見せる収納に憧れる人は多い
おしゃれなカフェや雑貨屋さんに行くと、見せる収納をよく目にします。カウンターの後ろにきれいに並べられたマグカップやコーヒー豆、海外で仕入れたであろう置物やグッズなどたくさんの物が置かれています。
そして、それらがお店の雰囲気にも一役かっています。店内をパッと見て「このお店はこんな雰囲気なんだ。」と気付かされるのも丁寧に並べられたインテリアのイメージから生まれています。
部屋をカフェのような空間にしたい場合ポイントは「見せる収納」です。物を雑然と置くのではなく、見せる物と隠す物に分けることができればカフェのようにおしゃれな空間を作ることができるでしょう。
見せる収納のメリット
おしゃれなお店では、なぜ「見せる収納」を取り入れているのでしょうか。空間を広く見せる工夫や、在庫管理のしやすさもあるかもしれませんし、他の理由かもしれません。以前は「見せる」より「隠す」時代でした。
部屋を借りる時、家やマンションを買う時に、部屋の中の収納スペースを重視した経験はありませんか?部屋をきれいに片付けたい思いから「収納スペースは大きいに限る。」と考える人もいるでしょう。確かに収納スペースの多い家は魅力的です。
しかし、収納力があればあるほど物も増えます。何をどこにしまっているのかさえもわからない状態に陥る人もいるでしょう。「見せる収納」だったら、物が増えすぎることはありません。
物の置き方や見せ方、アイデア次第で自然と断捨離ができるようになります。収納スペース分の広い部屋に住めるかもしれません。これは見せる収納ならではのメリットではないでしょうか。
見た目がいいから人を呼びやすい
スッキリとしたきれいな部屋は、突然の来訪者にも慌てることはありません。おしゃれなインテリアの並んだ部屋は、人を呼びやすいでしょう。見せる収納を常に意識すれば、物が増え続けるのを簡単に防ぐことができます。
物を床に直置きせず、部屋の空間に置く演出をしてみましょう。人の目線にインテリアの一部が自然と入ってくれば、お客さまにも楽しんでもらえます。また、おしゃれで広々とした空間で語り合う時間はとても贅沢でしょう。
物の出し入れがしやすい
収納棚が大きければ、日頃から出しっぱなしにしている物でもすぐに片付けられます。しかし、部屋はきれいになっても月日が経てば使わない物は奥へ奥へと移動し、結果使いたいときに取り出せない状況になります。
物は取り出しがスムーズでないと使いません。片付けることが仇となっては本末転倒です。その点、見せる収納はどこに何があるか一目瞭然ですし、使わないものは人に譲るか処分するため部屋が物で溢れかえることも防げます。
物の見せ方はアイデア次第でインテリアの一部として活躍してくれます。見せ方だけでおしゃれに映る物もあるでしょう。そんな多くのグッズをしまっておくのはもったいないので、きれいに並べて見せる収納のメリットを生かしてください。
持っているものを把握しやすい
見せる収納は家に置いてあるストックを管理するのにも適しています。ないと思って買いだめしたトイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤が収納棚に残っていた経験、誰しも一度や二度はあるでしょう。
見せても良い物はインテリアとしておしゃれに飾ってみましょう。ストックを減らせば本当に必要な物も見えてくるはずです。
片付けをする気持ちが上がる
おしゃれなカフェやきれいな場所に訪れる理由は何でしょうか。ステキなインテリアに囲まれてゆったり過ごす贅沢な時間は、気分が上がるからではないでしょうか。
これは自分の部屋にも言えることです。部屋の片付けは風水でも良いと言われていますが、収納棚を「見える化」することで確実に気持ちは上がります。
収納棚に物を詰めれば一見きれいな部屋に見えますが、棚の向こう側の状態を知っていては気分も上がりません。物を探すのが面倒だと感じると、収納棚の扉を開ける回数も減るかもしれません。
見せる収納とは「見たくない場所を減らす」ことにもつながります。人は隠していることがあるとそれが表情に表れます。自分の持ち物のすべてを把握しておくことは、今の自分を包み隠さず知ることです。
自分への隠し事がないと気持ちは驚くほどスッキリしますし、断捨離ブームが置きた根底もここに理由があるのではないでしょうか。
見せる収納の鉄則
ここからは見せる収納に必要なコツや物の見せ方のポイントについてお話します。これまで収納棚に物を片付けてきた人にとって見せる収納は抵抗があるかもしれません。きれいに片付けていたものを見せることにも勇気がいるでしょう。
でも、大丈夫です。見せる収納はコツさえつかめば今からでもすぐに取り掛かることができます。見せる収納を実践するうちにアイデアも出てくるかもしれません。ただその過程で見せる収納に必要な棚やラックも出てくると思います。気づいた時にメモを取っておきましょう。
①見せるものと隠すものを作る
見せる収納を実践する前に、まず必要なものとそうでないものとにある程度分けておきましょう。何年も使っていないのに「捨てるのはもったいない」という理由だけで物を置いていても意味がありません。
部屋をきれいに保つには、取捨選択も重要です。ここは心を強く持ち、本当に必要なものだけを「見せる収納」に生かすとインテリアとして活躍してくれます。
物を取捨選択した後は、見せるものと隠すものに分けます。全部を全部見せる収納にする必要はありません。見える場所に物が多いとかえって煩雑さが目立ってしまいます。「分け方が難しい」と感じる人は、次にお伝えする「見せるものと隠すもの」の見分け方を参考にしてください。
大きなものを見せるのがコツ
見せる収納の基本は「大きい物は見せる」が鉄則です。細かい物はそれだけで数が多く見え、物が煩雑に置かれた感じがします。大きいものは数もそれほど多くないので、部屋がきれいに見えます。キッチンで例えると、電子レンジや炊飯器、オーブンやコーヒーメーカーが該当します。
キッチングッズは必要最小限のものだけ見せるか、引き出しに片付けるなど見えない工夫をしましょう。そうするだけで驚くほどキッチンがきれいになります。おしゃれな家電を選べば見栄えも良いのでインテリアとしての役割も十分果たしてくれるでしょう。
②きれいに見えるバランスを整える
見せる収納に使うグッズなどを決めたら、次は物をどの位置に配置するかを考えます。写真のようにキッチンの壁側一面に見せる収納をする場合、物を置く場所や高さにも工夫が必要です。
キッチンに立った時の動線を思い出しながら、置き方のバランスを考えてみましょう。仮に置いてみて物が取り出しやすいか、落としやすい場所に物を置いていないかなどもチェックします。そうすることで動線がスムーズになり、最初に置いたときの印象も良いように変わります。
収納棚を新たに取り付ける場合は、重さも考え全体の配置を決めてください。棚の上の方は軽い物を、下に重いものを置くと棚自体も安定します。
収納の仕方にルールを設けよう
見せる収納が苦手な人は、収納の仕方にルールを設けることをおすすめします。せっかく見せる収納を始めたのに、物の置き場所がわからない人はルールを決めていないことが多いです。探せないなら見せる化した意味がありません。
見せる収納の最大のメリットは、物の置き場所がひと目でわかることです。使いたいものをすぐに取り出せるよう工夫するだけで、部屋も気分もスッキリします。1年以上使っていないものは処分する、使える物は友達に譲るかリサイクルに出しましょう。
収納ケースを透明の物にすれば、中に何が入っているのかわかるので便利です。収納ケースのカラーに統一感をもたせれば見栄えも良くなります。
③ディスプレイスペースを用意する
大切に閉まっていた雑貨や置物を「見せる収納」に生かすなら、ディスプレイスペースを作って飾ってみましょう。おしゃれにディスプレイすることで、部屋のインテリアとして存在感を放つかもしれません。
対面式のカウンターキッチンやアイランドキッチンは前面部分をディスプレイスペースとして使えますが、そうでない場合は別にディスプレイの出来るラックを置くなど工夫すると部屋の雰囲気にも統一感が出てスッキリするでしょう。
上部に作るのがおすすめ
ディスプレイスペースがない、ディスプレイするためにわざわざラックなど置けないという人におすすめの方法は、空いている空間を活用してディスプレイスペースを作ることです。
部屋の上部にデッドスペースはありませんか?写真のように部屋の上部に棚を取り付けるだけでディスプレイスペースを簡単に作れます。部屋の上部は目が届きやすいので、よく使うものを置くようにすると便利でしょう。
壁に直接棚を付けなくても、今は「ディアウォール」を使えば壁を傷つけることなく簡単に棚を作れます。壁に穴を開けないので賃貸の部屋でも大丈夫です。好きな物をインテリアとして飾ってみてはいかがでしょうか。
④棚のデザインにもこだわる
インテリアとして見せる収納を生かすなら、ディスプレイスペースとして使う棚のデザインにもこだわってみましょう。部屋のイメージを崩さない、安定感のあるおしゃれな棚を探してみてください。
見せる収納に使えるような物がなかったとしても、デザイン性の高い棚を置くだけで部屋の雰囲気は変わります。何気なく置いたグッズも、アイデア次第でインテリアの一部に生まれ変わります。
おしゃれな棚を探しに行こう
見せる収納に使う棚がない場合や、見せる収納のアイデアがほしい場合は、一度お店に足を運んでおしゃれな棚を探してください。お店は棚を売っているだけでなく、必ずおしゃれにディスプレイを施しているはずです。それを見るだけで見せる収納のアイデアが生まれるかもしれません。
実際に見せる収納は部屋の3割程度に留めるのが原則です。部屋の空間と棚のサイズを考慮して選ぶと失敗しません。3割以上だと部屋がごちゃついたように見え、物が煩雑に置かれているような印象に映るでしょう。
場所別見せる収納アイデア
見せる収納のメリットや見せ方のコツがつかめたら、次は場所別の見せる収納テクニックをご紹介します。何かと物の多いキッチンや、家族が集まるリビング、家族の人数分だけ物が増える洗面台など場所に応じて見せる収納を工夫しましょう。
それぞれの場所に合った見せる収納が必ずあります。今持っているアイテムが見せる収納に生かせるならどんどん使いましょう。これまで眠っていた物がアイデア次第で生まれ変わるのもうれしいものです。
キッチンの見せる収納
キッチンは収納スペースが多い分物も増えがちです。見せる収納を生かして本当に必要な物だけ置くようにしましょう。キッチンは水や火を使う場所なので、ぬれても大丈夫なもの、火を使っても危険でないものを中心に置くものを決めます。
料理中によく使うものやざるなどの大きなものは、見せる収納に向いています。ざるやボールは重ねたり、つるしたりすることで出し入れの手間がなくなり料理への負担も減るでしょう。菜箸などのキッチンツールは空き瓶に入れて立てて収納してもおしゃれです。
どれだけステキな見せる収納になったとしても、料理に支障をきたすようなディスプレイは避けましょう。スムーズに料理をするには、キッチンツールの出し入れは重要です。
食器をカフェ風のインテリアとして使う
キッチンの見せる収納に一番生かせるのは食器です。重ねたり、お皿を立てて置くだけでインテリアになるのはうれしいところです。もし「見せる収納に使えそうな物がない」と感じる人は、日頃使っているお皿やコップ、マグカップなどを並べてみてはいかがでしょうか。
おしゃれなマグカップやきれいな絵皿は、100円ショップでも手に入ります。自分の作りたい雰囲気に合わせて食器類をいくつか買ってキッチンに飾ってみましょう。
大きなカフェオレボウルに小さな人形やエアプランツなど置いてもおしゃれかもしれません。食器の近くに小さなグッズを集めるのも見せる収納のアイデアにつながりそうです。
オープン棚に並べる
キッチンの食器棚に圧迫感を感じる人は、思いきってオープン棚に変えてみるのもアイデアです。オープン棚は何が置かれているのか一目瞭然ですし、料理に使うものを並べれば取り出しやすく便利です。見せる収納にはかかせないオープン棚はキッチン以外にも使えます。
キッチンツールなどの細かな物を置く場合は、かごや瓶、空き箱などを利用してまとめましょう。大きなものは見せる収納に、細かな物はまとめておくとメリハリがついてスッキリとしたキッチンに映ります。
カゴを活用する
見せる収納にかごを使うと、部屋が一気にナチュラルテイストに変わります。丸いかごを使えば優しい印象に、四角のかごを使えば見た目がスッキリします。写真のように形が不揃いのかごを並べてもおしゃれに見えるのはかごならではの風合いです。
かご自体は軽いので、頻繁に使わなければ棚の上部に置いておくとインテリアとしてピッタリです。また、かごは通気性が良く湿気を逃すので、キッチンには向いているグッズと言えるでしょう。浅いかごにはりんごやみかんなどフルーツを入れても爽やかです。
ボトルを吊るして収納する
キッチンで使うボトルや調味料は、吊り下げラックを利用して吊るせば料理中も使いやすくて便利です。吊り下げて使うと、ボトルの底の汚れが引き出しやシンクに付きません。
常に目に届く場所に置いておけば、調味料の減りをすぐ確認できるだけでなくストックを買うタイミングもわかるでしょう。無駄な買い置きや買い過ぎを防いだり、賞味期限切れの調味料が生まれる心配もありません。調理台を広く使えるので料理もはかどります。
リビングの見せる収納
続いてリビングの見せる収納アイデアをご紹介します。リビングは家族が一緒に過ごす大切な場所ですが、物が増えやすく片付ける機会ももっとも多い場所ではないでしょうか。リビングを見える収納にすれば、元の場所に戻す習慣が生まれるので、これまでのように片付ける時間も減るでしょう。
無造作に置けばその状態がみんなの目に止まります。みんなが気持ちよくリビングで過ごすためにも、見える収納を始める前にルールを決めておきます。小さなお子さんのいるご家庭は、楽しいルールを作るなどアイデアを工夫して片付けを習慣化させておくといいでしょう。
棚をインテリアとして溶け込ませる
リビングでの収納のコツは、棚もインテリアの一部として見せることです。物が増えれば部屋の空間はどんどん減ります。たとえ見せる収納でも部屋のイメージとマッチしない棚を使っていると、棚が目に止まり部屋が狭く感じるかもしれません。
見せる収納に必要なのは、棚とリビングをいかに一体化させるかです。部屋になじんだ棚は存在感を消します。見せる収納の主役は棚ではありません。どうすればインテリアが映えるのか家族みんなでアイデアを出しあってみてはいかがでしょうか。
本は背表紙のテイストを揃える
見せる収納に本棚を利用するのも一つのアイデアです。本の背表紙のテイストを揃えるだけで見せる収納としてバッチリです。大きさや色がバラバラの本は見た目も美しくなく統一感も出ません。
おそろいのブックカバーを付けても本棚がまとまりきれいですが、本のタイトルがわからないと使いづらいので背表紙を揃えて本棚をスッキリ見せましょう。
本棚も見せる収納の一部です。他の場所がスッキリしているのに本棚だけごちゃついた印象をもたれると、リビング全体のイメージダウンにつながります。本も手を抜かず、サイズやカラーをなるべく揃えるようにしてください。
ボックスを活用する
リビングはいろんなジャンルの物が集まりやすい場所です。そのため、すべてを見せる収納にしてしまうと部屋がかえってごちゃついた感じになるので、リビングではすべてを見せるのではなくボックスをうまく活用して部屋をスッキリ見せましょう。
プラスチック製のボックスは種類も豊富で拭き掃除もしやすく、何より軽いので女性でも楽に持ち運びができます。会社や学校の書類にはファイルボックスを使い整理をします。ボックスを同シリーズで揃えると見た目もきれいです。
洗面所の見せる収納
洗面所はキッチンと同様、水を使う場所なのでちょっとしたアイデアや工夫が必要です。歯ブラシや洗顔料など細かなグッズが揃う洗面台ではいかにきれいに見せるかがコツです。また、まめに掃除を行う場所でもあるため、置かれている物がスムーズに移動できなければいけません。
衛生的でかつ清潔感のある洗面台を維持するためにも、洗面台に置かれたグッズやコスメは使いやすいようにする必要があります。誰もが簡単にできる収納術をご紹介します。お時間のある時にぜひチャレンジしてください。
洗剤の容器を揃える
洗面台に置いている洗剤の容器をすべて同じ容器に揃えると、洗面台全体に統一感がでてきれいです。洗面台には細かな物が多いですが、洗濯洗剤や詰替えボトルなど大きくてかさばる物も置かれています。
自立する容器なら見た目がスッキリするだけでなく、収納スペースの無駄もなくなります。洗剤の境界線がなくなれば、置き場所も一カ所にまとめることができます。ただし、間違って使ってしまわないようラベルなどで区別しておきましょう。
吊るす収納を活用する
ハンドソープやハンドタオル、歯ブラシに歯磨き粉など洗面台で使う細かなグッズなどはフックなどで吊って収納するといいでしょう。風通しも良くなり衛生的です。
ハンドソープはボトルの底が汚れたり、ぬれてぬめりも発生します。掃除の手間を省くためにも、吊るし収納は洗面台に合った収納術と言えます。
コスメグッズやアクセも見せる収納
キッチンやリビングの「見せる収納」は、置くものが大きいこともあり初心者でも取り掛かりやすいスペースです。しかし、コスメグッズやアクセサリーは種類も多く、また小さいサイズの物も多いため整理整頓が苦手な人もいるでしょう。
コスメグッズやアクセサリーの見せる収納も、実際に試してみると難しくはありません。見せる収納をすることで使いやすくなります。小さな箱が1つあるだけで見違えるほどきれいに整理できますが、なければ専用のケースを揃えるのも良いでしょう。
ワイヤーバスケットにまとめる
出したままのクリームや化粧水、リップなどを一つにまとめたいときに役立つのがワイヤーバスケットです。ワイヤーバスケットは目の大きなものから細かいものまでいろんなタイプがあります。
コスメグッズは専用の収納ケースに、ボトル型のものはワイヤーバスケットを使って整理をしてみてはいかがでしょうか。
同じテイストのケースにまとめる
コスメグッズの多い人は使いたいコスメがすぐい探せないなどの悩みもあるでしょう。コスメの数が多ければ多いほど整理がしづらくなるのもわかります。そんな人にはコスメを種類ごとにわけて収納できるケースがおすすめです。
リップやチーク、アイシャドウ、マニキュアなど色の種類だけ数が増えるコスメは、それぞれ分けて収納すると探しやすくなります。ファンデやパフなど大きなものは、同じテイストのケースに収納すると見た目もスッキリするでしょう。
ケースの仕切りを活用する
それでもコスメがまとまらない人は、ケースに仕切りのついたタイプの収納ボックスを選ぶと良いでしょう。リップやアイライナーは丸みの帯びた物が多いため、ケースの中でも転がる可能性があります。
最初は面倒でも、ケースの中の仕切りをうまく活用できれば使いやすさは歴然です。朝の時短につながるため、コスメの収納には仕切りのあるもので工夫をしましょう。
ネックレスは吊るす収納がベター
アクセサリーの場合も同様です。指輪やピアス、イヤリングなど細かいものは収納ケースを工夫しましょう。しかし、収納ケースに不向きなアクセサリーもあります。ネックレスは収納ケースに入れてしまうとチェーンが絡まることがあります。
チェーンが細いと最悪の場合ほどけない可能性も出てくるため、ネックレス専用ケースに入れておくか吊るして収納しましょう。ケースに入れてしまうと付けたいネックレスを探す手間が発生しますが、吊るしておけばどのネックレスがあるのか一目瞭然です。
プレートを使ってインテリアに
おしゃれなアクセサリーは、見せる収納にプレートを使いましょう。ブレスレットなど少し大きなアクセサリーはインテリアとしても活用できます。
多くのアクセサリーをプレートに置くと失くしてしまう可能性もあるため、お気に入りのものやヘビロテのアクセサリーに絞ってプレートに飾ってみましょう。
見せる収納に便利なおしゃれグッズ
見せる収納で使えるおしゃれなグッズをご紹介します。先ほどご紹介したコスメやアクセサリーなどの収納にも活用できるので、お部屋に合ったものをチョイスしてください。
無印良品アクリルネックレス・ピアススタンド
無印のアクリルネックレス・ピアススタンドは、見せる収納にピッタリのアイテムです。ぶら下がるタイプのピアスやネックレスにおすすめです。中が見えるので見せる収納を意識して部屋に飾ってみましょう。
無印良品キャリーボックス
同じく無印のキャリーボックスは、アクセサリーの他にコスメグッズの収納にも便利です。ビューラーなどのアイメイクやパウダーなど、コスメにかかせないグッズもすべてスッキリ収まります。ごちゃっとしがちなコスメグッズもキャリーボックス一つで片付くのはうれしいところです。
ダイソータッパー
100円ショップの収納ケースもコスメやアクセサリーの整理に向いています。プラスチック製のものでも良いですが、ダイソーのガラス製タッパーなら見栄えも良く見せる収納にピッタリでしょう。キラキラ光るアクセサリーや、かわいいコスメグッズを入れてみてはいかがでしょうか。
家事問屋取っ手付きバスケット
家事問屋の取っ手付きバスケットは、見た目もスタイリッシュでおしゃれです。家事問屋のバスケットはステンレス製で出来ているので清潔でいろんな収納に役立つでしょう。取っ手付きなので持ち運びにも便利です。
イケア JONAXELワイヤーバスケット
イケアのJONAXEL(ヨナクセル)ワイヤーバスケットは、これから人気の出るアイテムです。ワイヤーが細く全体的にスマートな印象で、いろんなニーズに答えてくれるでしょう。コスメやアクセサリーの収納だけでなく、キッチンや洗面台でも活躍してくれそうです。
見せる収納でおしゃれな我が家にしよう!
はじめは見せる収納に慣れないかもしれません。しかし、コスメや小さなグッズなど身近な物から「見える化」すると、見せる収納が見栄えだけでなく使いやすさにつながっていることがわかります。
いきなり「きれいに見せよう」とするのではなく、置き方を工夫して便利で使いやすいように並べてみましょう。見せる収納に慣れてくれば、いつの間にかおしゃれな部屋になっているかもしれません。ぜひ、見せる収納を楽しんでください。