花火大会の持ち物は事前に準備!
花火大会は主に夏場になると毎年、全国各地で行われますが、そのほとんどが大変混雑しています。ですから良い観覧場所を確保するためには、早い時間から花火大会の会場へ行く必要があります。
そうすると、とても当日になってから荷物を準備していたのでは場所取りに間に合わなくなってしまいます。せっかくのデートを台無しにしないためにも、花火大会に行くと決めたら事前に持ち物をリストアップして用意しておくことが大事です。
では、花火大会デートであると便利な持ち物リストを紹介していきます。すぐに揃えられるものがほとんどですので、必ず用意しておきましょう。
花火大会デートの持ち物必需品リスト
花火大会デートの必需品と言うと特別なアイテムを想像しがちですが、実際は普段のデートでも女子なら持ち歩いておくと便利なアイテムがほとんどです。小さなものは普段からバッグの中に入れておくと、急なお誘いの場合でも安心です。
また、あれこれと心配になって持ち物を増やしてしまうと、今度は荷物が重すぎて花火大会を楽しめなくなってしまいます。ですので、これだけは押さえておきたい花火大会デートでの必需品リストを紹介します。
タオルやハンカチ
ハンカチは花火大会やデートの時に限らず、女子のエチケットとしての必需品です。手を洗った後で拭くだけでなく、汗を拭いたり、日中は簡易的な日除けとして頭や首にかけたりといった使い方もできるので非常に便利です。忘れずに持ち物に入れておきたいアイテムの筆頭です。
ハンカチの素材は様々ありますが、夏場であれば吸水性の良いタオル地のハンカチがおすすめです。また、ハンカチとは別に1枚タオルを用意しておけば敷物の代わりに使用したりと使い分けることができます。
ティッシュやウェットティッシュ
ティッシュも女子であれば日頃から持ち歩いておきたい必需品です。特に花火大会などの混雑するイベントの場合は、会場近くにある女子トイレのトイレットペーパーが切れている場合があります。持ち物に水に流せるタイプのティッシュがあると安心です。
また、ウェットティッシュは水道がない場所での手や口周りの洗浄に使えて便利です。花火大会の会場にあるトイレのドアノブなどで衛生面が気になる人には除菌タイプのウェットティッシュもあります。
小銭
花火大会といえばお祭りですので、屋台などが出ている場合が多いです。食べ物や飲み物を持参しても良いのですが、持ち物を極力減らしたい場合は、花火大会の会場で屋台や自動販売機などで購入することになります。そんな時に小銭があると便利です。
混雑する場所であっても、あらかじめお釣りが出ないように小銭で支払いをすることで時間を節約できます。店主や後ろで順番を待っている人のためにもなります。
また、花火大会など人が多い場所の自動販売機では釣り銭切れになりやすく、丁度の金額でないと購入できない場合があります。熱中症が心配な時期に水分を得られないのは大変ですので、小銭は極力用意しておくと安心です。
絆創膏
夏場は薄着になる分、皮膚を怪我しやすくなります。花火大会などの人ごみの中で押されて転んだりといった場合もありますので、絆創膏を持ち物リストに加えておくのがベターです。可能であれば、大小サイズ違いで何枚か用意しておくと良いです。
花火大会へは、なるべくであれば履き慣れた靴で行くのがおすすめです。しかし、夏場なのでサンダルを履いたり、浴衣に下駄でオシャレしたい女子も多くいます。その場合は絆創膏は必需品になります。
靴擦れ防止として、あらかじめ絆創膏を貼っておいたり、痛くなったらすぐ貼ることで、花火大会デートを最後まで楽しむことができます。かさばる持ち物ではないので、普段のデートでもカバンに入れておくと重宝します。
虫よけグッズ
夏場は蚊や蜂などの虫が活発になる季節です。屋外イベントである以上、虫に刺される可能性はどうしてもあります。特に、花火大会は河川敷などの自然が多い場所で開催されるので注意が必要です。
虫除けのブレスレットや、携帯用の虫除けスプレーを用意しておけば、虫刺されのリスクを減らすことができます。ですが、どうしても自分だけが刺されてしまうといったタイプの人もいます。刺された時のために、かゆみ止めの薬も持ち物リストに入れておくと安心です。
ビニール袋
意外かもしれませんが、ビニール袋は花火大会の必需品といえる持ち物です。基本的には花火大会の会場にもゴミ箱が設置されますが、あっという間にいっぱいになってしまいます。また、混雑している中でゴミ箱を探すというのも大変です。
自分達で出したゴミはなるべく持ち帰るように心がけ、スーパーなどで買い物をした際にもらったレジ袋などを再利用するのがおすすめです。畳んでおけばかさばらないので、普段から持ち歩いておくと良いです。
そして、小さなビニール袋とは別で、人数分の大きなゴミ袋も持ち物リストに加えておくと、突然の夕立の際にはレインコート代わりに使うことができます。混雑した中での傘さしは周囲の人に危険が及ぶということで、近年はフェスなどでもビニール袋が活用されています。
敷物
花火を良いロケーションで眺めるためには、あらかじめ場所を確保しておく必要があります。レジャーシートなどの敷物は花火大会での持ち物の必需品といえます。
近年では様々なサイズや柄のレジャーシートが販売されています。収納袋がセットになっていたり、持ち手がついており、折りたたんで持ち運びしやすいタイプもあります。
敷物はコンパクトに収納することができますが、一緒に出かける人数に合わせたサイズを選ぶのが持ち物を少量に抑えるポイントです。また、他にも花火を楽しみにしている人は沢山います。場所を取り過ぎないように周りへの配慮も忘れないことが大切です。
花火大会で女子が用意したい便利な持ち物リスト
花火大会デートの必需品リストを全部そろえても、持ち物はそこまで多くありません。ですので、必需品とまではいかないけれど、女子としては用意しておきたいアイテムも用意しておくことをおすすめします。これがあれば出先でも安心という持ち物リストを紹介します。
帽子や日傘
昼の時間から花火大会の場所取りをするのであれば、帽子や日傘は必需品に分類されます。夏の太陽に長時間さらされるのは、日焼けだけでなく熱中症のリスクもあり大変危険です。帽子は頭を直射日光から守ることができ、特につばの広いものがおすすめです。
日傘の場合は、帽子よりも広く日陰を作ることができるので、熱中症対策としてより効果的です。デートの場合は一緒に日傘に入ることで距離感も縮まります。ただし、周囲が混雑してきた場合は日傘を広げていると迷惑になることもあるので配慮が必要です。
頑張って場所取りをしたのに、熱中症で花火大会を楽しめなかったということのないよう、帽子や日傘は忘れずに持ち物に加えてください。
日焼け止め
明るい時間帯から花火大会へ出かけるのであれば、日焼け止めも必需品になります。近年は非常に日差しが強く、日焼けがヤケドのようになってしまうケースもあります。性別や美容に関係なく、健康のためにも日焼け止めで肌を保護することが大切です。
また、自宅を出る前に日焼け止めを塗ったとしても、夏場は汗などで日焼け止めが取れやすくなります。携帯用の日焼け止めを持ち歩き、日が沈むまではこまめに塗りなおす必要があります。塗ったことで安心してしまい忘れてしまう人もいるので、きちんと持ち物を確認することをおすすめします。
安全ピンやクリップ
花火大会へ浴衣で行く予定なら、是非とも持ち物リストに加えて欲しいのが安全ピンやクリップです。普段あまり和装を着る機会がない人は、浴衣で歩いているうちに着崩れを起こしてしまいがちです。安全ピンがあればその場で簡単に対応できます。
自分は浴衣を着慣れているから大丈夫だという人も、他の女子のために用意しておけばピンチの際に喜ばれます。和装だけでなく、ボタンやファスナーが壊れてしまった時にも対応できるので、普段から持ち歩いている人もいます。外出時の持ち物として、普段からバッグに入れておくと安心です。
化粧直し道具
化粧直し道具は女子の持ち物の定番です。ましてやデートであれば欠かすことはできません。ですが、花火大会のようなイベントの場合は、いつものようにパウダールームできちんとメイクを直すといったことはできません。持ち物リストには必要最低限のものを入れましょう。
大きなブラシなどはかさばってしまうのでおすすめできません。また、花火大会の会場に備え付けのトイレがあれば良いのですが、簡易トイレしかない場合もあります。鏡つきのコンパクトを利用するなど、持ち物を減らす工夫が必要です。
花火大会であったら便利な持ち物
無理に用意しなくても大丈夫だけれど、これがあれば更に花火大会を楽しめる便利な持ち物があります。荷物にまだ余裕がありそうな場合は用意しておくと、より快適に過ごすことができます。必要に合わせて、花火大会の持ち物リストに加えると良いです。
セルカ棒
スマホで写真を撮る際にあると便利なのがセルカ棒、いわゆる自撮り棒です。スマホを手持ちでの撮影は人物が大きく写りすぎてしまいますが、セルカ棒を使えば背景もきちんと収めることができます。せっかくの花火大会デートであれば花火をバックに撮影するのがおすすめです。
タイマー撮影やボタン、リモコンで撮影するものなどさまざまなタイプのセルカ棒がありますが、いずれもコンパクトに収納できるので場所をとりません。持ち物がいっぱいでも、ペン1本分の隙間があれば充分です。
花火大会だけでなく普段のデートでもセルカ棒は活躍します。素敵な思い出を記録するため、普段の持ち物にも加えてみてください。
カメラ
手軽に写真撮影を楽しむのであればスマホのカメラでも充分ですが、より本格的に撮影するのであればカメラがおすすめです。スマホの機種によっては花火や夜景が綺麗に撮れないこともあるので、花火大会など夜のイベントであればカメラの方が便利です。
カメラの機種によっては大きいものもあり、持ち物が多くなりがちですが、それに見合うだけの綺麗な写真を撮影することができます。女子でも扱いやすい小型のカメラもありますし、ストラップで首にかけておけるものもあります。
懐中電灯
当たり前ですが、花火大会は夜間に開催されるため、足元がよく見えず危ないこともあります。特に河川敷などでは舗装されていない場所もあるため、転倒しやすくなります。楽しい気分のまま帰宅できるように、懐中電灯を用意しておくと安心です。
ペンタイプの小型サイズの懐中電灯であればバッグの隙間にも入りますし、明るさも足元が見える程度で充分です。やや大きめサイズの懐中電灯でも、ストラップで持ち物にぶら下げておくと便利です。
折り畳みチェア
少し持ち物が増えてしまいますが、折り畳みチェアがあると便利です。特に花火大会など、場所取りも含めて長時間座っている必要があるイベントの場合は脚が痛くなりやすいです。そんな時に折り畳みチェアがあれば快適に過ごすことができます。
敷物と合わせて両方使うのがベストですが、折り畳みチェアがあるのであれば持ち物を減らすために敷物なしでも良いかもしれません。また、小型のチェアよりも大きいサイズの方がより快適に過ごせますが、その分持ち物が重くなります。
無理に持っていく必要はありませんが、小型のチェアでも帰宅後の疲労感が軽減します。荷物に余裕があれば持ち物リストに加えると良いです。
保冷バッグ
花火大会に飲み物を持っていくなら用意しておきたいのが保冷バッグです。冷気を逃がさないので、炎天下でもドリンクを冷たいまま保存しておくことができます。
保冷バッグは大きなサイズのものは多くないのでドリンク用としておき、他の持ち物の入ったバッグとは別に用意したほうが良いです。内部は防水にもなっているので、濡れてしまった持ち物を入れておくこともできます。
花火大会で禁止の可能性がある持ち物
花火大会で用意した方が良い持ち物を紹介してきましたが、その逆で持ち込みや使用が禁止されているものもあります。全ての花火大会で禁止されているわけではありませんが、一般的には持ち込まないほうがよいものを紹介します。
テントやタープ
テントやタープは日差しや雨をしのぐことが出来るので、花火大会でも使用できたらとても便利です。しかし、後ろの人の観覧の邪魔になるため、トラブルの原因になることから花火大会では使用が禁止されていることが多いです。
打ち上げ開始の数時間前までは使用しても良い場合もありますが、周囲からの印象はあまり良くありません。テントやタープの持ち込み自体を禁止している花火大会もあります。収納できるとはいえ無駄な持ち物になる可能性があるので避けたほうが無難です。
火気の使用
花火大会に限らず、通常のイベントであれば火気の使用は厳禁になる場合がほとんどです。普段はバーベキュー可の場所であっても、花火大会当日の使用は禁止になります。無用な持ち物が増えるだけなので止めたほうが良いです。
また、混雑するため喫煙も禁止される場合もあります。喫煙スペースに行くか、花火大会が終わって帰宅するまで我慢することになります。
その他の禁止の可能性のあるもの
他にも花火大会ごとに禁止されている持ち物はあります。例えば、「花火大会で女子が用意したい便利な持ち物リスト」で紹介した日傘なども禁止している場合があります。突然の夕立などで咄嗟にさしてしまいがちですが、周囲の迷惑になります。
また、折り畳みチェアの使用を禁止していたり、セルカ棒の使用を禁止している花火大会もあります。基本的には、周囲の観覧者への配慮を求めるために禁止としている場合が多いです。
もちろん禁止されていない花火大会であっても、周りに配慮しながら、マナーを守って安全に利用することが大切です。事前に花火大会の情報サイトなどでチェックしておくと良いです。
花火大会は持ち物の準備を万全にしていこう!
花火大会デートを楽しむためには、持ち物選びも重要なポイントになってきます。あまり重くなりすぎず、必要なもの、あったら便利なものをきちんと揃えることが大切です。花火大会の当日になってから慌てることがないように、持ち物の準備の参考にしてください。