自由研究の上手なまとめ方は?書き方のポイントやテーマの決め方もご紹介!

自由研究の上手なまとめ方は?書き方のポイントやテーマの決め方もご紹介!

毎年の夏休みで自由研究を作る時、書き方やまとめ方でつまずくことが多くはありませんか?この記事では自由研究の書き方やまとめ方のポイントやコツをご紹介します。ポイントやコツを押さえて計画的に自由研究を作って夏休みを満喫しましょう。

記事の目次

  1. 1.自由研究はまとめ方・書き方が大事
  2. 2.自由研究の書き方(まとめ方)構成
  3. 3.自由研究は書き方(まとめ方)だけでなく見やすさも重要
  4. 4.自由研究の書き方(まとめ方)のポイント・コツ【低学年向け】
  5. 5.自由研究の書き方(まとめ方)のポイント・コツ【中・高学年向け】
  6. 6.記録に残す形式の自由研究にはアルバムタイプもオススメ
  7. 7.自由研究は書き方・まとめ方が分かれば簡単!

自由研究はまとめ方・書き方が大事

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小学生や中学生の夏休みの宿題において一番手間と時間がかかるものは自由研究において他なりません。本当に自由に研究出来たらいいのですが、自由研究では内容や書く用紙の大きさや枚数、必ず書かなければならない項目等、書き方にルールがあるのでまとめ方がいまいち決まらないことが多くなります。

この記事では自由研究を進める上でのコツや便利なテーマ、上手な書き方やまとめ方をご紹介します。内容によっては早めに取り掛からなければならないテーマもあるので、上手く終わらせて夏休みを満喫できるようにしましょう。

基本は要件に沿っているか

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自由研究において一番重要なポイントは学校から提示された条件に合っているかどうかです。どれだけ上手いまとめ方や書き方が出来ていても条件に合っていなければやり直しや評価外にされてしまいます。せっかく頑張ってまとめ上げた研究成果です、用紙にまとめる前にしっかりと提出条件を確認してからまとめに入るようにしましょう。

自由研究の提出条件の内容はだいたい夏休みのしおりや、宿題の科目の一覧が書かれたプリントに載っています。失くさないようにしましょう。

自由研究の書き方(まとめ方)構成

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自由研究は、いくつかのポイントを押さえれば簡単にまとめることが出来ます。どんな研究内容であっても書かなければならない項目や構成はほとんど同じです。まずは内容の構成から考えることが上手な自由研究を作ることへの第一歩となります。

ここでは自由研究の書き方やまとめ方を簡単にするための構成作りのコツやポイントの数々をご紹介します。自由研究は夏休みの宿題の中でもかなり大変でしんどい部類だと思われがちですがコツを押さえればまとめるのは簡単で、実験や観察等楽しい要素もたくさんあるので楽しみながら作ることが出来ます。

①テーマ

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誰かの自由研究を見る時に真っ先に目に映るのはテーマ(題名)です。テーマにはその人がどんな研究をしたのか、何について研究したのかが一目で分かるような書き方をするのが大切です。また、相手に「読んでみたいな」と思わせるような題名にするのも好印象です。

例えばカブトムシを研究対象にしたのであれば、「カブトムシについて」というようなシンプルなテーマではなく、「カブトムシの角は何のためにある?その理由を解明」というようにもっと掘り下げた内容のテーマの方が相手も興味を持ちやすくなります。研究内容が同じでもテーマが変わるだけでその後の文章の説得力に違いが出てきます。

自由研究に使うテーマは人それぞれです。そもそも何もテーマが思いつかないという時は周りの人の自由研究のテーマからヒントをもらうのもおすすめです。

②研究の理由

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何故そのことについて研究したのかの理由を書くのも大切なポイントです。学校によっては理由を書くのが必須条件になっている所もあるでしょう。はっきりとした理由やきっかけがあればとても簡単に書けてしまう項目ですが、自由研究をしている方の中には、「なんとなくいいなと思ったから」「簡単そうだから」という理由もあります。

しかしそれをそのまま書いてしまうと怒られてしまうかもしれません。そんな時は「本を読んで自分でもやってみたくなった」「自分でも出来そうだったから」と書くのがおすすめです。あまりにも文全体が短いと問題なのでその時のエピソード等も添えるとベターです。

③内容

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自由研究の内容を書く時のポイントは読んだ相手が研究内容に興味を持ってくれるかどうかです。自由研究の内容を書く時は「どんなことを知りたいのか」「どんな方法で調べるのか」「何を準備して順序はどうするのか」を読み手にもわかりやすく簡単に説明します。読み手が「自分もやってみよう」と思えるくらいわかりやすい書き方にするのがコツです。

④結果

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研究した結果は読み手も一番気になっているポイントなのでとても重要です。結果を書く時は、研究の結果とそれで自分が気付いたことを分けて書くとより一層研究らしくなります。自由研究に限らず、何かを調べ研究してそれを報告する時には必ず結果とそれについての考察を言うのが一般的です。

⑤感想・まとめ

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感想や全体のまとめを書く時は、自由研究の結果と分かったことを別々に書くようにしましょう。研究した結果を述べてから、それについての感想や今後どうしたいのかを述べると上手くまとまった締めくくりの言葉になります。自分がした自由研究が有意義であったことをアピールすることにもなるのでおすすめです。

⑥参考物の紹介

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自由研究で使った道具や、参考になった本やWEBサイトを紹介するようにしましょう。自由研究をする際には必ず何かしらのメディアを使って調べることになります。本やWEBサイトの情報は必ず誰かが書いてくれたものなので、きちんと紹介するようにしましょう。

本であれば出版社、作者、タイトルを記載して、WEBサイトならURLとタイトルを記載するようにしましょう。

⑦お世話になった場所や人の紹介

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自由研究を進める時に、誰かから話を聞いたり施設の訪問を行った場合はお世話になった場所や話を聞いた方の紹介するようにしましょう。映画やアニメでも最後には必ずスタッフロールが流れますよね。それと同じで、自由研究に一緒に協力してくれた方々を紹介するのは礼儀の基本です。

自由研究は書き方(まとめ方)だけでなく見やすさも重要

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出来上がった自由研究は自分だけでなく先生やクラスの人達も見ます。せっかく人に見てもらうなら書き方やまとめ方だけでなく見やすさにもこだわりましょう。自由研究の内容を見やすくするのは意外と簡単で、ポイントとコツさえ押さえれば誰でも簡単に見やすくすることが出来ます。ここでは自由研究を見やすくするためのポイントをご紹介します。

自由研究をまとめるのにおすすめの用紙・記録物

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自由研究をまとめる時、研究の内容によって適した用紙、記録物があります。生物の観察日記なのか、化学反応の実験なのか、自由研究のテーマによっては日記のような形の方が良かったり模造紙のような大きな画用紙に広々と掲載した方が良い場合があります。用紙、記録物別におすすめのテーマをご紹介します。

レポート用紙・ノート

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レポート用紙やノートを使った自由研究のまとめ方はどのようなジャンルでもまとめやすくて万能な記録物です。自分で文章を書くことが苦にならないのであれば簡単に立派な形にまとめられます。書く時のポイントは、ページ毎で構成を分けて書くことです。

1枚目はタイトルと名前、2枚目は目次にする等して、文を詰め過ぎずスペースを広々と使いながら書くととてもみやすい自由研究のレポートになります。

スケッチブック

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スケッチブックを使った自由研究のまとめ方は小学生で一番人気がある書き方です。1枚1枚のスペースが広いので写真や新聞記事の切り抜きをそのまま用紙に貼り付けることができ、絵の具やマーカーや色鉛筆を使って絵を描いてまとめることも出来るのでとても使い勝手が良いです。

用紙をつなげて縦長な記事にしたり、紙芝居のように1枚1枚めくりながら説明することも出来るので読み手にもとても見やすくまとめることが出来ます。

スクラップブック

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写真をたくさん使う自由研究であればスクラップブックを使うのがおすすめです。研究内容の写真をたくさん貼って周りに色鉛筆やマーカーのデコレーションを付けるとオシャレなアルバムのような仕上がりになるので女の子にもとても人気があります。写真を多用しているのでペラペラとめくりながら気軽に読めるのがポイントです。

スクラップブックには出来上がった自由研究を長い間保存しておけるという長所もあります。10年20年後にまた読み返して当時の風景を思い出すことが出来るのもスクラップブックならではの特徴です。

アルバム

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自由研究をした時の工程を写真や図を使って説明するのがメインならアルバムを使った書き方がおすすめです。自分が行った自由研究の手順の図や写真をアルバムに貼っていき、横に説明を補足することでとても見やすい形にすることが出来ます。図や写真以外にも押し花や標本をきれいに保存することが出来ます。

立体作品

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用紙やノートにまとめる以外にも、紙粘土を使ったり画用紙を切り抜いて立体作品にしてまとめる方法もあります。文章を書くのが苦手な場合はこの方法がおすすめです。立体作品のアイデアはとても様々で、化学反応を利用したおもちゃを作ったり、植物の葉を使ってアートにしたりと自由度がとても高いのでのびのびとした作品に出来るのがポイントです。

特にまだ文章としてのまとめ方が苦手な小学校低学年のお子さんにはとても人気があり、おすすめのまとめ方です。

映像

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近年では親や友達に頼んで研究の風景を動画にしてまとめたり、パソコンを使って内容をまとめて発表する方法も流行ってきています。この方法は中学生の自由研究に人気があり、化学反応や生物の生態等、用紙や写真でまとめにくい内容の場合は特に便利です。学校によっては映像作品が禁止の場合もあるので担任の先生に確認しておきましょう。

自由研究の書き方(まとめ方)のポイント・コツ【低学年向け】

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小学校低学年のお子さんは、まだ文章や長さやグラフ等知らないことも多いのでレポート形式の自由研究の書き方は難しいです。低学年の内は親子で自由研究に取り組むことが多いので、実験等よりは観察日記や工作の方が取り組みやすくておすすめです。ここでは小学校低学年のお子さん向けの自由研究の書き方のポイントやコツをご紹介します。

日記形式で書く

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毎日観察したり成長を見る自由研究なら日記形式がおすすめです。観察日記では変化の様子を見ることが大切です。観察日記を付けるときは1日分を1ページにして大きいサイズの日記帳で広々と書けるようにしましょう。お子さんに継続することの大切さや文章を書き方を教えてあげたい時には日記形式がおすすめです。

低学年の場合はまとめの書き分けに注意する

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文章を書くことに慣れていない小学校低学年の間はよく目の前で起こったことと自分が思ったことを分けずに一緒に書いてしまいがちです。日記帳に書き始める前に分けて書くように説明してしっかりと見守ってあげるようにしましょう。低学年の間は親のサポートが必ず必要です。日記の書き方以外にもいろいろな面でサポートしてあげましょう。

自由研究の書き方(まとめ方)のポイント・コツ【中・高学年向け】

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小学校高学年、中学生になると文章力を一段と上がって実験や観察の洞察力も肥えてきます。また、学校側からの自由研究の最低条件もより厳しくなるので画用紙一枚だけといった自由研究では再提出になってしまうこともあります。写真や新聞の切り抜き、グラフや年表等様々なアイテムを使って見やすく分かりやすいまとめ方を心がけましょう。

作品のイメージを持つ

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自由研究をまとめる時は、上の学年の子が過去に作った自由研究を参考にするのもおすすめです。完全に真似をすると問題ですが、アイデアのきっかけとして教えてもらうのは全然大丈夫です。周りの子の自由研究を見ることで新しい発見があったり、こんなまとめ方もあるんだと勉強になったりするので行き詰った時にはとても良いです。

グラフや表を活用する

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グラフや表等を上手に活用すると自由研究のグレードがグッと上がります。長い文章は読むのが辛くなってしまうので何かの数値を表現する時はグラフや表を使って読み手にも簡単に理解してもらえるようにすると自由研究全体のクオリティが良くなります。強調したい内容や自由研究の要になる箇所に表やグラフを使うのも効果的です。

記録に残す形式の自由研究にはアルバムタイプもオススメ

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写真とエピソードを盛り込んでコンパクトにしておけるアルバムタイプは記録に残す形式の自由研究は思い出写真のアルバムを読むような感覚で見ることが出来るのでとても便利でおすすめです。写真やイラストを貼ってその横に補足という形で文章を足すことでまとめることが出来るので作成も簡単です。

アルバムの上手な書き方(まとめ方)

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アルバム形式で自由研究をまとめる場合、上手にまとめるコツがいくつかあります。まずは、工程がある自由研究ならばその工程の手順の写真を貼るととても分かりやすい図になります。写真やイラストに補足する説明は工程の説明とその時の自分の感想や苦労したこと等を合わせて書くと内容がとても伝わりやすくなるのでおすすめです。

写真の大きさが全て同じだと単調で飽きがきやすくなるので写真やイラストの大きさに変化を付けるとメリハリが付きます。

自由研究は書き方・まとめ方が分かれば簡単!

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以上が自由研究の書き方、まとめ方のポイントやコツです。自由研究の内容がとても良い物でも、しっかりとまとめないと相手にいまいち内容が伝わらないまま終わってしまいます。せっかく自由研究をするのであればみんなにすごいと思ってもらえるような自由研究を作りましょう。自分だけのオリジナルの書き方で作り上げるのも1つの楽しみ方です。

年に一度の夏休みです。思い出に残るような立派な自由研究を作り上げて充実した夏休みを送れるようにしましょう。

どっこい
ライター

どっこい

会社員兼個人投資家の27歳。趣味は中国の地方料理やシンガポールなどのマニアックな料理の研究、映画鑑賞。 仕事とデイトレードをこなしながら、スクレイピングなどのプログラミング知識も習得中。 横のつながりを大切することをモットーとして頑張ります。

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