結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の渡し方
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の渡し方にはマナーがあります。結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の渡し方は、郵送と手渡しが考えられます。結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀を郵送する場合もマナーについて見ていきましょう。ここからは、結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の渡し方について紹介します。
ケース別にお祝い・ご祝儀の渡し方が違う
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀を郵送する場合は、手紙やメッセージを添えると良いでしょう。
「招待状をもらう前に予定を聞かれて欠席と伝えた場合」「招待状をもらってから欠席の返事をした場合」「招待状の返信で出席としたが後日になって欠席となった場合」「招待状の返信で出席としたが直前になって欠席となった場合」と4つのケース別にお祝い・ご祝儀に添える手紙やメッセージについて紹介します。
招待状をもらう前に予定を聞かれて欠席と伝えた場合
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀に手紙を添える場合は、手紙の基本に従い文章を書きましょう。手紙の基本は「前文」「主文」「末文」「後付け」という構成です。また目上の方には「頭語」「時候の挨拶」「結語」もいれると良いでしょう。
6月であれば「拝啓 初夏の候 (○○様には)ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」という文章から書き始めます。招待状をもらう前に予定を聞かれて欠席と伝えた場合は「新しい生活に活用していただけると幸いです。後日、結婚式の様子などをお聞かせいただければと思います。」などの文章を主文に入れましょう。
招待状をもらってから欠席の返事をした場合
「時候の挨拶」は、6月は「初夏の候」以外にも「梅雨の候」「入梅の候」などの表現があります。時候の挨拶は月ごとに適切な言葉を選びましょう。「(○○様には)ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」というような文章を付け加えましょう。ここまでが、時候の挨拶となります。
招待状をもらってから欠席の返事をした場合は、事前に連絡をもらって出席できると答えていることがほとんどです。電話やメールでは出席できると伝えたのに欠席することになった理由と謝罪の気持ちを伝えましょう。
招待状の返信で出席としたが後日になって欠席となった場合
招待状の返信で出席としたが後日になって欠席となった場合も、欠席することになった理由と謝罪の気持ちを伝えましょう。「出席して晴れの姿を見ることを楽しみにしていたが見れなくて残念です。」というように、結婚式に出席できない・結婚式で会えない残念な気持ちも添えると良いでしょう。
招待状の返信で出席としたが直前になって欠席となった場合
招待状の返信で出席としたが直前になって欠席となった場合は、欠席せざる負えない理由をしっかり伝えた方が良いでしょう。妊娠中の場合は、医師から安静にするよう言われ残念ですが欠席させていただきます。という文章を添えましょう。「文末」では手渡しできないことへの謝罪とお祝いの言葉で締めくくりましょう。
結婚式に欠席する理由を伝えるマナー
結婚式に欠席する場合、正直に理由を伝えるべきか迷う人も多いでしょう。欠席を伝えることでお祝い事に水を差すのではと先延ばしにすることは好ましくありません。相手との関係性にもよりますが、欠席せざる負えない状況になった時点で早急に欠席の連絡と理由を伝えるようにしましょう。
欠席結婚式に欠席する理由を伝えるときにもマナーがあります。結婚式に欠席する理由により、伝え方は変わります。ここからは、結婚式に欠席する理由を伝えるマナーについて紹介します。
体調都合の場合
結婚式に欠席する理由が体調の都合による場合、相手との関係性が親密であるほど隠し事は避けた方が良いでしょう。自分が同じ立場で隠し事をされたらどうでしょうか?後から知って、何で言ってくれなかったの?とならないよう正直に話した方が良いでしょう。
欠席の連絡はなるべく直接会って伝えるか電話で伝えることがマナーとなりますが、体調の度合いによりメールやSNSなどの連絡手段でも構いません。まずは早めに欠席の連絡をしましょう。欠席の連絡をしたあとは、はがきや手紙などを送ると良いでしょう。送り方にもマナーがあるので気を付けましょう。
不祝儀・法事の場合
結婚式に欠席する理由が不祝儀・法事の場合も、相手との関係性が親密であるほど隠し事は避けた方が良いでしょう。不祝儀・法事の場合はなるべくお祝い事では触れないことがマナーとなっていますが、親密な相手に隠し事をするのはおすすめできません。また、お祝い・ご祝儀の品は後日手渡しましょう。
以上が結婚式に欠席する理由を伝えるマナーとなります。お祝い事に水を差すようなことは伝えたくない気持ちもあるでしょうが、相手との関係性が親密であるほど隠し事をする側される側、双方気持ちの良いものではありません。結婚式に欠席する理由を正直に伝え、謝罪とお祝いの気持ちを伝えましょう。
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の送り方
結婚式に欠席する際、お祝い・ご祝儀の送り方にもマナーがあります。結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の送り方は、郵送での送り方と直接手渡しをする渡し方ではマナーが変わります。結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀を郵送での送り方は、現金を送るため特に注意が必要です。
ここからは、結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の郵送での送り方・手渡し方のマナーを紹介します。
郵便で送る場合
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の送り方、1つめは「郵送で贈る場合」の送り方です。結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の郵送での送り方は、必ずご祝儀袋に現金を入れ現金書留用封筒に入れて郵送しましょう。ご祝儀袋もいれることが出来る大きさの現金書留封筒(21円)は、郵便局で購入することができます。
直接手渡しをする場合
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の送り方、2つめは「直接手渡しをする場合」の渡し方です。普段から新郎新婦と交流がある場合は、手渡ししたほうが良いでしょう。新郎新婦との関係が親密であったとしても、結婚式はお祝い事なので手渡し方のマナーを守りましょう。
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の手渡しの方マナーに従い、現金はご祝儀袋に入れましょう。
以上が結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の郵送での送り方と手渡し方になります。結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の送り方・手渡し方にもマナーがありますので、相手に失礼のないよう送り方・手渡し方にも気を配りましょう。
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の相場
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀はどれくらい包めばよいのでしょうか。結婚式に出席する際のお祝い・ご祝儀の相場を元に、結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の相場について見ていきましょう。ここからは、結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の相場について紹介します。
ケース別にお祝い・ご祝儀の相場が変わる
結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の相場は、新郎新婦との関係性とケース別で相場が変わります。結婚式を欠席する際の考えられる4つのケースについて、お祝い・ご祝儀の相場をそれぞれ紹介します。
考えられる1つ目のケース「招待状をもらう前に予定を聞かれて欠席」、2つめのケース「招待状をもらってから欠席の返事をした」、3つめのケース「招待状の返信で出席としたが後日になって欠席」、4つ目のケース「招待状の返信で出席としたが直前になって欠席」についてそれぞれ相場を見ていきましょう。
招待状をもらう前に予定を聞かれて欠席
結婚式の招待状をもらう前に予定を聞かれて欠席する旨を伝えているケースのお祝い・ご祝儀の相場を新郎新婦との関係性別に紹介します。友人関係の場合は5,000円~10,000円程、会社関係の場合は上司であれば10,000円程・同僚や部下の場合は2,000円~10,000円程、親戚関係の場合は10,000円~100,000円程の現金やプレゼントが一般的です。
例えば、新郎新婦より年齢の若い親戚関係の人であれば相場は低くなり現金よりプレゼントの方が喜ばれることもあります。20代・30代・40代では相場も変わってきます。会社関係や親戚関係の場合、それぞれ決まり事があるか確認を事前にしておきましょう。迷ったらまずは相談してみましょう。
招待状をもらってから欠席の返事をした
結婚式の招待状をもらってから欠席の返事をしたケースのお祝い・ご祝儀の相場を新郎新婦との関係性別に紹介します。結婚式まで1ヶ月以上の期間がある場合に限ります。結婚式の招待状をもらってから欠席の返事をしたケースのお祝い・ご祝儀の相場は「招待状をもらう前に予定を聞かれて欠席する旨を伝えているケースとお祝い・ご祝儀の相場」と同じです。
ただし、事前に確認の連絡をもらった際「出席する」と伝えていたにもかかわらず欠席の連絡をする場合の相場は「招待状をもらう前に予定を聞かれて欠席する旨を伝えているケースとお祝い・ご祝儀の相場」の倍の金額となります。
招待状の返信で出席としたが後日になって欠席
結婚式の招待状の返信で出席としたが後日になって欠席するケースのお祝い・ご祝儀の相場を新郎新婦との関係性別に紹介します。結婚式まで1ヶ月以上の期間がある場合に限ります。結婚式まで1ヶ月以上の期間がある場合は、新郎新婦が結婚式場に準備を依頼している料理や引き出物などのキャンセル料がかからないことが多いです。
その場合は、結婚式の招待状の返信で出席とし後日になって欠席するケースの相場は、新郎新婦との関係性に関わらず出席する際のお祝い・ご祝儀の1/2~1/3の金額が相場となります。新郎新婦に迷惑をかけることに変わりはありません。5,000円~10,000程度のプレゼントも添えると良いでしょう。
招待状の返信で出席としたが直前になって欠席
結婚式の招待状の返信で出席としたが直前になって欠席するケースのお祝い・ご祝儀の相場を新郎新婦との関係性別に紹介します。結婚式まで1ヶ月の期間がない場合は、新郎新婦が結婚式場に準備を依頼している料理や引き出物などのキャンセル料が発生する・キャンセルできないことが多いです。
結婚式の招待状の返信で出席としたが直前になって欠席するケースのお祝い・ご祝儀の相場は、新郎新婦との関係性に関わらず出席する際のお祝い・ご祝儀の相場と同額を郵送で送るか手渡しましょう。
以上が結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の相場となります。新郎新婦との関係性やケースごとに結婚式に欠席する際のお祝い・ご祝儀の相場は変わります。あくまで相場ではありますが、自分のために用意してもらったことへの感謝の気持ちとお祝いの気持ちを込めお祝い・ご祝儀を渡しましょう。
また、自分の結婚式に出席してお祝い・ご祝儀をもらっている場合は、結婚式を欠席するケース別に関係なくもらったお祝い・ご祝儀と同額を送ることがマナーとなっています。自分の結婚式には出席していない新郎新婦から招待された場合は、お祝い・ご祝儀を10,000円程渡すことがマナーとなっています。
結婚式に欠席する際のおすすめのプレゼント
結婚式に欠席する際、新郎新婦と友人関係であれば現金ではなくプレゼントを贈るもの良いでしょう。プレゼントの金額の相場は、現金を送る場合と同じくケース別に10,000円~30,000円程度となります。プレゼントを贈る場合は、お祝い事なのでご祝儀と同じように水引は「結び切り」で「のし」を付けるのがマナーとなります。
結婚式に欠席する際のプレゼントを郵送する場合は、着日に注意しましょう。たとえ結婚式のお祝い・ご祝儀の品だとしても、新郎新婦が忙しい時期に贈るのはおすすめできません。結婚式直前になるようであれば、あえて着日を遅らせましょう。結婚式のあとハネムーンに行く場合も、着日に注意が必要です。
サプライズで贈りたいという人もいるかもしれませんが、新郎新婦がストレスなく受け取れる日程を確認しておいた方が気遣いがあってよいでしょう。ここからは、結婚式に欠席する際のおすすめのプレゼントについて紹介します。
ギフト券は男女ともにおすすめ
結婚式に欠席する際のおすすめのプレゼントは「ギフト券」です。ギフト券は、結婚式に欠席する際の新郎新婦どちらにもおすすめのプレゼントになります。引っ越し後にバタバタしている部屋には、荷物がかさばらず好きなものが購入できるギフト券は喜ばれるでしょう。
他の人とプレゼントの内容が被らないか心配、新郎新婦が何を欲しがっているか分からないなどの場合は、ギフト券をプレゼントして好きなものを購入してもらいましょう。
新郎向けのプレゼント
結婚式に欠席する際の新郎向けのおすすめのプレゼントをいくつかピックアップしました。大人の男性にピッタリな革製品。使い続けるうちに味が出る革製品は、人気があります。オリジナルの革製品を作ることができる「JOGGO」もおすすめです。ほかには、結婚前の体系を維持するための道具やストレス発散の道具なども人気があります。
新婦向けのプレゼント
結婚式に欠席する際の新婦向けのおすすめのプレゼントは、入浴剤や入浴グッズです。慣れない新婚生活の疲れを取るアイテムとして人気があります。自分では高級すぎて買わないものなど特別感があると良いでしょう。料理の便利アイテムとして、ハンドブレンダーも人気があります。
おしゃれなデザインであればインテリアのひとつとしてキッチンに出しっぱなしすることができます。離乳食づくりに欠かせないという意見も多いキッチンアイテムです。パン食さんにはホームベーカリーもおすすめです。材料をセットするだけで翌朝焼き立て食パンを食べることができます。総菜パンを作る場合は、生地だけをこねるコースも選択できます。
以上が結婚式に欠席する際のおすすめのプレゼントとなります。新郎新婦から欲しいものを聞いていたりリクエストされている、趣味を知っている場合は喜ぶものをプレゼントしましょう。プレゼントに迷った場合は、紹介したおすすめのプレゼントを参考にしてください。
結婚式に欠席する際はお祝い・ご祝儀を早めに送ると良い!
結婚式に欠席する際はお祝い・ご祝儀を早めに送りましょう。送り方・渡し方にもマナーがあるので注意しましょう。お祝い・ご祝儀の相場は、新郎新婦との関係性や招待状をもらう前か後、出席すると伝える前か後でも変わります。少しでも新郎新婦に迷惑がかからないよう欠席できないことがわかった時点で伝え、相場に応じてお祝い・ご祝儀を渡しましょう。