お礼メールへの返信の書き方まとめ!ビジネスや就活で役立つ例文も紹介

お礼メールへの返信の書き方まとめ!ビジネスや就活で役立つ例文も紹介

ビジネスにおいてお礼メールを頂くことがありますが、それに対して返信すべきなのかどうかわからないという人も多いです。お礼メールへの返信は必要なのかどうかということや、お礼メールへの返信のマナーや書き方、ビジネスシーンや就活で役立つ例文などまでご紹介します。

記事の目次

  1. 1.お礼メールの返信は必要?
  2. 2.お礼メールの返信の書き方【社外ビジネス取引相手向け】
  3. 3.お礼メールの返信の書き方【社内・上司向け】
  4. 4.お礼メールの返信の書き方【就活関係】
  5. 5.お礼メールの返信の書き方【冠婚葬祭関係】
  6. 6.お礼メールの返信の書き方【打ち合わせのお礼メール向け】
  7. 7.お礼メールの返信の書き方【よく使うフレーズ】
  8. 8.お礼メールの返信の書き方の注意点
  9. 9.お礼メールの返信はマナーを守って簡潔に書こう!

お礼メールの返信は必要?

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ビジネスにおいて色々なシーンでビジネスメールを送ったり頂いたりする機会は結構たくさんあります。取引先や上司などに何かをして頂いたらお礼メールを送るということもありますが、自分自身がお礼メールを頂く場合もあります。ですが自分がお礼メールを頂いた時にどうして良いかわからないという人も少なくありません。

実はお礼メールへの返信にもマナーというものがありますが、まだ入社して間もない人や大学や専門学校などで就活中だという人の中には、お礼メールへの返信のマナーを知らないという人も多いでしょう。

ビジネスや就活などでお礼メールを頂いた時に、そのお礼メールに対して返信するべきなのかどうかなど、ビジネスや就活でのお礼メールへの返信のマナーからご紹介します。

基本的に返信するのがマナー

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ビジネスや就活などにおいてお礼メールを頂いた場合には、基本的に返信するのがマナーです。お礼メールはビジネスや就活だけではなく、恋人から「今日のデート楽しかった、ありがとう」などというお礼メールをもらうこともありますが、こちらもやはり返信するのが正しいマナーです。

ビジネスにおける取引先や得意先や上司や先輩などからお礼メールを頂いた場合のマナーは、恋人や友人などからのお礼メールのマナーとは少し異なりますが、どちらも相手からの感謝の気持ちのメールですので、きちんと返信するのが大切です。

お礼メールの相手がどのような立場の相手であっても必ず返信するのが、お礼メールのマナーとしてとても大切なことですので覚えておきましょう。

件名(タイトル)にRe:は必要

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ビジネスや就活においてお礼メールを頂いた時には必ず返信するのがマナーだとご紹介しましたが、返信する際には件名(タイトル)に「Re:」が必要だというのも大切なマナーです。恋人や友人相手の場合、「Re:」をつけずに件名を変えて返信することも多いものですが、ビジネスや就活におけるお礼メールには件名に「Re:」をつけなければなりません。

ビジネスや就活でお礼メールを頂いた場合、件名を変えて送ったりすると相手に自分のことを認識してもらうことが難しくなることがあります。件名を変えた返信メールを「これは誰からだろう」などと思われてしまってはいけません。

なので必ず件名に「Re:」をつけて返信することが大切なマナーです。ビジネスや就活でお礼メールを頂いたら、必ず件名に「Re:」をつけて返信することも覚えておきましょう。

返信が長引くときは切るのも礼儀

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ビジネスや就活などでお礼メールを頂いたら必ず返信することと、件名には「Re:」をつけることが大切なマナーですが、他にも大切なマナーがあります。それはお礼メールへの返信への返信が来てしまったりした場合のマナーです。お礼メールは基本的に返信をすればそれで終わるものですが、返信し合いが続いてしまう場合もあります。

お礼メールを頂いたら返信をするのがマナーですが、それに対して気を遣ってまた返信をしてくるという人もいます。こういった場合には、返信に対する返信をさせないように先に気遣っておくことも大切なマナーです。

「このメールへの返信はお気遣いなく」などという言葉を添えて、「お礼メールへの返信への返信は不要」だということを伝えると良いでしょう。

お礼メールの返信の書き方【社外ビジネス取引相手向け】

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ビジネスや就活などでお礼メールを頂いた時の返信メールのマナーについてご紹介しましたので、ここからは実際にお礼メールを頂いた時にどのような返信の書き方をすれば良いかについてご紹介していきます。まず、ビジネスにおいて社外のビジネス取引相手からお礼メールを頂いた場合の返信の書き方からご紹介しましょう。

仕事を依頼した際の返信メールの例文

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社外ビジネス取引相手向けのお礼メールの返信の書き方の一つ目は、仕事を依頼した際の返信メールの例文です。ビジネスにおいて取引先に仕事の依頼をすることはたくさんありますので、それに対するお礼メールをもらうことも結構あります。依頼された仕事の進捗報告つきのお礼メールなどをもらった場合の返信メールの例文をご紹介します。

「お世話になっております。こちらこそ、先日はわざわざご足労いただきまして誠にありがとうございました」という挨拶から始まり、「ご多忙中早速ご報告いただきまして恐縮でございます」と相手のメールと仕事に対してお礼を言うのがマナーです。

その後「頂戴いたしましたファイルの検品には数日かかる模様でございますので、また検品が終了いたしましたらこちらから改めてご連絡差し上げます」などと書きましょう。

提案を断った際の返信メールの例文

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社外ビジネス取引相手向けのお礼メールの返信の書き方の二つ目は、提案を断った際の返信メールの例文です。ビジネスは複雑なので、条件などが合わなければ取引先の提案を断ることもあります。また、提案をお断りしてもお礼メールを頂くという場合もありますので、提案を断った際のお礼メールへの返信の書き方のマナーも大切です。

このような場合にもまずは挨拶文「お世話になっております。先日はご足労頂きまして誠にありがとうございました」から始めます。そして「また、ご丁寧にご連絡いただきまして恐縮です」とメールへのお礼を述べるのも、忘れてはならない相手への気遣いになります。

続いて「今回は条件が合わず残念な結果となりましたが、また別の機会にお力添え頂ければ幸いに存じます」と、おわびと次につなげる言葉を書くのが大切なマナーです。

表敬訪問に関する返信メールの例文

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社外ビジネス取引相手向けのお礼メールの返信の書き方の三つ目は、表敬訪問に関する返信メールの書き方の例文です。表敬訪問というと政治家などに会いに行くイメージがありますが、一般的な会社であっても表敬訪問と言い、社外ビジネス取引先の相手が自分の会社に訪問してくることをこう言います。

こういった表敬訪問を受けた後のお礼メールに対する返信でもやはりまずは「お世話になっております。先日はご足労いただきまして誠にありがとうございました」とあいさつ文から始めましょう。

そして「こちらこそ貴重な情報交換の場を設けて頂き、ありがとうございます」「また是非ともお越し頂きたく存じます」とお礼と次への期待を伝えることが大切なマナーです。

サプライヤーを訪問した返信メールの例文

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社外ビジネス取引相手向けのお礼メールの返信の書き方の四つ目は、サプライヤーを訪問した場合のお礼メールへの返信メールの例文です。サプライヤーというのは部品や素材などを作る会社で、そういう会社を訪問して商談した場合、相手は次に話を進めるためにお礼メールと同時に交渉してきます。

そういった場合にもまずは挨拶文「お世話になっております。先日は貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました」から始めます。そして「早速ご対応頂き感謝致します」と相手の対応へのお礼を述べます。

次に「ご提案頂きました新しい部品に関しまして弊社内にて協議させて頂きますのでもう少々お待ち下さいますようお願い申し上げます」などと続けましょう。

何かの提案をした際の返信メールの例文

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社外ビジネス取引相手向けのお礼メールの返信の書き方の五つ目は、何かを提案した際のお礼メールへの返信メールの例文です。取引先に出向き、何かを提案した場合に取引先からお礼メールを頂くこともありますが、その場合に相手が話を進めたいと言ってきた時のお礼メールへの返信の書き方はとても大切です。

まずは挨拶文から始めるのが大切なマナーで、「お世話になっております。先日は貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました」から始め、「ご丁寧にご連絡頂きまして恐縮です」とメールへのお礼を述べます。

その後は「御社内でご検討頂けるとのこと、承知いたしました。またご検討結果を伺えましたら幸いに存じます」などと続けましょう。

お礼メールの返信の書き方【社内・上司向け】

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社外ビジネス取引相手向けのお礼メールの返信の書き方をご紹介しましたので、次は社内や上司向けのお礼メールの返信の書き方についてご紹介します。こちらは社内や上司向けですので、社外ビジネス取引先とは少し異なります。社外に対するより砕けた感じのする、社内や上司向けのお礼メールへの返信についてご紹介していきましょう。

仕事を依頼した際のお礼メール返信の例文

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社内や上司向けのお礼メールの書き方の一つ目は、仕事を依頼した際のお礼メール返信の例文です。社外ビジネス取引先相手の場合は「お世話になっております」などという挨拶文から始まりましたが、部下に仕事を依頼した際のお礼メールをもらったら、まず「お疲れ様です」というねぎらいの言葉から始めます。

そして「早速のご報告ありがとうございます」とお礼を言い、部下からの報告に対して何か追加があれば「いくつか追加でお願いしたい事項がございますので、対応願います」などと続けます。

相手に確認を依頼したお礼メール返信の例文

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社内や上司向けのお礼メールの書き方の二つ目は、相手に確認を依頼した場合のお礼メール返信の例文です。こちらもやはり「お疲れ様です」から始まり、「早々のご確認ありがとうございました」などと確認をしてもらったことに対してのお礼を述べ、「仔細について理解致しました」と確認事項を理解したことを書きます。

また追加で何か確認をお願いすることがありそうなら、その旨も書きましょう。その場合は「どうかご容赦ください」と予め謝罪しておくことも大切です。違う課の相手にメールをする場合には、こういった気遣いも必要ですので覚えておきましょう。

相手に質問した際のお礼メール返信の例文

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社内や上司向けのお礼メールの書き方の三つ目は、相手に質問した際のお礼メール返信の例文です。この場合もやはり最初は「お疲れ様です」から始まります。次に、自分の質問に対する答えをもらったことに対して「早速ご確認下さってありがとうございます」などとお礼を言います。

そして「仔細につき理解致しました」と続け、「製造ラインの見直しの参考にさせて頂きます」など、報告に対してどう対応するのかなどについても述べます。

お礼だけに来た時のお礼メール返信の例文

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社内や上司向けのお礼メールの書き方の四つ目は、お礼だけに来た時のお礼メール返信の例文です。会議などに出席した部下たちへのお礼メールなどもありますが、こういった場合にもまずは「お疲れ様です」から始めます。そして「こちらこそ、とても有意義な時間をありがとうございました」とお礼へのお礼を述べます。

その後「私共でよろしければまた是非お声掛け頂ければと存じます」などというように、次もまた力になりたいという意思を示す文章を続け、「今後ともどうぞ宜しくお願いいたします」と結びましょう。

お礼メールの返信の書き方【就活関係】

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社内や上司向けのお礼メールの書き方をご紹介しましたので、次は就活関係のお礼メールの返信の書き方についてご紹介します。大学生や専門学校生の場合、まだ企業を相手にしたメールのやりとりなどをしたことがない人が多いので、就活関係のお礼メールの返信の書き方を学んでおく必要があります。

就活においてお礼メールを頂いた場合、その返信次第で内定や採用が左右されることもないとは限りません。人事担当者などはこういった細かい点も見ていますので、たかがメールと甘く見ないことが大切です。

内定や採用の大切なカギになる可能性もある、就活関係のお礼メールの返信の書き方についてご紹介しましょう。

会社説明会のお礼メール返信例文

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就活関係のお礼メールの返信の書き方の一つ目は、会社説明会のお礼メールへの返信の例文です。会社説明会への案内を頂いたら、まず件名は「会社説明会のご連絡ありがとうございました」とします。お礼メールへの返信の基本的な件名は「Re:」から始めますが、就活の場合はこのように件名を変えておくことが大切です。

そして本文の最初に会社名、次に人事部等の部署名を入れて「採用担当者様」という宛名を入れます。一行開けて自分の学校名と学部と名前を名乗り、「このたびは会社説明会のご連絡を頂きありがとうございます」と連絡へのお礼を述べます。

そして何月何日の説明会に参加するのかを述べ、最後に「お話をお聞きするのを楽しみにしております」と会社説明会への期待を述べましょう。

選考通過の連絡のお礼メール返信例文

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就活関係のお礼メールの返信の書き方の二つ目は、選考通過の連絡のお礼メールの返信の例文です。この場合もやはり件名には「Re:」をつけず、「選考通過のご連絡ありがとうございました」というように件名を変えます。そして会社説明会の場合と同じように、本文の最初には会社名と部署名と採用担当者名を入れます。

会社説明会と違うのは、次に「お世話になっております」を入れる点です。選考を通過したらもう社会人的な挨拶をしなければなりません。次に会社説明会の場合と同じように学校名や学部名、自分の名前を名乗ってから選考を通過したことへのお礼を述べます。

そして「二次選考の面接の機会を与えて頂き感謝致します」「何月何日何時に面接にお伺い致します」と続け、「今後共宜しくお願い致します」と結びます。

面接日程調節のお礼メール返信例文

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就活関係のお礼メールの返信の書き方の三つ目は、面接日程調整のお礼メールの返信の例文です。他の会社の面接とかぶってしまったりした場合に面接日程を調整して変えてもらう場合もありますが、この場合には企業からの件名に「Re:」をつけて「Re:面接日程に関して」という件名にします。

そして会社名や部署名や採用担当者名の後「お世話になっております」と続け、学校名などを名乗ります。そして「この度は面接の日程に関するご調整とご連絡を頂きありがとうございました」とお礼を述べましょう。

その後は相手のメールにあった日時を記し、「ご連絡頂きました上記の日程にて伺わせて頂きます」「当日は宜しくお願い致します」と結びます。

面接の日程変更依頼のお礼メール返信例文

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就活関係のお礼メールの返信の書き方の四つ目は、面接の日程変更依頼のお礼メールの返信の例文です。こちらもやはり先にご紹介した面接日程調整のお礼メールと同じようなメールを作成しますが、自分から面接の日程変更を依頼する場合のメールでは、件名を「面接日程変更に関するお願い」としておきます。

会社名から名乗る部分は同じで、続いて「面接日程の変更をお願い致したくご連絡致しました」と用件を述べます。そして「何月何日とご提示頂いておりましたが」と続け、理由を述べてから「日程を変更して頂けないでしょうか」と続けます。

そして「以下の日程からお選び頂けないでしょうか」と日程を提示し、「ご多忙中誠に恐縮でございますが、宜しくお願い致します」と結びましょう。

内定のお礼メール返信例文

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就活関係のお礼メールの返信の書き方の五つ目は、内定のお礼メールへの返信の例文です。この場合の件名は「内定のご連絡への御礼」とします。本文はこれまでと同様、会社名と部署名と採用担当者名を入れ「お世話になっております」と続けますが、その後が少し違います。「本日貴社より内定を頂きました」をつけて名乗ります。

そして「この度は内定のご連絡を頂きましてありがとうございました」とお礼を述べた後、「喜びと感動で胸がいっぱいで、貴社で働かせて頂ける日が楽しみでなりません」などと期待の言葉を伝えます。

「未熟者ではございますが、能力も人間性も磨いて参りますので、今後共ご指導のほど宜しくお願い致します」と結びましょう。

内定辞退メール返信例文

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就活関係のお礼メールの返信の書き方の六つ目は、内定を辞退する場合のメールの返信の例文です。第二希望の内定をもらった後に第一希望の内定をもらうということもありますので、こういった場合には内定を辞退することもやむを得ません。内定のメールに対して辞退するメールを返信する場合の件名は「内定辞退のご連絡」です。

本文の会社名から「お世話になっております」は他のメールと同じで、続いて「貴社より内定を頂きました」と名乗ります。そして「誠に心苦しく申し訳ありませんが、貴社への内定を辞退させて頂きます」と続けます。

その後内定を辞退する理由と担当者へのお詫びの言葉を述べ、最後は「貴社の今後の発展をお祈り申し上げます」と結びます。

お礼メールの返信の書き方【冠婚葬祭関係】

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お礼メールにはまだまだたくさんのシチュエーションがあります。お見舞いや冠婚葬祭へのお礼は以前はハガキなどが多かったですが、昨今ではこれらへのお礼もメールで行われる場合が多くなっています。職場の上司や先輩などの、お見舞いや冠婚葬祭関係のお礼メールへの返信の書き方をご紹介しましょう。

お見舞いのお礼メール返信例文

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冠婚葬祭関係のお礼メールへの返信の書き方の一つ目は、お見舞いのお礼メールへの返信の例文です。まず件名は相手からの件名に「Re:」をつけましょう。そして本文の最初は、上司などの場合「お疲れ様です」で取引先関係者の場合「お世話になります」です。続いて、お見舞いに行った時のお礼の言葉を述べます。

「先日は療養中にもかかわらずお時間を頂きありがとうございました」とお礼を述べたら、「お顔を拝見で来てひと安心致しました」などというように、顔を見られて安心した旨を伝えましょう。

最後に「どうかご無理はなさらず、安静になさって療養をお続けください」と結びます。「早く元気になって下さい」というのはNGですので気をつけましょう。

お悔やみメール返信例文

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冠婚葬祭関係のお礼メールへの返信の書き方の二つ目は、お悔やみのメールへの返信の例文です。こちらも件名は変えずに「Re:」をつけます。メールの本文の最初は相手の宛名です。取引先の相手の場合は会社名や部署名も必ずつけて下さい。ですがお悔やみの場合は取引先であっても「お世話になっております」という挨拶はつけません。

「この度は誰それ様のご逝去を知り、心からお悔やみ申し上げます」から始めて、「お辛いかとは存じますが、ご家族までが体調を崩したりなさいませんよう、お体にはお気を付けください」というような言葉で相手の辛い気持ちを気遣うことが大切です。

なお、「くれぐれも」や「重ね重ね」という「忌み言葉」はお悔やみにはタブーですので、絶対に使わないよう気をつけましょう。

弔電のお礼メール返信例文

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冠婚葬祭関係のお礼メールへの返信の書き方の三つ目は、弔電のお礼メールへの返信の例文です。本来、弔電へのお礼メールへの返信は必要ありません。ですが上司や取引先などで日頃お世話になっている場合は、件名に「Re:」をつけて返信します。「お世話になっております」や「お疲れ様です」という挨拶はいりません。

「ご多忙中にもかかわらずご丁寧にお心遣い頂きまして、誠にありがとうございます」とお礼メールへのお礼を述べます。そして「ご多忙かとは存じますがどうかお体おいとい下さいませ」と体を気遣う言葉を続けましょう。

「返信のお気遣いはなさいませんよう、宜しくお願い致します」と結んで署名して終わりです。こちらも忌み言葉を使わないよう注意しましょう。

会葬のお礼メール返信例文

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冠婚葬祭関係のお礼メールへの返信の書き方の三つ目は、会葬のお礼メールへの返信の例文です。こちらも相手からの件名に「Re:」をつけて返信します。上司や取引先の場合は宛名を最初に記載し、「お疲れ様です」や「お世話になっております」というビジネス挨拶は使わないようにしましょう。

「誰それ様のご冥福をお祈りし、心からお悔やみを申し上げます」とお悔やみの言葉を述べ、「さぞお辛いかと存じますが、体調を崩したりなさいませんようご自愛ください」と相手を気遣う言葉を続けます。文末には署名をして結びましょう。

パーティのお礼メール返信例文

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冠婚葬祭関係のお礼メールへの返信の書き方の四つ目は、パーティのお礼メールへの返信の例文です。こちらのお礼メールは即日返信します。件名は「Re:」をつけて返信し、仕事関係の相手の場合は会社名や部署名などもきちんと宛名書きしましょう。次に「いつも大変お世話になっております」といった挨拶文を入れます。

そしてお礼メールへのお礼の言葉として「ご多忙中にもかかわらずお心遣い頂きまして誠にありがとうございます」などと言います。そして「とてもためになる話を伺い有意義な一日を過ごすことができました」など、パーティの感想を簡単に伝えましょう。

返信に返信される可能性もありますので、最後には「返信はお気遣いなく」と返信は無用だということを伝えて署名で結びます。

お礼メールの返信の書き方【打ち合わせのお礼メール向け】

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次に、打ち合わせのお礼メール向けのお礼メールの返信の書き方についてご紹介します。ビジネスにおいて社内社外ともに打ち合わせをすることは大変多く、それに関するお礼メールを頂くこともあります。そういった場合にはどのような返信の書き方をすれば良いのか、打ち合わせのお礼メール向けの返信の書き方についてご紹介しましょう。

件名の例文

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打ち合わせのお礼メール向けの返信の書き方の一つ目は、件名の例文です。打ち合わせのお礼メールの件名は大体「打ち合わせのお礼」となっています。この件名に「Re:」をつければ打ち合わせのお礼メールの返信の件名になります。相手からの件名を変更せずに「Re:」をつけるのだということを覚えておきましょう。

宛名の例文

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打ち合わせのお礼メール向けの返信の書き方の二つ目は、宛名の例文です。相手が社内の上司などの場合は「誰それ課長」「誰それ部長」で構いませんが、取引先の相手の場合は会社名から入れなければなりません。「株式会社A」と一行目に入れ、「営業部企画課」などの部署名を次の行に入れて三行目に相手の名前を入れます。

あいさつ文の例文

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打ち合わせのお礼メール向けの返信の書き方の三つ目は、あいさつ文の例文です。相手が社内の上司などの場合は「お疲れ様です」というあいさつ文を使いますが、社外の取引先などの相手の場合は「いつもお世話になっております」といったあいさつ文を使います。社内と社外とではあいさつ文は違うということを覚えておきましょう。

本文の例文

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打ち合わせのお礼メール向けの返信の書き方の四つ目は、本文の例文です。社外なら「先日はご足労いただきまして誠にありがとうございました」「ご丁寧にご連絡頂き恐縮です」というように打ち合わせへのお礼とお礼メールへのお礼を述べ、「今回は見送らせていただきましたが、また別の機会がありましたら宜しくお願い致します」などと続けます。

社内の場合は「こちらこそ打ち合わせありがとうございました」「今回はお力になれず残念ですが、また是非お声掛け下さい」というように社外宛てとは少し異なります。

結び・締めの例文

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打ち合わせのお礼メール向けの返信の書き方の五つ目は、結びや締めの例文です。社外への返信の結びや締めは先に本文の所でご紹介したように「また別の機会がありましたら宜しくお願い致します」といった結び方をします。社内の場合は「今後共宜しくお願い致します」でOKです。

結びや締めの言葉の後には社内なら部署名と名前を入れ、社外なら会社名から名前まで入れるのがマナーですのでこちらも忘れないようにしましょう。

お礼メールの返信の書き方【よく使うフレーズ】

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次に、お礼メールの返信でよく使うフレーズについてご紹介します。ビジネスにおけるお礼メールはビジネス文書と同じような言葉を使いますので、ビジネス文書を書く時に使う言葉が良く使われますが、ビジネス文書より少し優しい表現を使うことも多いです。それでは、お礼メールの返信でよく使うフレーズをご紹介しましょう。

ご丁寧にありがとうございます

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お礼メールの返信でよく使うフレーズの一つ目は、「ご丁寧にありがとうございます」です。お礼メールの返信には、お礼メールを頂いたことに対するお礼文が必要です。「ご丁寧にご連絡頂きまして誠にありがとうございます」などというようにちょっと変化させて「ご丁寧にありがとうございます」というフレーズを使いましょう。

早々にご対応いただきありがとうございます

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お礼メールの返信でよく使うフレーズの二つ目は、「早々にご対応いただきありがとうございます」です。仕事の打ち合わせなどの後のお礼メールには、仕事の進捗状況のお知らせなどもあります。こういった場合には「ご多忙中にもかかわらず、早々にご対応いただき誠にありがとうございます」などと言った言い方をします。

お役に立てたようで大変うれしく思います

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お礼メールの返信でよく使うフレーズの三つ目は、「お役に立てたようで大変うれしく思います」です。自分が相手に何かしてあげたことに対するお礼メールを頂いたら「お役に立てたようで大変うれしく存じます」などといった言い方をすることによって、相手の役に立てたことを喜んでいる気持ちを伝えましょう。

貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました

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お礼メールの返信でよく使うフレーズの四つ目は、「貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました」です。取引先との打ち合わせなどは、相手の時間を頂くことになります。打ち合わせの後のお礼メールには「こちらこそ貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます」というようにお礼の言葉を伝えましょう。

先日はご足労いただきありがとうございました

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お礼メールの返信でよく使うフレーズの五つ目は、「先日はご足労いただきありがとうございました」です。打ち合わせで相手が自分の会社に来てくれた後のお礼メールでは、わざわざ来てくれたことに対するお礼が必要ですので「先日はご足労いただきありがとうございました」という言葉でお礼の気持ちを伝えましょう。

本来であればこちらでうかがうべきところをご足労をおかけし

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お礼メールの返信でよく使うフレーズの六つ目は、「本来であればこちらでうかがうべきところをご足労をおかけし」です。本来ならこちらが相手のところに行くべきなのに相手にこちらに来てもらった場合、このような言い方をして申し訳なさを伝えます。相手に対して気遣う気持ちを表す言い方なので覚えておくと良いでしょう。

精進・まい進・努める

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お礼メールの返信でよく使うフレーズの七つ目は、「精進」「まい進」「努める」です。これらの言葉は自分が頑張るという気持ちを表す時に使う言葉で、「今後も精進して参りますので」「今後もまい進致しますので」「今後も努めて参りますので」などといった使い方をします。

お力添え

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お礼メールの返信でよく使うフレーズの八つ目は、「お力添え」です。誰かに何かを助けてもらった時の後のお礼メールの返信には「お力添え頂き誠に感謝致しております」などといった言い方をします。また、「またお力添え頂ければ幸いに存じます」というように、次も助けて欲しいという言い方をする時にも使えます。

お礼メールの返信の書き方の注意点

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ここまでお礼メールへの返信の書き方などについてご紹介してきましたが、注意点もいくつかあります。冒頭でマナーについてご紹介しましたが、それ以外にも注意点があります。マナーとも言えますが、相手への心遣いとも言える、お礼メールへの返信の書き方の注意点についてご紹介しましょう。

できるだけ早く送る

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お礼メールへの返信の書き方の注意点の一つ目は、できるだけ早く送るということです。プライベートでのメールなら即日返事をしなくても構いませんが、ビジネスにおけるお礼メールへの返信は即日が原則です。忙しくて返信がなかなかできなくても、できるだけ早く送るように心がけましょう。

くどい長文はNG

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お礼メールへの返信の書き方の注意点の二つ目は、くどい長文はNGだということです。手紙を書くのが好きな人やしゃべるのが好きな人はついついメールも長文になってしまいますが、ビジネスでのメールでは世間話などを入れた長文はNGです。普段から長文のメールを送っている人は注意が必要です。

用件のみの短すぎるメールもNG

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お礼メールへの返信の書き方の注意点の三つ目は、用件のみの短すぎるメールもNGだということです。くどすぎる長文もNGですが、相手のことを全く気にかけないような短文のメールは人間性を疑われることもあります。お礼メールへの返信には、長すぎず短すぎずちょうどいい長さのメールを送りましょう。

例文丸写しのメールもNG

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お礼メールへの返信の書き方の注意点の四つ目は、例文丸写しのメールもNGということです。お礼メールへの返信の書き方がわからないうちは例文を参考にするのも良いですが、丸写しをしていると上司の名前を間違えるなどのミスが生じることもあります。例文はあくまでも例文ですので参考にして自分で文章を考えましょう。

簡潔でも心のこもったメールを

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お礼メールへの返信の書き方の注意点の五つ目は、簡潔でも心のこもったメールを書くということです。メールというものはその文章に人となりが表れるものです。なので用件プラスほんの少し、相手の体を気遣ったりする言葉を添えてみましょう。ひと言添えか添えないかで人間の印象は変わりますので、気をつけましょう。

お礼メールの返信はマナーを守って簡潔に書こう!

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お礼メールに対する返信について、色々なシチュエーションに合わせた例文などをまじえてご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。プライベートではそう気にすることもありませんが、ビジネスでのお礼メールにはいくつものマナーがあります。お礼メールの返信はマナーを守って簡潔に書きましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

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