レジンで球体を作ろう!簡単な作り方・おすすめのモールド・人気デザインまとめ!

レジンで球体を作ろう!簡単な作り方・おすすめのモールド・人気デザインまとめ!

初心者の方でも簡単にできる球体レジンの作り方について解説しています。またおすすめのモールドや人気デザインについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。レジンアクセサリーに興味のある方は、この機会に球体レジンでオリジナルのアクセサリーを作ってみませんか。

記事の目次

  1. 1.レジンで球体を作ってみよう!
  2. 2.球体レジンの特徴
  3. 3.球体レジンを作る方法
  4. 4.半球モールドを使った球体レジンの作り方
  5. 5.球体モールドを使った球体レジンの作り方
  6. 6.球体レジンの人気のデザイン
  7. 7.球体レジンでオリジナルのアクセサリーを作ろう!

レジンで球体を作ってみよう!

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みなさんは、レジンを使ったハンドメイドのアクセサリーをご存じでしょうか。光沢があり、形や色、デザインを自在にアレンジできるレジンクラフトは女性の間で大変人気があります。中でも球体レジンは、簡単に作れるため初心者の方におすすめのレジンクラフトです。

そもそもレジンとは、樹脂のことで天然樹脂と合成樹脂の2種類があります。ハンドメイドのアクセサリーや小物を作る際は、一般的に合成樹脂が使われます。液状になったレジンを型に流して特殊なライトを照射することで固めます。

特殊なライトにはUVライトとLEDライトがあり、後者の方がレジンの硬化のスピードが速いのが特徴です。そのため、LEDライトは初心者の方でもレジンアクセサリーを綺麗に仕上げることができます。

球体レジンの特徴

本記事では、初心者の方でも簡単にできる球体レジンの作り方やおすすめのモールド、人気デザインについてまとめています。レジンアクセサリーに興味のある方、挑戦してみたい方はぜひ参考にしてください。

この項目では球体レジンの特徴をはじめ、その魅力について紹介します。球体レジンとはその名の通り球状のレジンアクセサリーで、「シリコンモールド」と呼ばれる型にレジンを流し込んで作ります。

それでは、この球体レジンにどのような特徴や魅力があるのでしょうか。3つの項目に分けて詳しく説明していきます。

ドライフラワーやストーンを封入

レジンアクセサリーの魅力は、光沢感のあるフォルムに色とりどりの着色や細やかな装飾が施されていて、一つ一つの作品に独特な世界観を感じられるところです。専門店に足を運ぶと着色や装飾に使用する材料が種類豊富に取り揃えられています。

レジンの着色だけでも洗練されたアクセサリーに仕上がりますし、ドライフラワーやストーンなどを使用すれば個性あふれる作品を作ることができます。着色の仕方や装飾の配置によっても仕上りが異なるため、デザインに際限はありません。

オリジナルのアクセサリーが作れる

作り方やデザインによって、自在に独自の世界観を表現できるレジンアクセサリーは、他では手に入らない自分だけのアクセサリーを作ることができます。

自分好みのデザインを形にできるのみならず、サイズやフォルムの異なったシリコンモールドを使用すれば、同じデザインのピアスやネックレス、指輪など様々なアクセサリーを作れます。アクセサリーの他にも、キーホルダーやバッグチャームなども作ることができ、アイデアは無限大です。

初心者でも簡単に作れる?

このように、レジンは作り方やデザイン次第で様々な小物が作れるため、女性を中心にすっかり魅了される方々が大勢います。とはいっても、ビギナーにはハードルが高いのではないか、作り方が難しいのではないかと疑問をお持ちの方も中にはいらっしゃるかもしれません。

もちろんデザインやレジンの着色の仕方によっては難易度の高いものもありますが、基本はレジンをシリコンモールドに流して固めれば作れるため、初心者の方も気軽に挑戦できます。特に、球体レジンはアクセサリーに加工しやすいフォルムのため、初めてのアクセサリー作りには最適です。

また、100均や専門店ではレジンキットが販売されており、材料を揃える手間もかかることなく始めることができます。

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球体レジンを作る方法

レジンアクセサリーおよび球体レジンの魅力が理解できたところで、球体レジン作りについて説明していきます。球体レジンを作る上で必要になるのが丸い形状をしたシリコンモールドですが、これには次の2種類があります。それは、「半球モールド」と「球体モールド」です。

どちらのシリコンモールドを使うかによって、球体レジンの作り方の工程が若干異なり、それぞれにメリット、デメリットがあります。そのため、どのようなアクセサリーにするかによって上手く使い分ける必要があります。

半球モールドを使う

半球モールドを使用する場合、2つの半球を接着して1つの球体レジンを作ります。半球モールドのメリットとしては、レジンの中に入れる素材の配置を確認しながら封入できたり、レジンの中にできやすい気泡を比較的簡単に取り除ける点が挙げられます。

その他、半球モールドは100均で販売されているため誰でも気軽に手に入れることができます。一方デメリットとしては、2つの半球を組み合わせるため球体レジンの中央に大きなドライフラワーを配置するようなデザインには不向きである点が挙げられます。

また、2つの半球の接着面の余分なレジンを削り取る「バリ取り」や、表面をコーティングする作業が必要となるため、手間がかかります・

球体モールドを使う

球体モールドを使用する場合は、半球モールドと異なり複数のレジンを組み合わせることなく球体が作れます。メリットとしては、つなぎ目がなく表面が綺麗に仕上がる、デザインの幅が広く、レジンの中に大きめの材料を封入できる点が挙げられます。

一方デメリットとしては、モールドの性質上気泡を取り除くことや封入物の配置の調整が難しい点が挙げられます。また、完全な球体を作ることは難しく、球体レジンの上部は「ヒートン・キャップ」と呼ばれる金具を付けて加工が必要な場合もあります。

「ヒートン・キャップ」は、現状100均での取り扱いはなく、専門店や専用のネットショップで購入する必要があります。

半球モールドを使った球体レジンの作り方

前項では、球体レジンを作る際に使用する2種類のシリコンモールド、「半球モールド」と「球体モールド」のメリットとデメリットについて紹介しました。この項目では、半球モールドを使用した球体レジンの作り方について解説していきます。

今回は初心者の方でも短時間で簡単に作れるLEDレジン液・LEDライトを使用した球体レジンの作り方を紹介します。

用意する材料・道具

準備する材料・道具は次の通りです。LEDレジン液、LEDライト、シリコンモールド(半球モールド)、パレット、クリアファイル、封入物(ドライフラワー、ストーンなど)やレジン専用着色剤、筆、調色スティック(爪楊枝で代用可)、やすり、ペンチ、バチカン、革ひもやネックレスチェーン。

直接皮膚にレジン液が触れないよう手袋をし、汚れても差し支えない服装で作業することをおすすめします。なお、アクセサリーによって必要となるパーツが異なるため、別途準備が必要となる材料や道具が発生する場合があります。

作り方・手順

1. パレット上でレジン液を好みの色に着色します。大きな気泡は爪楊枝を使って取り除きます。2. 次に着色したレジン液を半球モールドに流し込みます。一度に流し込むと硬化不良を起こしてしまうため、2~3回に分けて流し込み、その都度LEDライトに当てて硬化させます。

最後は少し表面がぷっくりする程度のレジン液を流し込み、クリアファイルを小さく切ったものを上からかぶせてLEDライトを当てます。こうすることで、表面が平らになり2つの半球を組み合わせる際に隙間なく合わせられます。3. 薄いレジンのバリをはさみやニッパーで切ります。

同じようにもう1個半球レジンを作り、どちらかの表面に接着剤としてレジン液を薄く塗り2つを組み合わせて硬化させます。つなぎ目のバリをやすりで削り、アクセサリーの金具を付ければ完成です。

球体モールドを使った球体レジンの作り方

前項の半球モールドを使った作り方に続き、この項目では球体モールドを使った球体レジンの材料および作り方について説明します。半球モールドを使った球体レジンと同様、初心者の方向けに材料はLEDレジン液とLEDライトを使用することとします。

球体モールドの球体レジンは、半球モールドと比較してデザインの幅が広いため、デザインによって封入物の配置や着色の仕方はさまざまです。そのため、詳しい作り方・手順は書籍やインターネット、レジンキットの中に同封された説明書を参考にしてください。

用意する材料・道具

準備する材料・道具は次の通りです。LEDレジン液、LEDライト、シリコンモールド(球体モールド)、パレット、クリアファイル、封入物(ドライフラワー、ストーンなど)やレジン専用着色剤、筆、調色スティック(爪楊枝で代用可)、やすり、ペンチ、バチカン、革ひもやネックレスチェーン。

「半球モールドを使った球体レジンの作り方」でも述べましたが、直接皮膚にレジン液が触れないよう手袋をし、汚れても差し支えない服装で作業することをおすすめします。なお、アクセサリーによって必要となるパーツが異なるため、別途準備が必要となる材料や道具が発生する場合があります。

作り方・手順

1. まずはじめに、パレット上でレジン液を好みの色に着色します。ホログラムやラメを入れたい場合は、このタイミングでレジン液を混ぜます。2. 球体モールドに数回に分けてレジン液を流し込んでいきます。硬化不良を防ぐため、2~3回に分けてレジン液を流し込み、その都度硬化させます。

その過程で、ドライフラワーやストーンなど大きめの封入物を必要に応じて封入していきます。3. 最後のレジン液の流し込みは、球体モールドからはみ出る程度に少し多めに入れます。

その上からクリアファイルをかぶせ、LEDライトを当てて硬化させます。球体モールドから取り外し、球体レジン上部にヒートン・キャップを取り付けて完成です。

球体レジンの人気のデザイン

前項では、半球および球体モールドを使用した球体レジンの材料・道具や作り方について説明しました。この項目では、球体レジンの人気のデザインについて3つ紹介していきます。ここで紹介する球体レジンのデザインは、初心者の方でも簡単にできるものを取り上げています。

球体レジンを作るにあたってデザインに迷った際は、ぜひ参考にしてください。他にもSNSには、色とりどりのレジンアクセサリーやキーホルダー、バッグチャームを見ることができ、これらを参考にすることも可能です。

ハーバリウム風

球体レジンの人気の1つ目に紹介するのは、「ハーバリウム風」です。ハーバリウムとは、さまざまな形状をした小瓶にオイル漬けされた色彩豊かな花が入れられたもののことです。手入れや水やりの必要がなく、花が美しく咲いた姿をいつまでも見て楽しむことができます。

インテリアフラワーとして楽しむ方が多く、ギフトとしても人気が高いです。透明感のレジンにドライフラワーが入ったアクセサリーは、まるでミニチュアのハーバリウムのようです。液体のレジンの着色や複雑な材料の配置をする必要がないため、初心者の方でも簡単に作ることができます。

マーブル模様

球体レジンの人気の2つ目に紹介するのは、「マーブル模様」です。これは、複数の着色剤を混ぜて描く模様で、混ぜ方によって模様が変化し、独特な世界観が印象的です。初心者の方は2色のカラーから始めると、比較的簡単に作れるためおすすめです。

できるだけ似ていない2色で着色した方が、くっきりとしたマーブル模様を作ることができます。透明なレジン液をシリコンモールドに流し込み、そこへ1色目の着色剤をシリコンモールドの側面に間隔を空けて流していきます。2色目の着色剤を流す際は、1色目の着色剤と並んだ部分に流します。

爪楊枝などを利用して円を描くように数回かき混ぜます。混ぜすぎてしまうとマーブル模様が消えてしまうため、注意が必要です。シリコンモールドは球体モールドの方が簡単に模様が作りやすいためおすすめです。

宇宙柄

球体レジンの人気の3つ目に紹介するのは、「宇宙柄」です。宇宙柄は、濃いめの青や紫などの着色剤を使用して、レジン液を着色していきます。上記のマーブル模様を応用して、独特な模様をした宇宙柄を作っても良いですし、単色でも十分神秘的な世界観を作ることができます。

おすすめなのは、着色剤と一緒にラメを混ぜることです。ラメが混ざることで宇宙に散らばる星々を表現できます。ラメ入りのマニキュアを使用することもおすすめです。大小異なるラメやストーンがあることで立体感のある小宇宙を表現できます。

専門店などでは、宇宙をモチーフにした装飾品やヒートン・キャップなどが数多く取り扱われています。

球体レジンでオリジナルのアクセサリーを作ろう!

Photo byJamesDeMers

本記事では、初心者の方でも簡単にできる球体レジンの作り方やおすすめのモールド、人気デザインについてまとめました。レジンアクセサリーは、想像以上に気軽に始められる上、デザインが無限で奥が深いことを感じていただけたのではないでしょうか。

今回紹介したのは球体レジンですが、シリコンモールドはさまざまな形状のものがあるため、同じデザインでもピアスやネックレス、指輪、キーホルダー、バッグチャームなど多岐に渡る小物づくりを楽しむことができます。

基本的なことですが、数をこなすことが技術を磨くことに繋がるため、まずはレジンキットなどを利用して、簡単なレジンアクセサリーを作ってみましょう。試行錯誤を重ねていくごとに少しずつ自分好みのデザインを自在に再現できるようになるはずです。

kayaka89
ライター

kayaka89

毎日の習慣や気付きが人生を形作っていると感じています。何事にも好奇心を持って、失敗を恐れずにまずは挑戦してみる。そこには常識や固定観念を超えた新しい価値や概念が開かれるかもしれません。人々が人生をより良くするために何かしら行動するきっかけとなるような記事を届けたいと切に思いながら執筆を行なっています。

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