前髪アレンジにおすすめしたい前髪エクステ
エクステは美容院で付けることができ、エクステで髪を伸ばして、ヘアスタイルの幅を広げることができます。ショートからロングにしたり、差し色を入れることができ、エクステは後ろやサイドの髪に付けるイメージが強いです。
また、エクステにも様々な付け方があり、自分のニーズに合わせてエクステの種類を変えることができます。それぞれの付け方によって、持続性や手軽さなど特徴があります。
しかし、そんなエクステを前髪に装着することもできます。特に、前髪を切りすぎてしまった時は、前髪エクステでカバーするのがおすすめな手段です。値段が張るときがありますが、確実にミスをカバーでき、自然な仕上がりになります。
また、前髪を切りすぎたなどの理由ではなく、シンプルに前髪をアレンジしたいと思った時でも、前髪エクステを利用できます。エクステを前髪に付けるだけで、様々な楽しみ方があります。
この記事では、前髪エクステの扱い方を主に紹介していきます。エクステを長持ちさせるためのおすすめのケア方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
前髪エクステの種類
前髪エクステの種類は大きく分けて3つあります。超音波、編み込み、シールです。ここでは、その3種類のエクステの付け方やメリット、デメリットを紹介します。
エクステを使いたいタイミングによって、エクステの種類を決めることで、エクステを十分に楽しむことができ、長持ちさせることができます。エクステを初めて体験する人は、種類から知っておきましょう。
ちなみに、3つの前髪エクステを紹介しますが、この3つの中でもシールエクステがおすすめです。その理由は、3つの中でシールエクステが値段が安く、付けるまでの時間がかからないからです。
また、自然に仕上がりやすいのもシールエクステです。前髪が地毛となじんでいなかったら、変な違和感が出てしまうため、しっかりと地毛になじみやすいシールエクステがおすすめです。
超音波
超音波エクステは、ケラチンという薬剤を使用して装着します。持続性があり長い時間付けることができ、3種類のエクステの中でも取れにくいエクステです。
接着剤を専用の機械で溶かして髪の根元に付け、10~20秒ほど経つと装着が完了します。装着までに時間がかかりますが、その分外れにくく、キレイに自然な状態を保てるため、長い時間付けていたい方におすすめです。
しかし、持続性が高い代わりに、装着に必要な費用も高く、時間もかかります。また、粘着面は非常に強いため、取り外したい時は美容院に行かなければいけない、抜け毛の原因になる可能性もあります。
また、美容院によっては取り扱っていないところがあります。行きつけの美容院が、超音波エクステを取り扱っているかどうか確認してから行くようにしましょう。
そして、超音波エクステのデメリットをしっかり理解してから付けるようにしましょう。超音波エクステを前髪に付けた時、髪への負担が大きいため、検討には慎重になりましょう。
編み込み
編み込みエクステは、昔流行していたエクステの装着方法で、今ではメジャーな方法ではありません。また、前髪に編み込みエクステを付けた時、どうしても編み込んだ部分が見えてしまいます。自然に仕上げようにも、仕上げにくいエクステの手法です。
また、強度が弱く、アレンジがしにくいです。編み目にゴミも溜まりやすいので、手入れが非常に重要になってきます。前髪だとゴミが目立ちやすいので、前髪エクステとしてはあまり向いていません。
編み込みエクステを装着する時は、地毛にエクステを編み込んで付けて、極細のゴムで止めたら完成します。複雑に組み合わせると、見た目が良くなり、ほどけにくくなります。編み込みエクステを付けると、ボリューム感が出ます。
そのため、自然に仕上げるより、前髪にボリューム感をしっかり出したいという方におすすめです。前髪が少なくて困っている方は、試してみてはいかがでしょうか。
シール
シールエクステはセルフで付けるのに向いている手法です。5~10分で付けることができ、前髪エクステとして利用するのに向いています。また、前髪エクステの中でも、シールエクステは需要が高いです。
シールエクステは、両面テープのようになっているところがあり、その先端に付けたい髪の根元に挟みます。シールを閉じて、髪になじませたら装着完了です。シールエクステは、着脱が早いのも大きなメリットです。
装着後のケアをしやすいのも、シールエクステです。乾かしやすく、洗いやすく、ヘアアレンジも自然に仕上がりやすいです。前髪のアレンジをしっかりやりたい方におすすめです。
また、シールエクステは、装着時の値段が安くて、初めての方にはおすすめです。デザインによって値段は変わりますが、紹介した3種類の中では比較的安価です。
前髪エクステの値段
次は、前髪エクステの値段について紹介していきます。この記事では前髪エクステの中でも、おすすめのシールエクステの値段について触れていきます。前髪エクステのエクステアレンジにかける値段も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
シールの前髪エクステ
では、シールの前髪エクステ1本にかかる費用について解説していきます。シールの前髪エクステは、1本200~400円で付けることができます。前髪のデザインやエクステの幅によっては、値段が増える可能性があります。
ちなみに、育毛や植毛の場合は10万円ほどするようです。また、シールの前髪エクステと比べて、終わるまでに半日かかってしまうため、シールの前髪エクステの方が着脱しやすく値段も安いので、リーズナブルにヘアアレンジの幅を広げることができます。
ただ、注意しなければならないことが1つあります。それは、安い前髪エクステを使ってしまうことです。安い前髪エクステは長持ちしにくく、髪の毛への負担が増えてしまいます。なるべく、値段が高くても質の良い前髪エクステを使うようにしましょう。
シールの前髪エクステアレンジ
シールの前髪エクステのアレンジの際に、付けた毛と地毛をなじませるために、カットを行うところがあります。このアレンジは、美容院によっては無料で行っているところがあります。カットによるアレンジを自分でやると不安だという方は、無料でサービスしてくれる美容院を探してみましょう。
ブローやスタイリングによるエクステのアレンジですが、当然値段の高いエクステの方がやりやすく、地毛になじみやすくなります。安いエクステの場合、からみやすかったり、ブローやスタイリングに時間がかかってしまうため、扱いにくいです。
エクステの質によって、アレンジのしやすさが変わるので、付ける前にエクステの質を確認しておきましょう。そして、前髪を好きなようにアレンジしましょう。
また、色の着いたエクステを付けることも、前髪エクステで可能です。色が着く分、料金が増える可能性もありますが、自分のオシャレ度を上げることができます。
前髪エクステのケア
前髪エクステのケアを怠ってしまうと、エクステが痛んだり、取れやすくなってしまいます。折角、アレンジの幅を広げることができたのに、非常にもったいないことになります。前髪が不自然な状態になり、清潔感が無くなることがあります。
ここでは、前髪エクステのケアの方法について触れていきます。ここで紹介するケアの方法は、主に洗い方とブローの2種類です。エクステの方法を解説していきますが、もし難しい場合は上の動画を参考にしながら試してみてください。
期間
そもそも、前髪エクステはどれくらい持つのでしょうか。前髪に手軽に付けることができるため、「すぐに取れてしまうのでは？」という心配の声が見受けられます。実際は、結構長持ちします。
一般的には、2ヶ月程持つと言われています。しかし、これは丁寧に扱った場合です。もし、ケアを怠ってしまうと、2ヶ月より更に短くなってしまい、早く取れやすくなったりしてしまいます。
長持ちさせるために、ここから紹介するケアの方法を試してみましょう。雑になってしまわないように、一つ一つの工程を丁寧に行っていきましょう。
洗い方
エクステ部分を洗う場合、丁寧にしなければいけません。地毛と同じようにゴシゴシ洗うのではなく、優しく丁寧にすすぐことを意識しましょう。
そして、シャンプーのことですが、シャンプーの使用は避けるか、コンディショナーやトリートメントでエクステを保護してから、シャンプーで洗うようにしましょう。
シャンプー剤の強力な洗浄力によって、エクステの栄養分まで流れてしまいます。シャンプーは、エクステ以外のところで使用するようにしましょう。
前髪エクステを洗う時は、下を向いて洗わないようにしましょう。前髪エクステが絡む原因となってしまいます。シャンプーの洗い残しも無いようにして、しっかりすすぐようにしてください。
シールエクステの場合、付けた日に水に濡らしてはいけません。一切水に濡らさず、シャンプーも使用してはいけません。取れやすくなってしまいます。
ブローの仕方
前髪エクステの場合、根元のシートから完全に乾かすようにしましょう。中途半端に水気が残ってしまうと、粘着部分が弱くなってしまい、取れやすくなってしまいます。
また、シャンプー後のすすぎで、取り付け部分の脂分を取ってから、しっかり乾かすことで前髪エクステを長持ちさせることができます。
もし、前髪エクステを乾かす時間を短くしたい場合、タオルドライをしてあげると良いでしょう。しっかり水分を取ってあげることができ、根元まで乾かす時間が速くなります。
そして、タオルドライの後は、洗い流さないトリートメントをつけましょう。エクステをサラサラの状態で保ちやすくなります。ブラッシングも忘れずに、自然に仕上げておきましょう。
前髪エクステの失敗しない方法
前髪エクステのチョイスやケアを失敗してしまうと、思うようにヘアアレンジが上手くいかなかったり、取れやすくなったりするなど、扱いに困ってしまいます。
そんな失敗した時の対処法、失敗を防ぐ予防法について紹介していきます。ヘアアレンジには、失敗が付き物です。これから紹介する手法を参考にして、失敗しないようにしましょう。
エクステの質を重視
エクステを長持ちさせたいと思っている方は、エクステの質にこだわってみましょう。仮に、シャンプーが付いてしまった時でも、質の良いエクステはボロボロになりにくいです。
逆に、質の悪いエクステを使ってしまうと、持ちが悪く、一瞬でボロボロになってしまうものもあります。質の悪いエクステを使わず、値段が張るかもしれませんが、質の良いエクステでヘアアレンジを楽しむようにしましょう。
ちなみに、質の高いエクステとは、一体どのようなエクステでしょう。エクステの質の見極め方についても解説していきます。
まず、エクステを見極めるポイントは、主に2つあります。それは、「ランク」と「素材」です。この2つを重視して選ぶと、自分に合ったエクステを選ぶことができます。
1つ目の「ランク」について解説します。エクステにはランクがあり、1~5の5段階で表記されています。数字が高い程、質の良いエクステとなっています。ランクによって、使用している毛の種類が違うので、「ランク」を確認してみましょう。
2つ目の「素材」は、エクステの毛とシール部分の素材です。エクステの毛はランクによって違いますが、シール部分はメーカーによって違います。特に、シール部分は、ベタベタが残らないものが理想的です。エクステの素材にもこだわりを持ちましょう。
補強材を使う
前髪エクステは、1本1本丁寧に、地毛の流れに合わせて付けることが必要とされています。また、取れにくくするために、補強材を使用して、カバーしています。
補強材があることで、取りにくくなります。だからといって、雑に扱ったり、シャンプーを付けるなどの行為はしないようにしましょう。
前髪エクステは、取りにくくすることも必要ですが、自然に仕上げることも必要です。補強材も、1本1本丁寧に付けていって、自然に前髪のアレンジをしていきましょう。
エクステをつけた後のカット
エクステを付けた後のカットは、丁寧にしなければいけません。エクステを付けた後のカットは、地毛になじむようなカットが必要です。
仮に、エクステを付けた後のカットで失敗してしまった場合、もう一度エクステを付けることになる可能性があります。自分でやるときは、それなりの技術が必要になります。
もし、自分でやるのが怖いという場合、美容院でカットしてもらう方が良いでしょう。理想の髪型がある場合は、美容院で写真を見せてからカットしてもらうようにしましょう。
他店で付けたエクステのカットを別の店でお願いしたい場合は、お願いしたい店に確認を取りましょう。他店のエクステのカットを断られるかもしれないので、行く前に連絡して確認しておきましょう。
アフターフォローの有無
美容院によって、エクステを付けた後のアフターフォローのサービスが違います。「エクステを付けたい！」と思った時は、美容院に駆け込む前に、アフターフォローがあるかどうか確認しましょう。
実際のアフターフォローには、1週間以内のヘアケアが無料だったり、外れた時の付け直し、伸びてきたときの詰め直しなど、美容院によって変わります。付けた後のことも考えて美容院を決めましょう。
前髪エクステの注意点
ここからは、エクステの注意点について触れていきます。初めてエクステを付けるという方は、取り扱いに気を付けておきましょう。
もし、取り扱いに気を付けなかった場合、エクステにダメージが入って、ボロボロになって使えなくなってしまいます。エクステを大切に扱えるようになりましょう。
しっかり乾かす
先述したように、エクステに中途半端に水気が残ってしまうと、取れやすくなったり、エクステの毛が痛んでしまうなど、維持できる期間を短くしてしまいます。しっかりと乾かすようにしましょう。
乾かすときに意識することは、根元のシートから乾かすことです。そうすることで、髪がギシギシせずに、キレイで自然な状態を保つことができます。
前髪エクステは、乾きにくいという悩みが非常に多いです。根元からドライヤーで乾かないと思った時は、他の道具を活用してドライヤーの熱を行き渡らせたり、乾きを早くする手法がおすすめです。
例えば、タオルドライをしてからドライヤーをかける、ブラシを使いながらドライヤーをかけるなど、道具を活用しましょう。地毛と乾くスピードが違うことがあるので、エクステの乾きを確認しながらドライヤーをかけましょう。
ブラッシングは強くしない
エクステをクシで強くとかしてしまうと、エクステを傷つけてしまい、エクステが取れてしまう可能性があります。前髪が痛んで見えてしまうと、変に目立ってしまい、清潔感が無くなってしまいます。
エクステでクシを使う時は、優しくとかしましょう。エクステを雑に扱わず、優しく扱って、長持ちさせましょう。
エクステをブラシでとかすときは、クッションブラシを使うことをおすすめします。クッションブラシは、クッション性があり、ブラシの目が粗いため、エクステを傷つけにくくなります。
お風呂に入る前にクッションブラシでとかしたり、日ごろからクッションブラシを持っておくことで、エクステの絡みを無くすことができます。とかすときは、全体的に優しく真っ直ぐになるようにとかすようにしましょう。
特に、シールエクステを使っている時は、大事にブラッシングしてください。粘着面が弱くなると、その部分に違和感が出てしまうので、自然な状態を維持しましょう。
トリートメント・ヘアオイルを使う
エクステの日頃のケアとして、トリートメント・ヘアオイルを使いましょう。お風呂上がりのパサつきが気になる方におすすめです。
エクステが痛んでしまうと、不自然な仕上がりになってしまい、地毛になじみにくくなります。トリートメント・ヘアオイルは、エクステの見た目を保つことができるので、ケアを怠らないようにしましょう。
トリートメントやヘアオイルは、シャンプーする前に付けて、付ける時は前髪エクステを揉み込むように付けていきましょう。優しく揉み込むことで、毛のキューティクルのダメージを防ぎ、絡みの予防にもなります。揉み込んでから2~3分置いて、洗い流すようにしましょう。
もし、前髪エクステを自分でケアできているか不安な方は、美容院で定期的にケアすることもおすすめします。美容院で、美容師おすすめのケア方法を聞いて実践してみても良いでしょう。値段がかかるかもしれませんが、キレイな状態を保つ良いきっかけとなるでしょう。
美容院で自然な前髪エクステに挑戦しよう！
今回は、前髪エクステの種類やケアの方法について紹介してきました。いかがでしたでしょうか。初めて付ける方にとっては、シールの前髪エクステが手軽なように思えますが、前髪エクステをキレイに保つ努力も必要です。
キレイな前髪を保つために、良い値段のするエクステを使ってみたり、エクステのケアに時間をかけるなど、色んな工夫をして試してみてください。そして、前髪エクステを長持ちさせましょう。
前髪エクステは、美容院で付けることが可能です。自分で付けることもできますが、付けにくいため不自然な仕上がりになってしまいます。美容院だと、自然に仕上がり、カットなどのサービスもあるため、初めて付ける人でも気軽に挑戦できます。
また、前髪のカットを失敗してしまった時に、エクステでカバーできます。そのエクステで、様々なヘアアレンジを楽しめるので、美容院でエクステに挑戦してみてはいかがでしょうか。
