スーツケースのサイズってどう選ぶの?
同じ荷物の量でも、重量感を軽くさせながら持ち運ぶことができる「スーツケース」は、とっても便利なアイテムとされていますが、どんなサイズのものを選べばいいか、悩んでしまったことはありませんか?
今回は、そんな便利アイテムであるスーツケースの、選び方におすすめのポイントをご紹介していきますので、スーツケースの購入に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
スーツケースのサイズとは
スーツケースとは、収納部分にタイヤが付いており、持ち手を持ちながらコロコロと転がすことで、手軽に荷物を持ち運べるアイテムで、旅行好きさんなどには必須アイテムともされております。
そんなスーツケースを選ぶときには、自分に合ったちょうど良いサイズを選んでいくことが大切です。スーツケースには、大きく分けて5種類ほどのサイズ感がありますので、自分のニーズに合った、使い勝手の良いスーツケースの見分け方をご覧ください。
容量のことを指す場合が多い
スーツケースには、大きく分けて5種類ほどのサイズ感があるとご紹介させていただきましたが、サイズ感の目安となるのは、それぞれに表記されている容量です。
スーツケースに表記されている容量とは、実際にどれぐらいのものを中に収納できるのかを指しており、表記されている容量のイメージが沸かない人は、事前に持ち運びたい荷物を用意し、どれくらいの容量になるかを調べておくのがおすすめです。
自宅で持ち物の容量を調べる方法では、用意した持ち物を、ごみ袋などに入れて測ってみると良いでしょう。そうすることで、持ち物全体の容量を簡単に調べることができるだけではなく、重量感や必要性を明確にさせながら、下準備をすることができます。
スーツケースのサイズの影響
大きく分けて、5種類ほどのサイズ感がスーツケースにはあるとご紹介しましたが、スーツケースの異なるサイズ感では、収納できる容量の他に、どのような影響があるのでしょうか?スーツケースのサイズで変わる、所持時の影響も知っておくと、スーツケースの選び方に役立ちます。
機内に持ち込みできるかが変わる
飛行機を使った旅行のときには、スーツケースを預けるか持ち運ぶかによっても、サイズ選びが変わりますので注意しましょう。飛行機では、機内に持ち込みができるサイズが決められており、サイズはキャスターやハンドルの長さも含め、3辺が115センチ以内の持ち物となっています。
また重量は10キロまでとされておりますので、目安としては3泊未満のコンパクトサイズのスーツケースでなければ、カウンターに預けることになります。
飛行機でのスーツケースの扱い方では、カウンターに預ければ身軽に行動ができるのがメリットですが、ターンテーブルでの待ち時間は、時間をロスしてしまうためデメリットです。
反対にコンパクトサイズで持ち込みする際には、ターンテーブルの待ち時間を省いたり、身近に荷物があるため安心感が持てるのがメリットですが、チェックイン後も、自分で荷物を持たなければいけないのがデメリットです。
家での保管に影響する
スーツケースを購入するときには、使用時のことばかりではなく、使用しない期間のことも考え、サイズ選びをすることをおすすめします。
スーツケースは、抜群の収納力と、持ち運び時の安定性が魅力的ですが、マチのないバッグとは違い、家の中で保管する際には、かさばりやすくなっています。
そのため、多くの荷物を持ち込みたいからと言って、大容量サイズのスーツケースを選んでしまうと、保管場所に苦戦してしまうというケースもありますので、スーツケースを選ぶ際には、事前に保管するスペースも確保して選ぶようにしましょう。
スーツケースのサイズと旅行日数の目安
上記では、スーツケースのサイズから見る、使い勝手の良いスーツケースの選び方をご紹介させていただきましたが、スーツケースに表記されている容量は、宿泊日数を目安にすると分かりやすくなっています。
そこで、ここではスーツケースの容量を、宿泊日数に分けてご紹介させていただきますので、旅行日数から自分に合ったスーツケースのサイズを見つけていきましょう。
1~2泊の場合
日帰り旅行では比較的荷物が少ないため、大きめな手持ちバッグでも1日を過ごすことができますが、宿泊をするのであれば、男性女性と共に荷物は増えるため、スーツケースがおすすめです。
1泊2日から2泊3日のような短期的な旅行では、コンパクトサイズのスーツケースを活用してみるのはいかがでしょうか?容量は、26リットルから40リットルサイズのものが、短期的な旅行に合ったサイズとされており、デザインによっては、飛行機での旅行時に機内に持ち込みが可能です。
容量が表記されていないスーツケースでは、Sサイズを目安に探していただければ、こちらのコンパクトサイズのスーツケースとなっております。
3~5泊の場合
続いてご紹介するスーツケースのサイズは、ゆったりと旅行を楽しめる3泊から5泊する方向けのサイズ展開です。3泊から5泊の日数を目安にする場合には、41リットルから80リットルの容量がおすすめで、旅行好きさんでも多くの人が所持しているサイズとなっています。
こちらのスーツケースのサイズは、一見重そうに見られがちですが、近年では軽量化が進んでいることもあり、重量感も軽減され小回りも抜群です。飛行機では、サイズオーバーのため持ち込みができませんので、しっかりとセキュリティが整っているタイプのデザインを選びましょう。
容量が表記されていない場合には、Mサイズを目安に探していただければ、こちらのスーツケースになっておりますので、豊富なサイズ展開から選んでみましょう。
7泊以上の場合
長期的な日数を目安にした7日以上の旅行では、81リットル以上の大容量サイズのスーツケースがおすすめです。こちらのサイズでは、一週間以上の旅行の荷物が収納できるため、長期的な旅行や留学などに活用されています。
また個人的に使うだけではなく、家族など複数人の分をまとめて収納することも可能ですので、荷物の個数を減らしたいときなどにもおすすめです。
容量の表記がされていない場合には、Lサイズを目安に探していただければ、こちらのスーツケースとなっていますので、自分のニーズに合ったサイズを選んでみましょう。
スーツケースの選び方
上記では、日数を目安にしたサイズ展開をご紹介させていただきましたが、スーツケースの選び方では、サイズだけではなく、他の部分にも注目し自分に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、スーツケースのサイズ選びで、ポイントとなる項目をいくつかご紹介させていただきますので、購入時にはこちらの項目を参考にしてみましょう。
サイズで選ぶ
スーツケースの選び方で重要視するポイントは、やはり「サイズ展開」という方は、飛行機を使った旅行時での持ち込みの有無や、宿泊日数を目安にしてサイズを選んでいきましょう。
大きなスーツケースは気が引けるという人は、スーツケースの他にサイドバッグを持つことで、荷物の個数は増えてしまいますが、比較的コンパクトサイズのスーツケースで旅行を楽しむことができます。
材質で選ぶ
スーツケースを選ぶ際には、材質はとっても重要なポイントとなります。材質によって耐久性が変わったり、スーツケース自体の重さが変わってきますので、MサイズやLサイズのように容量の大きなスーツケースでは、材質が軽いものを選んでみると、持ち運びも疲れにくいためおすすめです。
セキュリティで選ぶ
スーツケースを選ぶ際には、サイズや素材にばかり目が向いてしまいがちですが、安全に旅行を過ごすためには、セキュリティがしっかりしているかも確認しておきましょう。
旅先での盗難や飛行機でのターンテーブルで入れ違いなど、旅行時にはさまざまな被害の危険性がありますので、ダイヤルロックなどが付属されているものを選ぶようにしましょう。
おすすめメーカーで選ぶ
スーツケースを選ぶ際には、ファッションと同じくデザインで選びたいという人もいるでしょう。そんな人は、おすすめのメーカーから探してみるのがおすすめです。
スーツケースメーカーでは、ユニセックスに特化したブランドから、男性・女性それぞれに合ったデザインを提供するブランドまで幅広くありますので、自分好みのデザインをみてみましょう。
スーツケースはサイズを気にして選ぼう!
スーツケースの選び方を、さまざまな視点からご紹介させていただきましたが、実際に使用するときにはサイズがとても重要になります。
今回ご紹介させていただいたスーツケースのサイズ展開から、長く愛用できるような、自分のニーズに合ったスーツケースを探してみましょう。