お皿の見せる収納アイディア
好みや用途に合わせてお皿を購入していると、いつの間にか食器棚がお皿だらけということもあるのではないでしょうか。増えたお皿と関係して出て来るのが、収納という問題です。お皿専用の広いスペースがあるならまだしも、大抵の人は収納に苦労していることでしょう。
お皿の収納にお困りなら、「見せる収納」にチャレンジしてみませんか。収納の概念が変わる、斬新なアイディアをご紹介しましょう。ごちゃつく食器棚とは、もうさよならです。
ウォールラックを活用する
ウォールラックとは、棚板が壁に直接取り付けられたタイプの棚を指します。見せる収納では、このウォールラックを活用するといいでしょう。本や雑貨を置くイメージのあるウォールラックですが、お皿を収納しても様になります。最近はDIYでウォールラックを作ってしまう人も多いようです。
見えることが前提となるので、棚に置くお皿は統一感を持って収納するといいでしょう。様々な食器をまとまりなく置いてしまうと、乱雑なイメージになってしまいます。
お皿の系統を統一する
お皿を見せる収納で重要なのは、お皿の系統を統一することにあります。中身の見えない食器棚にしまうのであれば、いろんな食器が雑多にあっても気にはならないでしょう。しかし、見せるのであれば、美しさにも気を遣う必要があります。そのために、お皿の系統を揃えることが求められます。
たとえば、和食器と洋食器では系統に明らかな違いがあります。それらを一所で収納しようとすると、アンバランスになってしまうのです。同じ場所に系統の違うお皿を収納しようと試みるのではなく、同じ場所に収納するお皿の系統を統一するようにしましょう。
棚に置くにしても引き出しの中に入れるにしても、そうすることで見た目がすっきりとして、気持ちのいい収納が実現することでしょう。出しやすさも全然違います。
テーマカラーを決める
所有するお皿に、テーマカラーはありますか。ある程度のテーマカラーを決めてお皿を集めると、見せても映える収納をすることが出来ます。モノトーンでまとめるもよし、人気の北欧系で攻めるもよしです。お皿の系統を揃えるのと同様に、色にまとまりがあるのも収納には大切な要素です。
ナチュラルカラーの食器は、どんな収納場所や棚にもよく合う色です。シンプルさを好むなら、お皿のテーマカラーはナチュラルカラーで統一するといいでしょう。
はっきりとしたテーマカラーを選べないのなら、ざっくりと系統を合わせるだけでもいいでしょう。暖色系や寒色系でお皿をまとめるだけでも、ごちゃついた印象は軽くなるはずです。テーマカラーを全然決められないのなら、いっそカラフルにまとめるという手もあります。
まとまりのつかない色も、逆にポップに見える可能性もあるでしょう。選ぶ色によってはまとまりがなくなりますので、注意が必要です。
お皿の効率的な収納方法
どんなにたくさんのお皿を持っていようと、それらを収納する場所は限られています。そこで必要になってくるのが、効率的にお皿を収納するということです。一般的な収納方法である「重ねて平置き」では、あっという間にスペースがなくなってしまうことでしょう。
こちらでは、お皿を効率よく収納するアイディアをご紹介しましょう。ごく一般的である食器棚に重ねて置くという収納方法以外に、どんな収納方法があるのでしょう。
立てて収納する
収納場所に対してお皿が多くて困っているなら、立てる収納を試してみましょう。平置きだとスペースを取るお皿も、立てて置くことで省スペースとなります。立てる収納には、ディッシュスタンドを使うと便利です。収納ケースなども上手く活用し、スペースを効率的に活用しましょう。
立てる収納のメリットは、収納されているお皿が一目で分かることにもあります。どこだどこだとお皿を探す手間も省け、家事の効率化にも繋がるでしょう。
ぶら下げて収納する
何かと増えがちなカップ類は、お皿のように立てて置くことも出来ず、食器棚を狭くする原因になります。そんな厄介者は、ぶら下げて収納するといいでしょう。フックや専用ホルダーを使ってぶら下げるだけの収納なので、いちいちしまう必要もありません。
食器がぶら下げられている風景はどこかカフェやバーのようでもあり、使い勝手のよさと見た目のよさで二重丸な収納と言えるでしょう。
北欧デザインが広く人気なように、お皿やカップといった食器は、コレクションとして集める人も多くいます。せっかく集めた食器を、使いもせずに食器棚にしまっておくのも意味がないのではないでしょうか。そういう意味でも、ぶら下げて見せる収納は効率的です。
収納スペースの節約にもなりますし、大切なコレクションを見て楽しめるというメリットもあるからです。棚の中で眠らせている食器は、効率的な収納を通して生き返るとも言えるでしょう。
収納ボックスを活用する
お皿の中には、形もサイズも他のものと馴染まないようなものもあります。大きさの違うお皿を上手くしまうには、収納ボックスを使うと便利です。お皿のサイズや系統に合わせてボックスを用意し、それに合わせて収納すればいいのです。
収納ボックスの種類を合わせれば、収納に統一感も出ます。ごちゃごちゃしがちな小さなお皿も、収納ボックスが解決してくれるでしょう。
お皿を収納するのに便利な無印のアイテム
シンプルな雑貨に定評のある無印良品では、お皿のアイディア収納に役立つアイテムを見つけられるはずです。一見お皿の収納とは無縁そうなアイテムも、使い方次第では便利な収納アイテムに早変わりするのです。食器専用のアイテムでなくても、お皿の収納は可能なのです。
無印のアイテムは気になるけど、お皿の収納に何をどう使えばいいか分からない人もいるでしょう。無印のアイテムがどんな風にお皿の収納に役立つのか、これからご紹介しましょう。
アクリル仕切りスタンド
アクリル製の仕切りスタンドは、お皿を立てて収納する時にとても便利です。机の上で本やファイルを仕分けするのに使われることが多い印象ですが、アイディア次第でお皿の収納もやってのけてくれます。
仕切りのないスペースにお皿を収納すると、大雑把になってしまいます。無印のこのアイテムを使えば定位置を決めることが出来、お皿の収納もやりやすくなることでしょう。
ポリプロピレンスタンドファイルボックス
その名前の通り、ファイルを収納するのに使われる収納ボックスです。先ほどの仕切りと似ていますが、前につっかえがあるので、収納したお皿が出て来ることなく安心です。このアイテムは、お皿はもちろんのこと、置くだけでは心許ないフライパンの収納にも活躍します。
立てて置けるボックス状の収納は、お皿の収納を始めとし、キッチン周りでも役立つアイテムと言えるでしょう。
ワイヤーバスケット
ワイヤーバスケットは、余計な部分を可能な限り削ぎ落したフォルムが魅力的です。シンプルなのでどんな場所にも馴染み、いくつ持っていても困らないアイテムのひとつでしょう。そんなワイヤーバスケットは、お皿を収納してもばっちり映えます。
小さなお皿が多いのなら、ワイヤーバスケットに平置きしてみましょう。可能なら、その上からさらにバスケットを追加してもいいでしょう。スタッキングすることで、収納のスペースを増やせます。
収納にワイヤーバスケットを用いるメリットは、他にもあります。たとえば、収納の形を変えたとしましょう。そこでもし、ワイヤーバスケットを使わなくなったらどうしましょう。他の収納ケースに関しても同じことが言えますが、別の部分で使う予定がないなら片付けるはずです。
重ねてもかさばらないワイヤーバスケットは、そんな時にも重宝します。再び使われる日が来るまで、他の収納の邪魔になることなく、片付けておけるからです。
整理ボックス
無印からは、各種様々な整理ボックスが出ています。整理に使えるボックスなので、もちろんお皿の整理と収納にも使えます。手持ちのお皿に合った整理ボックスを選び、アイディア収納にチェレンジしてみてはいかがでしょう。
整理ボックスにお皿をまとめて入れることで、食器棚の後ろに収納されているお皿を取り出しやすくもなります。ボックスが壁となり、お皿が割れることも防げる可能性があります。
お皿を収納するのに便利なニトリのアイテム
家具やインテリア雑貨などを幅広く扱うニトリは、キッチン雑貨やそれを収納するアイテムも充実しています。飽きのこないシンプルなデザインなので、アイテムが変に主張し過ぎず、どこでも使えるのが嬉しいポイントです。
価格が比較的安いのも、ニトリのメリットと言えます。そんなニトリには、一体どのようなお皿の収納アイテムがあるのでしょうか。あなたにぴったりの、収納アイテムを見つけてみましょう。
プレートスタンド大皿用
お皿を立てる収納をするにあたって、プレートスタンドは持っておくに越したことはないでしょう。ニトリには大皿用のプレートスタンドもあるので、大きなお皿を収納したい時にも役に立ってくれます。
一見マガジンスタンドにも見えますが、引き出す時に手を掛けられる工夫が施されている優れものです。アイディア収納で別の物を使っていた人も、一度は試してみたいアイテムではないでしょうか。
すべらない食器シート
収納そのものに目が行きがちで、収納されたお皿のことを考えたことはあるでしょうか。特に食器棚に収納されたお皿は、食器を取り出すうちに動いてしまいがちです。せっかく上手く収納しても、お皿が動いてしまっては収納をやり直さないといけなくなってしまいます。
それを防いでくれるのが、ニトリの滑り止めシートです。シート状になっており、使いたい大きさに合わせ、はさみで簡単にカット出来ます。汚れも落としやすく、抗菌仕様でもあります。
お皿を収納するのに便利なセリアのアイテム
100均にも、お皿の収納に役立つアイテムを取り扱っています。100均の商品であっても、使い方次第で食器収納の幅を広げてくれるものです。お皿の収納を見直そうと思う人は、まずは100均ショップでアイテムを探してみるといいでしょう。100均なので、失敗してもダメージは少ないです。
まず初めにご紹介するのは、ナチュラル系雑貨が人気のセリアからです。セリアのどんなアイテムが、お皿の収納に一役買ってくれるのでしょうか。
セリアのディッシュスタンド
セリアのディッシュスタンドは、木製のナチュラルなデザインです。棒と棒の間に立て掛けるようにしてお皿を置けば、収納スペースをかなり省略出来ることでしょう。プラスチック製品が多い印象の100均ですが、セリアのディッシュスタンドは木の温かみを感じられるアイテムです。
ある程度大きなお皿でも収納出来ますが、大皿の場合は壁に付けるようにして端の方に収納するのがいいでしょう。倒れて他のお皿とぶつかる心配が減るはずです。
セリアの収納用ケース
本来はお皿の収納に使うものではなさそうな収納ケースも、収納上級者のアイディアにかかれば、立派なお皿用収納ケースに早変わりです。主に本やファイルを立てるためのアイテムであるファイルスタンドも、キッチンで使えばお皿の収納ケースとして使えます。
収納のアイディアや食器棚に合わせ、使う収納ケースを変えるのも便利でおすすめです。100均のアイテム数だからこそ、いろいろ試せるのがメリットでしょう。
セリアのワイヤーバスケット
シンプルなワイヤーバスケットは、食器収納の大きな味方です。さりげなくポンと置いてもおしゃれに見えますし、見せる収納には特に役立つアイテムと言えるでしょう。お皿もただ置いておくだけでは生活感が見えてしまいますが、ワイヤーバスケットに収納すれば解決です。
ワイヤーバスケットによる収納のよさは、圧迫感を感じさせない点にあります。バスケットであるだけで、収納そのものもすっきりとして見えるのです。
圧迫感を感じさせないバスケットだからこそ、別の楽しみ方も出来ます。ワイヤーバスケットに、敢えて別の素材を組み合わせるのです。ワイヤーバスケットと相性がいいのは、クラフト紙などの茶色です。キュートだけど甘くなり過ぎず、かつクールな印象も演出できます。
甘いニュアンスが好みなら、レース編みのドイリーを敷き込んでみるのもギャップがあって引き立ちます。愛らしいプリントの布をあしらうのも、同様の意味でおすすめです。
お皿を収納するのに便利なダイソーのアイテム
100均の最王手と言われるダイソーは、お皿を収納のするアイテムの品数も実に豊富です。こちらでは、数あるアイテムの中から、お皿の収納に役立つアイディア雑貨をご紹介しましょう。ダイソーはどこにでもある100均なので、試したいアイテムを探しに行きやすいのも嬉しいです。
100均ダイソーでは、どんなお皿の収納アイテムをゲット出来るのでしょう。アイテムがたくさんある100均だからこそ、次に挙げるおすすめアイディアを参考にしてみてください。
ダイソーのファイルボックス
100均ダイソーのファイルボックスも、お皿の立てる収納に便利なアイテムです。ブックスタンドとは違って箱状になっているのも、収納が安定して安心です。しかし場合によっては、その箱のようになった部分が、お皿の出し入れを面倒にしてしまうこともあるのです。
その対処法としては、思い切って向きを変えてみましょう。本来背面となる部分を下にして置くと入れ口が広くなり、出し入れがしやすくなります。幅が狭めなのも、100均アイテムのメリットです。
ダイソーの重ねられるラック
重ね置き出来るラックを使えば、今までデッドスペースだった空間を有効に活用出来ます。100均ダイソーには、そんな希望を叶える「重ねられるラック」というアイテムがあるのをご存知だったでしょうか。重ねて使うことが可能なラックなので、重ねても安定するのが嬉しいポイントです。
ラックを重ねる場合には、下側に使用頻度の低いお皿を入れるといいでしょう。よく使うお皿を上にしておく方が、断然使いやすいはずです。
ダイソーのトレーケース
ダイソーのトレーケースは、100均ならではのシンプルさがメリットです。凝った造りでないからこそ、たくさん使ってもインテリアの邪魔になりません。100均のトレーボックスは、食器棚の中でカップ類を収納するのに役立ちます。
そのままでは棚の中でバラバラになりがちなカップも、トレーケースに収納するとすっきりします。自分用や来客用に分けて置いておくと、さっと取り出せて無駄がないでしょう。
1人暮らしでお皿を収納するのにおすすめなアイディア
1人暮らしに、お皿を収納するアイディアは必要でしょうか。1人暮らしなら、お皿をたくさん持たない可能性もあります。しかし中には、趣味でお皿を始めとした食器を集める人もいるはずです。その人が1人暮らしなら、当然収納に関するアイディアも必要になります。
1人暮らしに考えられる収納のデメリットは、何より収納するスペースが少ないことに尽きます。1人暮らしの限られた空間にお皿を上手く収納するには、アイディアに頼るしかないでしょう。
シンク上の収納アイディア
よくある1人暮らし用キッチンを思い浮かべてみましょう。シンクがあって、その上には吊戸棚があります。では、シンクとその棚との間には、一体何があるでしょうか。答えは、何もありません。放っておけば無駄なこのスペースを、そのままにしておくのは勿体ないでしょう。
シンク上の空間は、お皿を収納するのに魅力的なスペースだと言えます。棚を含めたこの空間を有効に活用して、1人暮らしでもすっきりとした収納を目指しましょう。
アイディア①手作り棚で収納を増やす
シンクと吊戸棚の間にあるスペースにおすすめなのが、解放棚による食器の収納です。解放棚とは、壁に垂直に板を渡したタイプの棚であり、DIYに慣れた人なら比較的簡単に作ることが出来ます。シンク上の手作り棚には、日常的に使うお皿を置くといいでしょう。
シンクのすぐ上に棚があると、洗ってすぐに置けるのも嬉しいところです。1人暮らしの狭いキッチンの可能性を広げてくれるでしょう。
アイディア②吊戸棚も有効利用する
シンク上部に取り付けてあるいわゆる吊戸棚も、有効に活用しない手はありません。1人暮らしだと、吊戸棚のスペースも狭いのがデメリットではあります。だからこそ、限りある収納を最大限に活用するアイディアが必要になるのです。
お皿は立てて収納するのが鉄板だと考えましょう。平置きしてしまうと、すぐにキャパオーバーとなってしまうでしょう。細かな食器は、収納ケースを利用すると、狭い棚でもすっきり片付きます。
シンク下の収納アイディア
シンク下も、実は言わずと知れたデッドスペースなのです。戸建てのシステムキッチンでは、この空間も余すことなく使っている例が多く見られます。1人暮らしだったとしても、この空間を無視することは出来ないでしょう。
水道管が通っていて、お皿の収納に向いているか不安に思うかもしれません。しかしアイディア次第では、ちゃんとした収納場所になってくれるのです。
多くのキッチンがそうなのですが、シンク下は水道管の配管が見えることから、目隠しの意味でも扉が付いていることが多いのです。しかし最近では、配管が見えることを構わず、シンク下をすっきりとさせるスタイルも増えてきました。
シンク下をオープンにするだけで、解放感が変わってきます。同時に、それだけシンク下に、収納の可能性があることが分かってきたからだとも言えないでしょうか。
アイディア①棚を設置する
シンク下のデッドスペースには、棚を設置して収納場所を増やすといいでしょう。1人暮らしだからこそ、こういうスペースも有効に使うことをおすすめします。棚は合うサイズがあれば購入してもいいですし、簡単なものなら平板を合わせて作るのも難しくはありません。
シンク下ということで埃が気になるなら、布を被せておくか、カーテンをハンドメイドしてもいいでしょう。つっかえ棒でカーテンを通せば、目隠しにもなって一石二鳥です。
アイディア②小型の引き出しやボックスを使う
1人暮らし用の部屋にあるシンク下の空間は、狭く、湿っぽい印象です。そのままお皿を収納するのに抵抗のある人は、小型の引き出しや蓋のあるボックスを使って収納するといいでしょう。直置きするよりも、いくらか抵抗は少なくなるのではないでしょうか。
使う収納ケースは半透明にしておくと、中身が見えて使いやすいです。同時に、透け感があることで、狭い空間でも圧迫感が和らぎます。
アイディア③ラックや収納ケースを活用する
シンク下は、どちらかと言えば縦長の空間です。収納ケースを使っての収納はおすすめですが、上のスペースが余ってしまうのが勿体ないのではないでしょうか。それを解決するには、脚の付いたラックを使うといいでしょう。
脚付きのものを使うことで、上にも下にも収納のスペースを確保することが出来ます。1人暮らしの限られたシンク下は、ラックと収納ケースで余すところなく使い切りましょう。
棚の収納アイディア
キッチン周辺にスペース的な余裕があるのなら、いっそ棚を設置してお皿を収納するといいでしょう。棚の大きさや幅は様々ありますので、1人暮らしの部屋にも置ける棚もきっと見つかります。どうしても思ったようなものが見つからないなら、DIYも視野に入れましょう。
シンクの上下を活用出来ないなら、棚を置きましょう。棚という新たな収納場所を設けることで、1人暮らしの部屋でもごちゃごちゃした雰囲気にはなりません。
アイディア①スチールラック
スチールラックは、お皿をたくさん収納しても歪んだりしない頑丈さが頼もしいです。小ぶりなスチールラックでもしまえるお皿が多いなら、収納スペースの少ない1人暮らしの人にも助かります。お皿は収納ケースを使ったり、立て掛けたり、そのまま平置きすることも出来ます。
シンプルなデザインなので、男女問わず使えるのも嬉しいポイントです。棚のようにすべてが覆われているわけではありませんので、1人暮らしの部屋に置いても圧迫感を出しません。
アイディア②解放式の棚
扉付きの食器棚は埃が入らずに済み、生活感をシャットアウト出来るメリットもあります。その一方で、1人暮らし用の部屋では扉を開けるスペースすらない場合もあるでしょう。そんな時におすすめしたいのが、解放式の棚です。そもそも扉がなければ、開け閉めの心配をする必要もありません。
棚がひとつあるだけでも、1人暮らしでのお皿の収納力はぐんと上がります。見せる収納を意識して、扉のない解放棚を使ってみましょう。収納ケースを使って収納することも出来ます。
アイディア③カラーボックス
意外と忘れがちなのが、カラーボックスです。子供部屋やリビング、洗面所など、家中のありとあらゆる場所で使えるのが魅力です。一般的な棚に比べて安価で用意出来るのも、1人暮らしには助かることでしょう。
カラーボックスは組み立て式が多いですが、ドライバー1本あれば簡単に作れるように仕立ててあります。DIY初心者でも簡単に組み立てられるので、心配はいりません。
カラーボックスを複数用意したり、100均でも買える収納ケースやワイヤーバスケットを使っても、収納の印象が変わります。縦に置くか横に置くかでも、使い方に変化が生まれます。つっかえ棒を使って、目隠しのカーテンを取り付けてもいいでしょう。
カラーボックスはごくごく簡単な造りのため、自分だけのオリジナル棚を作りやすいメリットもあります。棚の内側や外側に好みのウォールシートを貼るだけでも、アレンジがしやすいのが特徴です。
お皿を収納するDIYアイディア
この隙間に棚を設置したい、このサイズの収納ケースがほしいなどと思っても、既製品ではなかなか上手くいかない時もあります。そんなワガママを叶えるためには、DIYにチャレンジです。
かつてのDIYは日曜大工のイメージが強く、男性や技術を持った人にしか出来ないような印象がありました。しかし今は「DIY女子」といった言葉もあるように、普通の女性も多く取り組んでいます。
専門的なことは難しくても、初心者でも簡単に取り組めるDIYはあります。そんな気軽なDIYにチャレンジして、痒いところに手が届く収納を手に入れてみてはいかがでしょう。思ったように出来なくても、それがいいニュアンスを生んだりすることもあるので、手作りは侮れません。
こちらでは、初心者でもチャレンジ出来る、比較的簡単な収納に関するDIYをご紹介しましょう。凝ったように見える収納ケースも、意外と簡単に作れてしまったりするものです。100均で買える材料を使うこともありますので、既製品を買うより経済的な場合もあります。
板を渡して棚にするDIY
DIYだからといって、何もかっちりとした棚やケースを作る必要はありません。お皿を始めとする収納を目的とするなら、板を渡すだけでも立派な棚になるでしょう。何の加工もしていない板を渡しても、それらしく見えるのがDIYのすごいところです。
板を渡してその下を固定するやり方の他、支柱を2本用意して、その間に板を渡すやり方などが考えられます。板を固定しなくても、しっかりと安定していれば収納に問題はありません。
カップボードのDIY
収納力のあるカップボードは、あれば絶対に役に立つアイテムです。1人暮らしのワンルームでも戸建てでも、ストライクな物に出会いにくい収納家具でもあります。そんなカップボードだからこそ、出来るなら手作りしたいものです。しかし現実的な話、カップボードのDIYは可能でしょうか。
実のところ、不可能ではないと言えるでしょう。ある程度の部分は既製品を使用し、それにいろいろなパーツを足して、オリジナルのカップボードを作ることが出来ます。
初心者だからといって、DIYに対して構えることはありません。自分の持ち得る限りの技術を使って、用意出来る材料を使って、なるべく理想に近付けようと努力すればいいのです。何かと溜まりがちなカップ、行き場を失ったお皿などは、DIYしたカップボードにすっきりと収めましょう。
100均フォトフレーム+ガラスシートでのDIY
100均で売られているガラスシートは、窓の目隠しにとても役立ちます。その性能を活かして、100均のガラスシートとフォトフレームで収納ケースを作ることも出来ます。材料はほぼすべて100均で揃えられます。失敗してもリトライしやすく、気軽にチャレンジ出来るDIYでもあります。
まず、作りたい収納ケースの大きさを決めましょう。100均のフォトフレームを活用することを考えると、あまり大きなサイズは向いていません。
蓋の付いていない木製ボックスは100均にも取り扱いがありますし、サイズ的にも悪くはありません。フォトフレームは裏面の留め具を外し、木枠のみにします。
フォトフレームに付属するアクリル板に、同じく100均で買えるガラスシートを貼っておきます。そのフレームを、ケース本体に蝶番で固定するのです。蝶番はホームセンターで購入可能ですので、一度探してみるといいでしょう。
これで、100均アイテムで作った収納ケースの完成です。ガラスシートの貼られたフレームが目隠し付きの蓋となり、見せたくないものを隠してくれます。ほとんど100均で揃えられるもので、こんなにも簡単におしゃれなDIYが出来るのです。
お皿を収納するには立てるのがおすすめ!
お皿の収納方法は様々ありますが、やはり立てて収納するのがいいでしょう。立てることで収納スペースを増やすことが出来ますし、立ててあることでお皿が取り出しやすくなるメリットもあります。100均アイテムを使っても可能な収納なので、ぜひ一度お試しください。
収納スペースが乏しい1人暮らしの人には、特におすすめ出来る方法です。1人暮らしで狭いからと諦めず、お皿を立てて収納することを試してみるといいでしょう。