冷蔵庫の重さは平均目安がある?
冷蔵庫の重さは、家族の人数で決められます。70L×家族人数+170Lが冷蔵庫容量の平均目安になります。冷蔵庫選びで大事なことは容量の選び方です。家族1人の必要容量は70Lが基本容量になります。+170Lは備蓄食材に余裕を持たせるための平均容量です。
容量の平均目安は、1人で240L、2人で310L、3人で380L、4人で450L、5人以上520Lとなります。平均重量はメーカーや仕様で異なりますが、100Lで25kg、200Lで45kg、300Lで60kg、400Lで85kg、500Lでは100kgほどになります。
冷蔵庫の重さは容量と高さで目安が分かる
冷蔵庫の重さは、容量または高さを測れば目安がわかります。~150リットルの一人暮らし用では、高さが120cm重さが30kgです。~200リットルの一人暮らし大では、高さが140cm重さが40kg~50kgです。~300リットルの2人用では、高さ160cm重さが50kg~60kgです。
~500リットルの4人~3人用では、高さが180cm重さが80kg~100kgです。500kg以上の4人~5人用では、高さが180cm超え重さは100kg~140kgと最大重量になります。平均の重さはメーカーの資料が発行されています。
容量と重さから分かる目安の参考事例
冷蔵庫の選び方の基準は、何点かあるポイントが分れば自分に合った冷蔵庫を見つけることができます。冷蔵庫は耐久消費物件ですから失敗のない選び方を知ることです。冷蔵庫の平均容量、冷蔵庫の平均重量、設置場所をチェックします。
容量の算出計算は、規定の計算式で各メーカーに当てはまっています。平均重量は容量に応じて大体の数値が出されています。ファミリーに人気の容量は、400~500リットルサイズです。最近は大型冷蔵庫もインバーター搭載で電気代が格安です。
冷蔵冷凍各室が容量が大きく野菜やチルド商品が多く入る仕様になっています。3人家族以上の家庭で多く使われています。庫内の収納に困らない大容量設計と数多い機能が特徴としてあげられます。
1人暮らし用2ドア(容量100~150リットル)の冷蔵庫の重さ
冷蔵庫の重さは、1ドア式と2ドア式では重量は変るのでしょうか。一人暮らしの部屋の場合い設置の都合で2ドア式が置けないで1ドア式の冷蔵庫を使用している場合があります。2ドア式は保管場所が2箇所あります。
冷蔵庫の平均重量は、1ドア式で23kg、容量は93リットル(IRIS OHYAMA)ですが、2ドア式は重量40kg、容量は150リットルです。1ドア式は小容量の商品だけの取扱でした。
1人暮らし用2ドア(容量150~200リットル)の冷蔵庫の重さ
一人暮らしで自炊派と外食派の冷蔵庫容量は違っています。外食派の冷蔵庫はあまり料理はしない人には、150リットルの容量がおすすめです。重さも30kg~40kgと一人で動かせるでしょう。食材の備蓄も少ないので150リットルあれば十分です。
自炊派の人が使用する冷蔵庫は、一人暮らしで、料理を作る、作り置きを保存する人用には150~200リットルの容量で十分ゆったり使えます。重さは、35kg~50kgの冷蔵庫がおすすめです。食材を備蓄したい、野菜室が必要なら3ドア、300L重さが60~70kgになります。
冷蔵庫を自分で運ぶことはできるのか?
冷蔵庫を運ぶ必要は、新規購入、引越し、キッチンの模様替えのときに自分で運ぶことが可能なのか、新規購入のときは、店舗から運び込んでくれるか、または玄関先まであとは自分が運び込み据付になります。引越しのときは、小型の冷蔵庫は男性1人で可能です。
引越し先の距離にもよりますが、車両の手配や中型~大型冷蔵庫になれば男性が2~3人は必要でしょう。冷蔵庫は思ったよりも重く、手を掛ける場所も無いので簡単には運べないのです。取扱説明書で冷蔵庫の大きさと重さを確認してください。
キッチンでの設置は、冷蔵庫の幅、高さから部屋の位置を決め据えつけましょう。部屋、廊下、会談、通路など十分な幅がないと運ぶのは難しく、手助けをたのむことです。
プロが運ぶときにする判断基準
冷蔵庫は、運ぶときには特に気をつけなければならない大型家電です。宅配業者や引越し業者でも大型冷蔵庫単品の搬送には、応じてくれない業者もあります。引越し業者に冷蔵庫だけのプランがあるのか?宅配便で送れるのか?
ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」の判断基準を調べてみました。梱包から搬出、搬入、設置までのコースです。料金例、Eランク(3辺合計)301~350cm東京都内15050円(税別)別途料金はクレーン吊り上げ費は10000円です。
重量物作業、搬出搬入料金101kg~120kgに10,000円(税抜き)×2、2階以上に設置は、クレーン料金、500リットル以上の場合20000円追加されます。
300リットルクラスの冷蔵庫は2人以上で運ぶ
冷蔵庫の大きさ、重さで動かす方法が変ります。300リットルの中型冷蔵庫は50~70kgの重さになります。小さめのものは小型冷蔵庫と同様に持ち上げて運べます。この場合男性2人で作業をしてください。
中型冷蔵庫も大きいものは、重量が70kgもあり持ち運ぶことは無理でしょう。便利グッズや台車で運ぶと、廊下や階段などでは楽に動かせます。冷蔵庫を毛布で包み布紐をかけて背負うことができます。
1人が背負ってもう1人があとから支えると運びやすくなります。中型冷蔵庫の運び方には男性2人が必要です。怪我をしないで、廊下や壁面を傷つけることなく作業ができます。
小型冷蔵庫を自分で運ぶ方法
小型冷蔵庫には1ドアと2ドアがあります。1ドアと2ドアでは内部の保存域が増えるだけに重量も違っています。1ドアの重量は7kg~17kg程度で2ドアの重量は平均で38kgです。小型冷蔵庫はサイズも見た目持ち運びやすい感じです。
重量の軽さが小型冷蔵庫の利点で、業者に頼まなくても自分で移動ができます。台車があれば立てたまま運べるので冷蔵庫の機能に影響なく運ぶことができます。
冷蔵庫を運ぶ方法には、複数人で運ぶ方法があります。動かすときの制限がある冷蔵庫のような家電は、複数人が揃えば簡単に運ぶことができます。
2人で冷蔵庫を持ち上げて運ぶ
冷蔵庫を自分で運ぶときに、自分も怪我をしないで冷蔵庫も破損させないで運ぶには、男性が2人~3人が必要になります。家電の中でも重量のある冷蔵庫ですから運び方を知っていなければ、失敗します。
今回は持ち上げて運ぶ方法で動かします。運び方があります。冷蔵庫は横向きにすると冷却の液漏れが生じ故障につながります。怪我と同時に持ち上げたときの腰痛に注意です。階段や廊下の曲がり角は注意が必要です。
急な持ち上げはしないで、2人以上で声をかけあいながら作業をします。運び方は冷蔵庫を倒しながら持ち上げて移動します。背面と底の移動用とってっを持って運びます。ドア側は上に向けて運びます。ロープで吊り下げるのは危険です。
冷蔵庫を台車に乗せて運ぶ
冷蔵庫は、横に倒したまま長時間運搬するときは立てて運ぶことが必須です。庫内の冷却サイクルの液洩れがあると故障になります。冷蔵庫は運ぶ廊下に毛布を敷いてベースカバーは外して調節脚を上げておきます。
冷蔵庫を前後に移動させるときは、移動用車輪があれば利用してください。台車があれば冷蔵庫を斜めにして、隙間に台車を突っ込んで冷蔵庫をまっすぐに立てます。台車の使用は前後に動かすときのみにしてください。
中型冷蔵庫を自分で運ぶ方法
冷蔵庫を自分で運べるのは、小型タイプ200リットルは余裕でしょうが、中型タイプ200~300リットルでは大丈夫でしょうか。以前に比べるとスペースが少なく容量が大きくなったので移動も楽になってきました。高さも低めになり最上段も使えるようです。
新たな場所に運ぶときは、冷蔵庫を立てて運べる軽トラックを手配します。冷蔵庫の水を完全に抜き取り毛布などでしっかりと梱包して布紐をかけて運びます。布紐でしばっておくと中型の冷蔵庫なら肩にかけて背負えます。一人は後から支えます。
冷蔵庫が通る廊下や壁クロスを痛めないように、すべての箇所に毛布やシートを敷き養生テープではがれないように止めておきます。必要なら台車も準備しておくと万全です。
背負って運ぶ
冷蔵庫は家電製品でも重量が重いい商品です。大型になると業者におまかせですが、中型冷蔵庫でも250Lで80kgの重量です。自分で運ぶ方法はいくつかありますが、便利グッズを使う、台車にのせて運ぶ、背負って運ぶのうち背負って運ぶを選びました。
中型冷蔵庫であれば、背負って運ぶことは可能でしょうか。冷蔵庫を梱包マットで包み飢えから立てに2本布紐をかけてリュックを背負うようにすれば、背負えます。もう一人は後から支えれば、運びやすくなります。床や階段を傷つけないで運べます。
便利グッズ・楽むびを使う
大型家電の冷蔵庫は、搬入された玄関先からキッチンのお好みの位置に設置するまでに、廊下、コーナ、階段などを通ることで、廊下の床やコーナーのクロスを傷つけることがあります。市販の便利グッズ「楽むび」を使うと楽で安全に運ぶことができます。
便利グッズ「楽むび」は簡単な道具ですが梃子を応用し冷蔵庫を持ち上げルことができます。スライドシートを挟み込み、床の摩擦がなく冷蔵庫はスムースに動き、床に傷がつかない優れものです。価格は1980円(税込み)で楽天市場で買えます。
大型冷蔵庫を自分で運ぶ方法
大型冷蔵庫は、500~600リットルの容量になります。重量は100kgぐらいと重くなり自分で運ぶには、高さも高くなり、玄関からの搬入も廊下や段差狭いコーナーと技術面で経験がないと難しい場合があります。
販売店もしくは引越しの場合は、玄関先までのトラックでの運搬には、軽トラック、2トントラックの借り入れ準備もしておかなくてはなりません。レンタル料は、軽トラで4000円ぐらい、2トントラックで13000円ぐらいかかります。
冷蔵庫は、水抜き作業、製氷機、霜取り、受け皿の排水を前の日までに済ましておく必用があります。扉は固定します、運搬する際に扉が開かないようにテープで固定します。大型は運ぶ作業が、大変危険です。キャリーや作業人員を確保してください。
便利グッズ・楽ちんパワフルキャリーを使う
大型冷蔵庫を楽チンで動かすには、市販の便利グッズ「楽チンパワフルキャリー」があります。容量500リットル~600リットル、重さが100kgもある大型冷蔵庫は、「楽チンパワフルキャリー」で安全に楽に動かせます。
使い方は、パッケージに印刷されている通り、簡単です。持ち上げ棒で冷蔵庫を持ち上げ、台車4個を4隅に敷きます。最大300kgまでは簡単に移動させることができます。各台車に車輪が6箇所ついているので、荷重が分散されて軽く押すことができるのです。
台車の中心は、冷蔵庫の底面にフイットしています。側面は冷蔵庫の下への出し入れがし易い様にツマミがつけてあります。
便利グッズ・キャリーベルトを使う
冷蔵庫を搬入搬出、移動には、便利グッズ、キャリーベルトを使うと思い冷蔵庫でも簡単に運べます。各種販売されていますが、どのキャリーベルトも使い方は同じです。冷蔵庫の移動による床や壁の損傷がなくなり安全性が向上します。
使い方は、ベルトを冷蔵庫の底に通して、ベルトを肩にかけ持ち上げます。一人にかかる重さは均等に半分になり、大型冷蔵庫も楽に持ち上げることができるのです。廊下のコーナーや階段ではブレがなく固定でき、安全に移動できます。
冷蔵庫を自分で配送する方法も!
冷蔵庫を自分でトラックで運ぶときの手順は、軽トラックまたは2トントラックを準備します。軽トラックのレンタル料は、4000円~7000円です。冷蔵庫だけ運ぶときは、軽トラックで十分です。天蓋がないのでシートを被せるようにします。
冷蔵庫は立てたまま運搬しなければならないので、小型冷蔵庫なら2人で積み込み、積み下ろしはできますが、大型になると人数を増やす必要があります。荷台に縦に積んだ冷蔵庫を養生するシート、ロープが必要です。
冷蔵庫を運ぶ前の準備
冷蔵庫を運ぶ前に準備しなければならないのは、水抜き作業です。配送途中での内部の水漏れがないようにします。製氷機能があれば、氷を捨て水もなくします。霜取り冷凍庫の霜取りは時間がかかるので、電源は前日に抜くようにします。
受け皿の排水は冷蔵庫の裏側にある水抜き用のネジを外して蒸発皿を取り出して水を捨てます。冷蔵庫の機種によって、蒸発皿が外せない場合冷蔵庫を傾けて排水しなければなりません。専門家に相談してください。
冷蔵庫をトラックに乗せて荷造りする
冷蔵庫はトラックで運搬するときの必須条件は、立てて運ぶことです。軽トラックの横と後ろのアオリを外して積み込んでください。運転席仕切りまで押し込み、固定してください。毛布やシートを掛けてロープを架け結んで完了です。
冷蔵庫が重くて運べない!業者のおすすめサービス
単品輸送取り扱いでサービスプランのある業者を紹介しておきます。ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便、SGムービング、ファミリー引越しセンター、アーク引越しセンター、引越しのムービングエスがあります。
宅急便は重さとサイズの規定が厳しい
宅急便の荷物は、重さとサイズのいずれかで取り扱いがありませんので注意です。宅配業者で基準が決められています。荷物の大きさは、縦・横・高さの合計です。サイズは60サイズ~160サイズ、重さ2kgまで~25kgまでとなっています。
ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」がおすすめ
宅急便で送れない荷物は、ヤマト便で送れます。「宅急便」は3辺の合計が160cm以内で重さが25k以内となります。「ヤマト便」は3辺の合計が200cm以内、かつ重さが30kgとなります。「ヤマト便」は、日時指定がありません。
冷蔵庫を運ぶのはとても大変な作業
大型家電の冷蔵庫を運ぶのは、大変な作業であることがわかりました。小型から大型冷蔵庫で運び方も使う道具も違い、2人以上から3人4人と人も冷蔵庫と廊下や部屋の作りに応じた、便利グッズを最大利用することが必要です。身体と廊下を守ることも大事です。