冷蔵庫の買い時【安い時期】
冷蔵庫は今や家庭になくてはならない家電になっています。暑い時期だけでなく、寒い時期も「要冷蔵」の食品は増えています。冷蔵庫は夏も冬も、朝も夜も、年中活躍しています。突然に壊れてしまうと、とても困ることになります。あなたの家の冷蔵庫は買って何年経っていますか?
最近の冷蔵庫は、大容量でありながら、コンパクトなものが主流になっています。500リットルから600リットルといった大容量になったことに伴い、鮮度維持性能も向上しています。冷凍室やチルド室の機能向上に力を入れているメーカーが増えています。
なぜここまで大容量化されているかというと、飲料水のペットボトルや無添加食品の利用の拡大によるものです。さらにお米やペットフードといったものも冷蔵保存する習慣が増えてきたということも理由の1つと言えるでしょう。
容量は増しましたが、断熱材の性能の向上、コンプレッサーの小型化の結果、同じ大きさでも10年前と比べて100リットルから150リットルくらい容量は増えました。つまり、大容量でありながら、コンパクトな冷蔵庫が増えてきたということになります。
今まで使っていた冷蔵庫が役不足になってきたと感じている人もいるのではないでしょうか?また、冷蔵庫は8年から10年で寿命になると言われています。壊れてしまう前に何とかしたいところです。ところで、冷蔵庫には価格が安い時期というものがあることを知っていますか?
冷蔵庫の新製品はいつ頃出るのか、その価格が安くなるのタイミングはいつ頃なのか、気になるところでしょう。冷蔵庫の価格は高価なので、家計を預かる人にとっては、価格が安くなるタイミングがあるのであれば、購入を検討したいと考えるのではないでしょうか?
冷蔵庫の価格が値下がりするタイミングは、大きく分けて、1年で3回あります。1つ目は、「新モデル発売時」です。2つ目が、「ボーナス前」なります。3つ目が、「決算前」です。価格が安い買い時のタイミングを見極めて、壊れる前に上手に買い替えをしていきましょう。
安い時期①モデルチェンジ・新商品の発売時
冷蔵庫の価格が安い時期の1つ目は、新商品の発売時であり、モデルチェンジの時期です。白物家電も競争が激しく、メーカーは次々に新商品を発売します。メーカーから新型の冷蔵庫が発売される時は、実は冷蔵庫が安売りされる買い替えに最適な時期でもあります。
理由は簡単です。メーカーが新型モデルが出る前に、型落ちとなる冷蔵庫を売り切ってしまいたいため、値下がりが始まるのです。型落ちと言っても冷蔵庫は毎回フルモデルチェンジをされるわけではなく、従来のモデルに新機能を搭載したマイナーチェンジであるケースも多いです。
新機能に特に関心がないのであれば、価格の安い型落ちモデルを購入するのは賢い選択と言えるのではないでしょうか?メーカーによって多少違いますが、新型の冷蔵庫が発売されるタイミングは、10月から11月にかけてと言われています。このタイミングを逃さずにいきましょう。
それ以前にメーカーは型落ち商品を売り切ってしまいたいので、9月頃に冷蔵庫を買い替えるのをおすすめします。人気シリーズになると、価格が安売りになってすぐに売り切れてしまう場合もあります。売り切れる前に目玉商品を手に入れるため、ネットで普段からチェックをしておきましょう。
安い時期②ボーナス前
冷蔵庫が安い時期の2つ目は、ボーナス前になります。1つ目の買い替えタイミングが自動的に価格が値下がりするのに比べて、2つ目の買い替えポイントであるボーナス前は、自動的な価格の値下げはありません。この時期は値下げ交渉がしやすいタイミングだと言われれています。
なぜ、ボーナス前の時期が値下げ交渉しやすいのでしょうか?理由は、メーカーや電気屋の売り上げ目標が通常時より高く設定されていることにあります。お店側としては、少しでも多くの商品を価格を下げたとしても売りたいというわけです。
一般的にボーナス時期は6月下旬から7月上旬の夏ボーナス、12月中旬の冬ボーナスの2回です。この時期は価格の値下げ交渉がしやすい時期だと言えます。このタイミングに、頑張って値下げ交渉してみると、性能のいい冷蔵庫を安い値段で買うことができます。
またポイント大還元といったサービスもされています。自分は値下げ交渉は苦手だからと言っていたら損をしかねません。チラシや広告をこまめにチェックしておきましょう。
安い時期③決算前
冷蔵庫が安い時期の3つ目は、決算前です。決算前も、ボーナス直前と同じで、値下げ交渉がしやすいタイミングだと言えます。理由もボーナス直前と全く同じです。決算時期は売り上げ目標に到達するように、店側も「価格を下げてでも売りたい!」意識になっています。
店舗によって異なりますが、家電量販店のほとんどが、総決算月を3月にしています。3月になると、「決算セール」と銘打ったセールが開催されます。また、中間決済の9月も同様の意味で買い替え時です。ただビックカメラやコジマといった家電量販店は8月を決算月にしています。
あなたが行きつけの家電量販店が、いつ頃決算なのかを調べておきましょう。こうした買い替え時を逃してしまうと、高い新型を買ったのに、次にお店に行ったら価格が下がっていたといった顛末にもなりかねません。型落ちや値下げ交渉の2つの技を覚え、賢く買い物をしましょう。
冷蔵庫の買い時【買い替えのタイミング】
冷蔵庫は、1度購入すると長くて10年ぐらい使うことになる、大きな買い物です。価格も家族用冷蔵庫なら10万円ほど、機能を重視したら価格は20万円以上かかってしまいます。そんな高価な冷蔵庫の買い替えのタイミングというのは、家計にとっても重要になってきます。
1度も電気を切ることなく使い続ける冷蔵庫なので、壊れてしまって全く冷えなくなるまで使い続けたら、慌ててしまい、高価な冷蔵庫を選ぶしかないということにもなりかねません。慌てて間に合わせで選ばないためにも、買い替えのタイミングをしっかり見極めましょう。
冷蔵庫が安い時期・タイミング
買い替えの1つ目のタイミングは、冷蔵庫が安値の時期です。今の冷蔵庫では手狭になってきたと感じていたり、新しい機能に興味惹かれている場合、冷蔵庫の価格が安いか、安く価格交渉できる時期が買い替えに最適のタイミングと言えるでしょう。
冷蔵庫は新製品になるほど、使用電気量が抑えられているので、新品に買い替えたほうが電気代の面ではコスパがいいとも言えるでしょう。新製品発売直前、ボーナス前、決算前と、普通よりも価格が安く購入できる時期を狙って、買い替えをしていきましょう。
壊れたタイミング
買い替えのもう1つのタイミングは、壊れた時です。こればかりは仕方がありません。冷蔵庫無しでは現代という世界は非常にストレスがたまるので、強制的に買い替えるしかありません。しかし壊れた後に、安いわけでもない冷蔵庫を買うのは不本意ではないでしょうか?
そんな事態にならないため、冷蔵庫が壊れる兆候を見逃さないようにしましょう。モーターに負荷がかかる冷凍関連の不具合が起こってきたら、買い替えを考えましょう。冷凍の温度が安定しなくなったり、モーター音が大きく感じるようになったら、壊れる兆候の1つです。
冬は寒いので、あまりモーターに負荷がかからず持ちこたえてくれたとしても、夏にかけて気温が上がると、一気にモーターへの負荷が増えて、突然壊れるといった事態にもなりかねません。今は動いているからと安心せずに、壊れる前に買い替えを検討しましょう。
冷蔵庫の買い時【買う時期の注意点】
冷蔵庫には大きく3つの買い時があることがわかりました。そこで次に、冷蔵庫を安い値段で買う時の注意点についてみていきましょう。セオリー通りに「型落ちで充分だから、安い価格になる11月に買いに行けばいいな」とろくにチェックしておかないと、痛い目に遭う場合もあります。
メーカー・製品で安くなる時期が違う
冷蔵庫の買い時の注意点1つ目は、メーカーや製品によってモデルチェンジのタイミングが違うということです。自分はどのメーカーの冷蔵庫を買うのかをしっかり決めておけば、モデルチェンジの時期がいつかがわかります。
一般的なモデルチェンジの時期とは違う場合、型落ちの冷蔵庫が安い価格で購入できる買い時は変わってきます。9月がモデルチェンジのメーカーの場合、8月から買い時をチェックして、モデルチェンジされた冷蔵庫を購入することをおすすめします。また2~3月はセールが行われることもあります。
人気の種類なら在庫がすぐに無くなる
冷蔵庫の買い時の注意点2つ目は、人気の商品はどんどん在庫がなくなるというものです。冷蔵庫は新製品発売が近づくと、型落ちとなる前モデルの生産を中止してしまいます。あとは在庫をどんどん売りさばいていくというスタイルになっていきます。
欲しい冷蔵庫、色やタイプが決まったら、モデルチェンジされる前の少し早い時期から、電気店に足を運んでおきましょう。早めに動いて、買い時を逃さないようにしましょう。そうしないと、狙っていた冷蔵庫が安くなってはいるけれど、欲しい色は売り切れという事態にもなり得ます。
また冷蔵庫の扉が「右開き」「左開き」の選択ができる場合も、欲しいドアのタイプが在庫切れになってしまう場合があります。自分が欲しいと思っている冷蔵庫がどれぐらい人気なのかをしっかり把握して、早め早めに動いて買い時を逃さないようにしましょう。
冷蔵庫の買い時【買う時のポイント】
冷蔵庫の買い時を狙い、安い価格で高性能の冷蔵庫を手に入れるためには、冷蔵庫の選び方も重要になってきます。自分たち家族の人数にぴったりの容量だったり、ドアの数やどちら側から開くかなど、買い時の冷蔵庫のポイントは変わってきます。どんな部分を重視したらいいのでしょうか?
電気代を比較する
冷蔵庫を買う時のポイントの1つ目は電気代です。「今が買い時!」とばかりに、安い価格の冷蔵庫ばかりを見て回ってはいませんか?安い冷蔵庫は、省エネ機能が低い場合も少なくありません。冷蔵庫は1年間休みなく、電気を消費します。目安として冷蔵庫の年間消費電力は259kWh/年です。
1年間で7000円前後の電気代です。年間でかかる電気代を計算する場合、年間消費電力にに27円をかけると、どれだけ電気代がかかるかを算出されます。価格も大事ですが、電気代も大事です。冷蔵庫のカタログや店頭には電気代が掲載されているので必ず確認しましょう。
また、どのサイズの冷蔵庫が電気代が安いのかも重要なポイントになります。ここに大きな落とし穴があります。300リットルの冷蔵庫と400リットルの冷蔵庫では、誰もが400リットルの冷蔵庫の方が消費電力が高いと考えるでしょう。しかし400リットルの方が電気代は安いです。
例えば300リットルの冷蔵庫は10万円しますが、年間電気代10000円です。いっぽう400リットルの冷蔵庫は13万円ですが、年間電気代は7000円です。その結果、一年間でのトータルコストは同じ20万円になります。安いからという理由で300リットルを選ぶと損をする場合があります。
さらに言うなら、冷蔵庫の電気代は年々上がります。それは冷蔵庫が経年劣化するためです。400リットルの冷蔵庫は金額の上がり幅が少なくなります。そういった意味で300リットルの冷蔵庫よりお得になります。電気代が上がっていくのなら電気代の安い冷蔵庫を選びましょう。
容量を比較する
冷蔵庫の買う時のポイント2つ目は、容量の問題です。自分の家にはどのぐらいの容量の冷蔵庫が必要なのか、わかっていない人も少なくないのではないでしょうか?一般に目安とされているのが、サイズ=70リットル×家族の人数+100リットルというものです。
単純な計算式で行くと、1人暮らしの冷蔵庫は240リットルです。しかし実際に1人暮らしに売れているサイズは、150リットルの2ドアです。1人暮らしといっても毎日自炊したり、同棲の予定があったら大きめにしましょう。結婚を考えている場合も大容量がおすすめです。
2人暮らしは夫婦や親子の場合が多いです。目安の数式では310リットルが理想でしたが、実際に売れているサイズは400リットル以上です。300リットルより電気代がお得だという理由で400リットルの冷蔵庫を選ぶ家族が増えています。
また家族が今後増える可能性があるという理由からの若い夫婦もいます。3人家族の場合も、400リットルの冷蔵庫が売れています。子供がいると400リットル強のものが選ばれ、3人家族全員が大人であり、年配の人の場合は400リットル前半のサイズが売れています。
4人家族は親2人子供2人のケースが圧倒的に多いです。子供が成長することを考えたり、頂き物をもらったり、ホームパーティをしたりすることを考えて、大容量の500リットルにすることが多いです。小型の冷蔵庫は2ドア、3ドアですが、大容量だと5ドアも普通です。
ドアの開き方で比較する
冷蔵庫の買う時のポイント3つ目は、ドアで選ぶというものです。まずドアは片側ドア、両開き、観音開きに分けられます。片側ドアは右開きか左開きかを選択しなければなりません。メリットとしてドアポケットに大量の食品を収納することができます。
しかし、引っ越しした時にドアを開けるのが難しくなったりする懸念があります。次にどっちも開きか両開きです。どっちもドアはどちらからでも開くので、引っ越し後も安心です。両開きを採用しているメーカーはシャープだけです。
引っ越しが多い人には両開きもおすすめです。大容量の場合、観音ドアは大人気です。観音開きは幅65センチがほとんどです。しかしおすすめは68.5センチ以上です。設置場所が65センチしかない場合は、片側開きにするほうが無難でしょう。
1人暮らしの冷蔵庫は2ドアが多く、上が冷凍庫で下が冷蔵庫です。野菜室は冷蔵庫の一部となっています。シンプルで構わない上に安い価格がいいのなら、2ドアで充分でしょう。2人暮らしから3人暮らしは3ドアがメインとなるでしょう。冷蔵室、冷凍室、野菜室になっています。
5ドアは400リットル以上の大容量冷蔵庫に多いです。冷蔵室、冷凍室、野菜室、急速冷凍室、製氷室の5つです。使用するドアだけを開くことになり、冷蔵庫の中身は冷えたままでいられる点がメリットと言えるでしょう。
ドアについて最後に興味深い話を紹介します。野菜室が真ん中といえば、かつては東芝の一強時代でした。しかし三菱からも野菜室真ん中の冷蔵庫を発売しました。その結果、東芝の冷蔵庫の売り上げが落ちたと言われています。どちらも5ドアですが、配置が微妙に違います。
東芝は上から冷蔵室、野菜室、製氷室と急速冷凍室、冷凍室の配置です。いっぽう三菱は冷蔵室、製氷室と急速冷凍室、野菜室、冷凍室の順番です。野菜をたくさん利用するなら東芝、お酒をよく飲むのなら製氷室が上にある三菱を選ぶとよいでしょう。
設置幅・奥行きで比較する
冷蔵庫の買う時のポイント4つ目は、設置する上での設置幅と奥行きの問題です。冷蔵庫を置くには、左右に数センチから10センチ、上に数センチから10センチのスペースが必要です。冷蔵庫の幅は容量によって変わります。
400リットル前後なら幅60センチ、400~500リットル後半なら幅65センチ、600リットル以上なら70センチの幅があります。しかし最近では600リットルの冷蔵庫でも500リットル後半程度の幅に作られているものもあります。さらに奥行きも重要なポイントです。
家庭では食器棚と冷蔵庫を並べることが多く、できることなら冷蔵庫が飛び出さないように配置したいと考えるでしょう。奥行きの計測を忘れてしまうと、出っ張り過ぎて、コンロの前に立つのが大変になったという顛末になりかねません。
冷蔵庫の買い時【購入のコツ】
自分の家にちょうどよいサイズと機能がある冷蔵庫を、安い価格で購入するコツは何かないものでしょうか?まず、家電量販店に出かけて、その場ですぐに購入を決めるのはおすすめしません。少しでも安く、家族の需要に合った冷蔵庫を手に入れるためのコツについて見ていきましょう。
同じ時期に色々な店を比較する
冷蔵庫購入のコツの1つ目は、同じ時期にいろいろな店を比較するというものです。同じ条件を伝えても、店舗によっておすすめの冷蔵庫は変わってきます。各製品にメリット、デメリットがあるので、話は1つの店舗でなく、あちこちの店で話を聞くようにしましょう。
すぐに購入するわけではないので、店員が忙しくない時間や、比較的空いている店を狙って、話を聞くようにしましょう。「近々、冷蔵庫を買い替えようかなと思っているんですが」といった程度の控えめな形で質問をすると、店員も過剰な期待をしないで教えてくれるでしょう。
安い価格で買えるように交渉する
冷蔵庫購入のコツの2つ目は、安くなるよう交渉するというものです。家電量販店で付けられている値札は、あくまで表示価格です。店員と交渉することで、2万円ぐらいは簡単に値下げしてくれます。この表示価格をベースに、安くなるよう交渉しましょう。
意外に簡単に値下げをしてくれることに驚くかもしれません。店員も値段交渉には慣れているので、気軽に尋ねてみましょう。買い替えると決めているのなら、表示価格を見て勝手に判断せず、店員にいろいろと聞いてみることをおすすめします。
容量は大きい方が便利
冷蔵庫購入のコツの3つ目は、容量の大きいものを選ぶということです。冷蔵庫は、大は小を兼ねると言えます。置けるだけ大きな冷蔵庫を購入したほうが、のちのちいろいろと便利です。夫婦2人で使っているとしても、子供が増えるもしれません。
4年から5年もすると、子供の数も増えるかもしれません。子供は食べ盛りなので、冷蔵庫に入れる食材は多くなります。その結果、「もっと大きい冷蔵庫を買えばよかった」と後悔してしまうケースもあります。
また、お歳暮に要冷蔵のものをもらったり、ホームパーティの準備をしたりしても、大きい冷蔵庫は便利だと言えるでしょう。小さな冷蔵庫にぎちぎちに入れてストレスを溜めるより、広い庫内に食材を入れたほうが、探しやすいしストレスも溜まりません。
冷蔵庫の買い時【メーカー別の特徴】
いざ冷蔵庫を購入しようと、家電量販店に出かけてみると、様々なメーカーの冷蔵庫があって迷ってしまったということも多いのではないでしょうか?冷蔵庫はメーカーによって、売りとなる機能があったり、特徴があったりします。メーカーごとの冷蔵庫の特徴について見ていきましょう。
パナソニック
パナソニックの冷蔵庫の特徴は、パーシャルやワンダフルオープンといった便利な機能があることです。従来の冷蔵庫では冷却ユニットが冷蔵庫の下部についていました。そのため冷凍室や野菜室が狭くなるデメリットがありました。パナソニックでは冷却ユニットを最上部に設置しました。
その結果、パナソニックの冷蔵庫は冷凍室や野菜室が広くなりました。さらには野菜室が普通なら完全に引き出すことができないことを改良し、奥まで出せる方式になりました。これがワンダフルオープンと呼ばれています。またパナソニックの冷蔵庫は幅の細い大容量モデルも出ています。
日立
日立の冷蔵庫の特徴は、真空チルドとうるおい野菜室があることです。真空チルドはチルドルーム内を減圧する機能が付いており、食品の参加を抑える働きがあります。ラップをしなくても食品が乾燥することがありません。
野菜にも冷気が当たらないようなカバーが付いていて、野菜の日持ちがよくなっています。冷蔵室の中は分割することで、大きな鍋やスイカなどの大きなものが入るようになっています。野菜の鮮度に関しては、他のメーカーの追随を許さない機能を持っています。
三菱電機
三菱電機の冷蔵庫の特徴は、氷点下ストッカーと切れちゃう冷凍室があることです。さらに冷蔵庫内のそれぞれの部屋がしきられ、完全に独立しているという特徴もあります。庫内が独立しているため、冷却効率が高く、冷凍室の冷気が野菜室に及ぶことを防いでくれます。
氷点下ストッカーは冷蔵室やチルド室より低温なため、肉や魚を冷凍しないで保存することができます。また-7度で冷凍した食材が切れちゃう冷凍で包丁で楽々切ることができます。また野菜室を中央に持ってきて、庫内を4分割しているため整理しやすく食材が見つけやすくなっています。
シャープ
シャープの冷蔵庫の特徴は、プラズマクラスターとメガフリーザーがあることです。また大型の冷蔵庫でも一枚扉の片側ドアになっているのも特徴的です。シンプルで無駄のないデザインで、左右どちらからも開くことができます。
またメガフリーザーという大容量の冷凍室がついているので、大きな食材や大量の冷凍食品も冷凍保存できます。シャープならではのプラズマクラスターが冷蔵庫内の雑菌を抑えてくれます。
またシャープは家電量販店意外に、コストコでも発売されるようになりました。そのため驚くほど安い価格で販売していることもあります。長期保証があれば、家電量販店が驚くほどの価格の時もあります。
東芝
東芝の冷蔵庫の特徴は、うるおい冷気が冷蔵室、野菜室、チルドルームを巡回していることです。野菜も乾燥して萎びる心配がありません。また野菜室の掃除が簡単にできるような作りになっています。
庫内だけでなく側面にもLEDライトが付いているので、内部が明るく、よく見えます。さらに一気冷凍により、冷凍室では一気に温度が下がるので、熱いものもすぐに冷凍ができます。
無印良品
無印良品の冷蔵庫の特徴は、シンプルなデザインです。大きさは137リットルから355リットルのものまでラインナップがあります。無印良品の家具で統一している場合、シンプルなデザインは、インテリアにマッチします。
デメリットとして、無印良品の冷蔵庫は家電量販店では扱っていません。無印良品の冷蔵庫を購入する場合は、無印良品に行くか、ネット通販で購入するか2つの選択肢しかありません。
冷蔵庫の買い時【安い購入方法と特徴】
冷蔵庫を安く購入するためには、家電量販店からの購入以外の方法を考えることができます。それはネット通販だったり、中古をリサイクルショップで購入したりする方法です。家電量販店、ネット通販、リサイクルショップで購入する上でのメリットとデメリットを見ていきましょう。
家電量販店で買うメリット・デメリット
まず家電量販店で買うメリットとデメリットを見ていきましょう。家電量販店で買うメリットは、保証期間の長さです。ネット通販などで購入すると、メーカー保証の1年しか保証されません。しかし家電量販店では長期保証をしている場合が多いです。
冷蔵庫は5年以上は利用するので、保証期間が長いのは大きなメリットです。また実物を確認して購入することができるのもメリットと言えるでしょう。デメリットは、リサイクルショップのように商品が安価ではないということです。
ネット通販で買うメリット・デメリット
次にネット通販で購入するメリットとデメリットを見ていきましょう。メリットとしては、家電量販店より価格が低いということです。販売価格だけを見れば、ネット通販は安くておすすめなように見えます。ただし配送料と設置料が必要になります。
マンションの2階以上の部屋に運ぶ時は、料金が上乗せされることもあります。それまで設置していた古い冷蔵庫を回収する時も料金が発生します。こうした出費を考えた上で、本当に安い買い物であるのかを見極める必要があるでしょう。
リサイクルショップで買うメリット・デメリット
最後にリサイクルショップで購入するメリットとデメリットを見ていきましょう。メリットは何より安く購入できることです。新品を購入する半額程度で購入ができます。しかしデメリットとして、中古の家電を購入するという形になります。
冷蔵庫の中が臭うといった場合もあります。食品を保存する家電である以上、中古の冷蔵庫を購入する時には、臭いがする冷蔵庫は避けましょう。どうしてもリサイクルショップで購入したい場合は、製造から5年以内のものを購入するようにしましょう。
冷蔵庫の買い時は安い時か故障時!
冷蔵庫の買い時は、年に3回あります。購入を検討している場合は、この安い時期をしっかりチェックしておきましょう。ただし壊れてしまったら買い替えるしかありません。急な出費を抑えたい場合はネット通販という手もあります。安い買い物ではないので、じっくり考えて決定しましょう。