プラバンにはポスカがおすすめ!簡単な作り方・塗り方を紹介!
プラバンと言えば昔から子供の夏休みの工作などで親しまれてきたものですが、昨今では大人にもプラバンで色々と作ってオリジナルのアクセサリーなどを楽しんでる人が増えてきました。
プラバンの着色にはマジックペンが使われてきましたが、最近ではポスカを使って着色するのが流行しています。マジックペンよりもポスカの方がマットな塗り方ができるのが、ポスカが良く使われるようになった理由です。
絵心のない人は「私絵が下手だからプラバン工作なんてできない」と諦めてしまいがちですが、実は絵心がなくてもプラバン工作は簡単にできますので、プラバンにポスカで着色する方法やプラバンを使ったアイデアなどをご紹介していきます。
プラバンに使うポスカの選び方
それではまず、プラバンに使うポスカの選び方についてご紹介します。プラバンに絵や文字を書けば誰でも簡単にオリジナルアクセサリーなどを作ることができますが、プラバンに使うポスカの選び方が結構重要です。
基本的にプラバンに好きな絵や文字を書けば良いだけですが、ポスカの選び方次第では上手に絵などが描けないこともありますので、ポスカの選び方はかなり重要になってきます。
プラバンにポスカで着色したい時にはどのようなポスカを選ぶべきなのか、プラバンに使うポスカの選び方についてご紹介しましょう。
ペン先は細文字
プラバンに使うポスカの選び方としてまず挙げられるのは、ペン先は細字の方が良いということです。ポスカには太字と中字と細字と極細字がありますが、極細字は細すぎてプラバンがポスカのインクを弾いてしまうことがあります。
またポスカの太字や中字は広い面積を塗る場合には向いていますが、太字や中字はかなりペン先が太いため細かい絵や文字を書くことができません。
もちろん広い範囲に同じ色を塗りたい場合には太字や中字を使っても構いませんが、絵などを細かく書きたい場合には細字の方が向いていますので細字を選びましょう。
ナチュラルカラーがおすすめ
プラバンに使うポスカの選び方として次に挙げられるのは、ナチュラルカラーがおすすめだということです。ポスカのナチュラルカラーはピンクや赤や青や紫などの可愛いカラーでポップな色合いです。
もちろんダークでシックな色が好みならグレーなどを選んでも構いませんが、プラバンに使うなら断然ピンクや赤などのナチュラルカラーがおすすめです。
プラバンに使うポスカの選び方は細字を選ぶこととナチュラルカラーを選ぶことですが、全面的に塗るなどの場合にはペン先の選び方は変えても良いですし、好みの色がダークな色なら色の選び方も変えてOKです。
ポスカを使った簡単なプラバンの作り方
プラバンに使うポスカの選び方が分かったら、いよいよプラバンを作っていきましょう。絵が下手な人でもプラバンは簡単に作れるので、とにかくやってみることをおすすめします。
ポスカを使ってプラバンを作るためには、用意するべきものを用意すれば良いだけです。材料や道具さえそろえば誰にでも簡単にプラバンを作ることができます。
ポスカを使ってプラバンを作る場合にはどのようなものを揃えてどのような作り方をすれば良いのか、ポスカを使った簡単なプラバンの作り方をご紹介しましょう。
用意するもの
ポスカを使った簡単なプラバンの作り方でまず大切なのは、準備するものです。プラバンは100均などで簡単に購入することができます。ポスカは画材店や文具店やスーパーの文具コーナーなどで購入できます。
その他にはアルミホイルと紙やすりとはさみが必要ですが、これらは大体どこの家にもあるものなのでわざわざ買いに行く必要はないでしょう。紙やすりが家にない場合には100均で購入しましょう。
ポスカの色はナチュラルカラーがおすすめではありますが、お好みでダークな色などを揃えても問題ありません。細字のポスカの好きな色を選びましょう。
ポスカを使う前の準備
ポスカを使った簡単なプラバンの作り方で意外に大切なのが、ポスカを使う前の準備です。ポスカでプラバンに絵や文字を書く際には実は下準備をする必要があります。
この下準備なしにポスカでプラバンに絵や文字を書こうとしてもなかなか書くことができません。昔はプラバンにはマジックペンで絵や文字を書いていましたが、マジックペンの場合は下準備は必要ありません。
ですがポスカを使ってプラバンに絵などを書く際にはほぼ必ずと言っていいほど下準備をしなければなりませんので、この工程は外さないようにしましょう。
プラバンに紙やすりをかける
ポスカを使った簡単なプラバンの作り方で重要な下準備は、プラバンに紙やすりをかけることです。ポスカで普通にプラバンに絵や文字を書こうとすると、プラバンがインクを弾いてしまい上手く着色することができません。
ポスカはマジックペンとは違って水性ペンなので、プラスチックなどに絵などを書こうとすると弾かれてしまいます。なのでプラバンにポスカで着色する際には必ず紙やすりをかけて表面に軽く傷をつけるようにしましょう。
プラバンに傷をつけると仕上がりが汚くなりそうだと思う人もいますが、プラバンをポスカで着色してしまえば傷も見えなくなりますので心配はいりません。
フロストタイプのプラバンは紙やすり不要
ポスカを使った簡単なプラバンの作り方で大切な下準備はプラバンに紙やすりをかけることですが、実はフロストタイプのプラバンもあり、こちらは紙やすり不要です。
普通のプラバンは表面がつるつるしていますが、フロストタイプのプラバンは曇りガラスのような表面をしているためポスカの水性インクを弾きません。
フロストタイプのプラバンがない場合は普通のプラバンを使わなければなりませんが、フロストタイプのプラバンを購入できるならフロストタイプのプラバンの方がおすすめです。
ポスカの塗り方
準備すべきものを準備してプラバンに紙やすりをかけたら、いよいよポスカで色を塗っていきましょう。プラバンにポスカで色を塗る際には塗り方のポイントなどもあります。
プラバンにポスカで絵を描いたりするのは本当に簡単なので、塗り方のコツなどを押さえれば誰にでもかわいい絵やきれいな絵を描くことができます。
絵を描くのが好きな人なら自分の描きたいものを描けますが、絵を描くのが苦手な人でもプラバンなら簡単に絵を描くことができるので安心です。それではポスカの塗り方をご紹介しましょう。
図案を写し色を塗る
ポスカの塗り方ですが、まず自分がプラバンに描きたい絵を雑誌などから準備します。漫画のページでも良いですし、絵本のページでも構いません。プラバンは透明なので自分の好きな図案を簡単に写し取ることができます。
描きたい図案の上にプラバンを乗せてポスカでなぞれば、誰でも簡単に上手に絵を描くことができます。もちろん絵に自信があるなら自分で考えたキャラクターなどを直接描いても構いませんが、いったん紙などに描いた方が良いでしょう。
いくら絵に自信があっても書き損じの可能性もありますので、何かの紙にイラストなどを描いてその上にプラバンを乗せてポスカでなぞりましょう。
ポスカの塗り方には少しコツがあります。ポスカの塗り方の大切なコツは、ゆっくりと色を塗ることです。急いで塗るとインクが弾かれますので注意しましょう。
乾いたら裏返して細かい模様を入れる
プラバンの表面に絵などを描いたらしばらくそのまま放置して乾かしましょう。折角きれいな塗り方をしても、乾かないうちに触ってしまってはポスカのインクが消えてしまいます。充分にインクが乾いたら裏返して細かい模様を入れましょう。
プラバンは表面だけに絵などを描いても良いですが、表面に総柄などを描いて裏面に文字を書くなどすると表面の柄の上に裏面の文字が入って見えます。
また動物などを表面に描いて違う色で裏から動物の周りに模様を細かく入れるなどしても良い感じになりますので、表面だけに絵や文字を書くのではなく裏面からも着色するという作り方をおすすめします。
プラバンをトースターで焼く
プラバンにポスカで色を塗って乾かしたら、次はプラバンをトースターで焼きます。一度手で丸めてから開いたくしゃくしゃのアルミホイルを敷いたオーブントースターを温めておき、充分温まってからプラバンを入れます。
プラバンは熱が加わるとぐにゃぐにゃに曲がりますが、曲がった後で必ず平らになりますので心配無用です。踊るようにぐにゃぐにゃと動きながらプラバンは縮まっていき、元の大きさの四分の一程度になります。
なので自分がどのぐらいの大きさのものを作りたいかを考えたら、その四倍ぐらいの大きさのプラバンに絵や文字を書くようにしましょう。
へアクセサリーやブローチに加工
このようにとても簡単な作り方でプラバンはできますが、ただ単にプラバンに穴をあけてチェーンを通してキーホルダーなどにするだけではなく、ピンを取り付けてヘアアクセサリーにしたりブローチの金具をつけてアクセサリーにすることもできます。
プラバンをヘアアクセサリーやアクセサリーに加工したい場合にはアクセサリー用の金具が別に必要になりますが、こちらも100均の手芸コーナーなどで売られています。
プラバンの作り方は本当に簡単で、バレッタなどのヘアアクセサリーやブローチなどのアクセサリーも意外に簡単に作れますので、プラバンを作るなら是非アクセサリー類へのアレンジもしてみましょう。
ポスカを使ったプラバンの綺麗な仕上げ方
それでは次に、ポスカを使ったプラバンの綺麗な仕上げ方をご紹介します。ポスカを使ったプラバンの作り方はとても簡単で、そのままでも充分綺麗なアクセサリーなどを作ることができますが、実は他にも綺麗に仕上げる方法があります。
ちょっとしたひと手間を加えることによって、綺麗に仕上がったプラバンをさらにグレードアップさせることができますので、是非仕上げも完璧にしましょう。
レジンを塗る
ポスカを使ったプラバンの綺麗な仕上げ方の一つ目は、レジンを塗ることです。手芸好きな人ならレジン工芸をしている人もいるでしょう。レジン液を塗ってUVライトを使ってレジンを硬化させれば、プラバンの表面が綺麗に仕上がります。
普段レジンなどを全く使っていない人の場合、レジン液だけ購入してきて太陽光線で硬化させるという手もありますが、この場合途中でゴミが入ったりする恐れもありますので、UVライトも購入すると良いでしょう。
最近ではレジン液やUVライトも100均で揃えることができるので、100均の手芸コーナーで探して購入することをおすすめします。
ニスを塗る
ポスカを使ったプラバンの綺麗な仕上げ方の二つ目は、ニスを塗るという仕上げ方です。昔から木工品などの仕上げに使われてきたニスですが、プラバンの表面に塗ることで綺麗な仕上がりになります。
お父さんが日曜大工などしている家庭ならほぼ必ずニスも常備していますので、家にニスがあるならわざわざ購入せず家にあるものを使いましょう。
プラバンでのポスカの覚えておきたい使い方
それでは次に、プラバンでのポスカの覚えておきたい使い方をいくつかご紹介します。プラバンにポスカで絵などを描けば簡単にアクセサリーなどを作ることができますが、覚えておいた方が良いポスカの使い方もあります。
その使い方を必ず覚えておかなければならないというわけではありませんが、覚えておけばプラバンにポスカで着色する際に意外に役に立ちますので、プラバンでのポスカの覚えておきたい使い方を是非覚えましょう。
透明プラバンに紙やすりなしで文字を書く方法
プラバンでのポスカの覚えておきたい使い方としてまず挙げられるのは、透明プラバンに紙やすりなしで文字を書く方法です。フロストタイプのプラバンではないプラバンは紙やすりをかけるのが基本ですが、紙やすりなしでも書くことは可能です。
ポスカの細字でゆっくりと丁寧に文字を書けば、透明プラバンでもポスカのインクが弾かれることがないので、紙やすりがない場合や紙やすりをかけたくない場合には細字でゆっくり書きましょう。
色ムラが出にくい塗り方
プラバンでのポスカの覚えておきたい使い方として次に、色ムラが出にくい塗り方が挙げられます。プラバンはトースターで焼くと縮むので、多少の色ムラがあっても焼いてしまえば目立たなくなります。
ポスカで塗った時に色ムラがあると思ってもしつこく上から重ね塗りをしたりせず、そのままムラがある塗り方で焼いてしまえばOKです。
ポスカで書いた線の消し方
プラバンでのポスカの覚えておきたい使い方には他に、ポスカで書いた線の消し方が挙げられます。ポスカでプラバンに着色していてはみ出してしまった場合などには、水を含ませた筆でなぞると簡単に消すことができます。
細かい模様を描いていて手が震えてはみ出すなど、ポスカでの着色に失敗したら筆に水を含ませてすっとなぞりましょう。ただインクが完全に乾いてからでは消しにくくなるので乾く前に線を消しておきましょう。
ポスカを使ってプラバン作りを楽しもう!
ポスカを使ったプラバンの塗り方や作り方などについてご紹介してきましたが、如何でしたか?道具も材料も意外に簡単に揃えることができる上にアクセサリーなどに加工することもできるので、ポスカを使ってプラバン作りを楽しみましょう。