まっていないので、「まあいいか」とそこらへんに置いてしまうことです。それが積み重なって結局どこに何があるのか、分からなくなっているのです。
整理整頓を習慣化
人は、習慣になるとそこまで苦にすることなくできます。反対に習慣でないことをするのは、とても難しいことでもあるのです。今まで整理整頓の習慣を持っていない人にとって、片付けは面倒でやる気が起こらないことでもあります。
しかし、毎日少しずつでも使ったら元の場所に戻すという行動を積み重ねていくことで、習慣にすることができます。気が付いたら、片付けが習慣化してして、元の場所に戻すことが普通になっているのです。
物が増えてきたなと思ったら、その都度いる物といらない物を選択することもできてくるので、片付いた部屋をキープすることができます。
また、人を招くことも大切です。一人暮らしの方であれば、住んでいるのが自分で片付いていない部屋で過ごすのも自分です。そのため片付けしていないだろうが、整理整頓されていないがろうが気にすることもないと思い勝ちです。
しかし、誰か来るとなると人間片付けをするもの。自分を追い込むためにも、常に人を呼んで片付けすることを意識してみるのもおすすめです。
片付けはどこからはじめる?
片付けをすることにメリットも多く、整理整頓は習慣ということを理解できたことでしょう。しかし、いざ片付けをしようとするとどこから取り組んだらいいのか、分からないのも本音でしょう。
どこから片付けたらいいのかのポイントは、「自分が使う部屋」からです。自分がよく使う場所であれば、モチベーションを上げて片付けすることができます。
順番①リビング
自分がよく使う場所であれば、リビングでしょう。リビングに、服や新聞、文房具などよく使うものを放置しやすい場所でもあります。お子さんがいるご家庭であれば、子供のおもちゃやランドセルなどが転がっていることもよくあることです。
リビングの片付けは、どこからやるかというと、よく使う物と使わない物を分けることが順番の始めです。あまり使わない物が、リビングに落ちているのであれば、収納場所を決めて保管しましょう。
もしも、よく使う物があるのであれば、収納場所を決めてネームプレートを貼って収納するようにすると、整理整頓されたリビングにすることができます。
順番②自室
次の順番として、自分の部屋を片付けてみてください。自分の部屋は、最も落ち着いた部屋にしたいことでしょう。整理整頓された部屋であれば、落ち着いた部屋にすることができます。
おすすめの収納方法は、100均や無印良品のボックスを使って、何をどこにしまうか場所を決めてしまうことです。文房具や手紙、かばんや充電器など自分がよく使って使う場所に置くことも大切です。
例えば、充電器であれば、枕元で充電するのであればそこらへんに置くようにしておけば使いやすいでしょう。もしも、机の引き出しの中にしまいこんでしまうと、片付けるのも面倒になってしまいます。
また、いる物といらない物を分ける前に、収納ボックスを購入するのも順番が違います。いる物を収納するのに本当に必要な収納ボックスを選ぶようにしましょう。
順番③台所
清潔な台所で家族の健康を保たれます。台所は食料品を扱う場所でもあるので、常に清潔に保ちたい場所でもあります。台所に片付けはどこからやるのかというと、調味料と洗剤などの掃除用具を分けることからです。
台所を実際に使うことを想定して、どこでよく使うのか、実際に使うのはどんな場面かを考えて収納してみてください。小分けにすることで、使いやすいボックスに収納するのもおすすめです。
料理をするときにそのボックスを取り出せば、いちいち1個ずつ取り出す必要もありません。人間面倒な作業があると一気に片付ける心がなくなります。できるだけワンステップでできるように工夫してみましょう。
順番④玄関
片付けはどこからするかで、順番としては最後になります。しかし、玄関はその家に住む人の第一印象になる部分でもあるので大切な場所です。玄関の片付けの順番として、まずはよく使う靴と履かない靴を分けるところから始めてみましょう。
分別ができたら、あまり履かない靴は収納します。よく履く靴のみを出しておくようにするとすっきりと片付いた玄関にすることができます。次の順番として傘立てとゴミ袋入れや靴べらといった玄関で使う細々したものを収納しておくようにしましょう。
片付けの時の順番
片付けの順番をお話する前に、事前準備についてお話していきます。片付ける際にあったら便利なものは「マスク」「軍手」「ゴミ袋」「ダンボール」「ガムテープ」「紐」「掃除機」「ほうき」「雑巾」「洗剤」「はたき」です。
片付けはあまり手をつけない場所も扱うので、ホコリが溜まっていることがあります。ホコリはアレルギーの原因にもなるので、体内に吸い込んでしまわないようにマスクをして作業するようにしましょう。道具を揃ったら、どこから片付ければいいか順番を解説していきます。
順番①不要物を捨てる
「片付け」と聞いてどうしても収納ボックスを買ってきて、そこに整理整頓して詰め込むということをイメージしてしまっている人が少なくありません。しかし、片付けでもっとも大切なのは、収納することではなくいらない物を処分することです。
いらない物というのは、どこの家にも必ずあります。いらない物とは使っていない物のことをいいます。使っていないけれどいつか使うだろうという物や、使わないけれど、まだ使えそうだからと思ってそのままにしているものを、処分するとかなり部屋がすっきりします。
特に、部屋の床に服や小物が散らばっているのであれば、いらない物を捨てるだけでも部屋が広くなったような気持ちになります。まずは、目に入った物をいるかいらないかで分けてみてください。いらない物は処分です。中にも捨てるか迷う物もあります。
もしも迷った物があるのであれば、一旦保留してまとめておきましょう。スピード感がついてきたら、いる物といらない物を選択するのも難しくなくなってきます。もしも、自分は使っていないけれど、まだ使えそうというものがあれば買取してもらうこともできます。
順番②必要な物を分類
いらない物を捨てたら、部屋はかなりすっきりとしていることでしょう。まだ、ごちゃごちゃした感じがするのであれば、次のステップに移りましょう。カテゴリに分けていく必要があります。「衣類」「本・雑誌・書籍」「文房具」「雑貨・小物」「書類」が分類のカテゴリになります。
まず、このカテゴリを分けてそこに収納していくと分かりやすくなるのでおすすめです。このカテゴリは自分の好みで分けても問題ありません。自分が使いやすいようにカテゴリ分けすることで、片付けやすい部屋にすることができます。
例えば、毎日使いたい物、毎日ではないがときどき使う物、年に何回か使う物というように使う頻度に分ける方法もあります。
順番③収納と整頓
必要な物をカテゴリ分けできたら、収納と整理整頓になります。物が多い人であれば、この作業は大変と感じることもありますが、カテゴリにしっかり分類できているのであれば、そこまで大変でありません。収納や整理整頓する時はよく使う物は、すぐに取り出せる場所に収納するようにします。
よく使う物なのに、奥にしてしまうと面倒くさくなってしまいます。結局整理整頓したのに、また散らかることになるので、収納する場合は取り出しやすさで考えましょう。
もしも必要な物を収納するスペースが少ないのであれば、ダンボールにまとめて、他の部屋の開いた場所に保管しておきましょう。ダンボールに入れるものは、普段あまり使わない物を入れておくようにしてください。
順番④掃除
整理整頓できたら、掃除作業に入ります。掃除と片付けを混同している人は少なくないのですが、実は微妙に違います。片付けは、部屋にあるいる物といらない物を分けて本来あるべき場所に戻すことをいいます。
掃除は、ホコリやゴミを取り除き、床の掃き掃除や拭き掃除をすることを意味しています。ですので、順番としては片付けからはじめるのか正しいものとなります。床にいらない物が散らばっている状態では掃除することができないからです。
掃除をする順番は上から下が基本、上のホコリやゴミを取り除いて床が汚れたら、床掃除をすることで一緒に処理することができるためです。順番を間違ってしまうと2度手間になってしまうのでご注意ください。
順番⑤定期的に整理整頓をする
1週間に1回、1ヶ月に1回と自分で片付けと整理整頓のスケジュールを決めてみましょう。片付けは、夏休みの宿題と同じです。ためてしまうとどんどん辛くなってきます。定期的にすることで、1回の作業が少なくすることができます。まずは片付けを習慣化することがおすすめです。
片付けの時の「捨てる・捨てない」の見極め
片付けの時にいる物といらない物を選択することはとても大切な作業です。捨てるのに抵抗感の強い方にとって、なかなか難しい作業でもあるでしょう。そこで捨てるか捨てないかの見極めの基準をご紹介していきます。
趣味のもの
趣味の物というのは、結構まだ使えたり、またする時に必要と思えてしまって捨てれない人が少なくありません。その場合は、心がキュンとするかで決めてみましょう。
その気持ちがあるのであれば、また趣味をする可能性があります。キュンとしないのであれば、もう情熱がない可能性の方が大きいです。思い切って捨てるのもおすすめです。
1年間での使用頻度
いつか使うかも知れないという物は案外少なくありません。しかし、過去1年間を振り返って全く使わなかったものは今後も使うことがないでしょう。この機会に思い切って捨ててしまうことがおすすめです。必要になることはそこまでありません。
思い出のもの
思い出の物はなかなか捨てることができません。日記や手紙、お土産、子供の作品などは本当に悩んでしまう物でもあります。物で考えると絶対使うものではありませんが、思い出があるのでなかなか捨てることができません。そういう時におすすめの方法として、写真に撮って処分する方法です。
データとして残すことで、見たい時に簡単に見つけることができますし、場所もとらないのでおすすめの方法です。もしも、思い出の物がなかなか捨てられないと困っている方はためしてみてください。
片付けをどこからするか悩んだら使用頻度の高い部屋からやろう!
片付けはどこからやればいいのか、解説してきました。片付けは、1回やろうと思っても片付ける範囲が広いと気持ちもなくなってしまいます。まずは、小さい場所から始めてみることをおすすめします。
一気にやってしまうのではなく、少しずつ継続して続けることも大切です。片付けをしたいのであれば、順番や方法のコツを参考に整理整頓してみましょう。